円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

応援に感謝いたします

2019-04-28 23:31:53 | 2019年度雑記
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2019-04-28
励ましてくださる方に感謝申し上げます。
どうするのがいいのか。よく分かりません。
ケイタイのネットを使うことさえないのです。
有難うございます。
TRITON
大人少女戦士の無限戦記 あらため この世の果てのさるぼぼ幻視行

ジューンのつれづれ物語
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もう少しだ

2019-04-23 22:10:50 | 2019年度雑記
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2019-04-24
あぁ。もう少しだ。
やっと、この世のお勤めが済む。

もう数年だ。終わりは平等だ。間違いない。
ほとんど苦しいことばかりだった。
良いときもたくさんあった。
でも、苦しさといったら死んだほうがましの辛さだった。
あと数年で、やっと終わる。
今見えているすべてが消えてなくなる。
そう思うとき、僕は朝の出勤の途中、両手を広げておもてに、うらに返して見る。
握って、開いて見る。
まだ、生きている。

やりたくても終わるときは必ず来る。
長くてあと8年、短くければ数か月か3年か、わからない。
必ず、終りが来る。
そのことは僕にとって大きな救いだ。

有り難いのは、四十、五十を過ぎてかつてない幸福な仕事を味わえたことだ。
だから。
がっかりするのはやめよう。
暗がりを見るのはやめよう。

なぜか、今年も素敵なクラスばかりの授業だ。
思い切り、気合をこめる。
生徒にも伝わっている。
一日終わると、息が上がってデスクでしばらく立てない。感謝と達成感でいっぱいだ。
でも、体力気力もいっぱいだ。

(今、急に、具合が悪くて書いたわけではない。
 十代から、ずっとこんなことばかり思ってきた。
 授業の形は、予定通りの良い状態で伸びている。
 あと二、三歩で還暦になって終わりは現実的になった。
 ほっとする。別に弱まってない)
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「転職」なんて単語は/@PANIS_FRIXVS

2019-04-23 20:41:41 | 2019年度雑記
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2019-04-23
超大陸・揚げパン‏ @PANIS_FRIXVS返信先: @tmaita77さん
 日本企業のおっさん経営者は、
 仕事変えた人を
 「一度でも勤め先を辞めようとした(する)奴(裏切る可能性ある)」
 みたいに捉えるから頭が悪過ぎ。
 一つの職場でしか生きられないなんてリスク高過ぎだし。
 そもそも
 「転職」
 なんて単語は他の言語にはあんま無い。
 当たり前過ぎて、そんな単語要らないんですよ
 2019年4月23日
 
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小池一夫‏氏 逝く 20190417

2019-04-19 16:30:26 | 2019年度雑記
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2019-04-19
小池一夫‏ @koikekazuo

秋田県生まれ。享年82。
数年間励まされ、毎日のように楽しませてくれた。
死は思ったより早くやってくる。
僕も、もう少しです。ありがとう。

小池一夫 公式ブログ「死因は老衰」。それ一択のみ。-Powered by LINE
 人間の死因は、「老衰」がいちばんの幸せです。
 そして、それは、ただの老衰ではありません。
 死ぬ一瞬前まで、ハッピーでいることが、大切な人のため
 死ぬ日は、一生で一回きりです。
 そして、今日が、死ぬのに一番いい日という最良の日は、老衰で死ぬ日、一択です。
 それ以外にありません。
 
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職員室で生徒を怒鳴りつけてはならない

2019-04-18 13:52:30 | 生活指導
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2019-04-18
三十年前は、タバコをふかしながら、生徒に禁喫煙指導をするのは当然だった。
ずり落ちそうに椅子でふんぞり返る教師に、職員室の真ん中で、生徒は罵倒され続ける。

何か生徒がミスをする。
教育は必要だ。
僕たちは、育てるために月々大金をもらっている。
仕事なのだ。

生徒がミスをすると、職員室に呼び出す教員がいる。
公立中学校でも二十年前までは当然だった。
だが、次第に減ったはずだ。
愚かな教員はまだやっているかもしれないが、確かめようがない。

生徒を、職員室に呼び出す人が何人かいる。
立たせたまま、十数分に渡って恫喝し続ける。
けっこう長い時間の場合が多い。
ほとんどは、休み時間か放課後だ。
職員室の教員全員が聞いている。
十六、七の子どもが、今さら権威もないが処分権は持っている教師に見られている。
そして、恫喝され続ける。
たまに、ごくたまに、生徒のほうが正しい言動の結果責められることもある。
もちろん、大抵は生徒はミスしている。

しかしだ。
教員は、絶対に誰にも批判されず、生徒にも言い返されない状況で責めることになる。
ホームだからだ。
生徒にとって職員室は、完全なアウェイだ。

「職員室に呼びつけて、指導してはならない」
こんなことは、三十年前の殴るのが当たり前の時代でも教わった。
だが、月に何度かあり得ない場面を、大人たちは見る。
誰も、何も言わない。
管理職は? 何も言わない。
俺は??? 言えないよ。俺なんか、そこに口を出したら進退に関わる。
それでも言え? 言わないよ。

水の入れ替わらない沼は腐る。
職員室に呼びつけて、怒鳴りつけてはならない。
初心者の心得だが誰も言わない。
哀れだ。
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一週間目にノートを書き始めた

2019-04-17 19:59:51 | 中高国語など指導案
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2019-04-17
チャイムが鳴り始めるときには全員が着席している。
机の上には、漢字のなぞりと写し書き用紙が置いてある。
教科書などと筆箱は、机の左上に重ねて置いてある。
「第3回。読み仮名。なんとか、なんとか。かんとか、かんとか」
一語は二度ずつ繰り返す。
次に五語をなぞる。写す。書けない漢字を裏に練習する。
その間に僕がテスト用紙を配っている。
氏名の他日時などを書く欄と、カッコが五つ書いてある。
「まだ時間欲しい人。・・・しまって下さい」
今、なぞった漢字を平仮名で板書する。
これが、毎時間やる漢字テストだ。

まあ、まだこんなきれいにはなっていない。
だが、来週はこのとおりになる。
まだ時間欲しい人、というムダ言葉も削る。
書くのも集めるのも、2年はものすごく早い。1年はかなり早い。
字がとても美しくはっきりしている。
伸びる地力を持っているのだ。
コンビで交換し丸付けさせ回収し、教科書の「1分交代音読」を4回する。
そして、
「ノートを出しなさい」

一週間たって、やっとこの流れ方を始めた。

一週間、すべてのクラスが、チャイムが鳴り終わる前に着席している。

一週間、すべてのクラスで、無駄口をたたく生徒は一人もいない。

2年生は、全力でやっているが、まだ固さが取れない。

1年生は、どちらもとろけるほどかわいい。

昨日は2年で「班別聴写」を何年ぶりだろう、やってみた。
めちゃくちゃ楽しかった。
ある2年生が「先生今日はやばいです。寝そうです」と言うから「絶対寝ない」と答えた。
寝るどころではなかった。
本当に全員楽しそうで、見ている僕も笑い続けた。
【聴写】の授業は、原稿用紙の使い方を完璧にし、聞く力、話す力、コミュニケーションの力を育てる。
4月に、視写の次に続けて行なうとよい。
中1から、高校生まで、お勧めの授業だ。

帰り道の空も雲もペンペン草もすべて美しく見える。
学校の近くに、年中花を絶やさず植えているお宅がある。
今はチューリップと、パンジーが美しい。
僕は必ず見る。人通りがなければ、時々止まって匂いをかぐ。香りはないけど。
きっと生徒に見せてあげるために、手間をかけてくださっているのだと想像している。
自宅の近所にも、同様のお宅がある。
カラーは切り花以外で見ることはなかなかない。
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震えるほど明日の授業が待ち遠しい

2019-04-15 20:17:24 | 2019年度雑記
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2019-04-15
たった、三コマか四コマだが、授業は安定した。
賭けだが、去年喋り続けていたという生徒数人を授業のあと集めた。
「誰々、誰々、前に来て下さい」

彼らを漬け物のようにギュッと集めて僕はしゃがんで話した。
(前のことを蒸し返すのはやめている)
(だが、一度だけ聞きたい)
(去年、私語ばかりだったと耳にしたけど、全然しゃべんないじゃん)
「今年は、変わるつもりです」
(わかった)

(もう一つ、大人の中にだ、いつまで続くかという人がいる。俺は怒りでいっぱいだ。
 絶対三月まで良い授業を続ける。どうだ)
「そのつもりです」
(よし、以上)

体が震えるほど、明日の授業が待ち遠しい。
3・11の年、中1の生徒以来だ。
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上野千鶴子 平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 全文

2019-04-14 13:56:37 | 2019年度雑記
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2019-04-14
上野千鶴子 平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 全文
日本で稀な秀逸なる檄文である。
平易にして、学生に限らず、男女年齢を問わず、広く読まれるだろう。
長く後に残るに違いない。
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まったく授業で教師の声が聞こえなかった二クラス

2019-04-13 22:19:48 | 中高国語など指導案
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2019-04-13
今年当てられたうち二クラスは、去年、教室の授業でまったく教師の声が聞こえなかったという。
どちらも数人がすき間なく大声で一時間ずっと喋り続けたという。

怒鳴りつけても、迷惑が分からないか、と教員がののしっても、教師が黒板に向いたら喋り始める。
それが一年間続いたという。

聞いたのは、本当に信頼する若い強い男性教員だ。
別の、僕の千倍しっかりした女性教員の授業も同様と聞いた。
そのクラス担任も「そうなのだ」と言った。
ただし、一度も授業を見たわけではない。

信頼する人とクラス担任の同様の話を聞き、ギヤをトップに入れた。
三年前のような、葛・崩壊授業のクラスを味わうなら辞める。
何人かの大人にそう伝えた。本気だ。
三十数年の危機で考えうるすべての授業準備をした。
一週間前の僕は、
『アキラ』が覚醒したように周りの壁に穴を開けながら歩きまわっていた。……アノ、一応、比喩です。

その二クラスが、一週四時間、ひと言の私語もなく、完璧に読み、書き、清聴した。

僕自身に、進歩もあった。
去年までは、この恐ろしげな顔と強い口調のまま、ひとコマ目を始めた。
だが、今年、自信なく怖がっているのは向こうだな、と思った。
自信がなく、認められず、叩き続けられたまま一年間たった。
一年間ではない。
中学校、小学校から同じように、教えられず育てられずにきたのだ、きっと。

(顔は恐ろいままで。
 態度は厳しく。
 言葉は少しやわらかく丁寧にしよう)

今年の授業クラスを配分した、主任・管理職に心から感謝したい。
自分でも信じられないほどの急成長をアラ還で得られた。
大きな自信を得た。
僕だけ成長しちゃって、主任・管理職には申し訳ないっ。
あなた達も、是非来年度は同じ喜びを味わって頂きたい。
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生徒に感謝するという思想は理解されない

2019-04-13 20:35:51 | 生活指導
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2019-04-13
僕は度々生徒に感謝する。
言葉で表す。
今日は、
「今週、初めての授業で、こんなにがんばってくださって、ありがとうございました」
と、深く頭を下げた。
そのクラスは、男子が一人、手をたたいてくれた。
音はたてないが、拍手をする動作をしてくれた。
その、感性の繊細さ。
その瞬間は、目に止めて、言うことはないが、次回、こんな人がいましたと伝えるつもりだ。
そんなクラスだから、他の生徒も目をマンマルに見開いて、僕のお礼を聞いているのだ。
今日の午後「そんなことがあった」と教員に言った。
え、お礼???(生徒にお礼って、ありえないだろ、という意味)
そんなやりとりがあった。
教員は、生徒にお礼を言うという概念がない。
ある人もいるかもしれないけれど、少ないよきっと。

去年、一年間荒れ果てたクラスの生徒が、今週完璧な授業を受け続けた。
僕が、完璧というのは、ものすごく良いということです。

商売なら、お客様は呼んで呼んで呼び込んで集めるのが営業の仕事だ。
だが、ガッコウは、一度金を集めたら、呼びもしないのに毎日お客が来てくれる。
だから、大人が勘違いする。
彼らは、莫大なお金を払って、学力という品物を買うお客様だ。

おねがいします。
ありがとうございします。
さようなら。
言わせるのは、彼らにそれを言わせる力をつけるのが仕事だからだ。
だが、言わせるうちに、教員は勘違いする。
「わたしたちは、上の人で、生徒は下の人だ。だから、ありがとうと、言わせるのが当たり前だ」

仕事だ。
お客だ。
彼らは莫大な金を払っている。
その対価として、僕たちは、教育して生徒を育てている。
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