今朝の新聞記事を見て、目が点になった。
運送業の残業規制、いわゆる2024年問題で大阪・関西万博の建設が窮地に立っている。
これを万博の建設現場だけは撤廃せよ、という意見に対し自見・万博担当相は
運送業の残業規制、いわゆる2024年問題で大阪・関西万博の建設が窮地に立っている。
これを万博の建設現場だけは撤廃せよ、という意見に対し自見・万博担当相は
「万博のテーマである『いのち輝く未来社会のデザイン』と相容れない」と明確に否定した。当然である。
しかし記事を読むと、「規制を撤廃せよ」
と主張した議員の中には
「災害だと思えばいい」
と発言した人もいるらしい。
全くもって恐ろしい発言であり、そのような議員が存在する事自体が災害で、そのような議員を誕生させてしまったのも我々有権者だ。猛省したい。
ほとんど報じられる事もないが、53年前のEXPO'70の時も「太陽の塔」の顔のレリーフが上がったのは本当に直前だったそうで、私はそれほど大騒ぎする必要はないと思っている。
「国の威信がかかっている」
という意見もあるが、では半年かそこらの万博を無事開催すれば我が国の威信は取り戻せるのか?
それはたまたまEXPO'70と高度経済成長がシンクロしただけで、もう一度万博をやれば高度経済成長がやってくる、という妄想に思えて仕方ない。
それよりも私は、建設費の上ブレの負担がどこに来るかが気になる。
まぁ、なんやかんやで税金に乗っかってくるに決まっている。
また、埼玉で「ひとりで留守番をさせたら虐待」などとするめちゃくちゃな条例案も否決されたそうな。
あまりに子育ての実態を知らなすぎるというか、アホな連中が議会をやっているものである。
この国には、まともな議員はおらんのか…?