2013-05-31up
高校国語指導案・ひよこの眼発問と感想
高3X、今日の主発問。『ひよこの眼』(山田詠美)
「読者が、幹生が死ぬかもしれないと、読み取れるのは何段落ですか」
50代の段落番号をいくつも言う。
どんどん黒板に書く。
「いいよいいよ。どんどん言って」
「36」
「36? そこで分かる? なぜ」
(段落の言葉を読み始めて、説明しようとする。
だが、周りが、それは無理でしょ、と言い本人も気づく。
そんなふうに、いくつも言わせていく)
「時間がない。50より前」
(生徒は読んで探し続ける)
「**段落」
「なぜ」
「・・・・・てことは、・・・・で、・・・・だから」
「よし。俺もそう思った。
**段落 ・・・・・・・、の言葉だな(板書)。
俺はこれが三つ目だと思う。
この前に二つある」
「これより前? 言わないで下さい!」
「言わない言わない」
「**段落」
「うーん。それは前すぎるでしょ。
++ページだな」
(黙読して、探して、生徒は色々言う。
それは違う。それは弱い。おっ、惜しいな、ってな感じで進む)
(三つ探させ終わる。「なるほど」という様子になる)
「でも、去年の3年が、これよりあとに、4つ目を探した。
++ページ。どの台詞だ」
読み、考える時間が長いから、教室は静かだ。
一人、二人は眠気に負ける。そんなことは何の問題でもない。
4つ目を解決して、
「あと5分だから、もう1つだけ質問がんばって」
と言うと、生徒は初めて時計を見て言った。
「え!!! もう終わり?」
国語科で「発問」で授業を進められない教員人生は哀れだ。
生徒がこんなに面白がるのは、国語科教員の人生の喜びだからだ。
生徒は、おもしろいことなら、考えるのが大好きだ。
生徒は、受験のためだけに生きているわけじゃない。
<高3X・ひよこの眼・上記授業の感想>
1 現代文はたのしいです。わかりやすい。
2 ねむかったです。すいませんでした。
3 ねむかったが、集中できた。
4 今日も先生の授業は早いと感じました。
そしてこの話は深いと思いました。
5 おもしろい!!
6 一つの考えだけじゃなくて、何個も考えが出てきます。
7 文から色々なものをよみとるのが とってもおもしろい!!!
本をよんでみようとおもいます。
国語力をつけたい。
8 深読みしなくちゃいけないから難しいけどおもしろい。
9 めちゃくちゃ授業終わるの早かったです!!
10 亜紀と幹生は 本当に中3かとききたくなる。
11 5月もありがとうございました。
<高3古典・苦手チーム>
1 初めての授業でしたがとても分かりやすかったです。
これからもよろしくお願いします。
(時々、生徒の強い希望があれば、チームの入れ替えがある)
2 集中してできた。分かりやすかった。
3 いっぱいできました。
4 たのしかった。
5 今日もたのしかった!
6 ずっとかいていたからねむくならなかった。
(最初10分解説。次はワークシート。
できたら持ってきて花丸をもらい、つぎのプリントを持っていく)
7 先生のプリントはとてもわかりやすいです。
(俺もやっと、高校古典に慣れた。もう大丈夫だ)
8 ちょいちょい先生の話を父にして盛り上がってます。
(有難いことです)
9 集中したらたくさん出来るようになりました♡
あすから6月。はやいなぁ。
高校国語指導案・ひよこの眼発問と感想
高3X、今日の主発問。『ひよこの眼』(山田詠美)
「読者が、幹生が死ぬかもしれないと、読み取れるのは何段落ですか」
50代の段落番号をいくつも言う。
どんどん黒板に書く。
「いいよいいよ。どんどん言って」
「36」
「36? そこで分かる? なぜ」
(段落の言葉を読み始めて、説明しようとする。
だが、周りが、それは無理でしょ、と言い本人も気づく。
そんなふうに、いくつも言わせていく)
「時間がない。50より前」
(生徒は読んで探し続ける)
「**段落」
「なぜ」
「・・・・・てことは、・・・・で、・・・・だから」
「よし。俺もそう思った。
**段落 ・・・・・・・、の言葉だな(板書)。
俺はこれが三つ目だと思う。
この前に二つある」
「これより前? 言わないで下さい!」
「言わない言わない」
「**段落」
「うーん。それは前すぎるでしょ。
++ページだな」
(黙読して、探して、生徒は色々言う。
それは違う。それは弱い。おっ、惜しいな、ってな感じで進む)
(三つ探させ終わる。「なるほど」という様子になる)
「でも、去年の3年が、これよりあとに、4つ目を探した。
++ページ。どの台詞だ」
読み、考える時間が長いから、教室は静かだ。
一人、二人は眠気に負ける。そんなことは何の問題でもない。
4つ目を解決して、
「あと5分だから、もう1つだけ質問がんばって」
と言うと、生徒は初めて時計を見て言った。
「え!!! もう終わり?」
国語科で「発問」で授業を進められない教員人生は哀れだ。
生徒がこんなに面白がるのは、国語科教員の人生の喜びだからだ。
生徒は、おもしろいことなら、考えるのが大好きだ。
生徒は、受験のためだけに生きているわけじゃない。
<高3X・ひよこの眼・上記授業の感想>
1 現代文はたのしいです。わかりやすい。
2 ねむかったです。すいませんでした。
3 ねむかったが、集中できた。
4 今日も先生の授業は早いと感じました。
そしてこの話は深いと思いました。
5 おもしろい!!
6 一つの考えだけじゃなくて、何個も考えが出てきます。
7 文から色々なものをよみとるのが とってもおもしろい!!!
本をよんでみようとおもいます。
国語力をつけたい。
8 深読みしなくちゃいけないから難しいけどおもしろい。
9 めちゃくちゃ授業終わるの早かったです!!
10 亜紀と幹生は 本当に中3かとききたくなる。
11 5月もありがとうございました。
<高3古典・苦手チーム>
1 初めての授業でしたがとても分かりやすかったです。
これからもよろしくお願いします。
(時々、生徒の強い希望があれば、チームの入れ替えがある)
2 集中してできた。分かりやすかった。
3 いっぱいできました。
4 たのしかった。
5 今日もたのしかった!
6 ずっとかいていたからねむくならなかった。
(最初10分解説。次はワークシート。
できたら持ってきて花丸をもらい、つぎのプリントを持っていく)
7 先生のプリントはとてもわかりやすいです。
(俺もやっと、高校古典に慣れた。もう大丈夫だ)
8 ちょいちょい先生の話を父にして盛り上がってます。
(有難いことです)
9 集中したらたくさん出来るようになりました♡
あすから6月。はやいなぁ。