カテゴリー別目次2015-08-25up(古くて載せていない文章を見つけた)
[回答元記事 発達障害の基礎 発達障害研修会感想 2007年4月27日]
感想を還元するのがとても遅くなりました。Z中に移動しました。とても良い学校です。毎日幸せです。
感想はイニシャルです。ご自分はお分かりになると思います。メモの原稿もお返しします。
話を聞いていただいてありがとうございました。
2007年3月26日特別支援講義(参加者 校内4人)
●(H氏)
○もっともっと、先生は診断してはいけないと言うべき。
なぜなら、自分は意識しなければ今までに言ってしまっていたかもしれない、と思ったから。
(前に一度聞いたのに)答えを忘れていた。もっと回数を重ねなければ覚えない。
できれば今回のお題で復習―復習のようにして、もっと授業してほしい。
次の学校で伝えていくのは難しいが、
自分ができる限り、他の職員に見せていくところから、行なっていきたい。いくべきだ、と思った。
●(K氏)
○自分が他の先生に伝えるのは無理だけど、自分の中に入れることはできそうだなあ、と思いました。
勉強になったけどまだまだ入っていません。又よろしくお願いします。
○自分の教科にどう反映させたらいいのか、難しく思いました。
というかわかりません。担任をやっていく上で、対応していけば少し意識できそうです。
AD/HD、LDだなあ、と少しでも感じられる生徒には、今日の話を聞いて対応を変えられそうですが。
○<Q.>そうでは(軽度発達障害では)ない生徒でも、同じような行動をした時に、
どう対応していけばいいのかわかりません。
<傭兵答え>同じです。
正しい代案を示し、できたら褒め、空白を作らず、一時に一事。
軽度発達障害の「対応方法」を学ぶ価値は、
他の勉強が苦手な生徒に対して、全く同じ効果を上げることができる点にあります。
○<Q.質問>少しずつ、自分ができることをやっていくべきなんだろうけど、
たくさんありすぎて、何からいちばんに、やればいいのでしょう?
<傭兵答え>「一時に一事」です。そして、「ほめる」ことです。
この二つから始めるべきだと思います。
ひとコマの授業で「20回」褒められるか、数えるだけで生徒も自分も変わります。
●(R氏)
本当に良く勉強しています。とてもありがたいです。
今日の話を聞いて「ありがたい」と思う人は少なからず、向上心がある人だと思います。
すでに向上心がなくなっている人たちは、聞いても、
何言ってんだこいつ、としか思わないでしょう。
残念ながら、中学校の現場には後者のほうが多い印象を持っています。
とても大切なことだけど、広めるということは大変で、「いばらの道」だと思う。
今日はあんがとーございました。
・・・美空ひばりは、楽譜が読めません。
2007年3月31日特別支援・学級開き講義(参加者 市内13人)
●(A氏)
○試練の話はすごくしみました。ただ、あの場合「笑い」はとらないほうがよい。
○『おしゃれ障害』を買います。「貝原益軒と儒教」はよい知識でした。
久々に、担任としての最初の方を勉強できてうれしかった。
○特別支援については、何度聞いても聞く価値のある話だったが、
あれをTさんが聞いたってのが、今日はとても大切だったと思う。
○ドーパミンとセロトニン。
○視線が右か左に偏るというが、自分はどっちをみるほうなんだろう。
○自分が3年職員として提案すること=
①教室の前の掲示物をとりあえず、淡い色にする。②机の中を片付ける日を作る=持ち帰りさせる。
○Q.なぜ、赤ペンじゃいけないの?
(傭兵:1.指導の区切り目をつける。2.赤鉛筆指導につながる。3.頭が良くなるえんぴつ指導、とつながりがつけやすい。)
●(N氏)
○「試練」の話。つらい状況も次への希望につながるんだと改めて感じました。
エジソンの話も、とらえ方次第で次へ進めるかどうかも決まってくると思います。
○清掃をするのは、あたり前ではない。
○「学級開き」何事もはじめが肝心だと思います。昨年度、初担任を持つ前に、このお話を伺っておきたかったな、と思いました。
○「特別支援」前回よりも詳しく話が聞けてよかったです。
先日、生徒に授業についてのアンケートをとったところ、
「先生からほめられたか?」
という質問項目に対する回答が、教員が思っていた以上に低く、
こちらがほめているつもりでも、生徒たちには、まだまだ足りていないんだと感じました。
1時間内に、最低一人一回はほめられるよう、意識を持つことから変えていきたいと思います。
●(K氏)
○Q.「試練」を乗り越えたというより、あくまでも前向きに物事をとらえた「エジソン」の話はこれで完結なのですか。
(傭兵:そうです)
○Q.発達障害とつながるのでしょうか。
(傭兵:つながらないことはありませんが、つなげません)
○がんばろうとしている全ての教師・生徒への激励ですね。
○(傭兵が普段かけてないのに)メガネをかけたのは、演出?俳優のようでした。
(傭兵:でしょでしょ?)
○担任を持ちたいなあ。レクをHRにはさむって大事。ジャンケンすわりは、やったことない。
(傭兵:やるべき。ものすごく効果あり。
これで四月最初の一週間で生徒はクラス全員の名前を覚える)
○「特別支援教育」の話、2回目です。AD/HD『のび太ジャイアン症候群』あのあと買いました。
●(Y氏)
○簡単明確でわかりやすい話でした。今はこれ以上のことは書けませんが、心に残るものになりました。これからいっしょの職場で働くことが楽しみです。よろしく!
(傭兵:ありがとうございます。うれしいです。)
○「学級開き」の話。同感。でも、先生のクラスにいる生徒は疲れそうですね。
もう少し、余裕を持ってのんびりと私はやりますね、同じようなことを。
○久しぶりに、眠くない講演を聞きました。これからの学級作りに少しヒントになりました。
(傭兵:講演どころか、つまらない話に時間を作っていただいてありがとうございました。)
●(M氏)
○エジソンについて、知らないことを知ることができてよかった。
○傭兵ブログがあることがわかって、ほっとしました。
**に移ってからの三年間の分析がやっと見えてきて、四月から又やる気になってきました。
○普通級の中の、特別支援が必要な子に対する配慮は、
他の子への対応と同じものなんだと感じてきました。
(傭兵:それが最大のポイントです。だからこそ、学ぶ価値があります。)
●(H氏)
○エジソンは名前は知っているものの、エピソードは知らず、楽しく聞かせていただきました。
○Q.「そうじをするのは、なんのため?」
(傭兵:極論すれば欧米では、学校掃除をやってないのだから、しなくてよい。
しかし、『特別支援教育の指導小事典』(横山浩之氏・東北大学医学部)にはこうある。
「P.100/雑巾がけができることで、職場実習の範囲が広がります。
雑巾がけができることで、家庭でのお手伝いのはばもひろがります。
さらに、雑巾がけを丹念に隅までできるようになることで、空間感覚が芽生えます」
○Q.「置き勉はどう対処すればいいですか?持って帰らない生徒は?」
(傭兵:世界の中学校で、教科書ノート類を持って帰らせている国は、
何カ国あり、どことどこなのでしょうか。
また、もって帰らせている国の目的は何なのでしょうか。
Hさん自身は、「置き勉」の指導の意味をどう考えているのでしょうか。
逆質問です。今度お会いした時に、話しましょう。)
●(Y氏)
○表現・表情がとてもよかった。例示がある話、とてもよかったですよ。
○そうじについて。科学的な根拠がない中で生活指導することの問題。
そうじをやるのがあたり前だと考えるのは、勉強不足。
○学級経営で、最初が勝負ということはよく分かった。
あとは、それをどう学年で、全校で合意形成していくかだと思います。
○「特別支援」は二度目でしたが、忘れていることがたくさんあって、また話が聞けてよかったです。
できることからやっていきたいと思います。
●(T氏)
○「試練」すぐれた人は失敗がない。できるまでやろうとするから。
○「学級開き」内容はほとんど正しい。
私がやったことと同じこともずいぶんある。
短時間の説明だったせいもあるが、追いつめられている気がした。
こんなには、できないと思われる。
○「特別支援」特別支援というより、主に担任としての基礎基本を言っていて、身
につけるべき技術のイロハを教わった。
(傭兵:特別支援の知識と技能は
“普通教室の”「授業」「学級経営」と、ほぼすべて共通することに、学ぶ意味があると考えています。
T先生の前で話すなど恐れ多いことでしたが、聞いていただいてありがとうございました。)
●(小学校K氏)
○そうじをするかしないかは、学級経営の大きなポイントだと私も感じています。
道具の使い方を教えることと、なぜ、そうじをするかを考えることを
最初にするのが、小学校でおどろくことはたくさんありましたが、
(傭兵:K氏は中学から小学校へ移った)
その一つが、「子どもはそうじが大好き」ということです。
ほうきもぞうきんも、楽しみ方を見つけては喜んでやります。
しかし、行きすぎると遊びになってしまうので、
悪ふざけに発展せず、楽しんで掃除をしているクラスの先生を見てみると、
「ほめている!」具体的にどこが良いかを言って、ほめています。
できなかったことが身について、ほめられたら楽しくてあたり前です。
「小学校でもそうじ指導をしている」
と言いましたが、しているつもりが、子どもの身についていない、
習慣化されていないのが本当だと思います。
そうじを楽しいと思う気持ちを消さないために、自分がそうじ上手になりたいです。
○前回聞いた
「視線を合わせる、ジッと見る」
やってみました!
効きました!
手遊びが止まらない子が、教科書を出せるようになりました。
○Q.今やっている教室そうじ<木の木目にそって、
一列に並んで「そうじ隊」、次に「ぞうきん隊」がそうじします。
子どもは楽しそうですが、どうでしょうか?
(傭兵:似た方法が雑誌に載っていました。
ぼくも異動先の一年生に、担任の先生がいないときに、Kさんと全く同じことをやらせてみました。
早いし、楽しそうでした。ぼくが、教室そうじ監督なら、今後はこれで行きたいですネ。)
●(HN氏)
○「試練」まさに、この四月からこそが私の試練です。
臨任を四年間経験しましたが、新採用として*中三年生を受け持ちます。
昨年度、*中の二年生の担任を持ち、臨任という立場だったので、
正直その場その場をしのいで終わりました。
だから、今年は、初任研+初三年担任+初進路が私の「試練」です。
○「学級開き」“黄金の三日間が大切”という話を、S中のO先生からも教えていただきました。
「シナリオを作ってきちんとやろう」と声をかけていただきました。
傭兵先生のお話してくださったポイントをもう一度振り返り、学級経営案を見直そうと思います。
○「特別支援」掲示物・アイコンタクト・板書などは、細かいことのようですが、
昨年度の私のクラスの反省しなければいけないことが、次々と出てきました。
クラスもいい雰囲気で終われたし、授業も楽しく、
そして学力もすこしずつではありますがついてきたように思います。
又お話をうかがいたい、私も勉強しなければと思いました。
四月五日のスタートまでもう少し準備に時間をかけてみようと思います。
追)おすすめの本はO先生にすすめてもらい読みました。
先日「二、三回は読みなさい」と言われたばかりなので、読みたいと思います。
●(小学校N氏)
途中からではありましたが、たいへん衝撃的なお話でした。
子どもへの対応については、まったく自分自身の身についていないものもありました。
特に
「教室の前面には掲示物を貼らない」
という部分は、以前にもどなたかから伺ったことがあり、
納得する内容なのですが、小学校低学年の教室環境として、やはり貼ってしまう自分があります。
よく考えてみたいと思いました。ありがとうございました。
(傭兵:小学1年生が土足で机の上を走り回る小学校がありました。
そこで、特別支援の方法を全職員が学びました。
二年後、小学3年生になった同じ子どもが、
3秒で教科書を両手に持ち、
全員(30数人)が声をそろえ、
天井にはねかえる声で音読するほどに変わりました。
その新潟県の授業をぼくは去年目の前で見てきました。
教室の前面、横面、黒板には指一本ほどの掲示物さえありません。
小学校低学年だからこそ、
教科書に、ノートに集中させるためには、掲示物が邪魔になってしまうのだと教わってきました。
中学校でも同じことなのだと思いました。)
●(K氏)
私の頭が固くなったなあと痛感します。
退職後18年、自分はまだそんなに狭くなっていないつもりだったけれども。
すっかり忘れてしまったし、考える範囲が偏ったのだろう。
エジソンは小さい時、足りない子と周囲から見られていたが、母は暖かく見ていた。
卵を懐に抱いているのを見て訊くと「ひよこにかえすために暖めている」と答えた。
エジソンを母は見込みありとみてその個性を大切にした、というのを小学校時代に読んだことを思い出した。
機関車の石炭を入れる工夫の仕事をした時もどうしたら少なくてよく燃えるかと考えながらやったという。
その個性を見つけて暖かく伸ばすのは誰の仕事?・・・改めていろいろ考えさせられました。
先生方も、父母の方も一般人も一度、こうした勉強をすることが必要と思いました。
感想まとめ以上。皆さん本当にありがとうございました。
遅くなってすみません。/5/1火:Z中傭兵
<2015/08/25注 参加者全員に以上全文を印刷して市内便で送りました)
■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない
発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
●発達障害中学(1)ほめられたことがない
(2)一度に一つのことしか覚えられない
(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
(5)片付けるってどうすること