ディスタゴン40mmF4 HFT
神戸というところはいろいろとサプライズのある町で海と山とに恵まれまくってます。
特に大型船が直接接舷できる神戸港は日本中でもライバルは横浜しかないほど
スカしたかっこいい港です。
平日はいつも労働が前提で国民の休日にも働いていることが多い非国民の私ですが
今回は護衛艦「ひゅうが」が平日火曜日だというのに神戸港で公開です\(^0^)/!
先日同型艦の「いせ」が入港したときには休日公開だったために涙をのんだので
ぜひともリベンジをせねばなりません。カメラは中判でいきたいのでドイツとも縁が深い神戸ですから
やはりローライを持っていくことにしました。あのバゥムクーヘンで有名なユーハイムもあることですし・・。
船の撮影にはワイドレンズが決まります。二眼レフのローライだとパララックスでマストが
ちょん切れた写真になる可能性もあるので一眼レフのSL66で出動です。
この40mmは誇らしげに「West Germany」と刻印された西ドイツ製です。
ローライの誇るHFTコーティングが施されていますがよくある「made by Rollei」
ではなくツァイス銘です。ドイツが再び統一されたのは1990年ですからそれ以前の製造です。
すでに22年以上もたつんですね。
なによりカメラとのバランスが良くなって構えていても恥ずかしくないのが素晴らしいです(^^)。
ローライフレックスSL66 ディスタゴン40mmF4HFT ベルビア100F 1/250 F8
「ひゅうが」はヘリ空母なので船体の右舷にオフセットされた艦橋とエレベーターが特徴です。
格納庫から飛行甲板までエレベーターでぐいんぐいんぐいんと運んでもらって大喜びでした(^^)ゞ。
お天気が良かったせいもあり素晴らしい写りでかっこいい「ひゅうが」を撮ることができました。
晴天ですと中判ポジのふところの深さともあいまってとくに感度100で1/250 F8でぜんぶ撮れてしまいます。
白飛びが恐くてブラケット撮影が必須のデジタルよりも晴れた日はやはりポジフィルムですね!
以前紹介した前モデルのラッパ型のディスタゴン40mmと比べますと小型・軽量な上にコーティングも
ひらりひらりと美しくファインダー画像のピントの切れもずいぶんアップした感じがします。
40mmという広角なのでただ撮るだけでやけにドラマチックにしてくれるところも
大助かりですね。中判カメラはいまどんどんお手軽になってきていますのでおすすめです。
ブロニカにはニッコールのワイドもあるんですよね・・・。ああっ!誘惑ネタがまた増えてしまいました・・・(^^;)。