OM-2N G.ズイコー50mmF1.4
「50mmF1.4」といえば各メーカーの顔というべきレンズで、カタログにも常にボディに装着されて
表紙を飾るタマです。「イチヨン」というだけで上等な感じを醸し出していた標準レンズです。
どういうわけかズイコーの50mmは1.8や1.2と比較しても異様に生存率が低いのです。
なぜか1.8や1.2と違って1.4はレンズのクモリやカビが発生しやすいらしいのです。
このG.ズイコーはOMシステム初期のモノコートのタイプのせいもあるのでしょうか、幸いクリアーでした。
Gなので6群で7枚のレンズが使われているのですね。絞り羽も8枚で6枚の1.8よりもちょびっと上等です。
ただ初期のモノコートのアンバーなコーティングがピカピカ反射していて、不安になるほどです(^^;)。
残念ながらズイコーの50mmF1.4に関してはあまり良い評判を聞いたことがなかったんですが・・・。
いよいよ長い間気になっていた1.4の描写を試してみるときがやってまいりました(^^)。
OM-2N G.ズイコー50mmF1.4 1/125 F5.6 ベルビア50
長田の会下山公園に立つ楠正成さんの碑です。揮毫は東郷平八郎閣下です。どちらも日本人の大好きな
ビッグダブルネームです。東郷さんの書かれた碑というのは日本全国にやたらめったらあるような気がするのですが・・(^^;)。
ちなみに石塔の上の鳩さんX2は本物です。
大阪湾が一望に見渡せてなかなかのビューポイントです。こういった昔からある公園に来ていつも思うのですが
年月が木を大きくしてせっかくの良い景色も木の枝で隠されて見えない・・・というところが多いんですよね。
須磨浦公園などもいろんなところにベンチがおいてあって昔はもっと眺望が良かったであろうというのが
うかがえます。ここはクールに枝を剪定してやったほうがメリットがあると思うのですが。
OM-2N G.ズイコー50mmF1.4 1/125 F5.6 ベルビア50
特急はまかぜ号の通過する山陽本線の踏み切りです。燃料屋さんの手書きの看板が昭和しょうわしております。
あ、燃の字が然になってますが・・・(^^)。
OM-2N G.ズイコー50mmF1.4 1/125 F4 ベルビア50
くれなずむ斑鳩寺の3重の塔です。ズイコーらしく完璧にへちゃつぶれています!
もっともズイコーの名誉のために付け加えますれば、ポジの時点では影の部分もきちんと描写されています。
が、スキャニングすると出し切れないんですね。
このあたりライカRとかロッコールとかもっとPC上でも見えたりしますからね。ベルビアみたいに
パキュパキュしたコントラストのフィルムを使う私にも責任はあるのですが(^^)ゞ。
OM-2N G.ズイコー50mmF1.4 開放 AE ベルビア50
最後は頑張って開放での描写です。これまたズイコーらしいドヨドヨのボケですね~。
なんかあんまり話題にならなかった理由がわかってしまったような気もします(^^)。
OMシシテムの基幹レンズたる50mmF1.4がへちゃつぶれ&どよボケなら私のメインレンズ40mmF2も
特別にヒドイ・・あわわ、個性的で力強い男性的描写というわけではないのですね。
少しく安心いたしました。
世間一般多数のOMユーザーの方が28mmF3.5や35mmF2.8をメインにしていたのはまったく
「さもありなん!」でございます。
あ、でもでもOMレンズの中でボディに装着しているときは一番ハンサムです!
「この50mmF1.4は良いですか?」と聞かれれば迷わず
「素晴らしいですとも!(カッコと見かけが)」
と言い切りましょう(^^)!
「50mmF1.4」といえば各メーカーの顔というべきレンズで、カタログにも常にボディに装着されて
表紙を飾るタマです。「イチヨン」というだけで上等な感じを醸し出していた標準レンズです。
どういうわけかズイコーの50mmは1.8や1.2と比較しても異様に生存率が低いのです。
なぜか1.8や1.2と違って1.4はレンズのクモリやカビが発生しやすいらしいのです。
このG.ズイコーはOMシステム初期のモノコートのタイプのせいもあるのでしょうか、幸いクリアーでした。
Gなので6群で7枚のレンズが使われているのですね。絞り羽も8枚で6枚の1.8よりもちょびっと上等です。
ただ初期のモノコートのアンバーなコーティングがピカピカ反射していて、不安になるほどです(^^;)。
残念ながらズイコーの50mmF1.4に関してはあまり良い評判を聞いたことがなかったんですが・・・。
いよいよ長い間気になっていた1.4の描写を試してみるときがやってまいりました(^^)。
OM-2N G.ズイコー50mmF1.4 1/125 F5.6 ベルビア50
長田の会下山公園に立つ楠正成さんの碑です。揮毫は東郷平八郎閣下です。どちらも日本人の大好きな
ビッグダブルネームです。東郷さんの書かれた碑というのは日本全国にやたらめったらあるような気がするのですが・・(^^;)。
ちなみに石塔の上の鳩さんX2は本物です。
大阪湾が一望に見渡せてなかなかのビューポイントです。こういった昔からある公園に来ていつも思うのですが
年月が木を大きくしてせっかくの良い景色も木の枝で隠されて見えない・・・というところが多いんですよね。
須磨浦公園などもいろんなところにベンチがおいてあって昔はもっと眺望が良かったであろうというのが
うかがえます。ここはクールに枝を剪定してやったほうがメリットがあると思うのですが。
OM-2N G.ズイコー50mmF1.4 1/125 F5.6 ベルビア50
特急はまかぜ号の通過する山陽本線の踏み切りです。燃料屋さんの手書きの看板が昭和しょうわしております。
あ、燃の字が然になってますが・・・(^^)。
OM-2N G.ズイコー50mmF1.4 1/125 F4 ベルビア50
くれなずむ斑鳩寺の3重の塔です。ズイコーらしく完璧にへちゃつぶれています!
もっともズイコーの名誉のために付け加えますれば、ポジの時点では影の部分もきちんと描写されています。
が、スキャニングすると出し切れないんですね。
このあたりライカRとかロッコールとかもっとPC上でも見えたりしますからね。ベルビアみたいに
パキュパキュしたコントラストのフィルムを使う私にも責任はあるのですが(^^)ゞ。
OM-2N G.ズイコー50mmF1.4 開放 AE ベルビア50
最後は頑張って開放での描写です。これまたズイコーらしいドヨドヨのボケですね~。
なんかあんまり話題にならなかった理由がわかってしまったような気もします(^^)。
OMシシテムの基幹レンズたる50mmF1.4がへちゃつぶれ&どよボケなら私のメインレンズ40mmF2も
特別にヒドイ・・あわわ、個性的で力強い男性的描写というわけではないのですね。
少しく安心いたしました。
世間一般多数のOMユーザーの方が28mmF3.5や35mmF2.8をメインにしていたのはまったく
「さもありなん!」でございます。
あ、でもでもOMレンズの中でボディに装着しているときは一番ハンサムです!
「この50mmF1.4は良いですか?」と聞かれれば迷わず
「素晴らしいですとも!(カッコと見かけが)」
と言い切りましょう(^^)!
当家にもありません.
このレンズと言えば,30年前後輩が出した確かf8で撮られた全紙モノクロプリントのカリカリのシャープさに舌を巻きましたが,今から思えば被写体が広告ビルでトーンもへったくれもないものだったから馬脚がでなかったのか...
市場で見るのは殆ど全部といっていいほど50/1.8ですよね.大概カビつき...その次は仰る通り飛んで1.2でしょう.
1.4は見栄えが良いので良い物に出会ったらと思っていたら本当に見ない.
そういえばOMズイコーの珍しい玉が本当に見かけなくなりました.
珍しくなくても35/2.8は欲しいです.
いつも読み逃げばかりでしみません
OM-2・・・懐かしいです。
私が初めて手にした一眼レフがOM-1 ズイコー50mmF1.4でした。
コンパクトでいいカメラでした。
今は、キヤノンで犬と富士山をとっております。
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読み逃げばかりになると思いますが、毎日立ち寄らせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また。
ハイ
コメントありがとうございます。
この時代のレンズは明らかにモノクロ指向mなのでしょうね。後輩さまの作品の素晴らしさもモノクロなら妥当なのではないでしょうか(^^)?
細かいことは言わずに普通に使えば1.4の大口径感を楽しめるレンズだとは思うのですが、いかんせん他社の1.4レンズは名玉が目白押しですし・・またOMは私にとっては本妻みたいなものなのでついつい点が辛くなってしまいます。
やはりズイコーのベスト標準レンズはボディとのバランスも鑑みまして35mmF2.8ではないかと思っておる次第です。良い玉が見つかると良いですね。
初めまして。コメントありがとうございます。
OMボディで写真を覚えたもので、手になじみすぎてついつい身内感で文句が多くなってしまいます(^^)ゞ。
近年フィルムカメラが超お手軽価格になって我が家はフィルムカメラだらけになっています(^^;)。
フィルムがある限り記事をアップしていくつもりですのでご笑覧いただければ幸いです。