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2015-06-25
夏休み宿題はいらない2015…またこの季節だ
夏休み宿題が、できないから、生徒は宿題を教えてもらうために塾に行く。
そして、宿題代行業がはやる。
宿題の多くは数学、英語で、特にひどいのが「作文の宿題」だ。
塾に行くと、さらに「作文の宿題」が出る。
できるはずのない、テーマ・内容の作文だ。
保護者が困ると、塾はこう言うらしい。
「うちの作文が書けるようになるために、系列の塾を紹介していますが、どうですか?」
どこかの■金融業界の話か。
そしてますます、宿題代行業者が儲かる。
夏休みの宿題は意味がないからいらない。
いる?
ならば、宿題によって学力が向上した・作文の力が伸びた・実践や研究報告はあるか。
ないと思う。思うだけで調べる気もしない。
本ブログ内リンク
夏休宿題同量の授業研究する教員何人いるか
宿題必要か・原稿1枚8000円作文代行屋
役立つ宿題代行業・小中高大人まで是非♡
夏休み宿題を僕はこうして限定した
夏休み宿題一覧2002具体例
黒板掲示物なしは常識・宿題は戦争
宿題は戦争だった
宿題は出さぬ学力は授業で
宿題にするなど授業の放棄
宿題はほとんど戦争でした
宿題を出す教員のほうが悪い
宿題にプラス効果ない
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2015-06-24up
今日まで6月の平日は18日間あった。
僕が出勤したのはそのうち8日間だった。
行事と時間割りの関係で誰が悪いわけでもない。
悪くはないが。まあいい。
国語を二日間授業し、翌週になり、二日間授業し、翌週になる。
そういうことだった。
生活のリズムが狂うからどんどん授業がだれていく。
僕がまずボケている。
生徒がこの4年数か月の授業で一番つまらなそうだ。
状況がダメになり続けると、自分では、何がダメかわからなくなる。
「もう、俺は中学の授業はダメなのかもしれない」
昨日はそう思った。
外飲みしてコンビニでビールを買って、今朝は昨日ブログをupしたのも覚えていなかった。
今日は今月初めて、三日間続けて出勤した日だった。
【中2授業感想・扇の的ラス前】
1 ねむかったけど今日は楽しかったです。
2 今日じゅぎょうがとても楽しかったです。
3 今日は 授業が 楽しかったです~
4 とても楽しかったーーー
5 今日はとても楽しかったです。
6 漢字、あと少し勉強したら出来そう!頑張るぞー!
7 今日は考えることが多かったので、あまり眠くならなくてよかったです!
8 授業楽しかったです!
【中1授業感想・星の花が降るころに無理やりラスト】
1 私は少女マンガが好きでよく読んでいるので、色々と深く考えちゃいました。
2 私も戸部くんがかっこいいと思います❤ 今日の授業も楽しかったです。
3 色々な意見が出ておもしろかった。
4 戸部くん イケメン!♡ ライバル夏実
5 この物語は、初めて読んだときに物語のこうせいが1発で分かってしまっていました!
6 戸部くんの気持ちがわかった!
7 楽しくおもしろかった。戸部くんがかっこよかった。
8 K君が頭をなでなでしてほしいそうです。
2015-06-24up
今日まで6月の平日は18日間あった。
僕が出勤したのはそのうち8日間だった。
行事と時間割りの関係で誰が悪いわけでもない。
悪くはないが。まあいい。
国語を二日間授業し、翌週になり、二日間授業し、翌週になる。
そういうことだった。
生活のリズムが狂うからどんどん授業がだれていく。
僕がまずボケている。
生徒がこの4年数か月の授業で一番つまらなそうだ。
状況がダメになり続けると、自分では、何がダメかわからなくなる。
「もう、俺は中学の授業はダメなのかもしれない」
昨日はそう思った。
外飲みしてコンビニでビールを買って、今朝は昨日ブログをupしたのも覚えていなかった。
今日は今月初めて、三日間続けて出勤した日だった。
【中2授業感想・扇の的ラス前】
1 ねむかったけど今日は楽しかったです。
2 今日じゅぎょうがとても楽しかったです。
3 今日は 授業が 楽しかったです~
4 とても楽しかったーーー
5 今日はとても楽しかったです。
6 漢字、あと少し勉強したら出来そう!頑張るぞー!
7 今日は考えることが多かったので、あまり眠くならなくてよかったです!
8 授業楽しかったです!
【中1授業感想・星の花が降るころに無理やりラスト】
1 私は少女マンガが好きでよく読んでいるので、色々と深く考えちゃいました。
2 私も戸部くんがかっこいいと思います❤ 今日の授業も楽しかったです。
3 色々な意見が出ておもしろかった。
4 戸部くん イケメン!♡ ライバル夏実
5 この物語は、初めて読んだときに物語のこうせいが1発で分かってしまっていました!
6 戸部くんの気持ちがわかった!
7 楽しくおもしろかった。戸部くんがかっこよかった。
8 K君が頭をなでなでしてほしいそうです。
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2015-06-23up
女王の教室の指摘現在の日本の姿と完全に一致
■引用ここから■
教師が児童たちに日本という国のあり方を一切歯に衣着せずに語る場面があります。
いい加減、目覚めなさい。
日本という国は、
そういう特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、
あなたたち凡人が安い給料で働き、
高い税金を払うことで成り立っているんです。
そういう特権階級の人たちが、
あなたたちに何を望んでるか知ってる?
今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。
世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、
テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、
会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて、
戦争が始まったら、
真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいいの。
■引用ここまで■
2015-06-23up
女王の教室の指摘現在の日本の姿と完全に一致
■引用ここから■
教師が児童たちに日本という国のあり方を一切歯に衣着せずに語る場面があります。
いい加減、目覚めなさい。
日本という国は、
そういう特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、
あなたたち凡人が安い給料で働き、
高い税金を払うことで成り立っているんです。
そういう特権階級の人たちが、
あなたたちに何を望んでるか知ってる?
今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。
世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、
テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、
会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて、
戦争が始まったら、
真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいいの。
■引用ここまで■
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2015-06-22up
勉強会例会6月報告・転載
■幹事Sさんの例会報告メールに傭兵が返信■
本日6日ぶりに出勤した、傭兵です。ちなみに、6月本日現在授業があったのは、7日間でした。
どうもならん。
幹事Sさんのわかりやすく、やわらかく、ワサビを添えた、サークル報告に感謝で いっぱいです。
お金を払いたいくらいです。
今日は来るかっ、と楽しみに帰宅しました。
rainさんのリードで、全員に作文を書かせて頂いたのは収穫でした。
みなさん、ものすごくうまい。
若い人は明解。ベテランには味付けがある。
僕は口ほどにもなく馬脚を現した。わかってます。
これなら「10分間見本書き」して「読み聞かせて」「生徒に書かせ」られる。
あとは「秀作2本を選び」「全員に美しい五重丸をつけ」返却する。
広まるかも。広まるといいな、と思いました。
rainさんの「モアイ」の発問は抜群に面白かったですね。
教師が理屈を作り、その通りのゴールへ導いていく。
同じような発問づくりはベテランでも出来ません。
でも、授業の流れは練習できる。
①発問・・・
②作業指示・・・
③生徒発言又は書く・・・
④答えをさばく
rainさんが「発問だけ」作って並べる。
メンバーが「どれか1問選び」
5分間だけ(10分間でもよい)、発問・作業指示・発言指示・さばき、を次々してみせる。
これなら、模擬授業を準備する時間のない、又は組み立てられない若手にもできる。
提案せず、聞いて帰るだけよりはるかにいい。
どうでしょう。
■■■引用ここから■■■
幹事Sさんの勉強会報告・抜粋
皆さま、こんにちは。勉強会連絡担当Sです。
さて、ご報告です。参加;14人
1 幹事S
枕草子の暗唱をパワポでやろうとしたが、
あまり上手くいかなかったのでどうしたらよいかの相談。
暗唱は次々出てくるより、次々消えていく方が効果がある。
rain先生より、一太郎のスライド機能を使って、
どんどん消えていく暗唱スライドの作り方を教えていただいた。
聞いただけではすぐ忘れるので近いうちに作ってみようと考えている。
できたらサークルにお持ちしますので、
またアドバイスをいただけたらと思います。
こういう機器を使った報告があるたび、話題になるのが、
各教室にPCが配備されているのに、
プロジェクターやスクリーンが配備されていない不便さです。
教師ごとに特別教室を持って、生徒が移動している形でもいいのですが。
セッティングが煩わしいのと、授業教室に運んでいく大変さがあります。
2 傭兵先生
作文の実践報告。
①評価する
傭兵先生の指導してらっしゃる4人の高校生の書いた作文。
それに1位から4位まで順位をつけました。
結果は見事にバラバラ。
これは傭兵先生の常に仰っていることですが、
国語科の教師だってこんなに評価がバラバラなんだから、
もっと気軽に作文を書かせて、
さっさと好きなように評価して返してやればいい、
ということ。
確かに一人ひとりに多くの観点を決めて評価していたら、時間ばかりかかります。
それだけで作文を書かせるのが億劫になります。そうすると書かせたくなくなります。
子どもは益々作文から遠のいてしまうわけで、作文が書けるようになどなりません。
②指導する
傭兵先生が生徒にアドバイスする点は二つ。
●「思います」は使うな
●一文を短くする
だけである。
これだけで、多くの生徒の作文は見事に引き締まる。
そして、褒めまくる。
こうして作文をどんどん書かせると、4回目には見事に作文が上手くなっている。
4回目急速上達の法則だそうだ。
③見本作文は必須……中学生になった想定で見本を書く。
実際に10分を取り、全員で見本作文を書いてみた。
それを音読し、傭兵先生が即評定する。
タイトルは「宿題は必要か」
皆さん、お上手である。
Hさんの作文など格調高い中にユーモアセンスが滲んでいて見事と言うほかないと感じた。
しかし、中学生が書いたという想定での作文であるので、難しいと評定でマイナスポイントとなる。
幹事Sはつい力が入ってしまい、
「宿題を出さなきゃいけないような授業しかできない教師が悪い」
などと大人の立場で書いてしまった。いけない、いけない。
3 rain先生
「モアイは語る」説明文指導。
教科書で十分音読指導をしてから、
原文CDから起こして長文の説明文教材をB4サイズ1枚に印刷して使用する。
構成を考えたり、問いと答えを概観するのに便利である。
説明文指導とは「論理」を学ばせる指導である。
論理とはある事実から正しく考えること。筋道立てて考えていくこと。
「モアイは語る」は論理を学ぶのに適したいい教材。
過日の傭兵先生の「流氷と私たちの暮らし」の読解のように、段落ごとに丁寧に読んでいく方法を模擬授業の形で見せてくださいました。
いつもrain先生の模擬授業を受けるといわゆる「あれども見えず」を問われていることに気づき、すごいなぁと思います。
4 S先生より(初参加)
短歌教材の扱い方についてご質問がありました。
現行教科書の短歌の選択や鑑賞文について多く疑問の声がありました。
馬場あき子さんは歌人としては素晴らしい人なのでしょうが、
書かれる鑑賞文は中学生に読ませるには難解すぎます。
しかし、次回の教科書も同じものを採録してあったので、少しガッカリしました。
俳句の宇陀喜代子さん(?)の文章の方がまだ分かりやすい。
多くの先生方からのアドバイス。
短歌の味わい方、読み方を教えるのに、教科書掲載のものに縛られる必要はない。
授業者の感性で選んだ短歌を自信を持って教えればいいのです。
短歌十二首も同様。便覧に掲載のものと差し替えればいいのではないか、という意見が
ありました。その通りだと思います。授業者が心から「この短歌いいなぁ。」としみじみ
感ずる短歌でなければ、生徒に短歌の良さなど伝えられるわけがありませんから。
長くなりました。この辺で報告を終えます。
■■■引用ここまで■■■
2015-06-22up
勉強会例会6月報告・転載
■幹事Sさんの例会報告メールに傭兵が返信■
本日6日ぶりに出勤した、傭兵です。ちなみに、6月本日現在授業があったのは、7日間でした。
どうもならん。
幹事Sさんのわかりやすく、やわらかく、ワサビを添えた、サークル報告に感謝で いっぱいです。
お金を払いたいくらいです。
今日は来るかっ、と楽しみに帰宅しました。
rainさんのリードで、全員に作文を書かせて頂いたのは収穫でした。
みなさん、ものすごくうまい。
若い人は明解。ベテランには味付けがある。
僕は口ほどにもなく馬脚を現した。わかってます。
これなら「10分間見本書き」して「読み聞かせて」「生徒に書かせ」られる。
あとは「秀作2本を選び」「全員に美しい五重丸をつけ」返却する。
広まるかも。広まるといいな、と思いました。
rainさんの「モアイ」の発問は抜群に面白かったですね。
教師が理屈を作り、その通りのゴールへ導いていく。
同じような発問づくりはベテランでも出来ません。
でも、授業の流れは練習できる。
①発問・・・
②作業指示・・・
③生徒発言又は書く・・・
④答えをさばく
rainさんが「発問だけ」作って並べる。
メンバーが「どれか1問選び」
5分間だけ(10分間でもよい)、発問・作業指示・発言指示・さばき、を次々してみせる。
これなら、模擬授業を準備する時間のない、又は組み立てられない若手にもできる。
提案せず、聞いて帰るだけよりはるかにいい。
どうでしょう。
■■■引用ここから■■■
幹事Sさんの勉強会報告・抜粋
皆さま、こんにちは。勉強会連絡担当Sです。
さて、ご報告です。参加;14人
1 幹事S
枕草子の暗唱をパワポでやろうとしたが、
あまり上手くいかなかったのでどうしたらよいかの相談。
暗唱は次々出てくるより、次々消えていく方が効果がある。
rain先生より、一太郎のスライド機能を使って、
どんどん消えていく暗唱スライドの作り方を教えていただいた。
聞いただけではすぐ忘れるので近いうちに作ってみようと考えている。
できたらサークルにお持ちしますので、
またアドバイスをいただけたらと思います。
こういう機器を使った報告があるたび、話題になるのが、
各教室にPCが配備されているのに、
プロジェクターやスクリーンが配備されていない不便さです。
教師ごとに特別教室を持って、生徒が移動している形でもいいのですが。
セッティングが煩わしいのと、授業教室に運んでいく大変さがあります。
2 傭兵先生
作文の実践報告。
①評価する
傭兵先生の指導してらっしゃる4人の高校生の書いた作文。
それに1位から4位まで順位をつけました。
結果は見事にバラバラ。
これは傭兵先生の常に仰っていることですが、
国語科の教師だってこんなに評価がバラバラなんだから、
もっと気軽に作文を書かせて、
さっさと好きなように評価して返してやればいい、
ということ。
確かに一人ひとりに多くの観点を決めて評価していたら、時間ばかりかかります。
それだけで作文を書かせるのが億劫になります。そうすると書かせたくなくなります。
子どもは益々作文から遠のいてしまうわけで、作文が書けるようになどなりません。
②指導する
傭兵先生が生徒にアドバイスする点は二つ。
●「思います」は使うな
●一文を短くする
だけである。
これだけで、多くの生徒の作文は見事に引き締まる。
そして、褒めまくる。
こうして作文をどんどん書かせると、4回目には見事に作文が上手くなっている。
4回目急速上達の法則だそうだ。
③見本作文は必須……中学生になった想定で見本を書く。
実際に10分を取り、全員で見本作文を書いてみた。
それを音読し、傭兵先生が即評定する。
タイトルは「宿題は必要か」
皆さん、お上手である。
Hさんの作文など格調高い中にユーモアセンスが滲んでいて見事と言うほかないと感じた。
しかし、中学生が書いたという想定での作文であるので、難しいと評定でマイナスポイントとなる。
幹事Sはつい力が入ってしまい、
「宿題を出さなきゃいけないような授業しかできない教師が悪い」
などと大人の立場で書いてしまった。いけない、いけない。
3 rain先生
「モアイは語る」説明文指導。
教科書で十分音読指導をしてから、
原文CDから起こして長文の説明文教材をB4サイズ1枚に印刷して使用する。
構成を考えたり、問いと答えを概観するのに便利である。
説明文指導とは「論理」を学ばせる指導である。
論理とはある事実から正しく考えること。筋道立てて考えていくこと。
「モアイは語る」は論理を学ぶのに適したいい教材。
過日の傭兵先生の「流氷と私たちの暮らし」の読解のように、段落ごとに丁寧に読んでいく方法を模擬授業の形で見せてくださいました。
いつもrain先生の模擬授業を受けるといわゆる「あれども見えず」を問われていることに気づき、すごいなぁと思います。
4 S先生より(初参加)
短歌教材の扱い方についてご質問がありました。
現行教科書の短歌の選択や鑑賞文について多く疑問の声がありました。
馬場あき子さんは歌人としては素晴らしい人なのでしょうが、
書かれる鑑賞文は中学生に読ませるには難解すぎます。
しかし、次回の教科書も同じものを採録してあったので、少しガッカリしました。
俳句の宇陀喜代子さん(?)の文章の方がまだ分かりやすい。
多くの先生方からのアドバイス。
短歌の味わい方、読み方を教えるのに、教科書掲載のものに縛られる必要はない。
授業者の感性で選んだ短歌を自信を持って教えればいいのです。
短歌十二首も同様。便覧に掲載のものと差し替えればいいのではないか、という意見が
ありました。その通りだと思います。授業者が心から「この短歌いいなぁ。」としみじみ
感ずる短歌でなければ、生徒に短歌の良さなど伝えられるわけがありませんから。
長くなりました。この辺で報告を終えます。
■■■引用ここまで■■■
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2015-06-22up
中学国語指導案・星の花が降るころに・発問2題
[生徒感想]
1 最後には、先生の話で、やっぱどっちなのかなって思いました。
2 **くんは、お腹がいたくて発表をしなかったそうです。
明日、頭をなでなでして下さい。
3 今日もまたうそつきましたね。#
4 今日のような話し合いが私は大好きなので、ぜひまたやりたいです。
討論会もやりたいです。
5 みんなの意見を聞けてよかったです。
私は 待っていた と思います。
だって待ってなかったら むしするとおもいます。
6 絶対 Aです。
7 小学校の頃は お話はたんなる 事 だと思っていましたが
こんなにふかいんだな とおもいました。
(傭兵注:事 って、出来事とか作り事とかいうことかな?)
8 ほかの授業よりねむくなくて やる気がなぜかでてきた☆
発問1
「「私」は中学何年生ですか。1年生? なぜ?
理由が分かる8字を探して持って来なさい。ノーヒント」
わからんだろうと思ったら、すぐに男子一人が持ってきた。
正解だった。
「**君。天才だっ!!! なぜわかった。教えちゃダメだよ」
と言って力強い握手するのを、みんな見ている。
「ノートの隣りに、理由を書く練習をしてなさい」
なぜか、次々男子だけが持ってくる。
正解だ。
「++君・・・正解」
「やっっったっっっあ!」
大喜びで握手。
で、正解が次々続く。
「すごいな。このクラスは、天才クラスだ」
男子ばかりだったが、ものすごくおとなしい女子が正解。
「##さん、正解。女子いちばん」
あちこちで、生徒が固まり、出来ない生徒にヒントを出している。
時間で切って正解板書する。
「いやあ、びっくりしたよ。みんなよく出来て」
「先生、もっと難しい問題出して」
来た来た。
もっと難しくコール。
いい流れのときにこうなる。
発問2
「夏実だって、私から言いだすのをきっと待っているはずだ。
A待っていた B待っていなかった」
どちらか挙手させる。
時間をかける気はなかった。試験は一週間後だ。
「コンビのどちらか一人だけ意見を言いなさい」
ところが、あっという間に火が付いた。
根拠はすぐに15段落
「私が声をかけたのと、隣のクラスの子が夏実に話しかけたのが同時だった。夏実は一瞬とまどったような顔でこちらを見た後、隣の子に何か答えながら私からすっと顔を背けた。そして目の前を通り過ぎて行ってしまった。音のないこま送りの映像を見ているように、変に長く感じられた。」
に集中した。
大多数が「B待っていなかった」だった。
だが、4人目の発言で、論客Xさんが「A待っていた」側で見事に論じた。
すると、続いて3人が「A」側で発言した。
「Xさん。味方が増えたなあ。言ってみるもんだなあ」
と僕は言った。
[とまどった]
がキーワードになっていた。
指名なし発表が次々続く。
授業時間は終わりそうで、僕が割り込んだ。
「確かに、とまどいましたよ。
仲がぎくしゃくして「私」が初めて話しかけてきた。
夏実にとっても大事件でしょ。
でも、すっと顔を背けた。隣の子に待っててよ、って言わなかった。
だ・か・ら、B待ってなかった んですね。そうでしょ。
じゃあ、
A待っていた、の人。 (ハーイ)
B待っていなかったの人 (ハイハイハイハーイと男子)」
火は大きくなったまま時間が終わり、明日も続けると僕は言った。
休み時間に5人以上が教卓に群れて、待ってましたよ、待ってないよ、と言い合う。
討論はだからおもしろい。
2015-06-22up
中学国語指導案・星の花が降るころに・発問2題
[生徒感想]
1 最後には、先生の話で、やっぱどっちなのかなって思いました。
2 **くんは、お腹がいたくて発表をしなかったそうです。
明日、頭をなでなでして下さい。
3 今日もまたうそつきましたね。#
4 今日のような話し合いが私は大好きなので、ぜひまたやりたいです。
討論会もやりたいです。
5 みんなの意見を聞けてよかったです。
私は 待っていた と思います。
だって待ってなかったら むしするとおもいます。
6 絶対 Aです。
7 小学校の頃は お話はたんなる 事 だと思っていましたが
こんなにふかいんだな とおもいました。
(傭兵注:事 って、出来事とか作り事とかいうことかな?)
8 ほかの授業よりねむくなくて やる気がなぜかでてきた☆
発問1
「「私」は中学何年生ですか。1年生? なぜ?
理由が分かる8字を探して持って来なさい。ノーヒント」
わからんだろうと思ったら、すぐに男子一人が持ってきた。
正解だった。
「**君。天才だっ!!! なぜわかった。教えちゃダメだよ」
と言って力強い握手するのを、みんな見ている。
「ノートの隣りに、理由を書く練習をしてなさい」
なぜか、次々男子だけが持ってくる。
正解だ。
「++君・・・正解」
「やっっったっっっあ!」
大喜びで握手。
で、正解が次々続く。
「すごいな。このクラスは、天才クラスだ」
男子ばかりだったが、ものすごくおとなしい女子が正解。
「##さん、正解。女子いちばん」
あちこちで、生徒が固まり、出来ない生徒にヒントを出している。
時間で切って正解板書する。
「いやあ、びっくりしたよ。みんなよく出来て」
「先生、もっと難しい問題出して」
来た来た。
もっと難しくコール。
いい流れのときにこうなる。
発問2
「夏実だって、私から言いだすのをきっと待っているはずだ。
A待っていた B待っていなかった」
どちらか挙手させる。
時間をかける気はなかった。試験は一週間後だ。
「コンビのどちらか一人だけ意見を言いなさい」
ところが、あっという間に火が付いた。
根拠はすぐに15段落
「私が声をかけたのと、隣のクラスの子が夏実に話しかけたのが同時だった。夏実は一瞬とまどったような顔でこちらを見た後、隣の子に何か答えながら私からすっと顔を背けた。そして目の前を通り過ぎて行ってしまった。音のないこま送りの映像を見ているように、変に長く感じられた。」
に集中した。
大多数が「B待っていなかった」だった。
だが、4人目の発言で、論客Xさんが「A待っていた」側で見事に論じた。
すると、続いて3人が「A」側で発言した。
「Xさん。味方が増えたなあ。言ってみるもんだなあ」
と僕は言った。
[とまどった]
がキーワードになっていた。
指名なし発表が次々続く。
授業時間は終わりそうで、僕が割り込んだ。
「確かに、とまどいましたよ。
仲がぎくしゃくして「私」が初めて話しかけてきた。
夏実にとっても大事件でしょ。
でも、すっと顔を背けた。隣の子に待っててよ、って言わなかった。
だ・か・ら、B待ってなかった んですね。そうでしょ。
じゃあ、
A待っていた、の人。 (ハーイ)
B待っていなかったの人 (ハイハイハイハーイと男子)」
火は大きくなったまま時間が終わり、明日も続けると僕は言った。
休み時間に5人以上が教卓に群れて、待ってましたよ、待ってないよ、と言い合う。
討論はだからおもしろい。
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2015-06-17
大学入試古典補習の楽しさ
補習教室Cへ行くと、高3が待っている。
わずか十人強で、希望制の補習だから4クラスからのかき集めだ。
どちらからともなく、久しぶり~、こんにちは~と言い合って僕は教卓に近寄る。
「おー、++君、今日は来れたねえ。**さんも**さんも」
とてつもなく素敵な笑顔で彼らはうなずく。
希望制だから、既に3、4人出てこなくなってしまった。
「##君、はりきってたのに、来なくなったなあ。
来にくくなったかなあ。
せっかくやる気満々になったのにもったいないな。
傭兵が心配してるって、誰か言ってくれる? あ、++君友達? 頼むよ」
で、まるで二十四の瞳のように穏やかに授業が始まる。
助走のプリントを読み合わせていると、誰かがドアの外に。
「すんませんっ、クラスで長引いて」
運動部の大柄な##君が、ドアを開けて入ってくる。
僕は握手の右手を差し出しながら、
「お。おー。来たじゃん、今ちょうど言ってたとこなんだよ。
良かったよ。よく来たな。本当に良かった」
と強く握手しながら言う。
みんな見ている。
##君が最も古典を苦手なのだとみんな知っている。
僕に計算は全くない。
彼が来たことが、本当に嬉しい。
できる生徒は誰が教えてもできるが、苦手な生徒は腕がなければ出来るようにさせられない。
彼に限らず、全員古典に自信がないのだ。
学校は出来ない生徒のためにある。
それから、90分の授業はあっという間に終わった。
いつも、90分があっという間に終わる。
そして、何か一つ二つ習得してみんなが満足したのがわかる。
こんないい生徒ばかりだと、僕はどんどんふやけてしまう。
でも、高校3年生の授業もいいもんだなあと思う。
授業はぴったり終える。
「では、お疲れ様でした」
と僕が頭を下げる。
「有難うございました」
教えてもいないのに、声をそろえて明るく、強い声が返ってくる。
これは中学生には出来ない。
2015-06-17
大学入試古典補習の楽しさ
補習教室Cへ行くと、高3が待っている。
わずか十人強で、希望制の補習だから4クラスからのかき集めだ。
どちらからともなく、久しぶり~、こんにちは~と言い合って僕は教卓に近寄る。
「おー、++君、今日は来れたねえ。**さんも**さんも」
とてつもなく素敵な笑顔で彼らはうなずく。
希望制だから、既に3、4人出てこなくなってしまった。
「##君、はりきってたのに、来なくなったなあ。
来にくくなったかなあ。
せっかくやる気満々になったのにもったいないな。
傭兵が心配してるって、誰か言ってくれる? あ、++君友達? 頼むよ」
で、まるで二十四の瞳のように穏やかに授業が始まる。
助走のプリントを読み合わせていると、誰かがドアの外に。
「すんませんっ、クラスで長引いて」
運動部の大柄な##君が、ドアを開けて入ってくる。
僕は握手の右手を差し出しながら、
「お。おー。来たじゃん、今ちょうど言ってたとこなんだよ。
良かったよ。よく来たな。本当に良かった」
と強く握手しながら言う。
みんな見ている。
##君が最も古典を苦手なのだとみんな知っている。
僕に計算は全くない。
彼が来たことが、本当に嬉しい。
できる生徒は誰が教えてもできるが、苦手な生徒は腕がなければ出来るようにさせられない。
彼に限らず、全員古典に自信がないのだ。
学校は出来ない生徒のためにある。
それから、90分の授業はあっという間に終わった。
いつも、90分があっという間に終わる。
そして、何か一つ二つ習得してみんなが満足したのがわかる。
こんないい生徒ばかりだと、僕はどんどんふやけてしまう。
でも、高校3年生の授業もいいもんだなあと思う。
授業はぴったり終える。
「では、お疲れ様でした」
と僕が頭を下げる。
「有難うございました」
教えてもいないのに、声をそろえて明るく、強い声が返ってくる。
これは中学生には出来ない。
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2015-06-16
中2を授業終盤に叱りつけた。
入社4年数か月で初めてだった。
要するにダラダラして、文句が度を度を越したのだ。
僕の公立育ちの感覚で、今の会社で、度を越す生徒は滅多にいない。
とんでもない公立で非常勤して以来、ほぼ7年ぶりだ。
年取るごとに、ほとんどの壁は叱ることなく解決できるようになる。
だが、その壁を、ほんのちょっと彼らは越えた。
小さな壁だ。
記念すべき日だ。
愛情を注いで、注いで、ふり注ぎ続けた生徒だから。
二年間続けて教えた彼らが、叱りつける相手で良かった。
本気で「まともな教員」が「叱りつける」のはどういうことか彼らは見たからだ。
叱り、語り終わると、授業時間は残り2分だった。
感想を書かせた。
チャイムが鳴ってもほとんどの生徒が書いていた。
出し終わるまで、板書を消しながら待った。
叱るべきだった、という過半数の意見が、びっしりと書いてあった。
叱ったことに、文句は一人もなかった。
2015-06-16
中2を授業終盤に叱りつけた。
入社4年数か月で初めてだった。
要するにダラダラして、文句が度を度を越したのだ。
僕の公立育ちの感覚で、今の会社で、度を越す生徒は滅多にいない。
とんでもない公立で非常勤して以来、ほぼ7年ぶりだ。
年取るごとに、ほとんどの壁は叱ることなく解決できるようになる。
だが、その壁を、ほんのちょっと彼らは越えた。
小さな壁だ。
記念すべき日だ。
愛情を注いで、注いで、ふり注ぎ続けた生徒だから。
二年間続けて教えた彼らが、叱りつける相手で良かった。
本気で「まともな教員」が「叱りつける」のはどういうことか彼らは見たからだ。
叱り、語り終わると、授業時間は残り2分だった。
感想を書かせた。
チャイムが鳴ってもほとんどの生徒が書いていた。
出し終わるまで、板書を消しながら待った。
叱るべきだった、という過半数の意見が、びっしりと書いてあった。
叱ったことに、文句は一人もなかった。
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2015-06-12up
中学校生活指導・引き回しの指導
簡単に言うと、無理やりの指導だ。
【パターン1】
中学校1年生のときは、好きなようにぶ**ぐる。
2年生になると、弱そうな生徒だけをぶ**ぐる。
やり返されるのは怖いからだ。
3年生になると、好きなように、ぶ**ぐられる。
「てめえ。1年のときはぶ**ぐったのに、今は同じことしてもやんねんのかよ。
ふ、ざ、け、ん、な」
そして……
今はない。全く一度も、見たことも聞いたこともない。
スーパーグローバルの時代に、ありえないでしょ。
誰も覚えていない、四十年から三十年前の話だ。
【パターン2】
中学1年生のときは、誰にも彼にも怒鳴りつけていうことを聞かせる大人がいる。
だが、途中から、身長が伸び、強そうな生徒には言わなくなる。
相手を選ぶのだ。
2年生になると、怒鳴ってだいじょぶそうな生徒だけに校則について罵倒する。
相手を選ぶセンスは卓越している。
ツッパリの、頑丈な生徒は笑って見ている。
3年生になると、ほとんどの生徒に何も言えない。
怖いからかどうか、全然わからない。
わずかな、弱っちい生徒だけにケチをつける。
ツッパリは、いつまでも笑って見ていない。
無理につっぱって、根拠なく怒鳴りつける教員が返り討ちに合う。
指導する内容が、三年間、理にかなっていないからだ。
中学1年生に言うのと同じ調子で脅す。
その教員は一ミリも育っていないが、生徒はいつの間にか成長している。
そして、返り討ちに合う。
これも、僕は全く一度も、見たこともない。
ただの、聞いた話だ。
【パターン3】
これまた、友人から聞いた話だが、教育者として本当とは思えない。
国内には中学生と高校生が一緒に生活する学校がある。
中学生だけに、高圧的に怒鳴りつけることがあるらしい。
たとえば、歴史的に不毛なスカート丈指導だ。
高校生の多くが、ほとんどパンツと同じ丈のスカートを履いている。
中学生は見ている。
中学生に怒鳴りつける大人は、高校生には何も言わないそうだ。
理由は、怖いからなのか、根拠薄弱だからなのか、怒鳴るのが好きなのか、全くわからない。
何しろ遠くに住む知人から聞いただけの話なので、無責任で申し訳ない。
ただ、思うに中学生が納得するとは思えない。
伝聞推定で御免こうむりまする。
とにかく、こういうのを
「引き回しの指導というんだ」
と僕は担任1年目に、教頭に教わった。
強きを助け弱きをくじく人生を選んだ人たちだ。
当然ある種の大人には気に入られる。
それが、ときたま相手が強くなると、返り討ちに合う。
だから、今でも、
中学3年生に対してだったら、できない指導は、中学1年生にも絶対しない。
授業中の「指示」も「言葉づかい」も「叱り方」も、絶対に。
生活指導や生徒指導が発生すると、瞬間的に考える。
「今、俺がしようとすることを、身長180センチでツバを吐き、殴りかかる、
中3の男子にもするだろうか。
いや、しない。
いや、やっぱりする」
する、と思ったら誰相手にもする。相手が弱そうだからする、ことは絶対しない。
卑怯だからだ。
高校生も教えるようになったから、幅はさらに広がった。
高校3年生に言ったら、日本人として失礼だと思うことは、中学1年生にも言わないよう心がける。
まだ、練習中だ。
大学4年のときに、本で似たようなことを学んで、以来忘れない。
若いときはほとんどできなかった。
今はほとんどできる。
「目の前にいる 生徒が
自分が 最も尊敬する 偉大な大人だと思って接しなさい。
話しかたも、行動も変わります」
2015-06-12up
中学校生活指導・引き回しの指導
簡単に言うと、無理やりの指導だ。
【パターン1】
中学校1年生のときは、好きなようにぶ**ぐる。
2年生になると、弱そうな生徒だけをぶ**ぐる。
やり返されるのは怖いからだ。
3年生になると、好きなように、ぶ**ぐられる。
「てめえ。1年のときはぶ**ぐったのに、今は同じことしてもやんねんのかよ。
ふ、ざ、け、ん、な」
そして……
今はない。全く一度も、見たことも聞いたこともない。
スーパーグローバルの時代に、ありえないでしょ。
誰も覚えていない、四十年から三十年前の話だ。
【パターン2】
中学1年生のときは、誰にも彼にも怒鳴りつけていうことを聞かせる大人がいる。
だが、途中から、身長が伸び、強そうな生徒には言わなくなる。
相手を選ぶのだ。
2年生になると、怒鳴ってだいじょぶそうな生徒だけに校則について罵倒する。
相手を選ぶセンスは卓越している。
ツッパリの、頑丈な生徒は笑って見ている。
3年生になると、ほとんどの生徒に何も言えない。
怖いからかどうか、全然わからない。
わずかな、弱っちい生徒だけにケチをつける。
ツッパリは、いつまでも笑って見ていない。
無理につっぱって、根拠なく怒鳴りつける教員が返り討ちに合う。
指導する内容が、三年間、理にかなっていないからだ。
中学1年生に言うのと同じ調子で脅す。
その教員は一ミリも育っていないが、生徒はいつの間にか成長している。
そして、返り討ちに合う。
これも、僕は全く一度も、見たこともない。
ただの、聞いた話だ。
【パターン3】
これまた、友人から聞いた話だが、教育者として本当とは思えない。
国内には中学生と高校生が一緒に生活する学校がある。
中学生だけに、高圧的に怒鳴りつけることがあるらしい。
たとえば、歴史的に不毛なスカート丈指導だ。
高校生の多くが、ほとんどパンツと同じ丈のスカートを履いている。
中学生は見ている。
中学生に怒鳴りつける大人は、高校生には何も言わないそうだ。
理由は、怖いからなのか、根拠薄弱だからなのか、怒鳴るのが好きなのか、全くわからない。
何しろ遠くに住む知人から聞いただけの話なので、無責任で申し訳ない。
ただ、思うに中学生が納得するとは思えない。
伝聞推定で御免こうむりまする。
とにかく、こういうのを
「引き回しの指導というんだ」
と僕は担任1年目に、教頭に教わった。
強きを助け弱きをくじく人生を選んだ人たちだ。
当然ある種の大人には気に入られる。
それが、ときたま相手が強くなると、返り討ちに合う。
だから、今でも、
中学3年生に対してだったら、できない指導は、中学1年生にも絶対しない。
授業中の「指示」も「言葉づかい」も「叱り方」も、絶対に。
生活指導や生徒指導が発生すると、瞬間的に考える。
「今、俺がしようとすることを、身長180センチでツバを吐き、殴りかかる、
中3の男子にもするだろうか。
いや、しない。
いや、やっぱりする」
する、と思ったら誰相手にもする。相手が弱そうだからする、ことは絶対しない。
卑怯だからだ。
高校生も教えるようになったから、幅はさらに広がった。
高校3年生に言ったら、日本人として失礼だと思うことは、中学1年生にも言わないよう心がける。
まだ、練習中だ。
大学4年のときに、本で似たようなことを学んで、以来忘れない。
若いときはほとんどできなかった。
今はほとんどできる。
「目の前にいる 生徒が
自分が 最も尊敬する 偉大な大人だと思って接しなさい。
話しかたも、行動も変わります」
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2015-06-12up
話題が古すぎて何ですが。
それに誰でも知っていて何ですが。
自分の記録のために書きます。
スーパーグローバルは英語に”訳せない”。
英語ではないからだ。
スーパーグローバル大学とか、スーパーグローバルハイスクールとか。
指定される学校は、さぞかし恥ずかしい思いをしていることだろう。
指定を断りたくても断れないのだろう。
たぶん。
なにしろ、ウルトラの母大学、ウルトラマンタロウ大学、ウルトラライダー大学、
みたいなもので、世界・他国には何を言ってるのかわからない”言葉”だからだ。
「本当に日本はやばいかもしれない」
http://www.huffingtonpost.jp/yasushi-ogasawara/japan-dangerous_b_5934122.html
更新: 2014年12月05日 19時12分 JST
小笠原泰:明治大学国際日本学部教授
によれば、
■引用ここから■
先月末に文部科学省が発表した
『スーパーグローバル大学創生支援
(流石に英語は恥ずかしかったらしく、
Top Global University Project
と訳している)』
を見るに、お題目はその通りであり、
制度改革と組み合わせて重点的支援と称しているが、
永田町の政治家同様に万策尽きて、現実とのかい離を無視して、
迷走を始めた霞が関という感がある。
■引用ここまで■
とのことだ。
スーパーグローバル、って小学生にはきっとうける。
いや、もう、小学生の間でも、流行は終わったな。
彼らのフットワークは軽い。
2015-06-12up
話題が古すぎて何ですが。
それに誰でも知っていて何ですが。
自分の記録のために書きます。
スーパーグローバルは英語に”訳せない”。
英語ではないからだ。
スーパーグローバル大学とか、スーパーグローバルハイスクールとか。
指定される学校は、さぞかし恥ずかしい思いをしていることだろう。
指定を断りたくても断れないのだろう。
たぶん。
なにしろ、ウルトラの母大学、ウルトラマンタロウ大学、ウルトラライダー大学、
みたいなもので、世界・他国には何を言ってるのかわからない”言葉”だからだ。
「本当に日本はやばいかもしれない」
http://www.huffingtonpost.jp/yasushi-ogasawara/japan-dangerous_b_5934122.html
更新: 2014年12月05日 19時12分 JST
小笠原泰:明治大学国際日本学部教授
によれば、
■引用ここから■
先月末に文部科学省が発表した
『スーパーグローバル大学創生支援
(流石に英語は恥ずかしかったらしく、
Top Global University Project
と訳している)』
を見るに、お題目はその通りであり、
制度改革と組み合わせて重点的支援と称しているが、
永田町の政治家同様に万策尽きて、現実とのかい離を無視して、
迷走を始めた霞が関という感がある。
■引用ここまで■
とのことだ。
スーパーグローバル、って小学生にはきっとうける。
いや、もう、小学生の間でも、流行は終わったな。
彼らのフットワークは軽い。
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2015-06-12
星の花が降るころに・一番心に残った段落・指名なし発表
たいして書くことはない。
蒸し暑さ、午前五時前起きの朝練習などで生徒はダレダレだ。
「発表の隊形にしなさい。10秒。10、9、8、」
「コンビでどちらが先に言うか決めなさい。さん、に、いち」
「一番心に残った段落と理由を発表します。どうぞ」
少人数だが、25分位かかった。30数人級でも経験では11分でできる。
ギリギリ授業いっぱいかかってしまった。
原因はある。
1 書いて持ってこさせなかった。結局これが大事なのだ。
2 まだ2回目だ。
3 異常に蒸し暑すぎる。
4 翌日回しにしてしまった。初読の感想は即日がよいのだ、やっぱり。
しかし「選んだ段落」「理由の内容」はまずまずだった。
途中二人の男子が続けて「消しゴムのカス」を、誰かに向かって投げた。
消しゴムでなく、カスで良かった。
でなければ、僕の少し違った顔を、彼らは見ることになっただろう。
だが、僕の授業で、発表中に何かを投げる生徒はあまり記憶にない。
「今、何か投げた二人。立ちなさい。(立たない)立ちなさい」
「あなた達は、クラス全体のモチベーションを下げました。
クラスのみんなにマイナスの影響を与えたんだ。
おわびしなさい。
先生にあやまったって仕方ない。
クラス全員に、申し訳ありませんでした、と言いなさい」
一人ずつ言わせて座らせた。
オー、まったくだ、反省しろ!!!
などのヤジが飛んだ。
明るいのは、とても大切だ。
一年生はおもしろい。
ただ、さんざん僕にからんだ去年の一年生の誰かに、
「立ちなさい。謝りなさい」
と本気で言ったことは一度もない。
偏差値で生徒は測れない。
2015-06-12
星の花が降るころに・一番心に残った段落・指名なし発表
たいして書くことはない。
蒸し暑さ、午前五時前起きの朝練習などで生徒はダレダレだ。
「発表の隊形にしなさい。10秒。10、9、8、」
「コンビでどちらが先に言うか決めなさい。さん、に、いち」
「一番心に残った段落と理由を発表します。どうぞ」
少人数だが、25分位かかった。30数人級でも経験では11分でできる。
ギリギリ授業いっぱいかかってしまった。
原因はある。
1 書いて持ってこさせなかった。結局これが大事なのだ。
2 まだ2回目だ。
3 異常に蒸し暑すぎる。
4 翌日回しにしてしまった。初読の感想は即日がよいのだ、やっぱり。
しかし「選んだ段落」「理由の内容」はまずまずだった。
途中二人の男子が続けて「消しゴムのカス」を、誰かに向かって投げた。
消しゴムでなく、カスで良かった。
でなければ、僕の少し違った顔を、彼らは見ることになっただろう。
だが、僕の授業で、発表中に何かを投げる生徒はあまり記憶にない。
「今、何か投げた二人。立ちなさい。(立たない)立ちなさい」
「あなた達は、クラス全体のモチベーションを下げました。
クラスのみんなにマイナスの影響を与えたんだ。
おわびしなさい。
先生にあやまったって仕方ない。
クラス全員に、申し訳ありませんでした、と言いなさい」
一人ずつ言わせて座らせた。
オー、まったくだ、反省しろ!!!
などのヤジが飛んだ。
明るいのは、とても大切だ。
一年生はおもしろい。
ただ、さんざん僕にからんだ去年の一年生の誰かに、
「立ちなさい。謝りなさい」
と本気で言ったことは一度もない。
偏差値で生徒は測れない。