今日からパソコンで展覧会の作品解説を書く仕事を始めています。といっても、これもまとまった時間は取れないので、毎日15分とか30分などでコツコツと進めていく予定です。もっとも、私の場合は、常にノートを持ち歩くようにしていて、そこに手書きで文章を書いたり、ふいに頭をよぎったことなどをメモしておいて、パソコン作業はそれらをまとめるだけにしています。以前はパソコンに向き合いながら、うんうんと考えていたのですが、それよりも今のやり方のほうが時間が短縮できるし、記憶に残りやすいので、そちらの方が私には向いているようです。
このあいだ、茨城県坂東市にある逆井城でいつもの「城浴」をしてきました。ここは後北条氏の城であったそうで、いま、この城跡は県指定文化財です。見どころは城内の幾重にも張り巡らされた空堀の跡でしょうか。まるで迷路のようで楽しかったです。ちなみに写真は堀底。土塁から堀底までの高さは10メートルくらい、城が現役のときはもっと深かったのでしょうから、なかなか圧巻です。
昨年は土浦、今年になって、真壁、小田、そして逆井と見てきましたが、どの街も城跡を大切にしていて、地域の人たちの憩いの場になっているようです。逆井城跡でも、ゲートボールを楽しむ皆さんがたくさんいらっしゃいました。今回も心がなごむ「城浴」となりました。感謝です。
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