今日は「冬至(とうじ)」
「一陽来復(いちようらいふく)の日」
陰極まって一陽が生ずると
究極の陰の日、この日から陽に上がって行く
『ん』のつくものを食べ『運』を上げ
柚子風呂に入って邪気を払う
「ん」がつく「冬至の七種(ななくさ)」といわれる食べ物
なんきん(かぼちゃ)、にんじん、れんこん、ぎんなん
かんてん、きんかん、うんどん(うどん)
これらは体を温める効果があり、様々なビタミンも多く含む食べ物、
風邪予防に役立ち、コロナ禍での免疫力を高める効果も期待大ですね。
師走の主菓子は例年のごとく『袴腰餅』を
「事始め」の声を聞いたらやはり作りたくなります
*袴腰餅の写真は次回に
それから『聖夜』と名付けたツリ-の金団も作ってみました
軸は『看々臘月尽」で
頭を悩ましていたコロナ禍での「初釜」
一番は時間短縮を考えて『続き薄茶』を
そこでこの月のお稽古は
『初炭』『続き薄茶』をいたしております。
『続き薄茶』のお点前、
教則では応用の点前の中に紹介されている。
時間短縮にとてもぴったしなお点前で
連客中に急ぐ人がある場合や
亭主側で特別な趣向があって時間短縮したい場合等
また茶事の中でも朝茶事、夜咄などでは続き薄茶がお約束に。
今年はCOVID-19の為、短時間で終わるために
正客の方から
「勝手を申しますが続いて薄茶をいただきたく存じます」
と言ってもらうことにいたしました。
「懐石」も簡単に点心、吸い物とし
八寸、一献などはやめる事に。
さらにソーシャルディスタンス(SD)を図り
午前、午後の二部制とし、一席当たりの人数を減らしました。
これで「初釜」の計画をたててみました。
かぼちゃは賽の目、ハム、ミックスビーンズ等とマヨネーズ和えで。
お茶のお稽古、もう半世紀以上も前になります、かなり熱心に一生懸命だったのに、今や遥か忘却の彼方。トホホです。