気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

空のハチの巣が庭に

2016-01-22 17:23:08 | 日記
今日は京都で、ある講座に参加しました。
京都の冬は、奈良に比べ、風が強く冷たく感じられます。
北に上がるに従い、底冷えが。
病明けの体を労り、早々に帰ってまいりました。

庭には昨日の強風で、落とされたのか、ハチの巣が、
かなり傷んでおり、中は空で、寂しげです。

ひと日見ぬ 間よ蜂の巣に 蜂もなし
  岩波午心(江戸後期、小田原)「発句類聚」より
この句は、本来春の句なのですが、・・・
女王蜂は、何処に・・・
(枯れ葉などの間でじっと春を待っているのでしょう)

寒いといえば、この冬最大の大寒波が、西日本中心に、
日曜から押し寄せるそうで、
なんと40年に一度とのこと。
でもこんな寒さも、色々な意味で必要ですね。
畑には、荒おこしの後、1か月ほど寒ざらしをすると、
害虫駆除ができるそうです。
ぶつぶつ言いながら、連れ合いが狭い畑を耕しており、
そういえば、18日(月)が土用でしたですね。
寒晒 土用のなかを さかりかな』 
  森川許六(江戸前・中期、彦根)「篇突」より

稽古場の床のお軸を替えておりました。
松無古今色
  
『禅林句集』五言対句で
松無古今色 竹有上下節
読み:松に古今の色無し 竹に上下の節あり
   松は昔も今も、常に青々していて
   その色を変えることがない。
   竹はいつも青々しているが、上下の節がある。
このことから
・・・・・・・
どのように考えられるかは、皆様にそれぞれに。