SMCペンタックス M100mmF2.8
最近友人が「小さいカメラに首ったけ~!」とのたまって、コンパクトカメラにぞっこんです。
一方の私はと申しますと、もともと一眼レフのファインダーに感動してカメラ好きになったようなもの
なので、一番萌えるのはファインダーのきれいな一眼レフです。
そして小さい一眼レフといえば・・・まずオリンパスのOMシリーズですね。ついでペンタックスのMシリーズです。
オリンパスに小型軽量の一眼レフのお株を奪われたペンタックスが、小型一眼レフ本家の意地をかけて
MXを発売し、レンズもズイコーに負けじとキッチュキチュに小型化したのがMシリーズレンズです。
MXはライバルのOM-1よりサイズが0.5mmずつ幅や高さが小さく造られているといういじましさ・・・あわわ、
こだわりです(^^;)。
M40mmF2.8やM20mmF4といったレンズがパンケーキレンズとして有名所ですね。
そして今回のレンズはM100mmF2.8です。先代のKタイプは105mmだったのに
小型化したいせい?か、あっさり100mmに変更してしまうのですから、OM憎し極まれりですねえ(^^)。
ちなみにズイコー100mmF2.8は全長48mm重量235g。たいするペンタックスM100mmF2.8は
全長55.7mm重量225gです。全長では負けたけど・・重量を10gも軽くしたのはペンタックスの意地ですね!
ペンタックスLX SMCペンタックス M100mmF2.8 1/125 F5.6 ベルビア50
今年は馬年ですから六甲牧場でお馬さんなど撮影してみました。ペンタックスレンズに良く言われる
暖色系のほっこりとした発色で馬のたてがみが良い感じです。
LXワインダーの音に反応して目線をくれました。
ペンタックスLX SMCペンタックス M100mmF2.8 開放 AE ベルビア50
続きまして子牛さんのミルクタイムです。2リットルはあろうかという大きな哺乳瓶の牛乳を吸い込むように
のみほして、勢いあまって哺乳瓶の乳首まで吸い込んでしまい、飼育係のお姉さんに怒られていました(^^)。
OMにもこのLXにも言えることですが、ボディが小さいのは実にすばらしいのですが100mm以上になると
やっぱり手振れがこわくなってきます。ボディの安定のためにもワインダーはマストアイテムになりますね。
LXはなぜかワインダーを装着するとレリーズがシビアになって予想外なところで切れたりするので
あせりました(^^;)。
OMの100mm使いごこちが良すぎて、ついついこのペンタックスは出動機会がすくなくなってしまうのですが
このように良く写りますとあのヘンテコ焦点距離の120mmも気になってきてしまう今日この頃です。