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20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

2019年度・ブログ内発達症対応リンク

2019-03-21 20:07:54 | 普通教室に特別支援を
カテゴリー別目次 
2019年度記事初-03-21
本日より2019年度記事ということにする。
発達症対応で学んだことを復習して試す年になる。
自分で何度も読むための記事です。

世の中は理不尽なことばかりだ。
先が短いから、倒れたり休んだり辞めたりしたくないなぁ。
■ブログ内発達症対応リンク■
①授業中の対応
②ADHD児を叱っても無駄な理由
③掲示物黒板周りに貼ってはならない訳
④発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
(1)ほめられたことがない
(2)一度に一つのことしか覚えられない
(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
(5)片付けるってどうすること
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発達障害研修会感想への回答2007特別支援が必要な子に対する配慮は普通級の子への対応と同じもの

2015-08-25 18:42:01 | 普通教室に特別支援を

カテゴリー別目次2015-08-25up(古くて載せていない文章を見つけた)
[回答元記事 発達障害の基礎 発達障害研修会感想 2007年4月27日
感想を還元するのがとても遅くなりました。Z中に移動しました。とても良い学校です。毎日幸せです。
感想はイニシャルです。ご自分はお分かりになると思います。メモの原稿もお返しします。
話を聞いていただいてありがとうございました。

2007年3月26日特別支援講義(参加者 校内4人)
●(H氏)
○もっともっと、先生は診断してはいけないと言うべき。
なぜなら、自分は意識しなければ今までに言ってしまっていたかもしれない、と思ったから。
(前に一度聞いたのに)答えを忘れていた。もっと回数を重ねなければ覚えない。
できれば今回のお題で復習―復習のようにして、もっと授業してほしい。
次の学校で伝えていくのは難しいが、
自分ができる限り、他の職員に見せていくところから、行なっていきたい。いくべきだ、と思った。

●(K氏)
○自分が他の先生に伝えるのは無理だけど、自分の中に入れることはできそうだなあ、と思いました。
勉強になったけどまだまだ入っていません。又よろしくお願いします。

○自分の教科にどう反映させたらいいのか、難しく思いました。
というかわかりません。担任をやっていく上で、対応していけば少し意識できそうです。
AD/HD、LDだなあ、と少しでも感じられる生徒には、今日の話を聞いて対応を変えられそうですが。

○<Q.>そうでは(軽度発達障害では)ない生徒でも、同じような行動をした時に、
どう対応していけばいいのかわかりません。
<傭兵答え>同じです。
正しい代案を示し、できたら褒め、空白を作らず、一時に一事。
軽度発達障害の「対応方法」を学ぶ価値は、
他の勉強が苦手な生徒に対して、全く同じ効果を上げることができる点にあります。


○<Q.質問>少しずつ、自分ができることをやっていくべきなんだろうけど、
たくさんありすぎて、何からいちばんに、やればいいのでしょう?
<傭兵答え>「一時に一事」です。そして、「ほめる」ことです。
この二つから始めるべきだと思います。
ひとコマの授業で「20回」褒められるか、数えるだけで生徒も自分も変わります。


●(R氏)
本当に良く勉強しています。とてもありがたいです。
今日の話を聞いて「ありがたい」と思う人は少なからず、向上心がある人だと思います。
すでに向上心がなくなっている人たちは、聞いても、
何言ってんだこいつ、としか思わないでしょう。
残念ながら、中学校の現場には後者のほうが多い印象を持っています。
とても大切なことだけど、広めるということは大変で、「いばらの道」だと思う。
今日はあんがとーございました。
・・・美空ひばりは、楽譜が読めません。

2007年3月31日特別支援・学級開き講義(参加者 市内13人)
●(A氏)
○試練の話はすごくしみました。ただ、あの場合「笑い」はとらないほうがよい。

○『おしゃれ障害』を買います。「貝原益軒と儒教」はよい知識でした。
久々に、担任としての最初の方を勉強できてうれしかった。

○特別支援については、何度聞いても聞く価値のある話だったが、
あれをTさんが聞いたってのが、今日はとても大切だったと思う。

○ドーパミンとセロトニン。

○視線が右か左に偏るというが、自分はどっちをみるほうなんだろう。

○自分が3年職員として提案すること=
 ①教室の前の掲示物をとりあえず、淡い色にする。②机の中を片付ける日を作る=持ち帰りさせる。

○Q.なぜ、赤ペンじゃいけないの?
(傭兵:1.指導の区切り目をつける。2.赤鉛筆指導につながる。3.頭が良くなるえんぴつ指導、とつながりがつけやすい。)

●(N氏)
○「試練」の話。つらい状況も次への希望につながるんだと改めて感じました。
エジソンの話も、とらえ方次第で次へ進めるかどうかも決まってくると思います。

○清掃をするのは、あたり前ではない。

○「学級開き」何事もはじめが肝心だと思います。昨年度、初担任を持つ前に、このお話を伺っておきたかったな、と思いました。

○「特別支援」前回よりも詳しく話が聞けてよかったです。
先日、生徒に授業についてのアンケートをとったところ、
「先生からほめられたか?」
という質問項目に対する回答が、教員が思っていた以上に低く、
こちらがほめているつもりでも、生徒たちには、まだまだ足りていないんだと感じました。
1時間内に、最低一人一回はほめられるよう、意識を持つことから変えていきたいと思います。

●(K氏)
○Q.「試練」を乗り越えたというより、あくまでも前向きに物事をとらえた「エジソン」の話はこれで完結なのですか。
(傭兵:そうです)

○Q.発達障害とつながるのでしょうか。
(傭兵:つながらないことはありませんが、つなげません)

○がんばろうとしている全ての教師・生徒への激励ですね。

○(傭兵が普段かけてないのに)メガネをかけたのは、演出?俳優のようでした。
(傭兵:でしょでしょ?)

○担任を持ちたいなあ。レクをHRにはさむって大事。ジャンケンすわりは、やったことない。
(傭兵:やるべき。ものすごく効果あり。
これで四月最初の一週間で生徒はクラス全員の名前を覚える)


○「特別支援教育」の話、2回目です。AD/HD『のび太ジャイアン症候群』あのあと買いました。

●(Y氏)
○簡単明確でわかりやすい話でした。今はこれ以上のことは書けませんが、心に残るものになりました。これからいっしょの職場で働くことが楽しみです。よろしく!
(傭兵:ありがとうございます。うれしいです。)
 
○「学級開き」の話。同感。でも、先生のクラスにいる生徒は疲れそうですね。
もう少し、余裕を持ってのんびりと私はやりますね、同じようなことを。

○久しぶりに、眠くない講演を聞きました。これからの学級作りに少しヒントになりました。
(傭兵:講演どころか、つまらない話に時間を作っていただいてありがとうございました。)

●(M氏)
○エジソンについて、知らないことを知ることができてよかった。

○傭兵ブログがあることがわかって、ほっとしました。
**に移ってからの三年間の分析がやっと見えてきて、四月から又やる気になってきました。

○普通級の中の、特別支援が必要な子に対する配慮は、
他の子への対応と同じものなんだと感じてきました。

(傭兵:それが最大のポイントです。だからこそ、学ぶ価値があります。)

●(H氏)
○エジソンは名前は知っているものの、エピソードは知らず、楽しく聞かせていただきました。

○Q.「そうじをするのは、なんのため?」
(傭兵:極論すれば欧米では、学校掃除をやってないのだから、しなくてよい。
 しかし、『特別支援教育の指導小事典』(横山浩之氏・東北大学医学部)にはこうある。

 
 「P.100/雑巾がけができることで、職場実習の範囲が広がります。
 雑巾がけができることで、家庭でのお手伝いのはばもひろがります。
 さらに、雑巾がけを丹念に隅までできるようになることで、空間感覚が芽生えます」

○Q.「置き勉はどう対処すればいいですか?持って帰らない生徒は?」
(傭兵:世界の中学校で、教科書ノート類を持って帰らせている国は、
何カ国あり、どことどこなのでしょうか。
また、もって帰らせている国の目的は何なのでしょうか。
Hさん自身は、「置き勉」の指導の意味をどう考えているのでしょうか。
逆質問です。今度お会いした時に、話しましょう。)


●(Y氏)
○表現・表情がとてもよかった。例示がある話、とてもよかったですよ。

○そうじについて。科学的な根拠がない中で生活指導することの問題。
そうじをやるのがあたり前だと考えるのは、勉強不足。

○学級経営で、最初が勝負ということはよく分かった。
あとは、それをどう学年で、全校で合意形成していくかだと思います。

○「特別支援」は二度目でしたが、忘れていることがたくさんあって、また話が聞けてよかったです。
できることからやっていきたいと思います。

●(T氏)
○「試練」すぐれた人は失敗がない。できるまでやろうとするから。

○「学級開き」内容はほとんど正しい。
私がやったことと同じこともずいぶんある。
短時間の説明だったせいもあるが、追いつめられている気がした。
こんなには、できないと思われる。

○「特別支援」特別支援というより、主に担任としての基礎基本を言っていて、身
につけるべき技術のイロハを教わった。
(傭兵:特別支援の知識と技能は
“普通教室の”「授業」「学級経営」と、ほぼすべて共通することに、学ぶ意味があると考えています。
T先生の前で話すなど恐れ多いことでしたが、聞いていただいてありがとうございました。)


●(小学校K氏)
○そうじをするかしないかは、学級経営の大きなポイントだと私も感じています。
道具の使い方を教えることと、なぜ、そうじをするかを考えることを
最初にするのが、小学校でおどろくことはたくさんありましたが、
(傭兵:K氏は中学から小学校へ移った)
その一つが、「子どもはそうじが大好き」ということです。
ほうきもぞうきんも、楽しみ方を見つけては喜んでやります。
しかし、行きすぎると遊びになってしまうので、
悪ふざけに発展せず、楽しんで掃除をしているクラスの先生を見てみると、
「ほめている!」具体的にどこが良いかを言って、ほめています。
できなかったことが身について、ほめられたら楽しくてあたり前です。
「小学校でもそうじ指導をしている」
と言いましたが、しているつもりが、子どもの身についていない、
習慣化されていないのが本当だと思います。
そうじを楽しいと思う気持ちを消さないために、自分がそうじ上手になりたいです。

○前回聞いた
「視線を合わせる、ジッと見る」
やってみました! 
効きました! 
手遊びが止まらない子が、教科書を出せるようになりました。

○Q.今やっている教室そうじ<木の木目にそって、
一列に並んで「そうじ隊」、次に「ぞうきん隊」がそうじします。
子どもは楽しそうですが、どうでしょうか?
(傭兵:似た方法が雑誌に載っていました。
ぼくも異動先の一年生に、担任の先生がいないときに、Kさんと全く同じことをやらせてみました。
早いし、楽しそうでした。ぼくが、教室そうじ監督なら、今後はこれで行きたいですネ。)


●(HN氏)
○「試練」まさに、この四月からこそが私の試練です。
臨任を四年間経験しましたが、新採用として*中三年生を受け持ちます。
昨年度、*中の二年生の担任を持ち、臨任という立場だったので、
正直その場その場をしのいで終わりました。
だから、今年は、初任研+初三年担任+初進路が私の「試練」です。

○「学級開き」“黄金の三日間が大切”という話を、S中のO先生からも教えていただきました。
「シナリオを作ってきちんとやろう」と声をかけていただきました。
傭兵先生のお話してくださったポイントをもう一度振り返り、学級経営案を見直そうと思います。

○「特別支援」掲示物・アイコンタクト・板書などは、細かいことのようですが、
昨年度の私のクラスの反省しなければいけないことが、次々と出てきました。
クラスもいい雰囲気で終われたし、授業も楽しく、
そして学力もすこしずつではありますがついてきたように思います。
又お話をうかがいたい、私も勉強しなければと思いました。
四月五日のスタートまでもう少し準備に時間をかけてみようと思います。
追)おすすめの本はO先生にすすめてもらい読みました。
先日「二、三回は読みなさい」と言われたばかりなので、読みたいと思います。

●(小学校N氏)
途中からではありましたが、たいへん衝撃的なお話でした。
子どもへの対応については、まったく自分自身の身についていないものもありました。
特に
「教室の前面には掲示物を貼らない」
という部分は、以前にもどなたかから伺ったことがあり、
納得する内容なのですが、小学校低学年の教室環境として、やはり貼ってしまう自分があります。
よく考えてみたいと思いました。ありがとうございました。
(傭兵:小学1年生が土足で机の上を走り回る小学校がありました。
そこで、特別支援の方法を全職員が学びました。
二年後、小学3年生になった同じ子どもが、
3秒で教科書を両手に持ち、
全員(30数人)が声をそろえ、
天井にはねかえる声で音読するほどに変わりました。
その新潟県の授業をぼくは去年目の前で見てきました。
教室の前面、横面、黒板には指一本ほどの掲示物さえありません。
小学校低学年だからこそ、
教科書に、ノートに集中させるためには、掲示物が邪魔になってしまうのだと教わってきました。
中学校でも同じことなのだと思いました。)


●(K氏)
私の頭が固くなったなあと痛感します。
退職後18年、自分はまだそんなに狭くなっていないつもりだったけれども。
すっかり忘れてしまったし、考える範囲が偏ったのだろう。
エジソンは小さい時、足りない子と周囲から見られていたが、母は暖かく見ていた。
卵を懐に抱いているのを見て訊くと「ひよこにかえすために暖めている」と答えた。
エジソンを母は見込みありとみてその個性を大切にした、というのを小学校時代に読んだことを思い出した。
機関車の石炭を入れる工夫の仕事をした時もどうしたら少なくてよく燃えるかと考えながらやったという。
その個性を見つけて暖かく伸ばすのは誰の仕事?・・・改めていろいろ考えさせられました。
先生方も、父母の方も一般人も一度、こうした勉強をすることが必要と思いました。


感想まとめ以上。皆さん本当にありがとうございました。
遅くなってすみません。/5/1火:Z中傭兵

<2015/08/25注 参加者全員に以上全文を印刷して市内便で送りました)

■ブログ内発達症対応リンク■ 発達障害の基礎 定義・授業対応等① ADHD児を叱っても無駄 発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない 発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度 発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事 発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安 ●発達障害中学(1)ほめられたことがない (2)一度に一つのことしか覚えられない (3)筆箱の中には必要なものだけを (4)筆箱は定期的にチェック (5)片付けるってどうすること
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ADHD児を叱っても無駄

2010-10-15 18:07:01 | 普通教室に特別支援を
2010/10/15up全ページ目次
ADHD児を叱っても無駄

ADHD児を叱っても無駄だ。
効果がない。
これは、発達障害対応の本には再三述べられている。

ほめなければならない。
当然、根拠がある。

先日紹介させていただいた『ADHDに気づかない大人たち』でも触れられている。
この本には57か所のドッグイヤーをつけた。
252ページで、これだけ折り目をつける新書は滅多にない。

僕は「折り目の大きさ」で、重要性の差をつける。
「折り目の先端の向き」を、そのページの大事な表現がある方向に向ける。

初読では、折り目だけをつける。
線を引きながらだと、読むスピードが落ちるからだ。
『ADHDに気づかない…』は40分ほどで読める良書だ。

再読で、シャーペンの線を引く。
この時折り目の向きが役に立つ。
そして、折り目の大きさを変える。
同時に、(ほめる理由)(原因)など頭注を書き込む。

三回見直す本は、ごく稀である。
頭注をつけた部分を書き写す(パソコンに打ち込む)ためだ。

『発達障害に気づかない大人たち』 (祥伝社新書)
を一度目は自分に似ていて吹き出しながら読んだ。
再読、三読して書き抜いて、この本を買った幸運に感謝した。

■ADHD児をほめるべき理由■
 『ADHDに気づかない大人たち』から書き抜き。

(1)『手のつけられない子 それはADHDのせいだった』の著書メアリー・ファウラー
    ADHDの人に自尊心が育ちにくい理由
    1 成功体験を積むことができない
    2 周囲の評価が低い

    3 「できるのにやらない、怠けている」と誤解されやすい
    4 無理解な親や教師から過大な期待をかけられる
    5 できたりできなかったりと症状が変動する

(2)脳機能障害
    自尊心を司る前頭葉から基底核・線条体に至る
    「報酬系(ドーパミンを分泌して快感を高める神経系)」
    という部位が未発達で、自己像・自尊心が低くなりやすい。

(3)『ADHDの子どもたち』(金剛出版)著書マーク・セリコウィッツ
    彼らの自尊心の低い理由として、
    失敗を繰り返すため周囲の評価が低いことのほかに、
    やはり脳の報酬系の未成熟をあげています。

(4)夫婦の場合
    いままで気づかなかった長所などを見つけたら、
    「へえ、すごいね!」と褒めてあげましょう。
    発達障害のある人は、素直ですから、
    褒められると能力をさらに発揮するようになります。


■その他のほめる理由■
■発達障害の基礎 紙芝居92-130 
 ADHD生徒を叱らない・なぜなら叱っても無駄だから
 なぜ無駄なのか……


■発達障害の基礎 書き抜き等②
 ADHD児の■症状をさらに悪化するケース■ 
 強く非難したり叱責したりすると言った指導により、次々と引き起こされる、
 「失敗する→叱責される→落ち込む→失敗する→叱責される→落ち込む」
 の負の連鎖は、ADHD児の症状をさらに悪化させてしまうからである。
 追いつめることが、深刻な、反抗挑戦性障害、行為障害といった、
 二次的問題を呼び起こしてしまう。


■発達障害の基礎 ADHD教育講演会1
 (3)心理療法の原則
  ★「ADHDの子どもは、いつも叱られている。特に学校の先生からは。」
  ② ほめる形でチェックする。
     →だめな子には注意しないでいい。 
     →望ましくない行動は無視する。
  ◆ということに効果があると知っていてやるのと、
   知らないで無視するのとでは大違い。


■発達障害(1)ほめられたことがない
 ADHD児は
 ① 根気もやる気もない。
 ② 何かを最後までやりきったことがない。
 ③ だから、達成感を得たことがない。
 ④ だから、ほめられたことがない。
 ⑤ だから、ますますやる気をなくす。
 ⑥ できることも投げ出すようになる。


■発達障害の基礎 書き抜き等①
 ADHD児に対して
 まず大切なのは「ほめること」。
 なぜなら、行動のレパートリーが狭いから。
 何かを禁止されると、代わりになる「良い行動」をとることができない。


■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない
発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
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ADHDと喫煙・緊急投稿

2010-10-14 18:58:10 | 普通教室に特別支援を
2010/10/14up全ページ目次
ADHDと喫煙・緊急投稿

現・2010年10月14日、タバコの値上げ・店舗内での禁煙条例化に関して多くの報道がある。
タバコ販売業者・禁煙を求められた店舗商店主は売り上げ減少についてこう言う。
 「私たちに死ねということだ」
勘違いしないでもらいたい。
今まで喫煙が野放しであったことが間違いなのだ。
受動喫煙により、数え切れない人がガンで死んだはずだ。
毒物だけを含むドラッグを販売しつづけたことが、販売・自由喫煙を許した国が間違いなのだ。
(以上2010・10・14追記)

喫煙者が、
「嫌煙権があるなら、私たちの喫煙権はどうなるんだ」
と言うことがある。
残念ながら<喫煙する権利>は存在しない。
喫煙者は、副流煙で周りに迷惑をかける。
ガンになるなら自分だけなればいいが、周りの発ガン率が高まるのだからたまらない。
迷惑をかける側に「権利」は発生しない。

『権利は常に、弱者の側にある』
のだ。
喫煙者の近くで迷惑を被る「被害者=弱者」には、被害を避ける「権利」がある。
副流煙で迷惑をかける「加害者=強者」にあるのは、煙草で他人に迷惑をかけるのを止める「義務」である。

喫煙者の中には値上げ前に、十万円、二十万円をかけてまとめ買いする方がいるらしい。
気の毒だが病気だ。
依存症なのだ。

煙草には一ミリの栄養も益もない。
すべてが毒だ。
物質的な毒と、精神を蝕む毒の両方を持つ。
日本には毒を売るための、子どもでも買える自動販売機が町中にあふれている。
米国は自分の州で売ることができないから、日本に輸出して儲けると聞いたことがある。

日本はドラッグに甘く、法的処置も他国に比べて厳しくない。
だから、あっちこっちの密売人が日本でドラッグを売るらしい。
高校生までドラッグを吸う。まあ、アメリカあたりでも吸うらしいが。
そこで、中島らもなどが
「煙草は毒だが、マリファナは依存性も毒性も弱い」
などと言い出してしまう。

当然、日本でもドラッグはダメなことになっている。
だが、なぜか「煙草」と「アルコール」は別だ。
国が税金を取るためだろうか。
毒を売っておいて、エコだ、温暖化防止だと言う。

「煙草」と「アルコール」は、共に強力なドラッグだ。
肉体依存、精神依存を招き、ガンの原因となる。
煙草を大量に吸う人は、知識があって吸っているのだろうか。
交通事故と同じで、自分だけは大丈夫と思っているのだろうか。

僕は実際、隣でベテランの「教員が」生徒にこう言うのを聞いたことがある。
「俺のおじいさんなんか、煙草吸い続けて80過ぎまで生きた。平気だよ」
そして、彼はプカプカと生徒の前で煙草を吸い続けた。

平気ではない。
隣りにいる生徒のほうが平気ではないのだ。

効きもしないニコチンパッチなどを買う前に、次の文章を読んでほしい。

(1)受動喫煙によって注意欠陥多動性障害(ADHD)のリスクは上がる
(2)ADHDの子供の母親は、喫煙率が一般人の2倍にも上る
(3)受動喫煙で認知症のリスクが3割高まる
(4)受動喫煙で、肺腺がんになる危険は2倍に
(5)緑茶は胃癌に効果があるが、喫煙者には効果はない
2010-09-27 23:07

■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない
発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
●発達障害中学(1)ほめられたことがない
(2)一度に一つのことしか覚えられない
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発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない

2010-10-12 18:03:16 | 普通教室に特別支援を
2010/10/12up全ページ目次
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない 

僕は別の学校の授業参観、非常勤で勤め始めたとき、すべての教室の黒板周りだけをを見て歩く。
早足で1階から4階まで、黒板周りだけをのぞいて見る。
担任が勉強している人かどうかそれでわかる。
(例外は常にあるが)

「黒板にペタペタ紙がはってある」
「黒板の上や左右にものすごくたくさん模造紙・画用紙がはってある」
「しかも、赤・オレンジ色の紙だらけ」


こういうときは、まず何も勉強していないと思っていい。
黒板周りの掲示物が、生徒の集中力を削ぐことは当然知らない。
人間に「色」がどんな影響を与えるかさえ学んでいないのだ。
実際に、その学校の友人に聞くと、そのクラスや学年の様子は予想通りだ。

「黒板には何もはっていなくて、しかもきれいに掃除されている」
「つまり、板書がたくさんできて、板書の字が見やすい」
「つまり、生徒に黒板に答えをたくさん書かせている」
「黒板周りには、一枚も掲示物がない、又はものすごく少ない」
「かつ、はってもよい紙の色を知っている」


こういうクラスの担任は、発達障害児とそれ以外のすべての生徒の集中力について学んでいる。
間違いない。

下記のいくつかのメモとリンクは、専門家の言ったことで僕の自己流ではない。
■引用ここから■
「教室の前には、きれいな黒板だけがある」
これは、特別支援教育の専門家の間では常識なのだ。

■引用ここまで■

教育に携わる教員という職業ならば、知らないでは済まされない。

もっとも、知っても実行しない人も多い。
なぜかわからない。
できる人は、知ったその日の放課後に、すべての掲示物をはがす。
30分で済む。
そういう知人は、校内で抜群に授業の評判がいい。

かくして、数年で優れた授業ができる人と、数十年たっても大学生以下の人の差ができる。
授業の質は、年齢も経験も無関係だ。
勉強の量と、するべきことをすぐにするセンスが授業を左右する。

医療・職人・サービス業などでは考えられないが、教員は教えるシステムがない。
代々、教えられてこなかった年配が、
「自由に思ったとおりやればいいんですよ」
とか、
「大事なのは情熱だよ、hyokoさん」
とか、
「授業なんて、年数がたてば自然にうまくなるよ」
などと、信じられないことを言う。
「授業なんて、落語を見ればうまくなる」
という社会科のベテランもいた。
その人は、本当に落語しか勉強しなかったのだろうか。

かくして、たまたまセンスのある人だけが自腹を切り、本・DVD・セミナーで学ぶ。
ほとんどは、同僚から正しいことを教えられても、聞かないし信じない。
ヘンな癖がついているからだ。
これを、自己流という。
天才ピカソでさえ、数え切れない模写をしている。
自己流で通る仕事はない。
学校も通らない。
だが、チェック機能がないから、自己流で通っているような気になる。
「私はこれでやってきたから、いいのだ」
月に本の5冊も読まずにそう言う人もいる。

僕も過去に、転勤してすぐ学年教師に「色の影響一覧表」を配った。
年数はベテランがそろっていた。
一人だけ始めて担任を持つ人がいた。
誰も読みもしなかった。
教室は何も変わらない。

現状はそういうことだ。
だから、お金のある家庭が私立へ行く。
「教育レベルの二極化」だ。
日本すべてが二極化していく。
現状はそういうことだが、そのままでいいはずはない。

■リンク紹介ここから■
(1)■色が人間の心理に与える影響 ニュース-ORICON STYLE-■  
(2)■色の影響一覧表■  
(3)■発達障害の基礎 書き抜き等②
 「前面黒板上の級訓などの掲示物が<特別支援>を要する子にとって
  どれだけ障害になっているか、わかっていない」
 「授業中に、前を見ると教師の顔より、教師が言っていることより、
  黒板上の掲示物に目がいって、授業どころではなくなるのだ。
  注意があちこちにとびやすいので、授業に集中させるためには、
  前には黒板だけが望ましいのである」
 「これは、特別支援教育ではすでに常識である」

(4)■30万円分の授業DVD■  
 学校公開日の参観翌日、小学3年担任の佐藤さんと飲んでこんなことも聞いた。
 hyoko
 「全クラス見て回ったけど、4年生だけは三クラスとも黒板周りがきれいだったね。
  その次が佐藤さんの3年2組。あとは全部ダメ」

 s
 「そうなんですよ。4年の先生はすごいんです。
  あの学年は3年のとき荒○ちゃって、外から来た人が三クラスとも持って、
  今はすごくいい感じになりました」

 hyoko
 「やっぱねえ。黒板周りだけで、分かるんだねえ」

(5)■メンタルクリニックDr講演■  
 「黒板周りの、カラフルな掲示物はダメ」
(6)■発達障害の基礎 書き抜き等①
 「刺激の少ない教室にする。」
 「黒板には何も掲示物を張らないで、右端から左端まで一気通貫で子どもが書けるようにしておく」

■リンク紹介ここまで■

■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない
発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
●発達障害中学(1)ほめられたことがない
(2)一度に一つのことしか覚えられない
(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
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発達障害に気づかない大人たち・ 星野仁彦著・秀作

2010-10-06 16:24:05 | 普通教室に特別支援を
2010/10/6up全ページ目次
発達障害に気づかない大人たち・ 星野仁彦著

『発達障害に気づかない大人たち』(祥伝社新書)

秀作です。
今年発行で14万部売れたというので、既読のかたも多いかと思います。
著者は医学部出身の臨床医です。
そして、ご自分も子どものときからADHDだったと述べています。

新書で大変読みやすく、素人の僕にもすらすら読めました。
名作と言えますが、努めて広く浅く書かれているのであえて秀作と書きました。

あまりにも僕にあてはまるので笑う本じゃないけど何度も吹き出しました。
僕もADHDなのでしょう。
著者の幼少時の行動がそっくりでそこは爆笑しました。

5年ほど前よりも、ADHDの人の割合が多く書かれていました。
チェックリストや症例を読むと、教員の半分以上がADHDのような気がしました。
いくらなんでも、そんなはずはありませんが。

大いにお勧めの一冊です。

ただし、教室の発達障害対応が目的でないことははっきりしています。
文中に、ADHD、学習障害、アスペルガーという言葉は頻出します。
しかし、ODD(反抗挑戦性障害)はひと言も出てきません。
学習遅延との違いも、微細運動障害も出てきません。
けれども、最新の発達障害情報は得られます。

あらためて、教員が生徒に対応するための最適な本が、

●『軽度発達障害の臨床』(診断と治療社)
●『特別支援教育の指導ML相談小事典』(明図)
●『ADHD/LD指導の基礎基本』(明図)

の三冊であることは変わらないと思いました。

■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない
発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
●発達障害中学(1)ほめられたことがない
(2)一度に一つのことしか覚えられない
(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
(5)片付けるってどうすること
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発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事

2010-09-08 04:12:32 | 普通教室に特別支援を
2010/9/8up全ページ目次
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事

ADHDの講習に行きました。
だいぶ古い資料ですのでもしかすると現在では異なる解釈が存在するかもしれません。
ご了解ください。
また、出張扱いにして頂き校内職員に還元した内容なので
ブログアップしても良いと判断しました。
もし、公開に問題がある場合はご指摘ください。

■向山洋一氏■
 ① 30~50パーセントが、大人になってもADHDの傾向をもつ。
 ② だが、そのすべてが「生活に支障をきたす」とは限らない。
 ③ ただし、ADHDは生物学的な病気だから、完治することはない。
 ④ 教員に、子どもがADHDかどうかを判断するのは、まず不可能。
 ⑤ ただし、チェックリストによってスクリーニングは可能。
 ⑥ 教員にできることは
   「具体的な子どもの行動の記録。時・場所・行為」
 ⑦ 教員にできることは
   「校内にシステムを作ること」=◆校長の仕事◆
   「システム」とは、
   <1>事件(たとえばいじめ・暴力・器物破損)があったら
      24時間以内に会議を持つ。
   <2>対策を考える。
   <3>一週間たって解決しない場合、再度会議。
   <4>それでも続く場合誰か担当が観察しつづける。
 ⑧ 本人が、医者からADHDの診断を受けていない限り、
   教師は本人にADHDだ
   など決して言ってはならない

   ア.教師はADHDかどうかを判断してはいけない。
   イ.まずは、職場全体・またはグループでの学習が必要。
     ADHDについての知識を持て。
   ウ.どんな障害を持った子にも、できるようになる可能性がある。
     させられないのは、教師の力がないから。
   エ.しかし、個人ではだめ。
     学校全体にシステムを作らない限り、治療(教育)はできない。
   オ.「学校は楽しい。人生はすばらしい。」
     そう思わせるのが教員の仕事。   

■横山浩之氏■
(当時:東北大学医学部付属病院・小児科/2010年現在山形大学教授)

「ADHD・LDと教育」

(1)ADHDの主症状
 ① 注意欠陥(ttention eficit)
 ② 多動(yperactivity)

(2)併存障害
 ① 反抗挑戦性障害(ADHDのうち55パーセントはこうなる
 ② 学習障害
 ③ 反応性うつ(20~40パーセント)
    →併存障害が起こらないうちに手を打て!

(3)心理療法の原則
 ★「親と教師が子どもからの信頼と尊敬を取り戻すこと」
 ★ADHDの子どもは、いつも叱られている。特に学校の先生からは。
 ★そのために、まずすることは。

 ① 学級運営をしっかりすること。
    →クラスがめちゃくちゃで、その子が直るわけがない。
    →個別対応に手を出すのは、学級をまとめてから。
    →「集団統制」を優先せよ。
    →教室にルールを作れ。
    →その子どもに個別に対応するのはそのあと。
 ② ほめる形でチェックする。
    →返事した子に  
     「すばらしい!」

    →あいさつできた人に
     「拍手!」

    →いいことをした子だけに
     「すごい」「よくできた」「いいぞ」

    →だめな子には注意しないでいい。 
    →望ましくない行動は無視する。
     
    ◆ということに効果があると知っていてやるのと、
     知らないで無視するのとでは大違い。


  ★その上で、社会生活に必要なルールを教え込むこと。
  ★最終目標は、本人の社会的自立である。

(4)バークレイの児童のための12の原則
 ① 重要な情報を、明確に示す。
 ② 時間の遅れをなくす。あるいは、減らす。
 ③ 時間を、明確に示す。(タイマーの使用)
 ④ 動機付けを、明確に示す。(何のためにするのか)
 ⑤ すぐその場で、頻繁に、的確なフィードバック。(すぐほめる)
 ⑥ 計画を立てさせる。(未来を現在に引っぱる)
 ⑦ 否定的な考え方でなく、肯定的な考え方を。
 ⑧ 説明するより、行動で示す。(調子を合わせて)
 ⑨ 常に障害を見据える。
 ⑩ ひとときを大事にする。(一期一会を大切に)
 ⑪ 許すことを覚える。
   親が子どもを。
   子どもが周りを。
   教師が無力な自分自身を。
   =「今日はだめだった。でも明日がんばればいい。」
 ⑫ ありのままを受容する。

(5)ADHDの学習を進めるためには
 ① ADHDの子には「ワーキングメモリー」がない。
 ② 一つ次のことをすると、前のことは忘れる。
    ×「15ページ開いて、3番の問題を、1分でやりなさい。」
    →「何ページ?」
     「どこやんの?」

      とすぐに聞きかえす。
    =同時に二つ以上のことを覚えていることができない。
 ③ ○「15ページを開きなさい。できたね。」
   ○「3番だけやりなさい。いいね。」
   ○「一分でやりますよ。」
 ④ 授業中に、ADHDの子にべったりついているのは、
   その子がバカだと周りに言っているのと同じこと。
   してはいけない。
 ⑤ 良いことと、悪いことをはっきりと示せ。
   そして、意図的にほめろ。
   (できたことを見つける)
 ⑥ その行動が「良いか悪いか」は明示しろ。
   あとは、放っておけ。
 ⑦ 話を短く!
 ⑧ 短いパーツで授業を組み立てろ。

(6)LDの評価と学校教育
 「知能検査をしろ」
  その結果により、たとえば、小学二年の子に
 『一年生の国語の教科書の視写』 

  を、
 『一日10分間』

  やらせることによって改善した。

  要するに、知能検査なしに教育しようとするのは、無謀以外の何物でもない。
  
  「ADHDの児童が、社会人になれるか、障害者になるかは、教育次第である。」
  
  「両親、あるいは片親がADHDであり、
   自分が最終的に大丈夫であったからという漠然とした期待を抱いて、
   治療から教育から脱落していくのが現状。」


(7)家庭での対応について
 ◆まずは、ご両親は、本当に大丈夫ですか?
   ADHD/LDというと、
   すぐに、心理的対応や学校への対応を思い浮かぶご両親も少なくない。
   子供は、家庭の鏡。
   両親がはぐくむ家庭の状態をしっかりと反映します。
   権利ばかり主張して、義務がわからない両親に育てられた子供は、
   同じことをします。
   ご両親の仲違いを子供に見せてはいませんか?
   学校への不満を子供の目の前で披露してはいませんか?
   そのような状況を把握した子供がどういう行動をとるか、わかりますか?
   わからなかったら、まずは、子育ての勉強をしましょう。

   (参考書:
    『立ち止まれ、その子育て』大島清・主婦の友社
    『心を育てる家庭学習法』向山洋一・主婦の友社)

 ◆ADHD/LDの症状はしかたがないけれど…
   ADHD/LDの子供をしつけにくいのは理解できます。
   しかし、ADHD/LDという診断が着いたからと言って、
   社会のルールを破ってよいというお墨付きがついたわけではありません。
   ADHD/LDの症状そのものを叱り飛ばすのは可哀想ですが、
   社会のルールを覚えさせるのは、親の義務です。
   やって良いこと、悪いことをきちんと教えてありますか。
   家庭は、いちばん小さな社会です。
   家庭の中で、ルールが守れないぐらいなら、
   社会の中でうまくいくはずはありません。
   家庭の中のルールは守れますか?

■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
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発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
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(2)一度に一つのことしか覚えられない
(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
(5)片付けるってどうすること
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発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安

2010-09-08 04:12:30 | 普通教室に特別支援を
2010/9/8up全ページ目次
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安

ADHDの講習に行きました。
だいぶ古い資料ですのでもしかすると現在では異なる解釈が存在するかもしれません。
ご了解ください。
また、出張扱いにして頂き校内職員に還元した内容なので
ブログアップしても良いと判断しました。
もし、公開に問題がある場合はご指摘ください。

■上林靖子氏■(当時:中央大文学部)「わが国におけるAD/HD臨床の現状」

<ADHDの症状>
(1)三つの特徴
 ① 不注意
   (集中時間が短い・注意がすぐ他に移る)
 ② 多動
   (動き回る・そわそわ・もじもじ・多弁)
 ③ 衝動
   (結果を考えずに行動・判断する)

(2)その結果A
 ① 攻撃的性格を持つ。
 ② 不安・抑うつ感を持つ。
   (自分はだめだ。また失敗するのではないか。)

 ③ 学習に対する不安感を持つ。
 ④ 仲間からの孤立を感じる。

(3)その結果B
 ① 『低い自己評価』
★ADHDにおける、もっとも有害な影響
 ② 人より劣っているという感覚
 ③ どうせだめだ、信頼されない

(4)特徴
 ① 出現率=3~7%。
   (50人いれば1人~3人)
 ② 併存障害が多い。
   (ADHDの症状だけを持つ子は、全体の20パーセントだけ)
    ア. 行動障害=57パーセント(大人と険悪になる。反抗挑戦性障害
    イ. 情緒的障害=26パーセント(脅迫症状。不登校。)
    ウ. 発達障害=33パーセント(LD)
 ③ [見過ごされる]+[放置]=リスク増大
    ア. 学習・仲間関係に支障。
    イ. 社会的問題を起こす。(壊す。けがをさせる。)
    ウ. 自己評価低下。
    エ. 家族が難問を抱える。
    オ. 長期にわたり、大人になるまで影響が残る。
 ④ 『行動を抑制する機能』が欠けている。
    =つまり、無理に静止しようとしても無駄。
 ⑤ 「チェックリスト」による診断が必要。
    (症状が6ヶ月以上続く・年齢相応の行動がとれないなど)
 ⑥ 神経生物学的障害であり、遺伝や家族環境にも影響される。

<ADHDの治療>
 1 薬物治療 
 2 家族に対する治療プログラム 
 3 ソーシャルスキルの獲得……他。

<薬物療法について>
 ※「リタリン」が第一選択。
 ① ADHDの70~80パーセントに有効。
 ② 多動・衝動・不注意の軽減。
 ③ 攻撃性が減る。
 ④ 反抗も挑戦性も減る。
 ⑤ 20~30分で効いて、3~5時間で効力は消える。 
 
 「薬が効いている時間帯に、正しい学習をすることを通して変わっていく。」

 
 「治療が成功か失敗かは、子どもの利益に基づいて判断を。大人の利益ではない。」

■小野隆行氏■
 ★ADHD[基本的な内容]効果がある指導・効果がない指導
   ○効果がある指導//×効果がない指導
[ 国語 ]
 ① 漢字指導
    ○授業で行なう「ゆび書き」「なぞり書き」「うつし書き」のステップ
    ○『あかねこ漢字スキル』
    ×体力勝負で何回も練習させる
    ×宿題にする
    ×長時間の練習
 ② 音読指導
    ○題名の横に○を10個書かせ、1回読んだら赤で塗る。
    ×音読カード
 ③ 作文
    ○書き出しなど、書き方を教える。
    ×「何でもいい。思ったとおり書きなさい」という指導
 ④ 意味調べ
    ○辞書引き競争
    ○辞書を作る人になって意味を書く。
    ×自分で分からない言葉を辞書で調べさせる
 ⑤ 視写
    ○『うつしまるくん』
    ○お手本と答えが同じ用紙
    ×教科書をそのままノートに写させる
 ⑥ 百人一首
    ○スピードを上げて速く読む
    ×ゆっくりと読む

[ 算数 ]
 ① 指導法
    ○向山型算数
     =教科書どおりに教える
    ×問題解決学習
    ×1時間に1問か2問、みんなで話し合う
 ② 計算指導
    ○あかねこ計算スキル
     =スモールステップになっている
    ×百マス計算
     =集中力が続かない
 ③ ノート指導
    ○ゆったりと書かせる
    ○ミニ定規を使わせる
    ×つめて書かせる
    ×自由に書かせ、指導しない
 ④ ノート
    ○TOSSノート
     =縦線が薄く、大きな数字や小数などが書きやすい。
    ×方眼ノート
     =縦線が濃いので、小数点が分かりづらい。
      大きな数を書くとき邪魔になる。

[ その他 ]
 ① 忘れ物指導
    ○教師が黙って貸す
    ○お礼を言わせ褒める
    ○「明日持ってこれるよ」と励ます
    ×叱る・お説教
    ×忘れ物表をはる
 ② 掃除
    ○役割の明確化
    ○やり方を教える
    ×グループで、掃除場所が割り当てられている
 ③ トラブル指導
    ○向山型喧嘩両成敗
    ×長い話で言って聞かせる
    ×お説教
 ④ 給食配膳
    ○教師が仕切る
    ×子どもに任せる
 ⑤ 朝の会
    ○何をするかが分かるもの
    ○個人でできるもの
    ×具体的でないこと
    ×みんなで行なう活動
 ⑥ 帰りの会
    ○しない、または短い時間
    ×長時間行なう

■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない
発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
●発達障害中学(1)ほめられたことがない
(2)一度に一つのことしか覚えられない
(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
(5)片付けるってどうすること
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発達障害の基礎 定義・授業対応等①

2010-09-08 04:12:28 | 普通教室に特別支援を
2010/9/9up全ページ目次
発達障害の基礎 定義・授業対応等①

ただの羅列です。
自分の勉強のための本からの書き抜き・講演メモなどです。
なお、当時「発達障害」はまだ「軽度発達障害」と呼称されていました。

■定義ADHD■
 ・ADHDは、男児の場合、遺伝率は80%とされる。
 ・ADHDの60~80%には遺伝的要因が絡んでいる。
 ・ADHDは、家庭環境や親のしつけ方の誤りによるものではなく、
  生来的な脳の発達のアンバランスである。

■定義・軽度学習障害の生徒■
 ① 根気もやる気もない。
 ② 何かを最後までやりきったことがない。
 ③ だから、達成感を得たことがない。
 ④ だから、ほめられたことがない。
 ⑤ だから、ますますやる気をなくす。
 ⑥ できることも投げ出すようになる。

■対応ADHD/LD■
 ① 一時一事。一度に一つの事だけを指示する。
 ② 細分化する。スモールステップで授業する。
 ③ ほめる。どんな小さなことでもほめまくる。

■対応■
 「筆箱の中には必要なものだけを入れさせる。」

*******************

■■対応(大森修氏)■■
 ◆子どものせいにする教師を作らないシステムを作るべき。
  『あの子は、障害があるのは確かだけど、わがままだからね』

  という教師がいる。
  悪いのは子どもで、
  自分の無能のせいではない
と言っているのだ。

 ◆多動は反抗と違う。他動はノートを破ってしまう。
  ノートを破って困っているのは、子どものほう。先生ではない

 ◆ADHDの子は相手にしない。まず、周囲の相手を先にすること

 ◆作業指示が多いと、他の子が作業に集中して、
  ADHDにかまう暇がなくなるのが良い


 ◆すべての子どもに視線を行かせること

 ◆うしろの生徒まで、目が届くこと

 ◆机間を回り、うしろに立つ

 ◆教師は音読中も、生徒の顔を見ていること

 ◆説明すればするほど、子ども作業記憶の容量を越えてしまう

 ◆まず大切なのは「ほめること」。
  なぜなら、行動のレパートリーが狭いから。
  何かを禁止されると、代わりになる「良い行動」をとることができない。
  自分の行動のレパートリーの中にないから。

 ◆「やめなさい」と言う前に、
  「こうすればいいんだよ」と「良い行動を教えこむこと」
が大切。
  その行動の習得には一年間かかる

 ◆授業中に、できない子どもの前に行って長々と教えるのは、
  「この子はバカだ」と教師がまわりの子に言っているのと同じこと。
  だから、個別に構ってはならない  

 ◆「ADHD」と「反抗する子ども」との違いの判定方法
  =「微細運動障害と協調障害」があるかどうか
  

 ◆ADHDのすべての子どもが微細運動障害を持っている

 ◆ワーキングメモリーが一つしかないので、
  ひと目でわかる工夫がないと全部頭から消えてしまう


*******************

■「ADHD児への対応」■
 ① 活動の特徴をとらえる。動き出す時間。午前・午後。回数など。
 ② 集中時間を抑えておく。
 ③ 誘発するものを除く。
 ④ いつも行くところがあるのでそこを知る。
 ⑤ 興味のある教科・領域をつかんでおく。
 ⑥ よく遊ぶ友達や内容をつかむ。
 ⑦ 席の配慮をする。
 ⑧ 刺激の少ない教室にする。
 ⑨ 時間の意識。15分のユニットで考えて授業し、集中させる。休憩を入れる。
 ⑩ 学級のルールを書いて張っておく。見えるようにする。
 ⑪ 予定表を持たせ、できたら○をさせる。
 ⑫ 担任は、許容範囲を明確に示す。
 ⑬ トラブル解決で、説明できない場合、図に書かせる。
 ⑭ 注意の言葉は、拒否的な言葉や、抽象的な言葉を使わない。
 ⑮ 指示は短く、一時に一事とする。
 ⑯ 活躍の場を作ってあげる。
 ⑰ 医学的にリタリンも可能。
 ⑱ 担任一人でなく、校内協力体制を作る。

■06年2月13日向山洋一氏講演■
 ① 全体授業で集団をできるようにさせられないのは、教師の力不足。
   教師に責任がある。
 ② 近代、科学の発達が全体授業を可能にした。
   それ以前の家庭教師では得られない教育的効果が「全体授業」にはある。

■06年2月28日向山洋一氏講演■
 これまで力量あると言われていたヴェテラン教師にも、
 明らかに不足していることが四点ある。
 第一は、ADHD、LDなど、
 軽度発達障害の子への理解と教育方法を学んでいないということである。
 どのクラスにもいる特別支援を必要とする子を正しく教えられないで、
 我流で教えたために、その子たちから反発されているのである。

 第二は、授業の技量が低いことである。

■06年3月29日『ADHD/LD指導の基礎基本』横山浩之著・書き抜き■
 ① 増やしたい行動はほめる。
 ② 減らしたい行動は無視する。
 ③ 絶対対許せない行動はやめさせる。


■横山浩之氏■
 <軽度発達障害>の子どもに対して、まず大切なのは「ほめること」。
 授業中に、できない子どもの前に行って長々と教えるのは、
 「この子はバカだ」と教師がまわりの子に言っているのと同じこと。
 だから、個別に構ってはならない。


■06年3月16日/木村重夫氏■
 「ADHDの子は相手にしない。まず、周囲の相手を先にすること。」
 「そして、すべての子どもに視線を行かせること。」
 「説明すればするほど、子ども作業記憶の容量を越えてしまう。」

■『学級担任は子どものどこを見るべきか』椿原正和著・書き抜き■
 高校教師の話だ。
 「高校受験の試験監督をした。
 特進クラスを受験した生徒のほとんどは、鉛筆を使っていた。
 それ以外の生徒は、シャープペンシルが多かった。」


 「今から机の中をチェックします。
  2分後に先生が見せてもらいますから、それまでに整理しなさい。
  プリントなどは、きちんと持って帰りなさい。」

■■上田和浩氏■■ 
 ◆勉強のできない子どもは、引き出しの中がぐちゃぐちゃである。
  引き出しの中が整頓されていなくて、勉強のできる子供に私は会ったことがない。
  それだけ、机の中と学力は相関関係が高いのである。


 ◆だからこそ、担任は一週間に一度、
  必ず引き出しの中身をチェックしなければならない。
  特に、学年はじめの、四月、五月は一週間に一度、必ず見る必要がある。


■『向山型授業のテンポ・リズム作りの法則』書き抜き■
 黒板には何も掲示物を張らないで、
 右端から左端まで一気通貫で子どもが書けるようにしておく。


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発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
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発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
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特別支援パワポを見てもらう

2008-07-11 19:30:58 | 普通教室に特別支援を
わかる目次
特別支援パワーポイントを見てもらう
捨しゃ~っ169号07年2月1日・木:文責=hyoko
2007年1月31日、水曜日。
●臨時のサークルがあった。
 ついでに特別支援PPを見ていただいた。
 相手は3人。
●僕の感想の
 一つ目は
 「特別支援の知識と技術は想像以上に広まっていない。絶句するほど驚いた。」
 二つ目に
 「見てもらってよかった」
 三つ目に
 「相手が大人だと思ってPPを作ってきたが、生徒にわかるよう作るべき」
●気付いたこと、感想を書いていただいた。
< >は思いついた対策。

◆AA氏◆
①知識として、特別支援教育について学ばなければならないと思った。
②「ことば」はそれぞれ耳にしたことがあるが、
 そのことばの示す意味がよく理解できていない。
 学校現場で「専門医」との協力のもと、指導をしていく必要がある。
③まず何をすべきか。本を読むこと。
④[横山裕之Dr講義で]
 『今まで持ったクラスに、何人障害を持った生徒はいますか。数字を書いて下さい。』
⑤[横山裕之Dr講義で]
 『教職年数×2~3が、あなたが受け持った障害児の数です。』
⑥[横山裕之Dr講義で]
 『すなわち、△△人の障害を持った生徒に、それに応じた指導をしていないのです。』
⑦ワーキングメモリーが一つ、と言わない専門医もいるはず。
⑧「叱らない」場面の具体的例示がよい。
⑨「鉛筆の持ち方」映像があるとよい。

◆BB氏◆
①パワーポイントに載っていた本を読みたいと思った時に、
 どうしたら手に入れることが出来るのか?
◎<本の注文ページ、アドレス、買い方も示す>
②小2まで(に発見しないと間に合わない)のはどうしてか。
③中学で医師に診断された場合、遅いのだろうか。
◎<のちのち、PPに入れる>
④診断しないことは分かるが、それならば、どうやって親と助け合っていくのか。
◎<これも、入れる>
⑤自分が動き、学ばなければならないと考えた。
⑥(PPの)字の大きさが同じであるので、強弱があったほうが良いと思う。
◎<これはなるほど。変化をつける。>
⑦図で障害の特徴的なものを示すなど必要。
◎<「年度」「人数」などデータをグラフにする。
写真の使用は要注意。
    文字だけではつらいということだ。>
⑧知らない障害名をメモしようとしたが、画面が変わってしまったため出来なかった。
 ◎<プレゼンの後、プリントしたものを配る>
⑨なぜ、シャーペンはダメなのか。
 ◎<これは「宿題です」と申し上げた。>

◆CC氏◆
①自分が誠に不勉強だということが分かりました。
 特別支援教育に通ずる技術は、全ての生徒に対しても通ずるはずである、
 という考えには肯けるものがあります。
②本を買わねばならぬ。読まねばならない。
③自分は国語の教員なので、具体的にどのような技術が必要なのか、
 どう学べばいいのか、筋道をつけてくれるとなおうれしい。
 ◎<これはセミナーに行くしかない。ぼくのような三流にはできない。>
④雑誌を紹介してくださったのはよかった。

(・・・『特別支援教え方教室』を読んだかたが、いらっしゃらなかった。う~ん。)

●特別支援パワーポイントの感想つづき
「情報が多すぎる。」
「これはひととおり勉強をした人のための確認のプレゼンテーションです。」
「写真、画像があった方がよい。字が多すぎる。(文字ばかりで理解するのが大変だ、ということ)
「たとえば、微細運動障害の「鉛筆の持ち方」とか、
「蛍光チョークで書くとどう見えるのか」とか。」
「AD/HDなど、言葉だけが出てくる。
 それがどういう状態をさすのかわからないまま進むので、わからない。」
「勉強しなくてはならないという気持ちにはなった。」

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
これが感想だった。
『教員のための普通教室の特別支援教育PP』
を、作り始めたのは、
2006年10月10日だ。
もっと勉強しなければならない

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発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
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(3)筆箱の中には必要なものだけを
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