気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

桜色のきんとんの銘は『花筏』

2019-04-16 11:39:24 | お稽古


昨日は未明に雨が上がり、七十二侯「虹始見(にじはじめてあらわる)」
雨上がりに虹が見え始める頃なのですが、早く止み過ぎたようで残念。
今朝は今朝で、5℃ときりっと引き締まり、眩しき太陽も輝き二十四節気
清明』と呼ぶにふさわしい生き生きとした朝になりました。

昨日のお稽古はいつも近くの駅から近隣公園を抜け、
ウオーキングしながら来て下さる方、
三月の始めには鶯の初音を聞けましたとのお話などなど、
今回は前回のお稽古の時に比べ公園の緑が増え・・・
特に、緑の中の三つ葉つつじの赤紫が素晴らしかったことなど
お話に生きる活力がみなぎっており、いつも元気づけられます。
今日はとっておきのお話、
三月終わりから行ってらっしゃった「鑑真和上」の故郷『揚州』
揚子江の川下りで、桃の花と柳のコントラストが綺麗で
その他も花も素晴らしかったと色々お話に花が咲き・・・
そういえば5月連休に公開される「唐招提寺」御影堂供華園の『瓊花(けいか)』
鑑真和上遷化1200年の昭和38年(1963年)に、故郷『揚州』から送られた花、
日本に数株しかないという珍しい花、その『瓊花』も咲いていたのかしら
花でいっぱいの鑑真和上の故郷揚州へ私も行きたくなりますね。

桃は日本の桜と同じかな?なんて思いながら・・・

4/6
今日の軸は『柳緑花紅』「柳(やなぎ)は緑(みどり)花は紅(くれない)」
唐の国も倭の国も同じ
 

一昨日の花散らしの雨で、桜も散って川面は一面花筏に・・・
4/15 2018.3.31佐保川にて

お稽古の主菓子は、『花筏きんとん』を


床の花は、桃色の八重椿に常盤マンサク


春爛漫のお稽古、いかがでしたか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿