ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

20年以上ぶりに、「薩摩っ子ラーメン」を食う。

2017-09-08 21:16:00 | うまいもん
「大阪で、酔った勢いで食うシメのラーメン」
と言えば、ミナミなら金龍。キタなら揚子江がまず連想される。
しかし北新地の東側の入り口、御堂筋に面した「薩摩っ子」も人気のある老舗だ。
本店は東天満、いわゆる空心町だが私が来た事があるのはこちらだけだ。

しかし、最後にいつ食ったか全く覚えていない。
間違いなく20年以上昔であろう。

今日は、そんな仕上げではなく「食事」としてやって来た。
まして今日は金曜日。多少のニンニクは、いいだろう…

もう、どんなメニュウだったか、味もどうだったか覚えていない。
店内の掲示に、目をやる。

ラーメン950円。高いなぁ…
大半の客は酔った勢いで来るので、千円でお釣りが来るならまぁいいや、ぐらいの感覚なのだろうか?

単品のラーメンが、着丼。

そうそう、何となくこんなだったような気がする。
具はまず焼豚が数切れ見えるが、コレ以外にも切れ端が結構沈んでいる。
あとはネギ、もやしにトレードマークのニンニクがたっぷり。

箸を上げてみる。

まずスープ。
見た目より随分あっさりした豚骨だが、何とも表現の難しい味だ。
ニンニクも効いてウマいのはウマいのだが、ウマみ成分だけが強烈で何の味かというのは表現に困る。

実は調理場をじっと見ていたのだが、店員が丼に白い粉をレンゲですくってドバッ!と入れていた。
まぁ、間違いなくうま味調味料だろう。
もとより「うま味調味料の入っていないラーメンはない」と言われるほどだが、その味以外に何とも答えようがない。
その意味で、金龍に似ている。金龍も表現のしようがないウマさだ。
しかし金龍は白菜キムチ・ニラキムチ・ニンニクみじん切りなどのトッピングがフリーでたったの600円。
そう思うと、この950円というのは妙に高く感じてしまう。
うぅむ、次に来るのはまた20年後だろうか…?