高校を卒業して都会で一人暮らしを始めるんですが
鼻炎の症状は続き
一人部屋でこんこんと咳をしながら熱を出して臥せっていることが良くありました。
両親は僕が人並みに就職が出来るか心配していましたが。
その頃、僕は夜間の医療系の専門学校に通っていたんですが
昼間は都内の総合病院で働いていて配置先は呼吸器内科の病棟でした。
いつも呼吸器で苦しんでいた僕の勤め先が呼吸器病棟だったんです。
仕事は雑用ですが僕が熱を出したりして風邪の症状が出ると
その道の専門の病棟の医師が診てくれるんです。
病棟はTBと呼ばれる結核患者の隔離病棟もあってマスクをして入るんですが
マスクをすると一時的に鼻炎がラクになる事が分かりました
その頃に病棟の医師から
「君はたぶん花粉症だよ」
と初めて花粉症と言う言葉を知ったんです。
最先端の病院でしたから喀痰の検査やX線など充実していて
鼻炎持ちで病弱な私の最適な勤務先でした。
それでもアレルギー性鼻炎も扁桃腺炎も一向に良くなりませんでした
いつも鼻の頭は真っ赤で鼻の下は鼻のかみ過ぎでカビカビでした。
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