気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

初風炉の稽古は心新たに

2022-05-14 21:50:53 | お稽古

利休居士が炉の点前を創作されるまでは
茶の湯は四季を問わずに風炉だけであったらしい
書院での台子の茶から草庵の茶へと移行する過程で
茶室に炉が切られるようになり
風炉の季節と炉の季節が定められた
亭主と客がやや向き合い、暖をとりあう炉から
夏に入り、やや他人行儀な風炉に変わる
  
初風炉になると気持ちを改め居住まいを正す
そんな気持ちに自然に思わせてくれる
『稽古とは一より習い十を知り十よりかへるもとのその一』
の利休道歌に倣い

初風炉のお稽古はまず割り稽古から始めましょう
  
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