2010/10/31up
中学国語指導案詩・土
2・3年四月半ば/**氏の追試/2001年4月12日
・あいさつ。忘れ物調べ。ベル学習はまだか
●『助走の助走』
指示1
「写しなさい」
・板書。日付。「比喩」
発問1
「今日は、詩を使って比喩の勉強をします。復習です。
たとえば、怒るとすごく怖い人のことを、何みたいな人、と言いますか」
・言わせるだけ。鬼のような。悪魔のような。雷が落ちる
発問2
「とてもやさしい人を」
・天使みたいな。神様みたいな。神様仏様
●『助走・比喩の説明』
説明1
「これはみな比喩と言います。あるものを他のものにたとえる技術です。
直接言わずにたとえるほうが、想像力が刺激されるのです。
印象に残って効果的に伝わるのです」
・板書
比喩・・・あるものを他のものにたとえる方法。
<直喩>=ような・みたいなを使って直接たとえる。
① りんごのような夕焼け(夕焼けの赤さをトマトにたとえている)
② おもちのような肌(肌の白さをもちにたとえている)
<隠喩>=ような・みたいなを使わずにたとえる。この方が高度な比喩。
① 試験前のお母さんは鬼になる。(お母さんを鬼にたとえている)
<擬人法>=これも比喩。人間でないものを人間にたとえる。
①船が散歩する。② 太陽が笑う。
発問3
「実際に詩を使って勉強します。写しなさい」
・板書
( A )
蟻が
蝶の羽を
ひいていく
ああ ( B )のやうだ)
指示2
「一度読みなさい。早く三回読みなさい。」
・えさのちょうを巣に持っていくんですね
発問4
「この詩では、ちょうの羽を(B)にたとえています。
様子や形をよく想像してください。
Bに入る言葉を書いて持って来なさい。」
・じっくり待つ。考えさせる。持ってきたら黙って丸ばつ。時間で切る。
・「ヨット」と書く
・「蝶の羽を、海を走るヨットにたとえているんですね。直喩です」
発問5
「詩の題名が隠されています。題名も何かをたとえています。隠喩です。
Aに入る題名を班で相談して書けたら、手を挙げて呼びなさい。
何回間違ってもいいです」
・正解は土。
・土、つまり狭い地面が蟻にとっては大海原だと言うことを表現している。
説明2
「蟻がちっちゃいと一言も言っていないのに、それをたとえで伝える。
それが、比喩の技術です」
・説明して終了。
土
三好達治
蟻が
蝶の羽をひいて行く
ああ
ヨットのやうだ
中学国語指導案詩・土
2・3年四月半ば/**氏の追試/2001年4月12日
・あいさつ。忘れ物調べ。ベル学習はまだか
●『助走の助走』
指示1
「写しなさい」
・板書。日付。「比喩」
発問1
「今日は、詩を使って比喩の勉強をします。復習です。
たとえば、怒るとすごく怖い人のことを、何みたいな人、と言いますか」
・言わせるだけ。鬼のような。悪魔のような。雷が落ちる
発問2
「とてもやさしい人を」
・天使みたいな。神様みたいな。神様仏様
●『助走・比喩の説明』
説明1
「これはみな比喩と言います。あるものを他のものにたとえる技術です。
直接言わずにたとえるほうが、想像力が刺激されるのです。
印象に残って効果的に伝わるのです」
・板書
比喩・・・あるものを他のものにたとえる方法。
<直喩>=ような・みたいなを使って直接たとえる。
① りんごのような夕焼け(夕焼けの赤さをトマトにたとえている)
② おもちのような肌(肌の白さをもちにたとえている)
<隠喩>=ような・みたいなを使わずにたとえる。この方が高度な比喩。
① 試験前のお母さんは鬼になる。(お母さんを鬼にたとえている)
<擬人法>=これも比喩。人間でないものを人間にたとえる。
①船が散歩する。② 太陽が笑う。
発問3
「実際に詩を使って勉強します。写しなさい」
・板書
( A )
蟻が
蝶の羽を
ひいていく
ああ ( B )のやうだ)
指示2
「一度読みなさい。早く三回読みなさい。」
・えさのちょうを巣に持っていくんですね
発問4
「この詩では、ちょうの羽を(B)にたとえています。
様子や形をよく想像してください。
Bに入る言葉を書いて持って来なさい。」
・じっくり待つ。考えさせる。持ってきたら黙って丸ばつ。時間で切る。
・「ヨット」と書く
・「蝶の羽を、海を走るヨットにたとえているんですね。直喩です」
発問5
「詩の題名が隠されています。題名も何かをたとえています。隠喩です。
Aに入る題名を班で相談して書けたら、手を挙げて呼びなさい。
何回間違ってもいいです」
・正解は土。
・土、つまり狭い地面が蟻にとっては大海原だと言うことを表現している。
説明2
「蟻がちっちゃいと一言も言っていないのに、それをたとえで伝える。
それが、比喩の技術です」
・説明して終了。
土
三好達治
蟻が
蝶の羽をひいて行く
ああ
ヨットのやうだ