今朝スマホを開けると、
今日の花は『センリョウ』と。
「千両、万両、有り通し」といい、
金運に恵まれるということで
お正月の縁起物として飾られますよね。
すべて冬に赤い実をつけ、、
千両(仙蓼)は、センリョウ科・属のセンリョウで、
千両の実は軽く、上向きに
センリョウ
マンリョウ
万両の実は重く、垂れ下がることで、
名付けられたともされるが、植物学的には違いがあり、
万両はヤブコウジ科・属のマンリョウ、
『万両は 兎の眼もち 赤きかな』と
千代女は詠んでおりますが、
実の赤さは、センリョウの方が鮮やかですね。
有り通しは、一両とも呼ばれ、
アカネ科アリドオシ属のアリドオシ(蟻通し)のことで、
短枝の変化した鋭い刺が特徴です。
なかなか園芸店にはなく、里山で見られるそうです。
それから、億両、百両と十両もあり
億両はミヤマシキミ(ツルシキミ)
百両は唐橘(カラタチバナ)
十両は薮柑子(ヤブコウジ)とし、
大伴家持は万葉集で
「この雪の 消残る時に いざ行かな
山橘の 実の照るも見む」と詠み
山橘を十両(藪柑子)としております。
ヤブコウジ
『千両』で、忘れてならないのは
『千両千両』を口癖とされていた
伊那の俳人『井月』(せいげつ)先生
「謝辞、賞賛詞、賀詞、感嘆詞」から
挨拶までも、広く使われており、
大好きなお酒を飲めば「千両!千両!」と
上機嫌だったそうです。
『よき酒の ある噂なり 冬の梅』 井月
今日の花は『センリョウ』と。
「千両、万両、有り通し」といい、
金運に恵まれるということで
お正月の縁起物として飾られますよね。
すべて冬に赤い実をつけ、、
千両(仙蓼)は、センリョウ科・属のセンリョウで、
千両の実は軽く、上向きに
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万両の実は重く、垂れ下がることで、
名付けられたともされるが、植物学的には違いがあり、
万両はヤブコウジ科・属のマンリョウ、
『万両は 兎の眼もち 赤きかな』と
千代女は詠んでおりますが、
実の赤さは、センリョウの方が鮮やかですね。
有り通しは、一両とも呼ばれ、
アカネ科アリドオシ属のアリドオシ(蟻通し)のことで、
短枝の変化した鋭い刺が特徴です。
なかなか園芸店にはなく、里山で見られるそうです。
それから、億両、百両と十両もあり
億両はミヤマシキミ(ツルシキミ)
百両は唐橘(カラタチバナ)
十両は薮柑子(ヤブコウジ)とし、
大伴家持は万葉集で
「この雪の 消残る時に いざ行かな
山橘の 実の照るも見む」と詠み
山橘を十両(藪柑子)としております。
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『千両』で、忘れてならないのは
『千両千両』を口癖とされていた
伊那の俳人『井月』(せいげつ)先生
「謝辞、賞賛詞、賀詞、感嘆詞」から
挨拶までも、広く使われており、
大好きなお酒を飲めば「千両!千両!」と
上機嫌だったそうです。
『よき酒の ある噂なり 冬の梅』 井月