久しぶりに岩村精一郎の事をちょっと調べたら・・
来年、司馬遼太郎の「峠」が映画になるんだ・・
主演が役所広司とな
精一郎役が誰だか知らない役者さんだが
またあのシーンが大きくクローズアップされるんだろうな
小千谷会議で岩村が河井に横柄な態度をとって怒らせて
かわいい地元の娘に飯の給仕をさせてたら山形有朋に怒られてお膳を蹴り飛ばされるシーン
岩村が映像に出るところってここしか無いもんな
精一郎は3兄弟の末っ子で兄二人は精一郎より出世している
そして、世の中に出たとたん出世街道まっしぐらで
下積みが無いんだから
思慮分別も無いのが当たり前だな
だけど精一郎って明治の偉人さんを随分葬っているな
偉人ハンターやな
だけどネットで調べたら誰も精一郎の事よく書いて無いな
だけど斉藤一とかの新撰組と切り会って流山で近藤勇の断罪にも関係して
長岡の河井継之助と対峙して大久保利通の子分になって
佐賀で江藤新平を決起させて・・
全部その現場で関わったと言うのがすごいんだが
すごく無いか
数日前に我が業界の事が新聞に書かれていた・・
嘘ばかりで見当外れな事ばかり
しかし、読者にとってみればさもありえなんと捕らえてしまう
イメージ操作と言うか誘導と言うか
歴史と言うのもそうだろうな
嘘か本当か実のところ分からない
坂本龍馬が歴史の教科書から姿を消すらしい
坂本龍馬は実のところそれ程の人物では無かったらしい
ただ、文豪の司馬遼太郎が称えているから
龍馬=英雄伝説がかってに一人歩きをして今日に到っているんだと
司馬遼太郎と言えば現代日本人の歴史観に大きな影響を及ぼしている
乃木希典=無能説
乃木希典なんて軍人として全くその資質が全く無かったんだとする話が「坂の上の雲」とか「殉死」に書かれている
前に僕がここのブログで書いた事のある
岩村精一郎=バカでおっちょっこちょい説
司馬遼太郎の「峠」の中で長岡藩の河井継之助と小千谷で会談をした新政府の軍監岩村精一郎の件があって
岩村精一郎はさんざんに書かれている
それを持って現代でも岩村の評価は低く全くと言って維新史に登場しない
しかし、良いか悪いか人物的には分からないが彼ほど明治維新の重要な事件の現場に携わった人物はいないだろう
しかし、司馬遼太郎がこう書いているんだからそう言った人物なんだろうと
それがさも本当の事のように読者や伝聞された人たちの脳裏に刻まれる
これが歴史と言うもんで
歴史の本当かうそなんて誰にも断定出来ないし
人間の思い込みなんてあやふやなもんだ
ただ自分にとって好いように解釈するのが歴史
いや、歴史だけじゃ無いな・・
思い込みやイメージが先行して事に対することが世の中に多々見られる
テレビや新聞がこう言っているんだからこうなんだろうとか
印象操作で断定されている
柔軟な頭なんて皆どっかへ行っちゃってる