「初釜」とは、新しい年をむかえて最初に釜を火にかける事
このとき、元旦に汲んだ井華水『若水』を使う
この湯で御茶をいただくと 体によく万病を防ぎ、
これから1年間の邪気を払うことができる
と言う厳粛な行事ですが・・・
一般的には家族で除夜を迎え、お節、お屠蘇で
お正月をお祝いしますので
新年最初のお茶会を「初釜」としています
この「初釜」の意味を鑑みながら
今年もコロナ禍の中
初釜が出来て感謝!感謝!
昨年に引き続き午前、午後の二部制に
午前は
汲み出し➡席入り➡初炭➡お菓子➡濃茶➡薄茶➡席改め➡点心➡終了
午後は
汲み出し➡点心➡お菓子➡席入り➡濃茶➡後炭➡薄茶➡終了
お客様は6人以内とし、点心は同室3人づつ分かれて
いただいてもらいました
なおCOVID-19対策として
各部屋に加湿空気清浄機(プラズマクラスター付)を置き
アルコールでの手指消毒の徹底、蹲では所作だけに
会話ではマスク着用、できるだけ黙食でとお願いを
主菓子は「花びら餅」芳月庵
干菓子は「薬師寺飛天」樫舎、「雪輪」芳月庵
懐石は「半月弁当」(懐石かこむら)
煮物椀は「お雑煮」(芳月庵)
最後にほうじ茶
と簡略化いたしました
終了後、何事もなく一週間経ちましたので
ほっとしております
**芳月庵とは自製のこと
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