円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

中学国語指導案・竹取物語冒頭・新採用指示など

2014-09-27 15:43:58 | 中高国語など指導案
2014-09-27
中学国語指導案・竹取物語冒頭」新採用指示など
2014年9月22日開始・笑
中学1年・「竹取物語」・指示発問 途中途中

■1時■
1質問
(導入に色々質問・興味を持たせればよい・板書は後でも次回でも良い)
1かぐや姫が出てくる物語りの名前は
2どんな話かコンビで言いっこ。30秒。
3**さん、言ってみて。
4何時代に書かれたか。
5書いた人は誰か。著者ですね。
6かぐや姫の他の、登場人物は。
7かぐや姫はどこから来た?
8かぐや姫は最後どうなる?
9おじいさんは、かぐや姫からお別れに何かをもらいました。なんでしょう?(服=衣=きぬ)
10帝(みかど)という人も何かをもらいました。なんでしょう?(不死の薬)
11薬をどうしたでしょう?
12山の名前を何というでしょう?

2音読準備
1 138ページを開きます。
2 上の段を「古文」といいます。教科書に書きます。  
  下の段を「現代語訳」と言います。書きます。
3 古文に、テンマルで番号をつけます。
  今、の上にいちまる①。竹取、の上に②・・・いとの上に⑭。
4 下の段、現代語訳に、同じ所に、①から⑭まで書けますか?30秒、挑戦。(フォロー)
5 顔上げて。手から物はなして。先生が言うのを聞きなさい。(暗誦して見せる)
6 上の段。古文。★ついて読みます。 
  今は昔(今は昔)そろえて、強く、今は昔(今は昔)うまいっ!天才かっ!
  今は昔(今は昔)コンビに拍手。
  竹取の・・・
   (番号が長文だったら、瞬時判断で短く切る。褒める。
     うまい。声がいい。姿勢がいい。聞きやすい。
    ひと切りごとに、強く褒める。
     よく聞こえる。すばらしい。いいねえ。はっきり聞こえる。コンビに拍手)
7 2回目行きます。もう少し、長めに切りますよ。古文。★ついて読みます。
   (番号すべていく。褒め続ける)
8 自分で⑭まで読んだら、座る。(終末行動の指示の原則) 全員起立。始め。
9 コンビで番号交代。
10 順番変えて。
11 コンビで、ぴったり声をそろえて読みなさい。
12 やめ。全員で一回聞かせてください。みんなの口を見ています。
 (音読上達の基礎 ①両手で教科書を持ちなさい ②両足の裏を床に付けなさい ③首筋立てて)
 (全員が読んでいる途中で、合いの手を入れて、褒め続ける。
  邪魔にならないように、短くすき間で)

■2時? から3時?4時?■
★必ず、毎時間、最初は音読。同じ形式でよい。
 瞬間的に入る授業を。・・・指書きスキルと同じ。

1音読 挨拶が終わった瞬間
1 竹取物語。古文。ついて読みます。
  今は昔(・・・。p138と板書)竹取の・・・(教科書遅い人追いつきなさい)
  野山にまじりて・・・

   (又はもう少しゆっくり) 挨拶が終わった瞬間
      教科書138ページ。(138、とでかく板書・大事・なぜ?)開けた人。
      まだの人追いつきなさい。
      古文。ついて読みます。今は昔

2 自分で読んだら、起立。

3 コンビで、一度だけ交代読みしたら座る。

4 復習します。
  これは何物語? 主人公は? 書かれた時代は? 作者は? 今の言葉に訳したのは何という?

2古文・現代語訳交代読み
1 先生が下。現代語訳。みんなが上。古文を読みます。
  やってみるよ。今ではもう昔のことだが(・・・言えない) 
  今は昔、と言う。今ではもう昔の・・・
  竹取のおきなと・・・(竹取の翁と・・・)
    (下段、上段。下段、上段。と続ける)

2 2回目。短く切りますよ。
    (例=竹取の翁と(竹取の翁と)よばれる人が(いふもの)いた(ありけり)
    (短く切る。これは、教師が結構難しい。でも、やらないと上達しない!)
  ・・・まことに(いと)かわいらしい様子で(うつくしうて)

3 コンビでやってみます。
  **君、手伝って。**君、先生役。先生が生徒役。
  **君、下読んで。今ではもう昔のことだが(教師=今は昔)・・・
  では、コンビで先生役決めて。起立。あわてずに。今では、スタート。

4 先生役、交代。起立。

3現代仮名使いと、現代語訳、の違い
1 教科書。上の段。古文。今使わない、平仮名の使い方があります。
  何仮名づかい?  歴史的仮名使い。
  1行目、一文字だけある。どれ?  
  ふ。いふ、の、ふ。  ふ、をシャーペンで○囲む。コンビ確認。
  2行目、よろづ、の、づ。囲む。コンビで2秒確認。(確認の原則)
    (以下、確認はいいから、どんどん、ゐ、まで)

2 ノート出します。  何月何日何曜日。二重丸◎。「竹取物語」  書けてる人、手挙げ。
  板書
  歴史的仮名使い → 現代仮名使い
   ① いふ   →  いう
   ② よろづ  →  よろず
     (このように、必ず、横に並べて、→ の位置をそろえてあげる)
     (○で文字を囲む)
   ・・・・・・
   ⑦ うつくしうて →  うつくしゅうて
   ⑧ ゐたり  →  いたり
  古文  →  現代語訳
   ① 翁    →  おじいさん
   ② (翁と)いふ →  (翁と)よばれる
   ③ よろづのことに → 
   ④ いひける → 
   ⑤ もと → 
   ⑥ 一筋 → 
   ⑦ あやしがりて → 
   ⑧ 三寸 → 
   ⑨ いと → 
   ⑩ うつくしうて → 
   ⑪ ゐたり → 
(★ここまでの20数行を、黒板、1枚に並べて書くのが大事)
(★仮名づかいを直す、ことと、現代語訳する、ことの違いを分からせるため)

■■■ここまで一気に書いて疲れて相棒に渡した■■■
あとは、音読「竹の子読み」、発問を10問くらい伝えておしまいにする予定。
コメント (2)
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ただクラス主張発表の生徒感想を並べただけ・中2

2014-09-26 23:05:55 | 作文・生徒感想・討論
2014-09-26
中2の授業は俵万智の続きで、話題は四方八方に飛び爆笑、発言、質問、珍答で楽しい。
「今年一番楽しかった」
という感想があったくらいだが、それもなんだかね。

「昨日の感想で、5人、恋がしたい、と書いた人がいます」
  (ゲーーー、エーーー)
「難しい質問をします。恋、と、愛、の違いを言いなさい。コンビで相談」
  (ギャーーー)

タイミングよく、久しぶりに国語科・A男教諭がのぞきに来た。
「やめ。
 ほら、A先生が正解言うために来てくれたよ。Bさん。恋とは、と言い始めなさい」


10人言わせたけど、難しい。
何を言いたいか、わからないほどだ。
高校3年にも去年聞いたが、この質問は難しくて年齢不問で、とても面白い。
「では、A先生どうぞ」
「えー。ナントカカントカ」

記憶に残らないほどつまらない。
「今の答えは、◯、△、✕。手挙げる。◯の人・・・」

僕にははっきりとした答えがあるが、もったいないので書かない。
生徒にはたっぷり説明した。
中学2年生から高校3年生まで、よく分かり、納得できる素晴らしい答えだ。
「どうですか、A先生。僕を褒めて下さい、生徒のつもりで」
「え。えー。すばらしいです」
「そ、そんだけ? みんな、今の褒め方、◯の人。△。✕(✕で、全員天井まで挙手)」


いつも、優れた褒められ方をしていると、生徒は優れた褒め方の概念を得る。
「今の、みんなの手の挙げ方。ものすごく良かったなぁ。最高。
 コンビに、拍手してあげなさい」

僕が褒める顔、体、言葉の表現は、文章には表せない。
生徒は(そうそうそれだよ)とニコニコする。
そして、コンビに向かって、割れるような拍手。
「・・・A先生。これくらい褒めてあげてくださいよ。なあ、みんな!?」
(うんうん)
何て、かわいい。

先日のクラス主張発表の生徒感想■ほぼ全文

全員、練習の成果が存分に発揮されていたと思います。
とりあえず無事に終わってほっとしています。

全てすばらしい作文ばかりで驚きました。
力強く説得力いっぱいで、すごいなと感じました。

いろいろな人がいろいろな作文を読み、ものすごくいいと思い、またききたいと思いますが、
自分はもうやりたくない。

最初はきんちょうしたけど、読んでみるとだんだん楽しくなってきました。
先生にニコニコしていて良かったと言われた時は、とてもうれしく自信にもなりました。
もっとうまくなりたいと思った。
読むことが楽しく感じてきた。
一人一人が最初の時より成長していて良かった。

先生が言っていた通り、本当にみんながいつもとは別人に見えました。
友達のいつもとは違うかおが見れて良かったです。

とても、レベルの高い発表ですごかったです。
とても、勉強になる内容の人や、読み方を工夫している人、暗記をした人など、
いろいろな弁論を聞くことができてよかったです。

すっごくきんちょうしました!学芸会で役を演じたり、ナレーターをやったりは好きだけど、
作文は苦手です!

みんな練習の時よりすごくうまくなっていた。

みんな、聞き取りやすかった。僕も前よりも自信をもっていたと思います。
前はちゃんと発表できるかなと不安だったけれど、
だんだん読んでいるうちに自信が持てました。

10
自分と違う視点の作文を聞けたのが楽しかった。
去年の時よりとても皆読み方が上手くなったなと思った。
内容も今年はもう一回聞きたいと思うぐらいひきこまれる作文が多くて、
我を忘れて聞きいってしまった。

11
とてもきんちょうしたけれど、普段の発表の3倍くらいは堂々として
恥ずかしがらずに作文を読めたと思います。
ひきこまれるような発表が多かった。
昨年の発表よりとてもレベルが高かったと思った。
12
最初のころからみんなすごく良かったです。
みんなそれぞれの個性というのをもっていてためになります。みんなの将来がたのしみです。
13
読むのがみんなとても上手かった。
自分が読んだ時、最初は緊張したが、読み始めたらあまり緊張しなかった。
ある程度上手く読めたと思う。
14
色々な意見、主張などがあって良かった。
一人一人の意見などを聞いて自分の意見も持てたし、自分も改善しようと思った。
15
皆、声が大きくちゃんと目があってすごいと思った。
前よりも成長できたし、読む時はずかしがっていたのに、堂々と発表できた!
15
皆、読む姿勢がすごく良かったです。
全員がハッキリとしてて良かったと思います。
早さも、声の大きさも、改めてみんなすごいと思いました。
あと、見本を写している人でも、読み方がとても素晴らしかったです。
16
みんな声がはっきりきこえてて堂々としてたと思う。
17
皆、個性豊かな意見文でした。人によって内容がちがうので良かったと思います。
僕は作文は書くのは苦手だけど、聞くのは好きです。
例え視写でも心がこもっているのでいいと思います
18
みんなとても読み方が上手ですごいと思った。
自分も楽して視写で終わらせるのではなく、
もう少し頭をひねって自分で文を考えてればよかった。楽ばっかしてたらダメだと思った。
19
すごくきんちょうしたが、うまくできたのでよかったなと思っています。
弁論大会の練習が始まる前は、みんなの前でうまく話せるか不安でした。
でも、弁論大会が終わったとき、練習してよかったと思いました。

20
皆、内容が深かった。ただ、自分の考えをまとめるのが課題なので、
やはり原文をただ丸写しにするのは何故かと思います。(プロも真似るとコメントした)
21
みんなの読み方や書き方はすごく勉強になった。
それに、自分のはげましになるものもとても多くて、去年とくらべるとすごく良くなったと思う。
22
みんな凄いがんばっていて凄かったし、みんなの作文を聞けてよかった。
弁論をする前は、凄く緊張していたが、みんなが拍手してくれたからよかった。
1年生の頃はなんとなくやっていただけだったけど、2年生では目標をもってできた。
弁論が終わって達成感があった。
23
 1 全体的に発表のレベルが高い!
 2 初めて作文を読んだときに比べて、全員が格段と上手くなっていたと思った。
 同じ作文の視写でも読む人によって雰囲気が違っておどろいた。
 上手だった人はもちろん上手だったし、
 初めはあまり上手ではなかった人もかなり上手くなっていて、
 授業での練習の成果が出ていたと思った。

24
すごくきんちょうしていて、いつどうやって工夫しようか悩みましたけど、自然的にできました!!
今回の弁論をしてみて、去年と全く違う自分になった気がしました。
25
みんなうまくなっていてすごい。
2週間で上達するということと、たった1回で伝えられる、ということを知った。
人間は人に伝えることをうまくすること、うまくなることができると思った。
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中学国語指導案・短歌初回ワーク・中学2年

2014-09-25 21:20:02 | 中高国語など指導案
2014-09-25
中学国語指導案・短歌初回ワーク・中学2年
去年、高校3年生の「短歌授業」初回に、俵万智を紹介して好評だった。
易しい内容に直して、中学2年で使い始めた。
好評だ。
授業感想で中学2年生が何人も、
「恋がしたい」
と書いた。
明日も楽しみだ。
俵万智さんは同い年。今、石垣島に住んでいます。いいなあ。



違う話題が混ざるが、興味深いことがある。
僕はこのワークに2コマか3コマ使う。楽しく4コマ使うことも出来る。
別教材だが、中1「竹取物語」の最初は楽しい質問だけでひとコマ使う。とても盛り上がる。
また、「弁論」の「発表の仕方指導」だけで6、7コマ使う。全員が見違えて上達する。

興味深いことに、新卒の国語科の授業はすぐ終わってしまう。
「明日は、何をすれば? 弁論の指導は、あとは何を?」
だから、伝えられるだけのことはできるだけ伝えている。
「音読のさせ方の種類を増やす。
 変化のある繰り返しをやってみる。
 音読は褒めやすいから、ひとコマで20回褒めるのに挑戦」
と伝える。
「竹取物語・冒頭」の音読指導の種類、褒め方、褒め言葉、全部書いて渡そう……
として、途中まで書いたら倒れそうになった。

「話す聞く指導」は、指導技術がなければ、何十年目の教員でも続かない。
問題プリント配って、やれ、では済まないからだ。
だから、何もしないで「通過」してしまう。
残念なことだ。
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中学国語指導案・縦書きはもういい・横書き原稿用紙使い方を

2014-09-25 20:48:50 | 中高国語など指導案
2014-09-25
中学国語指導案・縦書きはもういい・横書き原稿用紙使い方を
 
就職してから、業務で「縦書き書類」を書き、提案・提出した人はいるだろうか。
僕は多分ない。
【2016/01/17追記:
 そういえば、「国語」の授業指導案だけは、縦書きでした。
 極めて特殊でした。
 僕は、四十前後か四十すぎから指導案も横書きにしました。】

学級委員の生徒に配る、行事運営用プリントもすべて「横書き」だった。

生徒は、生まれて一度も「横書き原稿用紙の使い方」を教わらずに中学3年になる。
中学入試をする生徒なら小学6年だ。
そこで、初めて入試用書類・作文などを「横書き」で書かされる。

多くの生徒は「縦書きのやり方」さえ教わっていない。
縦書きと、おんなじ理屈だよ、などと言っても通じない。
そもそも、日本には「いくつも」「原稿用紙の使い方」の決まりがある。

小学6年生までに「縦書き原稿の原則」を、何流でもいいから教えておいてもらいたい。
中学1年生になったらすぐ復習。少しぐらい、マス目の使い方が異なっても構わない。

中学2年生になったら「原稿視写」も「作文を書かせる」のも「横書き」にしよう。
400字詰め原稿用紙「視写」1枚なら、全員8分間で終わるようになる。
忙しい中学国語授業でも、週に1枚、視写させるのは簡単だ。
「原稿に書いた見本」を配り「視写」させて、集めて五重丸を付けて返す。
これなら、200人いても、丸付け5秒かける200枚で、1000秒・17分間で済む。

「作文」は、一年間に5回書かせれば良い。
 (追加・変更:一年間に1回も書かせなくても良い。中学の現実はそれに近いのだから)
「視写だけ」なら、一年間に、月4枚かける10か月で、40枚書かせられる。
もちろん「横書き原稿用紙」でだ。
高校生も同じことが出来るはずだ。

「高校」3年生のリクエストで、三年目にやっと横書き用を作った。
横書きになると、段落・改行・句読点・記号などの書き方がわからなくなるのだ。
こんな、レベルの低い授業でスミマセン。
生徒は悪くないのです。

  

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王羲之が分からないセンスもある

2014-09-24 21:29:49 | 2014年度雑記
2014-09-24
小学1年生のときから、書道が大好きだった。
大学生の時、色々な書家の毛筆集を買った。
確かA4版、見開きA3版で中国と日本の書家一人につき1冊が売っていた。
全集で数十冊、数十人分あったと思うが忘れた。
5冊か6冊しか買えなかったけど。
それを開いて、見ているだけで楽しかった。
ピカソの画集を眺めるのと同じ感覚だった。

中でも王羲之の書体が大好きだった。
それで、高学歴で日本史に造詣の深いひと回り上の親戚にその本を見せた。
彼はほとんど手に取りもせずこう言った。

「うーん。
 これが好きなの。
 今度、本当にうまい人の字を見せてやるよ」


僕は子供のときから一度も書道を習ったことがない。
知識もほとんどなかった。
だから、その瞬間、

(あー。そうなのか。
 王羲之って、日本ではたいしたことないのか。
 俺のセンスが悪かったのか。
 でもなあ。変だなあ)

と思った。
何しろ根拠がないから黙って本をしまった。

柿沼康二氏が毎日5時間、王羲之、顔真卿、空海、弘法大師を臨書していると知り安心した。
ラジオで柿沼氏は特に王羲之を讃えていてうれしかった。



あのときのショック、三十年ぶりに思い出したよ。
一人で爆笑して。
しかしだ。
「センス」と「無知」って、自分で気づかないから怖いね。

22時16分追記)
けっこう大きく心の面積を占めている。
警察サイバーネットの能力の低さと、卑劣な大人や子供。
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真似・個性:柿沼康二

2014-09-24 06:02:40 | 2014年度雑記
2014-09-24
書家・柿沼康二。
こんな人を知らなかったなんて本当に情けない。

http://chiharuhiguchi.com/?p=211 =「樋口千春氏のブログ」より柿沼康二氏の言葉。

■最後は1枚でも多く書いたやつが勝つ。質より量。

■手本を本気で真似よう真似ようとして、

 どんどん個性をなくしていって、

 それでも出てしまうのが自分の個性。


2014-09-24追記)
ラジオの聞き覚えなので少々間違いがあるかもしれないが。
柿沼康二氏インタビューより。

「手島先生に弟子入りしてから、
 一日15時間くらい臨書したから高校に行く暇もなかった」

「二人目の上松先生は何より臨書を、真似を大事にしたから、
 臨書でなく、自分で勝手に書いて持って行くと怒られた。
 臨書だけしていればいい、と言われた」

「今でも、毎日、一日5時間臨書する。
 自分のものを書いたり、仕事をしたりするのはそのあとだ」

「型・かた、が何より大事。
 型も身につけないで、自分の作品だなどという人は、型無し。
 型破りでも何でもない」


日本一の才能で、もう44になるプロが、毎日5時間臨書する。
久々に、奮い立つ気分になった。
だから、授業中の気合がすごかった。
そうすると、生徒もものすごく楽しそうだったり真剣になったりした。

型無し、と、型破りって、今月の記事で同じ言葉引用したんだよな。
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コンサートは聞こえる・授業は聞こえなくても進む*はるかぜ*さん

2014-09-22 23:37:38 | 2014年度雑記
2014-09-22
これは笑える。
でも、2014年現在の話だと思うと、とても怖い。
https://twitter.com/harukazechan

では、
聞こえるが何言ってるかわからないで三年間終わる授業、
ってのはどうだ。
教室に入ってから出るまで一度も生徒の顔を見ない授業、
ってのもどうだ。
あとは、笑えなさすぎて言えない。
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徴兵制のリアリティを

2014-09-20 23:14:22 | 2014年度雑記
2014-09-20
"徴兵制のリアリティを日本の若者に感じて欲しい"
・・・兵役を拒否し亡命中のイ・イェダ氏
[以下は一部引用]
■二等兵の月給は日本円で約1万円
■外出・外泊は月に1日
■3日に1人のペースでの自殺者がでている
■徴兵制とは、兵士になり、人を殺すように訓練されること
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主張発表が始まりました

2014-09-18 18:37:11 | 2014年度雑記
2014-09-18
主張発表作文は、原稿用紙3枚以内で、夏休みの宿題に出した。
僕が来る前は枚数自由だった。
もちろん見本作文はなかった。
発表練習はなかった。
今年初めて三学年とも発表練習の授業をしたことになる。

中学生は、先週までみっちり授業で発表練習をした。
今日から発表が始まった。
2年生は担任が聞きに来てくれた。
ひとコマで11人だけ終わった。
最後に担任に立ってもらい、感想をお願いしますと言った。

「知らないうちに、こんなに立派な作文を作っていてびっくりしました」

それ以上、しゃべることが出来ずに担任は座った。

「感激するでしょ?
 クラスの生徒が、こんな立派な発表したら。
 みんな。
 9月の最初とは別人になったんだわ。
 担任の先生が、言葉つまらせるような発表できて、みんな良かったね」


教員になり初めて担任を持ち、今日の主張発表発表を聞くのは幸せだ。
その幸せを細かく感じることのできる、素敵な担任の先生だ。
僕はもうちょっと多くしゃべったけど、担任は途中で顔を抑えて横を向いた。

(蛇足だが、ナントカだわ!、は北海道の強調表現です。ものすごく強める効果があります)
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きたない言葉はのせたくない

2014-09-17 19:15:33 | 2014年度雑記
2014-09-17
これは、同じように気をつけている。https://twitter.com/harukazechan
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