チッピング作業をしました。
▼まずは浅いすり傷や引っかき傷(スクラッチ表現)を入れていきます。
タミヤエナメルのXF-60ダークイエローにXF-2ホワイトを混ぜて基本色のダークイエローより明るい色でキズを描いていきます。
タミヤエナメルを使ったのは、失敗した場合、エナメルシンナーで落として書き直せるためです。
▼つぎにより深く傷が付き、塗料が剥がれてしまい装甲板の金属地肌が見えてしまっている状態を付けていきます。
使用したのはタミヤエナメルXF-64レッドブラウンにXF-1フラットブラックを少し足し、錆色を強くしたかったのでXF-6オレンジをほんの少し足した色で描いていきました。
最初に描いたスクラッチ表現の上へ細筆でそれより少し小さめに描いていきます。
▼足回りのVVSS1型サスペンションにも傷を付けていきました。
傷が付いて錆びている状態にしました。
▼斑点状の細かい塗料剥がれは、スポンジを使って表現します。
塗料の付け過ぎに注意します。車体につける前にスポンジについた塗料をティッシュにポンポンとあてて、少し塗料を落としてから作業します。
▼細部の塗り分けでテールランプ、前照灯、ペリスコープを塗り忘れていたのでタミヤエナメルで塗り分けます。
テールランプはXF-7フラットレッド、前照灯はX-11クロームシルバー、ペリスコープはXF-1フラットブラックで塗っています。
▼コマンダーを塗り分けました。全てタミヤアクリルで塗り分けました。
次回は、塗料の乾燥を待ってタミヤアクリルのクリアコートをかけ、デカール貼りに進みたいと思います。そしてデカールが乾く間に装備品のチョイスと塗装をしたいと思います。
とりあえず年内にグラントだけでも完成できるか、微妙になってきました。
塗料の剥げてる感とか錆びてる感が見事です。
艦船モノと違って1/35スケールだとやっぱりチッピングは重要ですね。
この剥げ具合・・・どこかで見たことがあるような・・・そうだ、工事現場のユンボやブルがこんな感じですよね。
戦車の実物を見ることはできないけど、重機だったらどこにでもあるから参考にするのにちょうどいいかもしれませんね。
今度、工事現場の重機を見て塗料の剥げ方とかキャタピラの泥の付き方とか研究してみます(笑)。
汚しに美しいと言うのも変ですが、理にかなったウェザリングには美しさがあります。
チッピングは実際に剥がすより書き込んでゆく方が細かいコントロールが出来て良いのかもしれませんね。
ちょこんと座った車長さんの造作もたいへん参考になります。
(^O^)
戦車の1/35のチッピングが一番やり慣れています
艦船はスケールを考えるとチッピングをするかどうか躊躇します。よく作る1/700だと1mmの傷が700mmになるので恐らく絶対オーバースケールになってしまうためビビってやらないでいます。
戦車の1/72のミニスケールはオーバースケールなのはわかっていますが、雰囲気ということで時々付けています
日頃見ることのある重機は私も参考にします。あと洗車をサボったマイカーの雨だれを見てはやっていることは間違っていないと変な安心感を得ています。
剥がすやり方のチッピングの方が自然な感じになると思うのですが、シリコーンバリアーは無色だったので私には加減が難しかったです。その点塗る方は、自分で調整が付きますが、悲しいかな歳のせいか最近は、集中力の衰えが問題となってきました
剥がす方ではスプレー技法があるので、今度機会があったら試してみたいと思っています。
フィギュアは苦手なのですが、あると完成品に動きが出るのでめげずに作っております。
お楽しみいただいているようで嬉しいです。
装備品(荷物)の塗装が終われば、いよいよ汚し作業に入ります。年内に完成できるか、時間との戦いとなってきました(笑)。残念ながらアディショナルタイムはないので必死です
いつ拝見しても、チッピングの仕上がりにはほれぼれします
上部にかかったグリーン系オリーブドラブが、いい感じではないかと
#4の基本塗装された時から、なにか不思議な感じがしていましたが
此処が、この車両のチャームポイントではないでしょうか。
車長も、あの細いコードを奇麗に塗り分けられていて凄いです。
チッピング、お褒めいただきありがとうございます。
ただ、いかんせん集中力が途切れがちでちょっと雑になったところが出てしまいました
今回のグラントの塗装は私も初めて見るものです。MINI ARTはM3 LEE、GRANTのキットを数種出していてその中からたまたまタミヤのデカールと同じ部隊番号の塗装例を選びました。変わった迷彩とかは面白そうなので他のキットでも出来そうな時はやってみようと思います。
車長のコードは指でずらしながらなんとか塗りました。
マチルダが今チッピング段階ですのでとても参考になります。自分はどうもこれが苦手で‥w
なんとか克服したいのです♪
それにしても繊細で見事なチッピングですなぁー!
チッピングのやり方は昔のアーマーモデリングと最近購入したホセ・ルイス氏のやり方を真似しています。
チッピングは私も苦手ですよ。近くで見れば稚拙な模様もありますし、なんと言っても最近は集中力が続かない、これが辛いところです。筆で端の部分を中心に付けて面はスポンジを中心にして付けていく、これがまとまりやすいようです。
でも、まあ、雰囲気良ければよし、こんな感じでいいやと気軽にやっております