円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

学級活動レクリエーション中学校・我が班バンザイ

2015-03-31 10:40:04 | 学級レクリエーション
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2015-03-31up
学級活動レクリエーション中学校・我が班バンザイ
[準備]
 ①クラスを5、6人の班・チームに分ける。 ②用意するもの無し。

[やり方]
1 説明
 1 レクの名前は、我が班バンザイ。(ネーミングはアレンジを)
 2 チームで机を付け、時計回りに一人ずつ「いち、に、さん」と数字を言う。
 3 教師が、たとえば「3の倍数」と指定する。
 4 3の倍数にあたった人は、「さん」という代わりに「バンザイ!」と両手を上げて叫ぶ。
 5 グルグル回って「ろく」「きゅう」「じゅうに」の人が同じことをする。

「ちょっとやってみましょう。Aチーム。鈴木くんからお願いします。
 じゃあ、4の倍数始め。鈴木くん、いち。次、に。さん。
 佐藤くんは、バンザイって言って両手上げる。そうそう。
 次、ご、ろく、しち、山田さんは、バンザイ言って両手上げる」
「他のチームも、30秒だけ、今の座席のままやってみる。4の倍数。始め
 
 6 教師は、黒板に書きながら、こう言うのだ、と説明。
   「ナントカの倍数で、38まで。始め」
 7 38まで言い終わったチームは、誰かが「せーの」と言って、全員で「バンザーイ!」
 8 全員で、バンザイを言ってバンザイして、座ったチームが優勝。

  (★座ったら勝ち、と強調。そうしないと教師が判定できない)

「バンザイを叫ぶのが大きくないと失格。両手も上げる。
 練習。机付けて。10秒で」
「全員起立。
 僕が、せーの!って言うから、チームそろって、バンザイってやってみる。
 (教室の真ん中に立って)せーの!」

  (間違いなく、蚊の泣くような声)
  (絶対、生徒をけなさない。もっと出るようにしてやるよ、まだまだ力があるよ、とか激励する)

「二回目。僕が聞いてて、いちばん声が大きかったチームに、1点。
 せーの! (ばんざい) Cチーム!優勝!プラス1」

  (迷わず、即決が重要。難しいけど)
  (黒板に行って、C1点、と書く)
  (2、3回繰り返す。教師=レクリーダーが明るく自分がいちばん大声を出し両腕を振り上げる)
  (優勝チームを、2、3回即決すると、だんだん生徒が熱くなる)

「じゃあ、チームでせーの!言う人決めて、練習20秒。
 僕が、真ん中で、どのチームがいちばん聞こえるか、どんどん言ってあげる。
 始め!」

  (経験では、ここで、教室が割れるように、バンザイが始まる)

2 本番
 1 1回リハーサルします。(すぐ本番でも良い)

 2 本番ルールですが、
   誰か「バンザイ」と言わず「数字」を言っちゃったら、
   最初の「いち」からやり直し。
   振り出しに戻る。


 2 全員起立。

 3 誰からスタートするか決めなさい。(いち、を言い始める人)

 4 黒板の上の方に、板書しながら、はっきりゆっくり言う。
   「5の倍数で (間) 54まで。 始め!」

 5 教師は教室全体を見て、「Dチーム優勝」「Bチーム2番」「A3番」と言う。

 6 あらかじめ、A B C D ・ 1班 2班 3班 4班 と板書しておく。
   その下に、1位・2位、と書く。

 7 Dチームに拍手!
   2回戦!
   (板書しながら言う)
   「4の倍数で (間) 38まで。 始め!」

 ※ 以下同じ。時間で切る。

[効能とコツ]
 1 4月「学級開きの最終レク」の一つ。

 2 うまくいけば、見たことのない教室の世界が待っています。

 3 バンザイの声と動作が重要。
   だから、本当の勝負は説明場面の声出し練習で決まる。

 4 んなことやってらんねえよ、という訳だが、何かを賭ければよい。
   1位10点・2位6点、など点数を決めておく。
   三回・四回戦行なえば、逆転も可能なのが良い。

   [来週のそうじ場所、を選ぶ権利]
   [来週の席替えのとき、優勝チームの人は自分の好きな席を最初に選ぶ権利]
   [優勝チームメンバーは、日直が回ってきても一度免除される権利]
   とか、学校のシステムによって工夫する。

   ただし、[モノを与える]のは絶対に止めるべし。
   でも、
   [100円で賞状を買っておいて、優勝賞状授与式をしてあげる]
   のなら良い。

 5 レク指導の中では、かなり難しい。
   [盛り上げる][火をつける][判定を迷わず正確に][いつも負けるチームのフォロー]
   でも、やり始めない限り、指導できるようにはならない。

 6 なお[数字]の倍数で[数字]まで、の、倍数には易しいのと難しいのがある。
   忘れてしまったので、研究して下さい。 

熱狂度★★★~★★★★★★
レク指導難易度★★★★★
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学級活動レクリエーション中学校・震源地

2015-03-31 09:23:35 | 学級レクリエーション
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2015-03-31up
学級活動レクリエーション中学校・震源地
★中学1年生向けの、ちょいとするレクです。
[準備]
① いすを内向き円陣にして生徒は着席  ② 鈴(振ると音が鳴るものならよい)

[やり方]
1 説明
 1 円陣の中で、教師が「鈴」を見せる。
 2 生徒の誰か一人に渡し、後ろ手に隠して持たせる。
 3 「左右どちらでもいいので、先生に見えないように手渡してください」
 4 教師は、今誰が持っているかを音を頼りに、パッと当てる。
 5 外れたら続ける。
 6 「三人(二人でも良し)の人に、鬼になってもらいます。
   真ん中で、誰が鈴を持っているか当てたひとが、名誉と栄光の拍手を受けます」

 7 鬼を立候補、推薦で決めて、廊下に出てもらう。
   できれば、教室から離れたほうへ。

2 本番
 1 鬼に聞こえないように、本当のルールを説明する。
  ① 「鈴は、先生のおしりのポケットにいれます。
     だから、誰も鈴は持ってない!」
  ② 「みんなは、背中のうしろで、鈴を手渡す振りをします。
     あっちでも、こっちでも、演技して下さい」
  ③ 「先生は、鬼に気づかれないように、ポケットの鈴をたたき、鳴らします」
  ④ 「鬼が誰かの名前を言ったら、惜しい!!、と言いましょう。
     鬼の役の人を、馬鹿にしたり野次ったりするのは、無し」

 2 鬼役の三人を教室に呼ぶ。

 3 スタートの合図で「演技」と「教師の上手な鈴鳴らし」開始。

 4 頃合いを見計らって、分かりやすく鈴を鳴らして、ネタばらし。

 5 鬼役の三人に、大きな感謝の拍手。

[効能とコツ]
 1 40年前に、新卒の数学の先生がやってくれた。
   もう、いまどき、こんな素朴なレクは無理かな。
   私もやったことはありません。 

熱狂度★★(中1の素直な感じのクラスならできるかも)
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学級活動レクリエーション中学校・コンビでタコ紹介

2015-03-28 17:02:47 | 学級レクリエーション
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2015-03-28up
学級活動レクリエーション中学校・コンビでタコ紹介
★タコ=他己です。
★中学1年から、高校3年まで好評が多い。自己紹介より楽しいらしいです。
★たとえば、高校生の選択授業で寄せ集めメンバーのときなどでも有効です。
[準備]
無し

[やり方]
1 説明
「タコ紹介、をします」
  (タコ紹介、と板書。あえてカタカナで)

「自己紹介は自分で紹介。タコ紹介は、コンビの人のことを紹介してあげます。
 だから、他己紹介(板書)」

「まず、コンビの相手にいくつかインタビューします。答えをメモして下さい」
「終わったら、もう一人が相手にインタビュー。メモします」

  (この下は、誰か二人に頼んで、動作をしてもらうとよい)

「一人が相手のうしろのイスに座ります。相手を紹介してあげる人です」
「紹介される人は、立ちます。後ろの人はみんなから見えなくていいです」
「後ろの人は、メモを見て、立っている人のことを説明してあげます。 
   私は、****(氏名)です。必ず最初に名前を言ってあげます。
   好きなタレントは、ABCです。特に山野花子のファンです。
   好きな食べ物は、カツ丼で、嫌いな食べ物は、カリフラワーです。
   他の人からよく、頼りになると言われますが、自分ではそう思いません。
 と、こんな調子です」

「大きく、はっきり、立っている人が嫌な気持ちにならないように紹介します」
「紹介される人は、顔を上げて、堂々としていればよし」
「終わったら拍手」
「前後を交代して、もう一人の人を、紹介してあげます」

「質問の例を黒板に書きます。
   1氏名(必ず) 
   2好きな食べもの・嫌いな食べ物 
   3他の人からどう言われるか
   4自分を動物に例えると
   5将来の夢
 他にある???(言ったらどんどん書く)
 言いたくないことを聞いちゃダメ! シモネタ禁止!」

「では、インタビュー開始。
 インタビュー される 人は起立!
 インタビューする人は、メモ用紙!
 始め」

2 本番
  (発表順を決める。両端のどちらかからでよい)
「では、窓側の**くんコンビからどうぞ。
 まず、名前から。私は誰々です。
 そうそう、一人立って、後ろに一人座って。どうぞ」

  (拍手をうながし、あとは繰り返し)

「全員終了。
 紹介してくれたコンビに、お礼の拍手!」

[効能とコツ]
1 かなり時間がかかる。

2 だから、40人に近いクラスは「質問項目を3個に統一」する。全員同じで良い。

3 どうしても言えない生徒がいたら、教師が言ってあげるか、誰か生徒に頼む。

4 何度もするレクではない。4月前半とか、GW明け・夏休み明けとかにサッと。

5 中1より、高2、高3のほうがアドリブを聞かせる生徒がいて楽しくなることあり。

6 学級経営だけでなく、どんな教科の授業でも使えます。
  今思いついたが、教科の特徴により、質問を限定すると良いかも。
   社会「言ったことのある都道府県は・行きたい国は」
   理科「なりたい動物は・苦手な生き物は」
  これなら、教科の勉強、ということになるし。  

熱狂度★★~★★★(クラスがいい感じになる、はずです)
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学級活動レクリエーション中学校・班内自己紹介

2015-03-27 22:31:03 | 学級レクリエーション
カテゴリー別目次 ・ 記事一覧
2015-03-27up
学級活動レクリエーション中学校・班内自己紹介
★4月に「自己紹介」はさせません。時間がかかり効果が少ないからです。
★代わりに、細分化したコミュニケーションレクを連打します。
★席替え・班替えをするごとに「班内自己紹介」をするのもよいです。

[準備]
無し

[やり方]
★クラスに「班組織」というものがある場合は、班ごとに。
★多くの地域で日常的な班はないらしいので、4~6人の座席の固まりを教員が指定する。
1 説明
「班内(グループ)自己紹介、をします」

(板書 1自分の氏名 2項目[好きな動物・今朝の朝食メニュー・苦手なこと、など])
(コツは、簡単なこと・言うのが嫌でないこと・家族のことは避けること)

「班ごとに机を付けて、氏名と3つのこと、を班の人に自己紹介します」
又は
「そこの5人、そこの4人、そこの5人・・・全部で5グループです。
 グループごとに机を付けて、氏名と3つのこと、を班の人に自己紹介します」

2 本番
「机をつけなさい」

(つまり、説明が終わるまで机は動かさない)

「言う順番を決めなさい」

「どんなことを言っても、大きく拍手をしてあげること」

「全員言い終わった班は、黒板に書いてある、4・5・6番の質問を順番に言います」

「一人目起立。始めましょう!」

(全員終わった所を見はからって)

「机を戻しなさい。10秒。9、8・・・よし」

[効能とコツ]
1 学級経営案の最初の方にありますが、机のつけ方は非常に重要です。
  だから、事前に「机のつけ方指導」を済ませてあるのが前提です。
  もし、4人で机をつけなさい、と指示して、バラバラに10センチずつ間隔が空くならば、
  「教えた通り1ミリも空けずつけなさい」
  と言って通らない状態ならば、この種のレクはやらないほうがよいです

2 全員を見ながら、聞きながら、
  「**グループは拍手がうまいなあ」
  「今の!!さんの声がよく聞こえた」
  などと褒める。

3 発表できない生徒がいたら、すぐにサッと終わらせる。
  (弱い子)そばに行く。
       「言えない? じゃ、今日はパスでいい?(グループに視線で断る)」
       「言えない? よし、じゃあ名前だけ言ってよろしくお願いします。拍手!」
       「すきな野菜だけ言える? よし。拍手。座る」
  (反 抗)近寄らない。教室の前で。
       「**さん。言えんか? じゃあ、僕のノートに貸し1。次に進んで」
       近寄って、立つ。
       「言えない日もあるか。Bさんどうぞ。拍手。Cくんどうぞ。…(全員)机戻す」

4 と、3番で無理に書いたが、出来ないクラスではやらない、そのレクだけ飛ばすのが原則。

熱狂度★(熱狂させるレクではない)
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コメント「レク・名刺交換・大成功」を頂きました!

2014-04-04 21:35:54 | 学級レクリエーション
2014/04/06追記)
 本ブログ目次冒頭に『中学校1年生学級経営案』があります。
 ブログ開設の最初に作った記事です。
 ブログ作成に慣れていなかったり、途中少し追加などしたり、量が多すぎたりしたため、
 とんでもない重複が見つかりました。
 2014年4月6日、修正しましたので読みやすくなりました。

2014-04-04up
[コメント]
名刺交換大成功
(紫)2014-04-04 19:29:03
傭兵様 こんにちは。
先日、新入生に実践してみました。
朝から異様な空気の教室が、一気になごんで、さわやかに汗をかきました。
生徒からの、感想も、
「楽しかった。朝は吐きそうなくらい緊張したけど元気になりました。」
などなど。。。
ぜひ新一年生の担任の先生はやりましょう。

[回答]
 紫様、お久しぶりです、あーんど有難うございます。
 「名刺交換」いいでしょう?
 これは、何年生でも、子供でも大人でもきっと成功します。
 そして、
 ①名前を覚える ②なんとなく仲良くなる
 効果があります。
 ご報告、ありがとうございま~す。 

[過去の、「名刺交換」記事、へのコメントと回答]
[コメント]
傭兵さんありがとうございます!
(ドギー)2013-04-10 09:05:30
こちらの身勝手な要望にご丁寧に応えていただきありがとうございます。
たいへん興味深く読ませていただきました。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
頑張ります!

[回答]
 傭兵
  (ドギー様こちらこそ)2013-04-13 19:18:58
 「クラスが変わるレク」は重要な項目です。
 「レク」の大切さはやってみないと分からないからです。
 「レク」の指導技術は授業より高度だに勝るとも劣らないからです。
 「レク」の技術と「授業」の技術の高度は正比例します。

 素人と他業界の人には理解できない領域です。
 愛情など、あってあたり前です。
 「専門技術」あっての「プロ」です。
 アマチュアほど「愛情」を唱え「技術」を軽視します。

 素人・他業界人が教育には、やたらに口を出す。
 理由は、全員が「学校経験者」だからです。
 自分は、学校にいた、授業を受けた、だからわかる。
 大きな勘違いをして、教員に口を出します。
 とんでもない。
 医術と同じように教育技術は高度な専門職です。
 授業は莫大な勉強と練習をした人間しかできません。

 「レク」は教育技術の専門性を証明します。
 だから、重要です。
 ドギーさんに背中を押して頂き感謝いたします。

 全ての「レク」解説を完成したいです。
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学級活動レクリエーション中学校・4月最初の三日間にするレクについて

2014-03-27 15:28:30 | 学級レクリエーション
学級活動レクリエーション中学校・4月最初の三日間にするレクについて
●二十年間これだけは続けている。
  うまくいかなかったことはない。
  初めてやるなら練習は必要だ。
●下に示した「順番どおりに」やることが成功のコツである。
  順番を間違えると、うまくいくものもいかなくなる。
●ここに示すレクをすれば、
  「楽しい40分間の中で」
  「知らないメンバーで出会った不安が一掃され」
  「三日間で、生徒同士がクラスのほぼ全員の名前を覚える」
●自己紹介は必要なくなる。
  30数人が順に教室の前で、ものすごく緊張してあまり面白くない話をして、
  空気が重くなるような状態を作ることはない。
  ぼくが子どものとき、自己紹介はものすごく嫌だった。
  人前で話すのが学年でいちばん苦手だったからだ。
●中学一年の4月最初の2日目に、
  この四つ五つ(●必ず!最初にやりたい)をやるかやらぬかで大きな違いが出る。
●中学1年生ならどんな生徒でも間違いなく熱中する。
  それが3年間生きる。
●中学3年生でも充分通用する。
  ただし、クラス替えのない小規模校ではやらないほうがよい。
  だれる。
●ただし、2年や3年でちゃんとやらない生徒がいても
  「決して叱ってはならない」。
  ニコニコ何もなかったように、激励とフォローをしながら続けてしまう。

[以下レクルールは、ブログ目次の・中学1年学級経営案学級活動目次・の
下部・中学校学級活動レクリエーション・参照]
●必ず!最初にやりたい
 1班別早並び競争
 2ジャンケンすわり
 3負けジャンケンすわり
 4あっちむいてホイジャンケンすわり
 5名刺交換
●クラスの雰囲気が暖まってきたら
 6ごろごろどかん
 7満員電車
 8いす取りゲーム
 9フルーツバスケット
 10手つなぎバスケット
 (含:先生バスケット)
 (含:何でもバスケット)
 11震源地
 12ネームチェーン
 13我が班バンザイ
コメント (2)
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学級活動レクリエーション中学校10手つなぎバスケット

2014-03-27 15:28:29 | 学級レクリエーション
空 の 箱/記事一覧
2014-03-27up
学級活動レクリエーション中学校10手つなぎバスケット
[準備]
1 生徒用イス生徒数分 マイナス2脚

[やり方]
1 フルーツバスケットと全く同じ。
2 野菜バスケットでも、先生バスケットでもいいので、何か三種類割り振る。
3 最大の違いは、
  「二人コンビで動く」
  こと。
4 みかん、と言われたら、みかんの二人は、手をつないで移動する。
5 二つ並んで席が空いていないと、座れない。
6 だから、
  「一つずれて!」とか「こっちに動いて下さい!」とか、
  色々ややこしいことを、工夫しないとならない。
7 手をつなぐのが嫌なら、服の袖をどちらかが持っても良い。
8 あとは、とにかく、フルーツバスケットと同じ。

[効能とコツ]
1 難しいから、楽しい。

2 4月でなくて、3月の学級解散会でやると良い。
  もちろん、4月でもいいのです。

3 だが、できるクラスとできないクラスは、はっきりと別れるはずです。

4 つまり、学級経営の成果を教師が自分に試すレクだと思います。

5 これを僕は中学1年生の生徒に教わりました。
  そのクラスは事情があり、フルーツバスケットができないクラスでした。
  声で指示をするゲームは不可能だったからです。
  だから、4月の最初に僕はしませんでした。
  けれど、学級解散会で生徒がやってみせてくれました。
  これなら、コンビの一人が引っ張って上げれば、誰でも動けます。
  びっくりしました。

  僕は就職後、十年くらいしてから「学級解散会」をするようになった。
  「学級解散会は、授業1時間分、生徒に任せる。
   ただし、場所は教室。
   先生は何も手伝わない。
   途中で困っても手伝わない。
   プログラムも、司会や指示も全部分担してやってごらん」


  四月から、一年後のクラス解散の日を思い描き、レクやサプライズ企画をやってみせる。
  その伏線の積み重ねが、最後の一日に出る、ときがある。

  クラスが全然うまく行かなかった年は、やらせられなかった。
  うまく行ったある年に、中学1年3組がやって見せてくれた。
  考えたのか、教わったのか、未だに知らない。

熱狂度★★★★~★★★★★(できないクラスはできないし、できたらみんな感激する)

★応用例「先生バスケット」
  フルーツの代わりに「鈴木先生・佐藤先生・山田先生」などと割り振る。
  生徒が知っている、学年の先生が良い。えー、とか、わーい、とか受けます。
★応用例「何でもバスケット」
  生徒に何も割り当てずに、鬼が自由に指示する。例えば。
  「メガネをかけている人!」
  「身長が150センチ以上の人!」
  「野球部の人!」

  などなど。
  ※うまくいかないことが多い。
   生徒は鬼になると、何を指示するか考えつかない。
   無駄に時間が空く。
   シラケる。
   「今から20秒で、鬼になったら何を言うか決めなさい」
   と、事前に補助すると良い。
が、なかなか難しいのです。
   でも、一度はやってみてください。
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学級活動レクリエーション中学校9フルーツバスケット

2014-03-27 14:41:12 | 学級レクリエーション
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2014-03-27up
学級活動レクリエーション中学校9フルーツバスケット

★これまた、聞いたこともしたこともない教員がいます。
★全然、参加しない生徒もいます。その時どうするか。腕が試されます。

[準備]
1 生徒用イス生徒数分

[やり方]
1 説明と本番
「フルーツバスケットー!!!」
「りんご。みかん。いちご。みんなで言って。りんご、みかん、いちご!」
「一人ずつ決めるから、先生の目を見てて」
 (円陣の生徒の或る一人目から、目を見て、指差してはっきりと言って回る)
 (生徒一人ひとりに)
「りんご、みかん、いちご、りんご、みかん、いちご、りんご・・・」
「確かめます。りんごの人!」
 (手を挙げさせる時は、教師が大きく手を上げてみせる)
「みかんの人。いちごの人」
「これから、先生が、みかん!と言ったら、みかんの人は立って、別の席に座ります」
「先生も参加します。だから、誰か一人余ります。その人が鬼」
「鬼は真ん中で、大きな声で、りんごかみかんかいちごか、どれかを言う」
「言われた人は立って、別の席に座る。余った人が鬼」
 (知ってる! フルーツバスケットって言ったら・・・)
「良く知ってんな―。それはあとでね。じゃー行くよ。りんご!」
 (三、四回やって、声の小さい生徒はフォロー)
 (五回目くらいで、教師はわざと立ったまま鬼になる)
「二つ説明。
 一つ目。隣の席に座るのは禁止。簡単すぎます。
 二つ目。りんご、じゃなくてフルーツバスケットって言ったら、全員立ちます。
     全員動く。隣りの席はダメだよ。ズルなし。じゃー、フルーツバスケット!」
 (何度かやって頃合いを見て終わる)

[効能とコツ]
1 フルーツはなんでも良いが「3種類」にする。多くても少なくても面白くない。

2 今思いついたが、キャベツ・トマト・ニンジンで野菜バスケット―!、なんて面白い。

3 しばらく続けると、きっといつも鬼になってしまう生徒がいる。
  それを、教師が言葉でフォロー。生徒がフォローするクラスは優秀。
  だが、頃合いを見て「次でおしまい!」と、サッと終わる。

4 全然参加しない生徒が「一人」いた例
  新卒で僕が初めて中3を担任したとき。26歳か?
  ちょっとしたツッパリが腕組んだまま、全然動かない。
  足を投げ出して、隣りの席も占拠している。
  絶対怒らず、構わず続けたが、まだ僕が初心者だからかなり気になる。
  「Aよ~。やろうよ」
  動かない。が続ける。他の生徒は担任がどうするか必ず見ている。
  どうしよう???
  あ、もしかして、と思った。
  「そうかあ。Aくんは、Cくんが何度も鬼になるからその席を空けててくれんだな。
   さーすがー」
  Aは何も言い返さず、少しニヤリとした。
  僕はその時、勝負あった、と思った。
  これで、クラスは一年間うまくいく、と思った。
  三十年近く前の一瞬だが、はっきり目に浮かぶ。
  <レクでは絶対怒らない>
  <レクリーダーのフォローと機転が勝負>


5 全然参加しない生徒が「五、六人」いた例 
  これも中3。
  転勤してすぐの3年クラスで、四月の一週目だ。
  こいつ、なんだよ、3年にこんなことやらせやがって。
  女子が五、六人、グデーっと座ったまま一度も動かない。
  違いはですね。僕が訓練を積んで、ひとつも動じないことでした。
  39歳の時です。
  何もないかのように、どんどん進めて、他の生徒はキャーキャー楽しそうだ。
  注意もしない。声もかけない。でもニコニコしてその五、六人の顔は見ている。


6 こういう「原則」というか「コツ」を知るか知らないかは天地の差だ。
  二十代のとき、何ヶ月間か毎週木曜の夜、レク講習会に通った。
  ナントカセンターに、宿泊のレク講座に行った。
  毎年四月の一週目には、レクをやり続けた。
  授業中にも時々レクをしてしまう。
  そうして、レク指導がうまくなる。
  生徒は楽しむ。
  教師は「授業のテンポ・リズム」や「空白を生まない技術」を身につける。
  良いことばかりです。

熱狂度★★~★★★★★
   (このあたりから、レクリーダーの修行の差がでてきます)
   (でも「フルーツバスケット」は、単純だがやっぱりいつも楽しい古典的レクです)
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学級活動レクリエーション中学校8いす取りゲーム

2014-03-27 13:43:25 | 学級レクリエーション
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2014-03-27up
学級活動レクリエーション中学校8いす取りゲーム
★なんでわざわざ、いす取りの解説?と思うでしょうが、
 若い人はどんどんレクを知らなくなっているのです。
★それに、やらされるのと、指導するのは大違い。コツを習わないとできません。

[準備]
1生徒用イス生徒数分

[やり方]
★イスが円陣になっていて、生徒は「外」向きに着席している。
★場所は教室、机はうしろにびっしり詰めて下げて、教卓は左右どちらかに寄せる。
 (生徒の円陣は、なるべく丸く、間を詰めさせる)
 ・・・イスの円陣ゲームは全部同じ隊形。

1 説明
「いす取りゲーム、をします」
 (えー、とか、なんでだよ、とか言ったら)
「そんなに喜んでくれて、俺も嬉しいよ!(ニコニコして)」
「僕が、口で音楽を歌います。みんなは時計回りに前に進みます」
「音楽が止まった瞬間、そばのイスに座ります」
「今、イスを一個、外に外します。だから、一人座れなくなります」
「座れなくなった人は、円の外で見ています」
「最後まで残った人が、優勝!」

2 本番
「全員起立! 右向け右!」
「チャンチャーン、チャラララーン、オー! チャンチャーン、チャラララーン、オー!
 チャンチャチャラララン。チャンチャチャラララン。チャーンチャチャーンチャ」
 (いちいち、CDで音楽など用意しない。教師が口で言うのが一番簡単で間が良い)
 (この例は、野球の応援で流れる例の音楽? 題名が分かりません。
  中1なら必ず、又はノリが良さそうなクラスなら、オー!を生徒にも言わせる)
 (テンポが速くて明るければ、どんな音楽でも良し)
「はい。Cさん、座れませんでした。一番心の優しい人ですねえ」
「イスを一個外します。二回戦。チャンチャーン・・・(急に止める)」
「Fくん、ざんね~ん。イス外すよ。三回戦。チャンチャーン・・・」

 (最後の二人になったら、音楽を止めるのは二人が平等の位置に来たとき。
  どちらも、背もたれ側にいない時ですね)
「優勝! では名前と、喜びの声をひと言」
「クラスで一番すばやくて、ズーズーしいTくんでしたー」

[効能とコツ]
1 かなり時間がかかります。最後の二人までいくことは、たまにしかありません。
2 時間がきたら、いつでも止めて良いゲームです。でもできれば時間がある時に。
3 危険な行為は、その場ですぐ注意と何が行けないかの説明を、短く。
4 無駄な間をあけないで、トントン進める。
5 絶対に、怒らない、怒鳴らない。
  できなくなったら、冷静にキッパリ
  「ここまで。椅子と机を元に戻す。60秒、59、58・・・」

熱狂度★★★~★★★★
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学級活動レクリエーション中学校7満員電車

2014-03-24 19:07:19 | 学級レクリエーション
2014-03-24up
学級活動レクリエーション中学校7満員電車
[準備]
1生徒用イス生徒数分

[やり方]
 ★ごろごろどかん、のあとが良い。
 ★イスが円陣になっていて、生徒は内向きに着席している。
 ★ゲーム中、教師は円の中心でグルリと回りながら生徒の顔を見て説明する。

1 説明と本番
「次のゲームは、満員電車、です」
「Aくん、立って下さい。鬼です」
一つイスが空きました。Aくんはそこに座って下さい」
「他の人は、Aくんに座らせないようにします。
 Aくんが座ろうとしたら、その席に隣りのBさんはサッと移動します。
 Cくん、Dくんもどんどん続いて移動します」

「Aくんは、その先を読んで、席が空いた瞬間に割り込んで座ります。
 難しいよ! やってみるよ。ヨーイ、ドン! Aくん座れ!!!」
 (Aくんが座れたら、ほめたたえる)
 (しばらく見ていて、座れそうもなかったら止める。Aくんの努力に拍手)
「Aくんが、もし座ったら、座った右隣の人が、次の鬼です」
 (Aくんを、とにかくどこか座らせて、右隣の生徒を立たせる)
 (以下同様)

 (頃合いを見て、鬼を二人、三人にするとおもしろい。四人は多すぎ)
 (鬼役は、すばしこいのに教師が頼むか、立候補を取るかどうぞ工夫を)

[効能とコツ]
1 鬼役は、男子の動きの速い生徒が良い。
2 最後まで座れないこともある。難しいのです。
3 一人の鬼を長く続けさせない。つらい思いはさせない。
4 鬼を三人にして、鬼と円陣の生徒が大急ぎで動くのをみんなで笑えたら成功。

熱狂度★★★(短時間で終りましょう)
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