昨日はよく降りましたが、今朝は時折り薄日の射す曇り空、
梅雨はもう一服?
五月下旬からお出ししていた菓子に『卯の花垣』があります。
一回目5/27
ヤマノイモの根をすってしん粉と砂糖を加えたものを皮とし、
あんを包んで蒸したまんじゅうを薯蕷饅頭(大辞泉より)といい
それの表面に緑色の色素で若葉とし、焼いた火箸などで焼印を
して垣根で、白の地肌が花を表したのが「卯の花垣」に・・・
この薯蕷饅頭、何度も作ってはいるのですが、上手くいかず、
山芋の摺り方に問題があるのではと考え、市販の冷凍山芋を
使いだしました。今回一回目は、まあなんとか・・・
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6月5日の夜に再度挑戦、終わる10時過ぎに春日奥山に月が
6/1
薯蕷饅頭は何とかコツをつかんだみたい?
二回目
出来上がりは、次回お楽しみに!。
『ほととぎす空に声して卯の花の垣根もしろく月ぞ出でぬる』
永福門院 玉葉集
さて卯の花垣の「卯の花」は『空木‣ウツギ」の別名ですが、
白い「おから」が5月中旬から6月にかけて咲く空木の白い花の
様に似ていることで「卯の花」と呼ぶようになったと
一般的には言われますが・・・、
「ウツギノハナ」が短縮されて「ウノハナ」となった、と
いう説が有力だそうです。
*小石川植物園の・・高橋俊一より、理由は明示されず
バイカウツギ5/8
また【卯】という漢字、語源由来辞典によると
卯の本来の読みは「ぼう」。 門を無理に押し開けて中に入り
こむ様を表した文字で「冒(おかす)」と同系の語。
「漢書・律歴志」では「おおう」を意味する「昌」で、
草木が伸び出て地面を這うようになった状態を表すと
解釈されている。
「史記・律書」では「茂(ボウ・しげる)」の意味で、
若葉が茂ってきた状態としている。
『春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山』
持統天皇(2番)新古今集175
この歌は山一面に卯の花(ウツギ)が咲く様を表すとも?
『卯の花の過ぎば惜しみか霍公鳥
雨間も置かずこゆ鳴きわたる』
大伴家持 万葉集
梅雨の季節、雨でホトトギスの声も小さめですが・・・
梅雨はもう一服?
五月下旬からお出ししていた菓子に『卯の花垣』があります。
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ヤマノイモの根をすってしん粉と砂糖を加えたものを皮とし、
あんを包んで蒸したまんじゅうを薯蕷饅頭(大辞泉より)といい
それの表面に緑色の色素で若葉とし、焼いた火箸などで焼印を
して垣根で、白の地肌が花を表したのが「卯の花垣」に・・・
この薯蕷饅頭、何度も作ってはいるのですが、上手くいかず、
山芋の摺り方に問題があるのではと考え、市販の冷凍山芋を
使いだしました。今回一回目は、まあなんとか・・・
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6月5日の夜に再度挑戦、終わる10時過ぎに春日奥山に月が
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薯蕷饅頭は何とかコツをつかんだみたい?
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出来上がりは、次回お楽しみに!。
『ほととぎす空に声して卯の花の垣根もしろく月ぞ出でぬる』
永福門院 玉葉集
さて卯の花垣の「卯の花」は『空木‣ウツギ」の別名ですが、
白い「おから」が5月中旬から6月にかけて咲く空木の白い花の
様に似ていることで「卯の花」と呼ぶようになったと
一般的には言われますが・・・、
「ウツギノハナ」が短縮されて「ウノハナ」となった、と
いう説が有力だそうです。
*小石川植物園の・・高橋俊一より、理由は明示されず
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また【卯】という漢字、語源由来辞典によると
卯の本来の読みは「ぼう」。 門を無理に押し開けて中に入り
こむ様を表した文字で「冒(おかす)」と同系の語。
「漢書・律歴志」では「おおう」を意味する「昌」で、
草木が伸び出て地面を這うようになった状態を表すと
解釈されている。
「史記・律書」では「茂(ボウ・しげる)」の意味で、
若葉が茂ってきた状態としている。
『春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山』
持統天皇(2番)新古今集175
この歌は山一面に卯の花(ウツギ)が咲く様を表すとも?
『卯の花の過ぎば惜しみか霍公鳥
雨間も置かずこゆ鳴きわたる』
大伴家持 万葉集
梅雨の季節、雨でホトトギスの声も小さめですが・・・