はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

加齢黄斑変性 増大する医療費負担

2022-06-11 18:26:46 | 病気・健康

2018年2月に網膜剥離の緊急手術を受けた病院でその後も術後の検診を受けています。

今日、5月31日に受けた視野検査の結果を聞きに行きました。

左目が加齢黄斑変性だそうです。

以前に受けた視野検査でもあった黒点(見えていないところ)が今回も変わらずあったそうです。

ただし数が増えているわけでもなく、まだ治療する段階ではないので経過観察として二ヶ月後に眼底検査となりました。

加齢黄斑変性は昔、治療方法がなく言い方が悪いですがほったらかしだったそうです。

今は、数種の治療法があり、網膜下に水が溜まったり出血したりした場合、眼球に注射して対処するそうです。

眼球に注射! 思わず、再度確かめてしまいました。

症状が出たり、進んだりしたら眼球に注射!

怖いっす😱 まあ目ですからそうなったら受けますけど。

網膜剥離の硝子体手術時の麻酔は眼球ではなく瞼の下直近に2箇所されました。

これはこれでかなりの衝撃でしたが、なんせ午前中の診察で午後の手術予定者の中に急遽組み入れてもらい、夕方に施術したので怖いとか考える暇なく手術に入ったのでした。

右目は裂孔原生網膜剥離を経験したので、見えない部分があります。

右目で思いっきり右上をみると目尻にグレーの視界が途絶える部分が出現しますが、日常生活にはまったく支障はなく車の運転もご存知の通りプラモデルも作れます。

通院している眼科の先生は、私の右目を救ってくれた大恩人で大変感謝しております。

 

前立腺癌のダ・ヴィンチロボット支援手術も今年2月に受けましたし、自分の体で医学の進歩を実感しています。

年寄り通しが合うと病気の話ばかりになるとよく言われますが、よく電話で話す大学時代の後輩との会話も病気の話が占める割合が多くなってきました。

それとともにのし掛かるのが医療費です。

通院は慢性疾患の高血圧と高脂血症で内科、骨粗鬆症と変形性膝関節症で整形外科、網膜剥離の術後検診で眼科、口腔衛生チェックで歯科、そして前立腺癌で泌尿器科が加わりました。

癌は罹患してみてとても費用が掛かることを実感しました。

癌の種類によって違うとおもいますが、まずは確定するまでの検査、癌の状態を把握するまでの検査料金が馬鹿になりません。

骨シンチ検査なんて25,000円位かかります。MRIだって6,000円以上です。

検査内容と種類は、以前ブログで書いています。

 

ダヴィンチ手術までの経緯 - はじめの戦車模型づくり

以下の流れで健康診断の要精密検査から手術となりました。2021年8月健康診断2021年9月健康診断の結果、PSA検査において要精密検査となるPSAの数値5.4(4以下が許容内)202...

goo blog

 

幸い私は全摘手術のみで抗がん剤の投与や放射線治療は今のところ受けてはいません。

しかし、この先その可能性はあるので、医療費の増大は充分あり得ます。

ご存知の通り限度額適用認定証制度がありますが、それでも自己負担額は6万円代から8万円台位かかります。

私の前立腺癌を発見するきっかけとなったかかりつけの内科の先生が、診察中の雑談でガン保険は入った方がいいよ。

ガンは何回も治療の必要性があるから。と言われてすぐネットで入ったガン保険が皮肉にも役に立ってしまいました。

この先生から50代の終わりにPSA検査を勧められて毎年実施していました。

そのおかげで自覚症状が全くなくても前立腺癌が見つかるきっかけとなっています。

変な話ですがガンのアフターフォローまでアドバイス?してもらったことになりました。

 

年金は0.4%減額の通知があり、諸物価も値上がりが相次ぎ、そして私の場合は増え続ける医療費。

家計を預かる妻から、プラモデルの新規購入禁止令が出たのは仕方がないかも知れません。

(陰の声:ほとぼりが覚めたら買っちゃうもんね)

 

病気や暗い話ばかりですいませんでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

加筆

ちなみに巷で騒がれているジェネリック薬剤の問題。

私の場合、過去に医薬品専門商社に勤めていた経験から、薬剤師さんと相談して供給が落ち着くまでは(如何に一部のジェネリックメーカーが品質管理と生産管理をないがしろにしていたか)先発品とAG(オーソライズド・ジェネリック)を調剤してもらっています。

これも医療費が増える要因のひとつとなりますが.....。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みなくさ)
2022-06-11 21:59:18
こんにちは。

自分の病気で医学の進歩を知るというのは、その通りですね。特に内視鏡技術はすごいです。
小さな穴さえあればそこからカメラが入り、手術器具も入るのですから。
眼科は、私も緑内障で通ってます💦
視野欠損は、自分で全く分からず眼圧が高いと言われ、そうなのかという感じです。
変形性膝関節症で整形外科にも行くようになり、年を感じてます💦
お互い気を付けましょう!
返信する
Unknown (クラキン)
2022-06-12 08:39:45
高血圧と高脂血症は私も同じくです。
2月の健康診断でPSA値が高いとの結果だったので、hajimeさんのことを思い出して、即座にかかりつけ医に相談した結果、「直ぐに対処しなければいけないほどの値ではないので、6月に人間ドックを受けるなら、その結果を見ましょう」とのことでした。
明日が人間ドックなのでちょっとドキドキします。
ついでに脳ドックも受けてきます。
両方合わせて諭吉さん5人とお別れですが仕方ないですね。
歳を取ればあちこちガタが来るのは仕方ないので、とにかく早期発見、早期治療で被害を最小限に抑えるしかないですね。
そのための保険も大切ですね。
医療費も物価も上がるので年金生活者には辛いです。
お互いに健康管理に努めましょう。
返信する
Unknown (Tristan)
2022-06-12 09:13:35
hajimeさん、いろいろ病気お持ちなんですねえ。
どこの病気でも同じですけど、眼は厄介ですよね。
特に視野欠損はなかなか気づかないですよねえ。
加齢黄斑変性でも、まだ治療する段階じゃないというのは良かったですね。
この病気の名前じゃないですけど、歳とって来るとどうしても病気が増えてきちゃいますよねえ。
まあこれは人間だけじゃなくて、万物みんなそうですから、しかたないですけど(;´∀`)
それに、いろいろわかってさえいれば、定期検査にも行けるし、いざという時に安心じゃないでしょうか。
一病息災ともいいますし。
ただ、病気が増えて来ると確かに医療費は痛い。
年金は下がる、物価は上がる、そしてプラモデルは買えなくなる、ですかね(^^;
(早くほとぼりが冷めることをお祈りしていますw)

>如何に一部のジェネリックメーカーが品質管理と生産管理をないがしろにしていたか
これ、まったくそう思います。
返信する
Unknown (hajime)
2022-06-12 12:42:41
みなくさ様、コメントありがとうございます。
硝子体手術もロボット支援手術も医学の進歩だと身をもって体験しました。
特にロボット支援手術は保険適用になったことで費用面でも大幅に軽減されたので、今後恩恵を受ける患者は増えると思います。

緑内障は術後の検診で一時眼圧が高ったため、点眼を処方されていましたが、すぐ平常値に戻って処方されなくなりました。
眼に関しては約4ヶ月ごとの通院時に視力、眼圧、眼底撮影でチェックされています。

視野欠損は私も左目は全くわかりませんね。ただ検査中に見えたら押すボタンを押さない時があるので、「ああ、ここがきっと見えないところなんだろなあ」と何となく思っています。

変形性膝関節症はまだ常時痛いと言うわけではなく、痛みがひどい時にヒアルロン酸を注射している状態です。
ポンコツ部分が増えてくるたびに年を感じますが、できるだけケアをして労っていきたいですね。
返信する
Unknown (hajime)
2022-06-12 13:07:56
クラキン様、コメントありがとうございます。
お互い、慢性疾患持ちですね。でもドクターに管理してもらっているので放置状態とは大いに違います。PSAは何事もなければ良いですね。でもこれでかかりつけのドクターも注意してくれるので良かったと思います。かかりつけ医はホント大事です。
ちなみに私はネットの医療保険では、この慢性疾患があっても加入できました。もちろん申し込み時に服用薬、血圧の現状値を申請した結果です。保険会社に勤めている後輩に尋ねたらきちんとドクターに管理されていることで持病があっても加入できるケースだと説明されました。
後から入ったがん保険は同じ保険会社だったのか、医療保険ほど詳しい申請項目はなく、通りました。

人間ドックさらに併せて脳ドックなら、今できる最高の健康診断(チェック)ではないでしょうか。おっしゃる通り早期発見、早期治療は長い目でみれば医療費の軽減になりますし、なにより完治の可能性も高くなると思います。

健康保険(社保)は社会人になったばかりの頃、確か本人は初診料600円だけの負担で済んだ覚えがあります。入社した会社の年齢構成もピラミッド型だったので、毎年健康組合(東京薬業健保組合だったかな)から救急箱とかなわとびとかの健康玩具をもらった覚えがあります。
少子化がもたらす弊害が年金とともに国民皆保険制度の疲弊?劣化?で若い世代の負担はどんどん増え、年金受給者の年金は先細り。
使える制度はできるだけ利用して、健康管理に気を配り、節約に励み(これがむずかしいw)、生きていくしかありませんね。
返信する
Unknown (hajime)
2022-06-12 14:46:24
Tristan様、コメントありがとうございます。
ブログを書いていて自分でも病気が増えたなあと感じています。
これで脳神経内科と循環器内科が足されたらまさに病気の総合デパートになりそうです。

眼はビビります。実は網膜剥離は近所の目医者で見えない部分があると必死に訴えたのに異常はないと言われました。それでも必死に訴えて2週間後の視野検査の結果で大騒ぎになって紹介された病院で緊急手術となったのが真相です。
紹介された開業医に患者を戻すのが普通なのでしょうが、そういう経緯だったので「戻りたくない」と言って手術を受けた病院に通院しています。その時病院の先生は「患者さんの希望が一番なので問題ありません」と言っていただき助かっています。

年を取ると段々ポンコツ部分が増えてきました。
実は心臓の弁にも石灰化があります。弁の動きが鈍いのか逆流もあります。
かかりつけ医は内科ですが、一昨年数回に分けて聴診器をあてた結果、雑音があるので一度心エコーを受けた方が良いと言われました。妻のかかりつけの循環器内科の先生宛に紹介状を書いてもらい受診しました。
結果、石灰化があるけど加齢相当なので特に今は治療の必要はなし、逆流している部分を内科の先生は心配な雑音と思ったのだろうね、ここも心配するほどではありませんと、心臓の絵を書いて説明してくれました。何かあったらいつでもまた来てくださいと言われています。
まさに年を取る(加齢)ことで起こる病気が私の場合は多いのかも知れません。
ここはクルマではないですが、定期検診(車検)をきちんと受け、病気(故障)の早期発見と治療を不安ですけど受けていくしかないと覚悟しています。
医療費が増えるのは辛いですが、日本の国民皆保険制度に感謝しようと思ってます。開き直りに近いですけどww

私が開業医さん向けに薬を売っていた時は、ジェネリックという名ではなく「ゾロ」と言っていました。
会社は武田、山之内、藤沢、エーザイ、明治、協和発酵、ファイザー・ロッシュなどの外資系などなどがメイン(売るとほめられるw)で、先発メーカー品を中心に販売していました。先発品と「ゾロ」との違いも簡単に説明しながら販売していました。ここのところはTristanさんがとても詳しいと思います。
個人的な感情ですが、せっかく使って頂いている先発品を「ゾロ」にひっくり返される悔しい思いをしたことがあります。その頃は院内処方が主流で、先発品もゾロも確か薬価は同じ(間違っていたらすいません、何せ40年前なので)で納入価格が「ゾロ」はすごく安価でした。
これも自分流の考えですが、何十社もある先発メーカーの薬を日医工一社で管理できるのが異常だと思っていました。現に立て直して再出荷するのがままならないのはその大きな証左ではないかと実感しています。
そんな訳で調剤薬局さんには「わがままで面倒な患者」だと思われていると思いますが、卸時代に薬剤師さんにお世話になった話をしたりして理解してもらっています。
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