円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

中学国語指導案・硬筆授業・4回分・ワークと指導

2014-07-27 09:35:39 | 中高国語など指導案
2014-07-27
中学国語指導案・硬筆授業・4回分・ワークと指導
■原則■
 1 1回目はいちばん厳しく
 2 決して文字をけなさない
 3 全員に五重丸をつけて返す(作文と同じ考え方)


■1 回 目■
 [1]問いを出す。答えを板書する。
  ①鉛筆で書くのは?…硬筆 筆で書くのは?…毛筆
  ②今日は「書写」の授業ですが。「書道」と「書写」の違いは?
     書道=上手に書く
     書写=見やすく丁寧に書く
  ③もともと日本に文字はなかった。
     最初に中国から伝わった文字は?…漢字
     次に日本で発明された文字は?…カタカナ
     その次に発明された文字は?…平仮名
      平仮名はいつの時代に?…平安時代
  ④漢字の種類を3種類。なに?
     楷書
     行書
     草書

 [2]ワーク1「テスト」配布。

   評価方法説明のあと、なぞらせる。
   「途中で時間がきてもいいので、丁寧に書きなさい。
    書写は見やすく丁寧に書くのが目的だから」
   「雑なのは0点。
    はみだしてるのは1点。
    少しだけはみだしてるのは2点。
    全くはみださないのは3点。  始めなさい」


 [3]終わったら提出、ワーク2「からす」なぞり書き、を取り、始める。

★中学1年も2年も「・・・からすの勝手でしょ~」が本当の歌詞だと思っている。
 それで、このワークを作った。
★なぞり書き文字は「教科書体」「灰色50パーセント」

■2 回 目■資料が手書きなので実物なし
 (1枚目=五十音のひらがな、カタカナのなぞり書き)
 (2枚目=同じものの写し書き)

■3 回 目■ひらがなカタカタ・元の漢字
 [1]片仮名の由来プリント配布。読み聞かせ又は読ませる。サッサと。

 [2]ワーク「元の漢字」配布(なぞり書き)始め。


■4 回 目■アンパンマンのマーチ
 [1]ワーク配布・読み聞かせ
    
 [2](横書き・写し書き)始め。
  ★読み聞かせ始めたら、何人もフンフン歌い始める。そして、
   「先生! 歌って下さい!!!」
   「え~~。恥ずかしいよ」
   「かまきり、のほうが恥ずかしかったでしょ(4月の詩の授業の読み方)」
   「そうか。・・・下手でいい?」
   「いいです!」


・・・かわいいなあ。練習しとけばよかったなあ。
   でも、この四回で色々あったんだよなあ。
   だから、まさか歌ってって言うとは思わなかったんだよなあ。
   ほんとは恥ずかしくなんかない。僕は生徒の前ではなんでもできる。
   ところで、僕は歌ったのかって?
・・・あとで聞いたら、もうひとクラスは、最初にみんなで一緒に歌ったそうです。
   1年めのかたなのに、とてもいい感じです。愛されてる。

※4回ともほぼ全員満点でした。
 1回目はいちいち、3、に赤印をつけ、合計点を書きました。
 2回目から先は「オール3点 合」と書くだけにしました。
 作文と同じように、全員に紙いっぱいの五重丸を書きました。
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書写で出勤

2014-07-23 21:01:54 | 2014年度雑記
2014-07-23
中1の書写授業で出勤。通勤往復180分。授業40分。

一ヶ月前からのアレルギーで授業が緩んだのだろう。

中1でアドバルーンがたくさん上がるようになった。

まあいい子たちだから風船くらいの大きさだがやっぱりきつい。

対処方法はわかっている。

でも、かゆかゆいたいた、で毎日あまり眠れない。なぜ???

闘う気力がなくなり、出勤するのが毎日嫌で嫌でたまらなかった。

治療のかい有り、昨晩、半年ぶりに全くかゆいたなしで眠れた。

半年ぶり。アトピー体質の方にはおわかりでしょう、この幸せ。

爆・発・的に気力回復。

で、今日行ったら、急に大人しくて素直な5月のクラスになっていた。なぜ???

やっぱり中学生の授業が一番おもしろい。

僕を鍛えて、育ててくれるのだから。
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好きなことをすればいい

2014-07-19 07:44:09 | 2014年度雑記
2014-07-19

以下引用
「わたしは成功へと導くいかなる確かな方法も知らない。
 ただ、かならず失敗する方法なら知っている。
 それは、すべての人に好かれようとすることである。」~プラトン

嫌われることを恐れて、何もしないのはやめてください。
あなたがどんな行動をしても、好いてくれる人もいれば、嫌う人もいます。
だったら、自分の好きなことをすればいいんですよ。
 

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破壊[スプツニコ]

2014-07-18 22:15:13 | 2014年度雑記
2014-07-18
スプツニコ twitter
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引用「教師の心得」・これは読まなきゃ

2014-07-13 21:47:49 | 中高国語など指導案
2014-07-13

教師の心得 (ブログ・bluelines より アメリカ大学院の「教授法」で習ったこと)
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型を知らずに「自由に書け」といわれても

2014-07-06 21:02:22 | 作文・生徒感想・討論
2014-07-06
日本の国語教育では書き方の様式を教えず、
創作文を書かせませんが、それはなぜですか
より引用
●ここから●
  子どもたちが授業で実際に書いた作文を日米で比較してみると、興味深いことが分かります。
  日本の教師は、意識する、しないにかかわらず、
  結果的に「綴り方」の伝統に則って、
  「自由に、思ったままを書けばいいんだよ」
  と励まして子どもに作文を書かせます。
  しかし、でき上がった作文は、どれも驚くほど似通っています。
  その一方で、一見自由な印象を受けるアメリカの小学校では、
  実は厳しい文章の「型」の訓練と、技術的指導や添削が行われます。
  その結果として生み出されるのは、
  各自が書く目的に応じて様式を選び、そこに個別の意見が主張され、
  ときにはさまざまな様式を組み合わせる多様な作文です。 
  ここには、「自由」を重視している方が結果的に「規範」にとらわれ、
  「規範」を重視している方が結果的に「自由」な多様性を生む、
  というパラドックスが見られます。
  型を知らずに「自由に書け」といわれても、
  いったい「何から」自由になればよいのか分かりません。
  その結果、
  「起こったことをありのまま書いて時系列で気持ちの変化をたどる」
  という書き方が逆説的に唯一の型になってしまうのです。
●ここまで●
渡辺雅子[国際日本文化研究センター助教授]
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ただの『かたなし』

2014-07-05 20:55:35 | 2014年度雑記
2014-07-05

若い人はすぐ型破りをやりたがるけれど

型を会得した人間がそれを破ることを『型破り』というのであって、

型のない人間がそれをやろうとするのは、ただの『かたなし』です


中村勘三郎




『ふいんき』は『ふんいき』の音の位置が入れ替わったもので、

『音位転倒(おんいてんとう)』といいます。

たとえば、『新しい』は『あらたし』の音が入れ替わったものですし、

『山茶花(さざんか)』は『さんざか』が、

『舌鼓(したづつみ)』は『したつづみ』が入れ替わったもので、

そうした昔からあるパターンなんです


東京女子大学・現代教養学部の篠崎晃一教授

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