学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

作品購入と太宰の手紙

2008-07-31 23:18:05 | 仕事
美術館宛に届いた古書店からのカタログを見ていたら、なかなか良い作品が掲載されていました。良い、というのは個人的に、ではなくて、美術館として収蔵するのに良いと思われる作品のことです。もちろん図版ですから、本物を見ないことには話になりませんが、情報として見逃すことはできないものです。

しかし、価格を見てびっくり。とても美術館の予算では買うことは出来ない値段でした。どの美術館でもそうだと思いますが、作品購入費は年々削られ、もはやゼロのところもあるとか。当館はゼロではありませんが、やはり年々削られているのも事実…。

次ページをめくると、そこには佐藤春夫宛太宰治の葉書が販売されていました。内容は私(太宰)にぜひ芥川賞を取らせてください!という生々しいもの。いいのかな…こういうのが出回って。太宰の字は初めて見ましたが、結構綺麗な字を書きますね。いや、佐藤宛に依頼の文章を書いているから丁寧なのかしらん。

今日は古書カタログについてのお話でした。
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