オリンパス ミューメタル μMETAL
「機械」といえばみなさんどんなモノを思い浮かべるでしょうか。
やはり「金属でできていて、ガチャガチャと動く」ということでしょうね。
かつて大ヒットを飛ばしたオリンパスミューシリーズの集大成というべき
モデルがこのミューメタルです。なんでもミューシリーズ10周年記念モデルとか。
オリンパスミューシリーズといえば、プラスチックの柔軟な成形を生かして
曲面を多用した美しいデザインで大人気になったモデルです。
が、あえて金属ボディを採用です。オリンパスの気合いがふつふつと感じられます(^^)。
プレスリリースによれば、「「美しいメタル」という、まったく新しい価値観を持ったモデルとして開発しました。
レンズには、「EDガラス」を採用した高性能ズームレンズを搭載」なのだとか。
3倍ズームレンズ搭載カメラとしては体積ベースで世界最小だそうです。
けっこう厚めのボディで、手にした感じはローライ35に似ています。
搭載レンズは38~105mmの3倍ズーム。レンズには贅沢にEDレンズ採用です。
F値は5.6~11.3で、ISO100のフィルムなど入れますと
しょっちゅうフラッシュが光ります。
ただでさえ目立つメタルボディですからスナップにはまったく向きませんね・・。
もっとも「美しさと高性能を併せ持つ一品」だそうですから
おもむろにポケットから取り出してメタルボディをキラキラ光らせ
ギャラリーの注目を集めるのがミューメタルの正しい使いかたなのでしょう(^^)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
やや寒色系の発色で、コニカARヘキサノンレンズを思い起こします。
一番引いた38mm域での撮影です。歪曲も少なくて、期待以上の描写力です。
なかなかに「いい仕事」をするレンズですね(^^)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
貿易港神戸のシンボルとも言える神戸税関です。昭和2年竣工だそうです。
がっしりした石つくりの建物が絵になります。モロ逆光ですが
きちんと補正してくれています。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
ロバートフランク展でぶらさげて展示されていた写真集です。
フラッシュが光ってなかなかにドラマチック表現になりました。
ふつうこういう展覧会では、写真撮影は禁止なのですが・・
ロバートフランクさんが自分のオリジナルプリントが高価に取引されるのに
嫌気がさしてしまい・・・対策として、新聞用紙に印刷して展示→その展覧会が終われば
新聞紙に印刷の写真は廃棄というユニークな展示なのでした。
そして壁には「写真撮影可」と大書されていたりするのでした(^^)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
最大望遠の105mm域で野良猫を狙ってみました。
38mmF5.6~105mmF11.3という暗~いレンズなので
フラッシュは光ったものの、まったくアンダーな写真になりました。
猫の瞳の反射が妖怪人間ベムみたいで怖いです(^^;)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
このミューメタルが発売されたのは2002年11月です。
まだまだフィルムコンパクトカメラが前を向いていたころのマシンです。
コンパクトカメラだからといって、ピントを外すのは許さねえ!とばかりに
新開発の11点マルチデュアルオートフォーカスを採用しています。
ほぼ最短撮影距離(60cm)での撮影です。
動きの激しいアゲハ蝶もバッチリです。このオートフォーカス性能の良さは意外で
すっかり嬉しくなりました(^^)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
この小さなボディにこれだけの高性能レンズです。発売された時期が
カメラ業界がデジカメに雪崩現象を起こしていたときですので
残念がら販売台数はあまり芳しくなかったようです。
雑誌などでもあまり話題に登る機会もなく市場から消えてしまったようですが
時代がずれていても出会えて良かった・・と思えるメタルボディマシンでした(^^)。
「機械」といえばみなさんどんなモノを思い浮かべるでしょうか。
やはり「金属でできていて、ガチャガチャと動く」ということでしょうね。
かつて大ヒットを飛ばしたオリンパスミューシリーズの集大成というべき
モデルがこのミューメタルです。なんでもミューシリーズ10周年記念モデルとか。
オリンパスミューシリーズといえば、プラスチックの柔軟な成形を生かして
曲面を多用した美しいデザインで大人気になったモデルです。
が、あえて金属ボディを採用です。オリンパスの気合いがふつふつと感じられます(^^)。
プレスリリースによれば、「「美しいメタル」という、まったく新しい価値観を持ったモデルとして開発しました。
レンズには、「EDガラス」を採用した高性能ズームレンズを搭載」なのだとか。
3倍ズームレンズ搭載カメラとしては体積ベースで世界最小だそうです。
けっこう厚めのボディで、手にした感じはローライ35に似ています。
搭載レンズは38~105mmの3倍ズーム。レンズには贅沢にEDレンズ採用です。
F値は5.6~11.3で、ISO100のフィルムなど入れますと
しょっちゅうフラッシュが光ります。
ただでさえ目立つメタルボディですからスナップにはまったく向きませんね・・。
もっとも「美しさと高性能を併せ持つ一品」だそうですから
おもむろにポケットから取り出してメタルボディをキラキラ光らせ
ギャラリーの注目を集めるのがミューメタルの正しい使いかたなのでしょう(^^)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
やや寒色系の発色で、コニカARヘキサノンレンズを思い起こします。
一番引いた38mm域での撮影です。歪曲も少なくて、期待以上の描写力です。
なかなかに「いい仕事」をするレンズですね(^^)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
貿易港神戸のシンボルとも言える神戸税関です。昭和2年竣工だそうです。
がっしりした石つくりの建物が絵になります。モロ逆光ですが
きちんと補正してくれています。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
ロバートフランク展でぶらさげて展示されていた写真集です。
フラッシュが光ってなかなかにドラマチック表現になりました。
ふつうこういう展覧会では、写真撮影は禁止なのですが・・
ロバートフランクさんが自分のオリジナルプリントが高価に取引されるのに
嫌気がさしてしまい・・・対策として、新聞用紙に印刷して展示→その展覧会が終われば
新聞紙に印刷の写真は廃棄というユニークな展示なのでした。
そして壁には「写真撮影可」と大書されていたりするのでした(^^)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
最大望遠の105mm域で野良猫を狙ってみました。
38mmF5.6~105mmF11.3という暗~いレンズなので
フラッシュは光ったものの、まったくアンダーな写真になりました。
猫の瞳の反射が妖怪人間ベムみたいで怖いです(^^;)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
このミューメタルが発売されたのは2002年11月です。
まだまだフィルムコンパクトカメラが前を向いていたころのマシンです。
コンパクトカメラだからといって、ピントを外すのは許さねえ!とばかりに
新開発の11点マルチデュアルオートフォーカスを採用しています。
ほぼ最短撮影距離(60cm)での撮影です。
動きの激しいアゲハ蝶もバッチリです。このオートフォーカス性能の良さは意外で
すっかり嬉しくなりました(^^)。
ミューメタル μMETAL プロビア100F
この小さなボディにこれだけの高性能レンズです。発売された時期が
カメラ業界がデジカメに雪崩現象を起こしていたときですので
残念がら販売台数はあまり芳しくなかったようです。
雑誌などでもあまり話題に登る機会もなく市場から消えてしまったようですが
時代がずれていても出会えて良かった・・と思えるメタルボディマシンでした(^^)。
カメラ趣味は古いのですが、一旦やめて出戻りして2年ちょっとになります。機材オタクになりつつ、最近は中判フィルムもまた始めました。
私の持っていないレンズが多く参考にさせて頂きます。それではまた失礼します。
こちらのご主人のご厚意で,いつもお邪魔させていただいてます.こちらでもよろしくお願いします.
さてμ末期は,うずらまん様曰く「暗黒ズーム」華やかなりし頃,この機種は全く当時は意識して居ませんでした.EDレンズを使いかなりの性能を出していたのですね.
L-シリーズもそういえばEDを使ったことを宣伝していましたね.OMでも24シフト,100mmから350mmまでのf2ラインでもED使っていましたっけ.
当時はプログラム露出のコンパクトなんて...
開放の口径が小さいからどうせ収差だらけだろ...
なんて食わず嫌いでした.これを拝見して目から鱗が落ちました.
しかしこんな機種,いまさら探しても何処で売ってるか皆目わかりません.
一頃はこの手はジャンクボックスにわんさと入っていましたよね.
流石にμメタルがあったかどうかは全く認識してませんでしたが...
ちょっと気をつけて見ましょう.
暗黒ズームにはある友人の思い出が.
友人が結婚式翌日ロマンチック街道へ出発するので空港ホテルで披露宴,悪友達とホテル部屋に押しかけたとき,彼は旅行用カメラを持参して居らず,空港の売店で買ったという暗黒ズームコンパクト(メーカー忘れた)を見せてくれました.私からすると二重に信じられない行為ですが..(使い慣れた物を持参していない,ぶっつけで新品を使う)「本当に大丈夫か??スゲエリスキーだぞ」と質したけど,大丈夫日本製だよ,と意に介しません(日本ブランドだけど日本製とはかぎらないぞ..).で,帰国後1枚も撮れていなかったそうな.うわああああ!!!
コメントありがとうございます。
lensmaniaさんのHNをあちこちで見かけるものなので、同一の方かは分かりませんが
1.facebook 昭和の一眼レフでTHE 1.2を書いています。
2.機種別画像掲示板の連豆で書き込みしています。
これで分かりますか?
ミューは当時スタイリッシュなデザインで雑誌広告で見かけた事が多かったですね。私自身は買いませんでしたが、オリンパス XA2は所持してました。
それからコンパクトはコニカ ビッグミニ初代~フジ ティアラを使ってました。
コンタックスT2も使ってました。今は手元にありませんがオークション覗けば出てますので、見てしまいますね。
初めまして。コメントありがとうございます。
なんだかんだ言いながら、フィルムカメラ集めを始めてはや10年です。当方昔はカメラ店の店員でして、「フジクロームマスター」なんて肩書も持っておりました(^^)ゞ。
リターンフィルムカメラマン大歓迎です。よろしくお願いいたします。
いつもコメントありがとうございます。「暗黒ズーム」とは言いえて妙であります(^^;)。
この頃のコンパクトカメラは技術的に飽和と申しますか最終進化形といった感じです。このミューメタルのように絶対といえるほどピントを外さないAFセンサー積みまくりマシンは要チェックです。
昨今森山大道さんに代表されるような単焦点レンズのモデルのほうがAFセンサーはあっさりめが多くてピント外す率は高いかもしれません。しかしT2・T3の暴騰ぶりは異様ですね。どちらもAFセンサーはシンプルで、焦点距離も長めなのでビギナーさんにはあまりおすすめしたくないマシンですが(^^;)。
初めまして。コメントありがとうございます。
フィルムスキャナーでセルフ取り込みしておりますので・・ネガで満足のいく発色がなかなか難しいですね(^^;)。
まあ、紫外線も曇天の青も屋外での撮影のスパイスということで(^^)。楽しんで撮影しておりますです。