HIROZOU

おっさんの夜明け

庚申の日

2024-10-23 15:37:53 | どうでもいい話

今朝カレンダーを見たら‘霜降,と書かれていて‘霜降,てなんや?

と思ったら今日から霜が降りるほど寒くなるという季語だそうだ・・

今日も暑いんだけど

さっき本を読んでいたら「庚申の夜の戯れ歌」と言うのがあって

どういう意味だろうと思って調べたら

「庚申の夜に眠ると身体の中にいる三戸(三匹の虫)がその人間の罪悪を閻魔大王に告げて

その者の寿命を縮めるそうだ」

だから長生きをしたい人は庚申の日の夜は寝ないで歌でも歌っていろと言う意味だそうで

庚申の日って何時やろと思って調べたら年に6日あって

10月23日も庚申の日だ

今日やん

今日は大安で霜降で庚申の日

(だから何やねん)

昼の飯食いながらテレビを点けたらワイドショウで強盗事件ばかり取り上げていた

犯人の若者は普通の青年ばかりで

コメンテイターの方がよっぽど悪党ヅラしてやんの

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大阪の味

2024-10-23 08:09:42 | メモリー

20歳の時上京して渋谷の代官山に住んだ正確には鉢山町と言う所だけど

桜が丘の学校から徒歩5分くらいだった

夜の学校が終わるのが9時半でこの時間に一杯飲みたいと思っても

渋谷に戻るのもかったるいし、かと言って住まいの近所は高級住宅地でほとんど飲食店が無かったので

いつも桜が丘のコンビニで酒を買っていた

コンビニの向かいにロス疑惑の三浦さんの輸入雑貨の店フルハムロードがあって

三浦さんは見かけなかったけれど美人の奥さんはよく見かけた

どうしても居酒屋で飲みたくなった時は中目黒のガード下まで足を運んだ

アパートから旧山の手通り、通称大使館通り出て坂道をだらだらと下り

15分ぐらい歩くと東急中目黒駅に着く

その頃の駅は古めかしくてガード下に飲み屋街があった

高校の同級生たちがアパートに遊びに来ると渋谷じゃ無くてもっぱら中目黒のガード下で気勢を上げた

一番行った店は今でもある大樽と言う店

すごく立派な店なんだけど昔はたぶんガード下だったような気がする

つまみや酒が僕に合ってると思っていたらその時の大将が高知出身だった

ある日いつもの様にガード下に行くと新しい店が暖簾を出していて

見たら串カツの店だった

串カツと言うと大阪名物だけど僕は上京する前の年まで2年ほど住んでいたんだけど

串カツやには入ったことが無かった

串カツやって大阪にもそんなに無くて、だいたいが新世界とか難波周辺に偏っていた気がする

中目黒のガード下でその串カツ屋に初めて入った

僕に合っていた

アルミの器に盛られた新鮮なキャベツ食べ放題

エビにイカにささ身にハムに一本づつ揚げたてを食べる

自然、タダのキャベツに手を出す

二度漬け禁止のソースに浸して

もう終いにキャベツを食べに来たのか串カツを食べに来たのか分らんようになって

だから串カツ3本ぐらいに熱燗2杯ビール1本で2000円くらいだった

(店はこんな貧乏人ばかりだったから儲からなかっただろう)

毎晩の様に2000円持って店に通ったけれど

お客は増えない

こんなに美味いのに

あっ!思い出した

立ち飲みだった

常連客はカウンターに立ってつまみにただのキャベツばかりを食べていた

あっという間に店は閉じられた

貧乏人の客がタダのキャベツ目当てに串カツを注文しないで居座ったからだろうな

わしか


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