円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

学級活動レクリエーション中学校6ごろごろどかん

2014-02-08 00:59:24 | 学級レクリエーション
空 の 箱/記事一覧
2014-02-09up
学級活動レクリエーション中学校6 ごろごろどかん
[準備]
1バレーボール(とかドッヂボールとか、どっぢでもOK) 2生徒用イス生徒数分

[やり方]
 ★レク1~5のレクをいくつかしたあと、クラスが温まってからがよい。
 ★すでに、イスが円陣になっていて、生徒は内向きに着席している。

1 説明
「(円陣の中心で)ここにボールがあります」
「Aくんに渡しました。A君は左の人に渡します。どんどん時計回りに渡します。ストップ」
「今、先生が鬼です。手で目を隠して、ゴロゴロゴロゴロと言います。
 ゴロゴロと言っている間、どんどんボールを渡していきます」
「途中で、ドンッと言います。その時、ボールを持っていた人が鬼です」

2 練習(教師が鬼)
「じゃあ練習。Cさんから行くよ。ゴロゴロゴロゴロ・・・ドカンッ」
 (ドカンで鬼は手を離して見る)
 (Tくんが持っている)
「そうしたらTくんが鬼。立ち上がって。ボールは先生が持つ。Tくんがゴロゴロッて言う」
「もう一回練習。ゴロゴロってたくさん言わないとダメだよ。すぐ終わっちゃうから」
「Tくんボール持ってるね。行くよ。先生鬼。目隠すよ。
 ゴロゴロゴロゴロ、ゴロゴロゴロゴロ、……ゴロゴロゴロゴロ、ゴロ、ドカンッ!」
 (ゴロゴロの声を大きくしたり小さくしたり)
 (終わると見せかけてまた続けたりして見せる)
 (ドカンッ、は大きくはっきり言って見せる)

「Fさん、鬼~。わかった? じゃあ、本番」

3 本番(最初だけ教師が鬼)
「ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ、ドカンッ!」
「Kさん。鬼。ボール貸して。真ん中に立って」
 (教師Kさんの席に座る)
「Kさん。目隠して。ゴロゴロって、スタート!!!」
 (勢いをつけてあげないと、生徒の声は小さい)
 (スタートと言ってあげないと、ボールを回し始めるタイミングがわからない)
「ゴロゴロゴロどかん」
 (たいてい、ものすごく短く終わってしまう)
 (でも責めない)
「次、Mくん鬼。Kさん座ってボール持って。Mくん、スタート!」
 (くどいが、レクでは絶対に怒らない。どんなに下手でも褒める、フォローする)

 (何となく、飽きてきたり同じ人ばかり白けて来たら。又は逆に白熱したら・・・)

「では、ボールを2個にします!」
 (普通は、エーッッッ、と生徒は嫌がって喜ぶ)
「ボールを回す方向は同じです。ボールが2個だから鬼が二人になります」
 (教師が立ち、今の鬼と二人で真ん中に立つ)
 (イスはどかさなくても良い。問題ない)
「鬼は二人でゴロゴロ言います」
「最初に相談して一人が、ドカンッと言います。みんなにはどちらが言うかわかんない」
「ドカンで、ボール持っていた二人が鬼。相談してゴロゴロ」
「行くよ。(教師はもう一人の鬼とドカン役をサッサと相談)ゴロゴロ・・・ドカンッ!」
「PくんとQくん鬼!」

[効能とコツ]
1 いくつかレクをしたあとが良い。急に盛り上がるゲームではないから。
2 いつでも終わりにできるのが良い。
  チャイムが鳴ったり、次のゲームに移ったり、健康診断の呼び出しが来たりしても。
3 偶然なので、同じ人ばかり負けないのが良い。
4 小さいズルは指摘だけして、見逃す。
  「あーーー。Rくんさすがズルがしこい」
  「あーーー。Sくんレディファーストってもんを知らないのかねえ」

  教師=レクリーダーの瞬発力が大事。
5 ひどいズル、度重なるは見逃さない。無理に隣りに回したり投げたりすることがある。
  「今のは、Cくんが鬼だと思う人! ハーイ」
  と全員を巻き込みながら、正しく誘導する。
6 おとなしい子が、鬼になったら、
  「心の優しい人が、鬼になるんだよねー、これは」
7 このクラスに、又は、今の雰囲気には合わないな、と感じたらすぐにやめる。
  これは、レクの原則。
  「じゃあ、オシマイ。次のレク行ってみよう~」

熱狂度★★ ~ ★★★★(当たり外れあり・サッサと動かしましょう)
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学級活動レクリエーション中学校14ネームチェーン

2013-04-13 21:23:08 | 学級レクリエーション
2013-04-13up
学級活動レクリエーション中学校14 ネームチェーン
レクナンバーは、ブログコンテンツの番号に合わせます。
書けるものから、順にアップします。


[準備]
無し

[やり方]
1 5人から6人をひと班とする。

2 (6人として)1番から6番まで順番を決める。

3 「ヨーイドン」で、一人目が、自分だけの「苗字・名前」を言う。
  「荒垣ゆいです」

4 すぐに、二人目が、一人目の氏・名を言ってから、自分の氏・名を言う。
  「荒垣ゆいさんの、隣りの、ジョン太郎です」

5 三人目は、一人目の氏名、二人目の氏名を言い、自分の氏名を言う。
  「荒垣ゆいの隣りの、ジョン太郎の隣りの、明治リカです」

6 四人目が、前の三人の氏名を言い、自分の氏名を言う。
  「荒垣ゆいの隣りの、ジョン太郎の隣りの、明治リカの隣りの、明日浄です」

7 というように、一人目から自分自身までの氏名を言う。
  一人目が簡単で、最後が難しい。

8 6人目が「ダレダレの隣りの、ダレダレです」と言い終わったら終了。
  終了までの早さを競う。

9 班の人数がそろわない場合、一番多数の班に合わせる。
  5人班は、例えば、一人目が言い終わったら、6番目に移動して、6人目になる。

[効能とコツ]
1 「生徒が」クラスのメンバーの名前を覚えることが出来る。
 (僕は新採用から二年間、生徒同士の名前を覚えさせることが出来なかった。
  異常なことだ。
  一年間同じ教室にいて「僕は誰々とひと言も話したことがない」という生徒。
  一年間同じ教室にいて、クラス全員の名前を覚えていない生徒。
  そういう生徒がたくさんいた。
  放っておけば、名前なんか覚えるだろうと思っていた。
  でも子供のとき、学年で一番内気だった僕は、ほとんど誰とも話さなかった。
  クラスで氏・名を覚えている相手は、数人しかいなかった。
  そんな僕でも、仕事になったら、生徒の身になることができなかった。
  学級経営で「名前を覚えさせる」のは、担任の仕事だ。
  ジャンケンすわりなど、コミュニケーションレクで氏名を言わせるのはそのためだ)

2 生徒同士の名前を覚えさせるのは、担任の学級経営の最低限の仕事だ。

3 やり方は二つある。
  ① 全ての班を一斉に競争させる。言い終わった班から座らせる。
  ② ひと班ずつ順に立たせて行なわせる。時間を測り「何十何秒!」と言う。
    6班あるなら、6班終わった時点で、優勝班に拍手。
    この②のほうが、面白いし効果は高い。ただし少し時間がかかる。

4 時間と、担任の技量があるなら、ふた班合同で12人対12人でやる。

5 慣れたら「イスの円陣ゲーム」の最後に、クラス全員のネームチェーンをする。
  やってみてください。生徒も担任の自分自身も感動します。

6 一番苦手な生徒は、一番目にさせるようにアドバイスする。
  生徒は上手に助け合うものだ。

7 二回戦目をするとき「順番を変えてもいいよ」とアドバイス。

8 喋ることが出来ない生徒がいるなら、紙に書いて、挙げさせれば良い。
  聞こえない生徒がいるなら、二番目の生徒が、その生徒の名前を黒子のように言えば良い。
  やり方はいくらでもある。
  僕は全聾の中学生を担任して、百人一首も合唱コンクールも普通に行なった。
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学級活動レクリエーション中学校46負けジャンケン

2013-04-07 12:18:43 | 学級レクリエーション
2013-05-05up
学級活動レクリエーション中学校46 負けジャンケン
レクナンバーは、ブログコンテンツの番号に合わせます。
[準備]
無し
[説明のやり方]
1 これから「負けジャンケン」をやります。

2 普通のジャンケンは、二人で同時に「ジャンケンポン」

3 A君、相手になって下さい。
  僕がジャンケンポン、と出したら、続けて、ポン、と出して下さい。
  僕「ジャンケンポン」A君「(無言で出す)」

4 ポン、と言ってください。
  僕・ジャンケンポン A君・ポン
  (クラスに見えるように、手を挙げて出してもらう)

5 そう。テンポよく、ジャンケンポン・ポン。ジャンケンポン・ポン。

6 その時、Aくんは、僕に負けないとダメ。
  僕がジャンケンポン、で、グー出したら、A君は、ポン、でチョキ出す。
  行くよ。ジャンケンポン(グー)・ポン(チョキ)

7 続けてやる。
  ジャンケンポン・ポン。ジャンケンポン・ポン。ジャンケンポン・ポン。
  勝っちゃダメ。負けなきゃ。
  A君がテンポ良く、僕に負けたら、A君の勝ち。
  A君が勝っちゃったら、A君は負け。  

8 丸付けコンビで、先に出す人決める。
  せーの、ジャンケンポン・ポン。

9 (しばらく30秒とか1分とか、様子見て)
   先に出す人、交代!・・・はい、終了~~~
[効能とコツ]
1 とにかく楽しい。コミュニケーションレク。
  テンポを崩さず、わざと負けるのは意外と難しいです。

2 ポン・ポンを、間を開けない。
  ジャン・ケン・ポン・ポン
  トン ・トン・トン・トン、のリズム。

3 短時間で出来る。あまり長くやると白ける。

4 先週、時間が余ったとき、すべてのクラスでやってみました。
  高校2年生、3年生がみんな笑顔で喜んだり悔しがったりします。
  とても楽しく終わって、僕は度々こう言います。
  「6時間目なのに、良くやったね、ってコンビで言い合いなさい」
  高校3年生でも、みんな言います。かわいいです。
  放課後、たまたま通り過ぎたら、女子が他のクラスの生徒に教えてあげていました。
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学級活動レクリエーション中学校5名刺交換

2013-04-07 12:18:42 | 学級レクリエーション
2013-04-07up
学級活動レクリエーション中学校5 名刺交換
[準備]
(教師)1 A4紙生徒数分(多めに・普通の印刷用紙) 2 ボールペン
(生徒)1 ボールペン(シャーペンよりボールペンがよい) 2 イス

[やり方]
1 「ボールペンをポケットに入れなさい。
   机を下げてフルーツバスケットのようにイスを丸く並べます。ドンッ!」
   (初めの数年間、ペンを持たせずにゲームに入って、とても困った。
    前のゲームに連続して名刺交換に入る。
    ペンを出して-持ってません-机に取りに行って!・・・せっかく温めたのに)
   (教師は、円陣の中央で調整する。いち、に、さん、とカウントすると早くなる)

2 「名刺交換、というゲームをします」
   (教師は円陣の中で、ゆっくり向きを変えながら全員に向かって話す。
    他のレクも同じ。
    特にこのように手に何か持つ場合、必ずカチカチ音を立てる生徒がいる。
    全員ポケットに入れさせて、手に何も持たせないで説明する

3 「紙を配ります」
   (数枚ずつ数か所に渡してどんどん回させる)

4 「先生と同じように折ります」(上にあげて回って折り方を見せながら)
  「半分に折って、一回。また半分に折って、二回。また半分、三回。
   この大きさになった?」
  「全部開きます。マス目がいくつある?」(8個!)

5 「ペン出して」
  「名前には、姓と名があります。あなたの姓は? 名は?」
  「8マスの中で、どこでもいいから一つに、自分の名を書きます」
   (漢字ですか? ― 漢字の人は漢字、平仮名の人は平仮名)
  「さん、に、いち。書けた人、先生に向かって見せる。よし下ろす」

6 「おととい、ジャンケンすわり、やったね。立つ。ジャンケンする」
  「今日は、勝った人は、負けた人に紙を渡す」
  「渡して、空いてる所に、その人の名を、姓名の名だね。書いてもらう」

  「書いてもらったら、ありがとうと言って返してもらう」
  「次のジャンケンの相手をつかまえる。勝ったら書いてもらう」

7 「何回勝ったら、全部マス目が埋まるの?」(7回!)
  「同じ人に書いてもらうのは禁止。7人全部、違う人」
  「全部、マス目に名前を書いてもらったら、チャンピオンシート!質問は?」
  「行くよ。ペンも出して。よ~い、ドンッ! はい、全員立つ、立って立って」

8 ジャンケンすわりと同じく、困った生徒に相手をする。
  座ってる人とジャンケンしてもいいです。
  同じ人とジャンケンしてもいいです。
  もうジャンケンしないで**君に書いてもらいなさい。
  先生が書いてあげよう。
  全員座ったあとの、あいさつは、ジャンケンすわりと同様。

9 「ここからが本番です」(エーッ!)
  「今度は、ジャンケンしなくていい」
  「ヨーイドンって言ったら、立って、7人の人に、姓名の姓、苗字、書いてもらう」
  「名前を書いてもらった同じ所にだよ!」

  「ジャンケンしないでいい。名前呼んで探して。どんどん書いてもらう」
  「7人書いてもらったら。チャンピオンシート。質問!無し?ヨーイ・・・ドンッ!!!」
   (全員一斉に探すので、大きな声を出さないと見つからないのがおもしろい)

10 全員座るまでのフォロー、あいさつなど、同様に。

[効能とコツ]
1 やり方の基本は同じだから、動きが早い。だから、よけい熱くなる。
  つまり、できれば先に「ジャンケンすわり」をやっておく方が効果は高い。
2 生徒は早いから、教師も無駄なく、わかりやすく、サッサと進める。
3 一度のゲームは(名)―(姓)のように、2回戦だけ。
4 2回戦のパターン例
  A「まず姓を書く ― 名を書く」(上記より、この方が簡単)
  B「姓を書く ― 何月何日と誕生日を書く」
  C「誕生日を書く ― 姓を書く」(BよりCが難しい)
5 注意。
  (電話番号)(父親や母親の名前)など個人情報や、
  書くのに困る生徒が出るかもしれないものは使わない。
  姓⇒名、名⇒姓、これだけで充分です。
  小規模校などの場合、姓名では簡単すぎるので、誕生日などを使う。
6 注意。クラスによるが、紙を手に持ったまま、又は床に置いて書けば早い。
  だが、いちいち円陣のイスを机代わりに書く場合もある。
  放って見ていればよい。
7 応用編は「男子は女子だけに書いてもらう。女子は男子だけに書いてもらう」


以上、1から5までが「必ず!最初にやりたい」編。
「2ジャンケンすわり」だけでもよい。
1と3と4を飛ばして「2ジャンケンすわり」―「5名刺交換」の二つだけでもよい。
「5名刺交換」だけでもよい。
一年間のクラスが変わります。
他のレクについては、元気があればいつか。
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学級活動レクリエーション中学校4あっちむいてホイすわり

2013-04-06 22:16:45 | 学級レクリエーション
2013-04-06up
学級活動レクリエーション中学校4 あっちむいてホイすわり
[準備]
1 イス生徒数分

[やり方]
「ジャンケンすわり」と同じ。

[効能とコツ]
1 ジャンケンすわり・負けジャンケンすわり、に続けてやってしまうべし。

2 なぜなら、これはすごく時間がかかる。
  1回だけ勝ったら、2回だけ勝ったら、くらいで座らせるとよい。

3 でも、長くかかると疲れたりあきたりしらけたりする。
  「あと20秒。3、2、1終り!どこでもいいから座ります」
  と切り上げてしまうとよい。

4 また、二種類のジャンケン座りで生徒が熱くなっているからしらけない。
  いわゆる、あっためてある、からだ。
  いきなり、これから始めると、乗らない可能性がある。

5 たとえば、1回だけ勝ちで座る、ことにする。
  すると、どんどん座って、円の中でホイホイと勝負するのを見物することになる。
  これだけでも、とても楽しい。

  困っている生徒はもちろん教師が相手をしてあげる。
  そして、時間で切り上げてしまう。
  教師と最後に対戦した生徒がいたら「一番大きな拍手を~」と言い座らせてあげる。
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学級活動レクリエーション中学校3負けジャンケンすわり

2013-04-06 22:11:39 | 学級レクリエーション
2013-04-06up
学級活動レクリエーション中学校3 負けジャンケンすわり
[準備]
1 イス生徒数分

[やり方]
「ジャンケン座り」と同じ。
ただ、
「今度は、早く5回負けた人が、チャンピオンシートに座ります」
というだけ。

[効能とコツ]
1 これでもやっぱり、同じ生徒が負けることが多い。
  だから、立って名前を言わせるときの教師の言葉がものを言う。
2 「ジャンケン座り」にすぐに続けてやるのが、最も効果がある。
  生徒の熱狂度が、どんどん上がっていくからだ。
3 そのために、二つ続けて時間が確保できるように予定を組む。
  余ったら別のことをすれば良い。
  指導がうまくなれば熱狂度★★★★★以上
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学級活動レクリエーション中学校2ジャンケンすわり

2013-04-06 22:08:30 | 学級レクリエーション
2013-04-06up
学級活動レクリエーション中学校2 ジャンケンすわり
[準備]
1 イス生徒数分

[やり方]
1 フルーツバスケットと同じようにイスを内向きに円形に並べさせる。
  全員自分のイスに座る。
   (教師=ゲームリーダーは円の中心にいて調整する)
   (最近フルーツバスケットを知らない若い人がいるのです!?)

2 黒板に近い方のどこかで、イスとイスの間を一脚分空けさせる。
   (時計の針で12時にイスがないとして、1時の側の一つ目がチャンピオンシート)

3 「ここの○○君が座っている席がチャンピオンシートです。
   時計回りに、隣りが2番め、3番め、グルっと回ってここが最後の席です」
   (11時の席が最後ということ)

4 「これからジャンケンをします。5回勝った人が優勝です。
   **君協力してください(と立ってもらう)先生とジャンケンします。
   最初はグー、は言わない。(全員に見えやすく)ジャンケンポン。先生の勝ち。
   そうしたら、負けた人が最初に『○○○○です』と名前を言います。
   勝った人は偉そうに『そうか。△△△△じゃ』と名前を言います

   (で、**君に名前を言ってもらい、
    教師が腕組みして、そうか○○傭兵じゃ、と言ってみせる)

5 「これで先生は1回勝ち。すぐ別の人を探します。
   同じ人とやらない。どんどんつかまえて、ジャンケンポン。
   あとは同じ。負けた人が先に名前を言う、勝った人が偉そうに言う。
   次をすぐ探す」

6 「5回ジャンケンに勝ったら、すぐにここのチャンピオンシートに座ります。
   二番目に早く5回勝った人は、隣りのここ、第二位の席に座る。
   どんどん座って、最後の人は、この席に座ります」
   (最後の席の左隣に、空白席があるということ)

7 「まだだよ、まだだよ。
   先生が、よ~い始め、って言ったら全員立ちます。
   立って一人目のジャンケン相手をつかまえる。5回勝ったら座る」
   (わからない生徒がいそうならば、質問にさっさと答える。一度やればわかる)

8 「よーい。始めっ!」
   (5回勝って戸惑う生徒がいれば、手を引いて座らせる)

9 「終了~。
   では、一番最後に座った**さん立ってください。(教師は隣りに並ぶ)
   **さんは、クラスで一番心が優しいので、遠慮してしまった良い人です。
   ****ですって名前を言って、よろしくお願いします、って言います。
   (**さんが言ったら)大きな拍手!」

10 「優勝は**君、立ってください。(教師は隣に並ぶ)
   すばらしい。名前を言って、よろしくお願いします、と言ってください。
   ・・・拍手!」

11 「2回戦。今度は、最初に、最初だけね、同じ班の人とジャンケン禁止。
   よーい。始めっ!」

[効能とコツ]
1 半数以上が座ると、おとなしい生徒は相手が見つからなくなる。
  「座っている人と、ジャンケンしてもいいよ」
  「同じ人と何回してもいいよ」

  最後は、先生としよう、と言って相手が5回勝つまでジャンケン。

2 大抵、同じ生徒が負ける。
  その時の教師の対応、言葉を生徒は見ている。
  何度負けても嫌にならない言葉を、教師は言ってあげる。
  「やっぱり、一番いい人だ・**さんは天使のような人だねえ」とか。
  多くは、同じ生徒が勝つ。
  はっきりほめ、さらりと流す。勝っただけで嬉しいのだ。

3 少しくらいのズル・やる気がない行為、は見逃す。
  レクリエーション指導の最大のコツは「決して怒らない」ことだ。
  荒れた生徒が座ったまま動かないことがある。
  中学3年では女子が5人くらいずっと座ったままのことがあった。
  それでも、教師が怒ったら負け。ニコニコして何もないように進める。
  [減らしたい行動は無視・増やしたい行動は褒める]
  人物は無視しないが、行動を無視する。授業と同じだ。

4 1回戦=ルールを覚えるだけ。
  2回戦=慣れるために無制限でもう一度。
  3回戦=「最初だけ、同じ班の人とジャンケンしない」
  4回戦=「男子は男子とジャンケン禁止。女子も女子とジャンケン禁止」
  のように、ハードルを上げると飽きない。
  でも、4回か5回くらいまでか。
  ゲームリーダーの技術次第。

5 やればわかりますが、最初からこのテンポでは出来ない。
  中学1年生なら、慣れれば多くは成功する。
  中学3年生では、慣れても途中で止めて怒鳴りつけたくなることがある。
  でも、ニコニコして進める。どうしても、無理と思ったら
  「ゴメン。みんなには合わなかった。次行こう!」
  生徒のせいにしたり、けなしたりしたら、二度とレクは成り立たない。

6 「班別早並び競争」と、これを続けて行なうことはできない。
  隊形が違うからだ。
  本ブログの学級経営案の、レクの順番も、隊形を考えて組んである。
  熱狂度★★★★★
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学級活動レクリエーション中学校1班別早並び競争

2013-04-05 18:39:36 | 学級レクリエーション
2013-04-05up
学級活動レクリエーション中学校1 班別早並び競争
[準備]
1 競争の題材 2班の数の丸磁石番号付き 3生徒用机1個 3生徒はできれば体操服

[やり方]
1 説明
 「これから班ごとに協力する力を見せてもらいます」
 「机を全部下げたら、廊下側から1、2、3班と、一列に並んで床に座りなさい」
 「競争。よーい。ドンッ」
2 生徒用の机を黒板前に置く。上に番号書いた丸磁石を置く。
3 全員座ったら一番早かったのを見て「優勝は○班です」
4 練習
 「では、本番です」
 「これから先生が、何々の順、と言います」
 「指示された通りの順番に並び替えて座ります」
 「じゃ、本番の練習。何々の順って言ったらすぐ並ぶんだよ・・・背の高いもん順っ
 「4班優勝。拍手~。班の人が全員座るまでだよ」
5 本番
 「では、本当に本番です。何回かやって優勝した班は月曜日の掃除場所を選べます
 「今度は全員並んで座った班の、一番前の人が、ここの磁石を取りに来ます」
 「1番の班は、①の磁石取るんですよ。⑥取ったら、6番目になっちゃいます」
 「それで、黒板の自分の班の番号の下に貼り付けます。こうやって」
 「先生は手伝いません。並ぶ、座る、磁石取って貼る」
 「行きます・・・出席番号の早いもん順っ
  (・・・で、たっぷり間をとるのがコツ)
  (全部の班が座り、磁石が黒板に①から⑥=6班の場合、まで貼ってある)
 「一位*班!拍手! 優勝が6点、2位5点、6位が1点にします」
  (点数を板書して、磁石を机の上に置く)

 「2回戦・・・髪の毛が長いもん順っ

[効能とコツ]
1 仲良くなる。なぜなら、以下のことが分かるから。
2 誰が口火を切るか、誰が動きが早いか遅いかお互いにわかる。
3 班の人の状況や性格がわかる。
4 僕の場合は、班長・専門委員を決める前にやる。
  誰にクラスの代表になってもらいたいか生徒が自分で理解するから。
  その見通しがあるから、ゲーム中にコメントする。
  「早い班は、何かしているんだよ。何だと思う?
   ・・・誰かが声を出して指示しているんだよ。
   ・・・班の人がすぐに近づいてかたまっているんだよ」
5 「競争の題材」は20種類くらい考えてメモしていく。
  その場で思いつくならそれでもよい。が、間・マが開くと失敗する。
  上の通り、題材は簡単なものからだんだん難しくする。
  ●簡単=すぐわかる・身体接触ない(背・髪・靴サイズなど)
  ●難しい=相談必要・身体接触ある・判断困難(誕生日・右手小指の長さ・眉毛の濃さなど)
6 僕は題材を持っていますが、書きません。
  何年もかかって、これダメこれイイ、と絞りました。
  住居地域の特色、生徒の事情、などで変わるはずです。
  楽しく20種考えて臨んでください。
  熱狂度★★★★
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