よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ライカM3 カラースコパー50mmF2.5

2019-02-07 12:44:47 | コシナ交換レンズでワンダフル

 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5


 先日の新聞記事でした。「ミラーレス一眼カメラの出荷台数が通常一眼レフを上回った」とのことです。
そんなんどっちでもよろしいがな!と思ったのですが・・ デジカメはミラーレスが「ナウい」のです。

フィルムカメラジジイの私といたしましても、久しぶりにミラーレスカメラを持ち出しましたです。
天下のおライカM3様に久々にご登場いただきます。もっともデジカメと違いファインダーに
プリズムはゴロゴロ入っておりますので小型ですが軽量ではないのですけれども(^^)。

最近おライカさまもすっかり親しみやすい値段で購入できるようになりました。
「ライカってどんな写真が撮れるのかしら?」と思っておられる皆様のご参考に
なればと思いまして。決してマイナー機ばかりでブログを見に来てくれる人が
減っているから、ここいらでライカドーピングじゃ!
というわけではありません・・・よ(^^;)。


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/125 F5.6 ベルビア50

 ご近所でたわわに実っている柑橘です。なんの種類でしょうか?冬の青空に豊穣感たっぷりです。
おいしそうですが、一つももがれていないところを見ますとじつはものすごく酸っぱいのかな?

おともレンズはカラースコパー50mmF2.5です。ジミジミなスペックで
現役時代はあまり人気がなかったようなのですが・・。
スタイルはまったくのズミクロン35mmF2の八枚玉です。
コシナお得意のパロディレンズシリーズの草分けですね(^^)。

ズミクロン8枚玉の人気はすさまじく、スコパーと比べましても程度が良いと
10倍くらいの値段がついていたりします。私は「カメラは見かけが100パーセント」
と思ってますから、スコパーさん万歳です。
コシナらしく青っぽ&へちゃつぶれ感が出てますねえ。


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/4 F22 ベルビア50

 がこんと気温が下がったときに吉川の黒滝に行ってみました。
うまくいけばつららつららに滝が凍っていやせんかと期待したのですが・・
残念ながら端っこがちょびっと凍っているだけでした。

ずいぶんと昔に一度バキバキに凍っていたときがありまして
そのときは連れがあったので、(今となっては胸の痛む思い出ですが(^^;))
撮影できなかったのです。それ以降なんどか真冬に訪れているのですが
なかなか氷柱の滝にめぐりあえません。


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/125 F5.6 ベルビア50

 あいな里山公園の大きな天然のヤマモモの木です。
冬の斜光線に見事な枝ぶりです。このあたりは野生のヤマモモがたくさん生えてます。
ちょっとすっぱいですが、おいしいですよね。また初夏に来なくちゃです。                              


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/125 F4 ベルビア50

 あいな里山公園入り口で微笑んでいる案山子のご夫婦です。
仲がおよろしそうでうらやましいかぎりです。
もししゃべっていただけるなら夫婦円満のコツを教えていただきたくあります(^^)ゞ。


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/15 開放 ベルビア50

 公園の中に保存されている旧家のお台所の「おくどさん」です。
非常に立派なつくりです。私の田舎にあったおくどさんと比べると
まさに月とスッポンです。これでご飯を炊いたらおいしいでしょうねえ。

ライカの良いところはミラーがないおかげで、暗い所でも手持ち撮影が
なんとかなるところです。


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/2 開放 ベルビア50

 おくどさんの反対側にあります板戸にこれでもか!とばかりにはられているシールたちです。
剥がされても剥がされてもなおやまず・・だったのでしょうか。
親御さんと子供さんの激闘がしのばれますね(^^)。


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/125 開放 ベルビア50

 例によって開放描写での野良猫さんの撮影です。
開放でのボケが柔らかいレンズとの評判でしたがなかなかのぼけ味です。

しかしいくら猫が黒いとはいえすさまじいへちゃつぶれですね。
カッコ重視の設計もよし悪しですねえ。


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/125 F5.6 ベルビア50

 川崎重工から出荷されます甲種輸送の地下鉄大江戸線車両です。
神戸から東京まではろばろと機関車にひかれてドナドナですね。
出荷を見守る川重の工員の方々が、わが子の旅立ちを見送るような
雰囲気でいらっしゃったのが印象的でした。

スコパーのレンズ径は小さいので網目にレンズをくっつけて撮影すれば問題なく
フェンスもクリアーできました(^^)。


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/125 F5.6 ベルビア50

 灘にありますケンコーマヨネーズの本店です。
給食のマヨネーズといえばケンコーマヨネーズですよね。

私も給食をいただいていた時代はずいぶんとお世話になりました。
キューピーよりも酸味が控えめで好きでした。
業務用がお得意なので、あまり普通の小売り店では見かけませんが・・


 ライカM3 カラースコパー50mmF2.5 1/30 開放 ベルビア50

 せっかく灘にまいりましたので、菊正宗酒造さんに寄ってみました。
鏡開き記念写真セットです。
ピコピコハンマーがかわいいです。

私は日本酒はこよなく好きですので、酒どころの灘が近所に
あることにはまことに感謝です(^^)。

またまた開放でのフワボケです。ボケにもしっかり芯があってはっきりと菊正宗が
読み取れますね。

 久しぶりにライカを使いました。
最近老眼が進んでおります私としましては、二重像でピント合わせが
できるというのは実にラクチンでありました。

昔はライカジジィは蔑称だと思っていたのですが
自分がジジィになってきますと「ライカはジジィに優しい」
カメラというのがしみじみわかった次第です(^^)。

「子供叱るな来た道じゃ
 年寄笑うな行く道じゃ
 来た道行く道二人旅
 これから通る今日の道
 通り直しのできぬ道」

あ、でもデジカメは失敗したらいくらでも撮り直しが
できますね(^^)ゞ。

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2 コメント

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Unknown (lensmania)
2019-03-10 19:06:58
コシナの50/2.5は開放f値を控えめだがガウス構成でそれはそれは凄い画質であろうと皆が噂していました.
昨年手にして,確かに中心は非常に良いのですが,像高70%くらいから突然甘く崩れ,周辺は不満足なのです.
f8-11くらいまで絞ったら均一になるのですが,f11で均一なレンズなら,その辺幾らでもあります.
一方,Mカナダの50/2は開放から四隅まで十分均一です.

何かの間違いではないだろうかと,その黒は売却し,近所に偶々出ていた白を試写させて頂きました.一緒でした.
L39の50/1.5や35/1.7も傾向はありますが,f2.8-4で周辺は締まってきますので,まだ問題になりません.
ZM50/2は,像高80%くらいまでは凄く良いのに,端はボケボケです.
35/2.8や,28/1.9,SLR用28/2.8も周辺画質が低下するレンズでした.
これはどうもコシナに共通した収差補正方針なのかもしれません.像面湾曲なのだろうか.でもピント前後の画質がよいようにも見えない...
但し,SLR用40/2や,M35/1.2は端の劣化が無く均一な画質です.

画面全体の克明描写を目的にしていますので,私には50/2.5や,35/2.5は受け入れがたいレンズでした.コンパクトで非常に魅力的なスペックでしたのに...
他方,色彩やコントラストは流石は現代のレンズだけのことはあり,一般には優れたレンズと言って良いだろうと思います.

最近コシナはデジタル対応のレンズを出していますので,周辺がどうなったか大変興味があります.
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Unknown (ひらやん)
2019-03-13 20:05:49
lensmaniaさま
コメントありがとうございます。
いつもにも増して深遠なるご考察ありがとうございます。
lensmaniaさまも二度買いされていたとは!実はわたくしもです。最初にシルバーを購入したものの、あまりの稼働率の低さに売却しました。(仰せのとおりたいした写りでないと思っていました)。
最近店頭でもオークションでも出現率が減ってきましたので押さえの意味でブラックを買いなおした次第です。
写りはコシナ以上でも以下でもない・・て感じですが、ズミクロン35mm8枚玉そのもののスタイルには見せびらかしレンズとしては捨てがたく(^^)ゞ。
ズミクロン50mmよりお気楽なぶんだけ惜しみなくふりまわせるかなというわけですね。
返信する

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