よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

アポズミクロンR 180mmF2

2013-02-20 23:12:31 | ライカ交換レンズでワンダフル

 アポズミクロンR 180mmF2

 
 
 「F2の大口径を180mmでご提供!」というライカのいちびり・・いやいや心意気と技術力の賜物の(^^;)
アポズミクロン180mmF2です。デジタル時代になってこの手のスーパーハイスペック望遠レンズの価格下落はすさまじく
前玉にポチ傷と微細なホコリ入りなだけで嬉しいような悲しいような超特価でした。

デジタルの画像はフィルムに比べるとブレには非常にシビアでせっかくの高画素も少しのブレでもべちゃっと解像感が
損なわれてしまいますから、ブレが目立つ望遠レンズは人気がないのでしょうか?

デジカメの高画素競争もすっかり落ち着いて今は高感度競争です。「ノイズがいかに少ないか?」とか「ISO25600」とか。
スポーツカメラマンやプレスカメラマンは喜んでいらっしゃるのでしょうが、私は低感度でも連射ができなくても良いから
白とびしないセンサーを作ってくれたほうがよっぽど嬉しいです(TT)。

先日も咲き始めた蝋梅の写真を秒5コマで連写しているおじさんをみかけました。同一カットで20コマぐらい撮影されていました。
おそらくブラケット撮影なのでしょう。梅の花が走って逃げるわけではないのですから(^^)もう少し梅をゆっくり
愛でながら撮影をたのしまれては?と思うのでした。なによりせっかく撮影したカットもほとんど消去されてしまうのでしょうから
なんとももったいない気がするのでした。


 ライカR-E アポズミクロン180mmF2 F2.8 1/125 ベルビア50

 がんばって手持ちで整列しているカモメさんをねらってみました。ふわふわした羽毛があったかそうです。

連写おじさんに対抗してこちらは一発露出の手巻きマニュアルフォーカスで撮影です。
F2という素晴らしい明るさのおかげでシャッタースピード的なブレは出ない気がするのですが
2.5キロもある重量のおかげで支える左手がワナワナふるえて、撮影=筋トレ状態です。

一生懸命構えてみても1分しかもちません。素直に三脚を持ってくればよかったのですがついつい大口径がうれしく手持ちで
撮影できると思ったのがあさはかでした。(もちろん三脚座装備のレンズですよ)

せっかくの大口径だからと嬉しがって絞りを開けると被写界深度が浅々でせっかくカモメのみなさんが並んでくれているのに
一羽にしかピントがこないのでした(^^;)。
超特価だったのは使いこなしが難しすぎて人気がないからだったんですね。

まあ、最近は「一眼レフらしい背景のぼけた写真」がナウいことになっていますから良しとしますか(^^)ゞ。







コメント (4)
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