円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

今がいちばん幸せ231231

2023-12-31 16:16:06 | 2023年度雑記
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2023-12-31
まちがいなく、今がいちばん幸せだ。
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無駄なはずだった小学校35人学級実現20230331

2023-12-07 18:13:43 | 2023年度雑記
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2023-12-07
35人学級85億円は無駄だが潜水艦600億円はサラッと
中学生でもわかる手遅れ。
僕の情報収集能力も手遅れ。

小学校35人学級実現20230331参議院本会議
小学校における35人学級の実現/約40年ぶりの学級編制の標準の一律引下げ
https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2021/20210331.html

本ブログ内記事2013-01-26
https://blog.goo.ne.jp/hyokkorihyokohyoko/e/34d2ab9426f0f3e90adedf129df3d165
■全学年35人学級断念文科省自民意向受け白紙に2013年1月26日
新たに1学年分を増やす3900人分(85億円)・・・
■教職員増の計画見送り=35人学級は現状維持―政府2013年1月25日
財務省は35人学級による効果が明らかでないなどとして予算化に難色
■文科省、全学級35人断念費用対効果、疑問視根強く
■そうりゅう型潜水艦604億円
http://m3i.nobody.jp/military/soryumenu.html
そうりゅうの先代である日本海軍の航空母艦「蒼龍」コスト約604億円
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なんかわかりやすいかんじ

2023-10-29 16:43:51 | 2023年度雑記
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2023-10-29
頭髪四色中を立て直した話14
最近の話です。
9月に授業の感想を書かせました。
学年でいちばん勉強の苦手な生徒がこう書きました。

「なんかわかりやすいかんじ」

これ以上有り難い言葉はありません。
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褒められたら大人でも嬉しい

2023-09-17 20:35:02 | 2023年度雑記
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2023-09-17
褒められたら大人でも嬉しい
去る9月某日、平日開催の文化祭があった。
僕は非常勤にかかわらず、或る展示会場の監督につけて頂いた。
大変有り難いことだった。

講堂で生徒がパフォーマンスを展開した。
生徒が傑出しているので、どれも秀逸だった。

自由研究などの展示があった。
生徒は全員、順番に会場を見学に来た。
驚くほど多くの保護者もわざわざ見学に来てくださった。
落ち着いている学校だからこそだ。

早い時間にAさんの保護者が言葉をかけてくださった。
Aさんはさきの3月退任式で僕に別れの言葉を読んでくれた生徒だ。
泣いて涙を手のひらでぬぐいながら、なんとか終わりまで読み続けてくれた。
Aさんの保護者は、
「うちの◯◯が先生のことが大好きで大好きで」
と言ってくれた。

しばらくして、3年前から何かと声をかけてくださったBさんの保護者が話しかけてくれた。
僕は、何もお手伝いできなくなり申し訳ありませんと言った。
「いえ。安先生がいてくださればお話ができます。それだけで助かります」
Bさんの保護者には足を向けられない。

展示終了前に、Cさんの保護者が声をかけてくださった。
「安先生。こんにちは」
「あの。どちらさまで」
「Cの母です」
「あ! お目にかかりたかったです」
「Cが毎日先生の話をしていました」
「Cさんはうちで話をする子だったんですか」
Cさんは、群を抜いた知的好奇心を持ち大変な努力家で優秀だった。
昨年度2年生のとき、毎時間のように授業後何かを訊いたり教えてくれたりした。
教員の中にはそれを点数稼ぎだと言う人もいた。
僕はそれでもいいじゃないかと思っていた。
大人も日々みな卑屈に点数稼ぎをして働いているのだ。
でも、Cさんはやっぱり点数稼ぎではなかった。
「安先生がいつも一般教養の話をしてくれるのを話していました」
「いえ。Cさんのような展望を持つ人は少ないです。
 しかも、とんでもない努力家でセンスが良くて余計ですが美貌の持ち主です」
「そんなに褒められたら、Cが舞い上がります」
「褒めてあげるべきです。日本人は、世界でも褒めて育てない国として有名です」
「そういう、ちょっと別のことを言ってくれるのが先生です。安先生が先生でいちばんです」

3人の生徒は、特別に目立たなかったり、特別に目立ったりする生徒だ。
それは、教員が快く思わないタイプの代表だ。
教員は、普通で真面目で、社交的で周りと同じような生徒が好みだ。
自分と同じ人種だからだ。
日本はそういう人種が、教員採用試験に合格するようにできている。
僕は正反対だが幸運で合格できた。

3人の生徒は、自分の「こころざし」や「努力」や「飛び抜けたセンス」を持っている。
だが、その能力が周りの生徒と違いすぎ、自分と周りの折り合いのつけ方がわからない。
まだ、たったの15歳だから当たり前だ。
普通で真面目な大人は、それを「変わり者」と言う。
僕も40年間「変わり者」と言われ続けた。
僕は、3人を2年間、人として高く認め続け、言葉で伝えた。
普通で真面目な大人と、3人の生徒のどちらが世界を変えるかは明らかだ。

3人とも、去年まで授業した生徒の保護者だった。
ひと部屋の監督だったお陰で、思わぬ出会いの幸運に恵まれた。
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とてつもなくかわいい

2023-08-31 19:23:47 | 2023年度雑記
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2023-08-31
夏休みが終わった。
授業が始まった。
教室に入る。

「おはようございます」
と僕が言うと、
「おはようございます」
とみんな答える。
大人はこんな元気に挨拶しない。

生徒はみんな笑っている。
ニコニコしている。
大人はこんなにニコニコしない。

「元気な人」
と言うと、ほとんど手を挙げないクラスがある。そして、
「まだ、勉強する頭になっていない人」
と言うと、ザーッと手が上がる。
大人はこんなふうに手を挙げない。
「そうですよね。今日はゆったり頭の調子を戻しましょう」

夏休み前の復習をする。
ろくに覚えていない。当たり前だ。だが一週間後に定期テストがあるのはなぜか?
素早いテンポでいろいろ答えさせて、
「やばいと思った?」
と聞くと、
(やばい、やばい)
と声と顔で答える。
大人はこんな素敵な表情はしない。

授業最後にコンビで言いっこさせる。
「今日、帰ったら何を勉強するか教えてあげます」
クラス全員、コンビニの顔を見てワイワイ言い合う。
大人はこんなことはしない。
「最後に。テストまでがんばろうねって言います」
みんなが、コンビに、がんばろうねっ、て言う。
大人はこんなことはしない。

とてつもなくかわいい。
とてつもなく、たまらなく、かわいい。

※とてつ【途轍】 もない/精選版 日本国語大辞典(ネット検索)
 すじみちに合わない。全く道理に合わない。とんでもない。
 また、きわめて図抜けている。途方もない。とてつない。とてっぽうもない。
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語る力ということ

2023-06-08 17:06:10 | 2023年度雑記
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2023-06-08
このブログに「語るということ」?(確か 初めての非常勤)の記事がある。

小学校教諭なら、専門教科に限らず「語る力」が要るはずだ。
担任しかクラスに伝えて語る人がいないからだ。

中学校では、学年共通の「納得・行動の意味」を伝えるには、
学年集会で、誰か一人が話すのが最も効果的だ。
「内容」を学年会で確認しても個別に「趣旨」がずれることがあるからだ。

いずれにしても「語る力」は、教員の必須の力だ。
だが「語る」ということを理解・実践する人は意外に少ない。
説教でも、説明でも、ギャグでも、ドウカツでもない。
例えば、10分間、体育館で300人の生徒が身を乗り出し、
教師の顔を見ようと乗り出し、身じろぎもせずに聞く。
それが「語る力」ということだ。

僕は今年度、新しい2学年の授業をしている。
3学年に持ち上がれなかったのは、体調不良のためで、つまらん慣用句だが痛恨の極みだ。
だが、新しい2学年の生徒は前学年に引けを取らなない抜群に素敵な生徒だった。

僕がなぜ、持ち上がりの3年生でなく2年生を授業することになったのか。
少しずつ、語って聞かせている。
「現3年以上に、魅力的な生徒はありえないと思っていた」
「だが、体調悪化で臨任から非常勤講師になり、3年職員にはなれないことがわかった」
「それなら、退職する」
「それを、昨年度末校長に伝えたのです」
(2年間愛情とスキルを注いだ生徒に授業できないなら退職する。
 こういう判断を理解できる人は、大人にも生徒にも多くはなかった)
「しかし、校長が学年末数日前に言った」
「国語授業をする人が誰も来ない。
 新3年でなく、次の2年で授業する気はないか」

数日考えて、ものすごく考えて、僕は引き受けると言った。
学校のためではない。原因は文科省にあるのだ。

今日、あるクラスにそんなことを語った。
正社員。非常勤。給与の差。
そして、僕が失った現3年への愛情の断裂。
「なんでこんなことを話すかというと、
 あなたたちが、就職するとき、同じ問題に向き合うからです。
 今の日本は、安く働かせるために非常勤がとても多いのです。」
「そして、あなたたち2年生は、とても優れている。かわいい。
 引き受けて良かった。今、生きてて最も幸せです」
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もう少しで

2023-06-04 14:33:42 | 2023年度雑記
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2023-06-04
今、僕は幸せの頂点で、狂っているわけでもない。だが、

今、最も重要なのは、

もう少しでやっとすべてが終わるということだ。
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