乃南アサさんの小説「地のはてから」を読んだ
大正から昭和の時代
福島でけっこう幸せな生活を送っていた主婦‘つね,が旦那の放蕩の末
家族して北海道まで夜逃げを余儀なくされ
人跡未踏、自然が猛威を振るう知床半島近くの山奥で荒れ地の開墾
旦那の死、再婚、子供たちの成長
波乱万丈な人生を綴った話だ
北海道開拓の小説にはテレビドラマになって斉藤由貴さんが主役を務めた「新十津川物語」や
稲田騒動を扱った「お登勢」とか何冊か読んだんだけど
どれも薄幸な女性の話で読んでいて身に詰まされるんだけど
一つぐらいシンデレラのように素敵な王子様が現れて玉の輿に乗った話があってもええんじゃないか
とか思いました