寒露に入り、この秋始めて火が恋しくなる日、着物を着ても汗知らず
嬉しいような、何故か もの悲しいような・・・
中置で初炭のお稽古を、香合は『砧』
炭斗、灰器の準備は風炉の初炭とかわりませんが
畳の中央に風炉がくるので
客側に釜を下ろす場所がありません
それで勝手側に釜を下ろしますので
自動的に釜敷を懐中する時はわさが奥になります
(懐に入れる紙釜敷のわさは常に釜を下ろす方に)
又、手狭なので鐶、火箸は使い取りです。
と言う事は、釜の前に座ったら
『羽、香合、釜の蓋、鐶かけ、釜敷、前に出る』
風炉の初炭は、中置になるとちょっと変わるので
やはり10月に一度はしたい手前ですね。