「土用」とは四季の変わり目のこと、
立春・立夏・立秋・立冬の直前18日間のことをいう。
私達がいつも気にしているのは「夏土用」、
一年の中で最も暑さが厳しいとされる時期になる
夏バテや病気払いとして、丑の日に『う』のつくもの
特に「鰻」を食べる習慣や
暑気払いとして土用の入りに「土用餅」を食べていた風習など
又梅干し、本、着物の「土用干し」、水田の「中干し」、
茶人であれば「湿し灰作り」は、
暑い晴れの日が続くこの時期が欠かせません。
夏の太陽の「殺菌効果」も有用で、とても大事な時期です。
今年は未だ梅雨が明けず・・・・・
それでも今日19日は「土用の入り」
毎日のように降っていた雨も上がり、最高気温は33.9度にも
もうそろそろ梅雨も明けるかしらと思わせるが・・・
気象庁の週間予報によれば
"東日本と西日本は、前線や湿った空気の影響で曇りや
雨の日が多い見込みです。”
・・・水曜日や金・土曜日にまた雨マーク、梅雨明けは26日以降?
今日のお稽古の主菓子は『瓢餅』です。
さらに床のお軸も六瓢(=無病)が描かれ、
新型コロナも水災害も『無病息災』となりますように
賛は芭蕉の句「閑けさや 岩にしみいる 蝉のこゑ」
花は「木槿(光花笠)」と「藪ミョウガ」、「縞葦」をせせらぎ籠に
初炭、濃茶、後炭、薄茶と、折据で札を引いてお稽古
濃茶はもちろん各服点で
新型コロナでの自粛明け以来、始めての4人のお稽古
6畳・8畳との襖を取り払い、ソーシャルディスタンスをとり、
換気機能を作用させてのエアコンをon、
空気清浄機のプラズマクラスターもon、
マスクは必需品ですね。
早く花月のお稽古をしたいもの。
いつになったらマスクを外してお稽古ができるのでしょうか
自粛期間中を考えれば、欲を言えば切りがない。
皆様とお稽古ができるだけ嬉しことですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます