今日から二十四節気の第17「寒露」、晩夏から初秋にかけて
野草に宿る冷たい露のことでなのですが、朝から良いお天気、
祝日の「体育の日」を迎えました。

でも朝から薬師寺で天武忌のご奉仕に伺っておりました。
帰ってTVから今春訪れた「名古屋ボストン美術館」が今日8日で
閉館となるため、朝から大勢の方々が訪れられている映像が。
場所的には良いのに、残念なこと。
長月中旬からの玄関のしつらえも、今日までになりました。
この春に名古屋の美術館巡りをしたことが思いだされます。
10/6
平安時代12世紀 徳川美術館
色紙は徳川美術館で求めており、
源氏物語絵巻四十三の内「宿木三絵」部分になります。
秋の夕暮れ、久方ぶりに身重の中君のもとを訪れた匂君は、
中君の心を粉らわせようと端近に座し琵琶を弾き聞かせます。
『秋果つる野辺の毛色も篠薄 ほのめく風はつけてこそみれ』
続きがあり『わが身一つの』
訳「秋の終わりは 野辺の景色の篠薄に吹く 仄かな風によって
知られます。自分一人の秋ではありませんが」
中君が離れていく二人の心を歌に詠む場面ですね。


三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺より
なお今年も虫籠には、孫の作の蟷螂と
「有馬籠」さんの竹細工の鈴虫が仲良く、鳴くのかも。
野草に宿る冷たい露のことでなのですが、朝から良いお天気、
祝日の「体育の日」を迎えました。

でも朝から薬師寺で天武忌のご奉仕に伺っておりました。
帰ってTVから今春訪れた「名古屋ボストン美術館」が今日8日で
閉館となるため、朝から大勢の方々が訪れられている映像が。
場所的には良いのに、残念なこと。
長月中旬からの玄関のしつらえも、今日までになりました。
この春に名古屋の美術館巡りをしたことが思いだされます。


平安時代12世紀 徳川美術館
色紙は徳川美術館で求めており、
源氏物語絵巻四十三の内「宿木三絵」部分になります。
秋の夕暮れ、久方ぶりに身重の中君のもとを訪れた匂君は、
中君の心を粉らわせようと端近に座し琵琶を弾き聞かせます。
『秋果つる野辺の毛色も篠薄 ほのめく風はつけてこそみれ』
続きがあり『わが身一つの』
訳「秋の終わりは 野辺の景色の篠薄に吹く 仄かな風によって
知られます。自分一人の秋ではありませんが」
中君が離れていく二人の心を歌に詠む場面ですね。


三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺より
なお今年も虫籠には、孫の作の蟷螂と
「有馬籠」さんの竹細工の鈴虫が仲良く、鳴くのかも。
