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20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

中学1年学級経営案1 試す価値

2011-03-23 07:13:27 | 中学1年学級経営案
全ページ目次
1 中学1年学級経営案・試す価値
黄金の三日間中学校/06年7月末記

中学1年の最初の5日間を終えた時、
以下記す経営案の90%以上をやり遂げていれば、
一年間クラスが大きく崩れることはまずないだろう。
70%の年はそれなりに苦労するだろう。

「いったい何%達成だと、どう判断するのか?」

それは、何年かやってみるしかない。自分でわかるようになる。
または、同じ学年に何%達成か判断してくれる人がいるかどうかだ。

ぼくは、習って試してこの経営案を作るまで18年かかった。
作り上げた年に、偶然新採用の教師と隣のクラスになった。

二週間準備し、五日間夜の職員室で反省会をして、最後の夜に、
「これで一年間大丈夫だよ。」

と言って握手した。
その瞬間は少しジーンとする。
クラスの一年間はその通りになった。

新採用1年目の彼はこの経営案を3年後、自分で作れるようになった。
そして、異動した先の中学校で若い先生に伝えた。
伝えた相手も見違えてうまくいくようになったらしい。

4年後に、二人目の新採用に同じように伝えた。
「これで一年間大丈夫だよ。」

と言って握手した。
やっぱりその瞬間はジーンとする。やはりクラスはその通りになった。

二人に共通したのは最初
「そのままそっくり模倣したこと」

だ。二人とも、ぼくよりはるかにキャパシティーの高い優れた人物だ。
だが、プロになるなら、最初は習うのが当然だ。

ぼくが、もし新採用の22年前これと同じ経営案をもらい、
毎日チェックしてもらっていれば、
クラスが「あんな状態に」なることはなかっただろう。
いろんな意味で、違う人生があったかもしれない。
<はじめに>で述べるとおり、

「すべて、教員の知識の獲得と技術の向上は
すぐれたものの模倣から始まるべきであって、
自己流は専門職のすべきことではない。」


のである。
 
優れた二人以上の若い人で「実験済み」の経営案である。

試す価値があるかもしれない。

1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
4春休みの準備
5中学1年経営案
6中学校班の組織と役割
7班内仕事分担一覧表
8班の組織と役割
9年間通して行うこと
10年間班組織計画表
11最初の一週間計画
12第1日目
13第2日目
14第3日目
15第4日目
16第5日目
17そうじ点検表と使い方(画像あり)
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中学1年学級経営案2 四月五日から一週間の仕事

2011-03-23 07:13:13 | 中学1年学級経営案
全ページ目次
2 中学1年学級経営案・四月五日から一週間の仕事
黄金の三日間中学校/06年7月末記

(1) 以下の内容は20年間市内外の教諭と書籍から学んだものである。
   オリジナルの方法論はない。

(2) すべて、教員の知識の獲得と技術の向上は
   すぐれたものの模倣から始まるべきであって、
   自己流は専門職のすべきことではない。


(3) したがって、繰り返すが以下オリジナルの内容はなく、
   言い替えればそのまま模倣していただければかなりの確率で
   「成功する学級経営」のスタートを切ることができるはずである。

(4) 自分のような三流教員の任ではないが、学級経営を
   「好きなようにやってみろ」「最初は失敗してもいいのだ」
   などと言って済ます風潮が二十年続いている。
   なぜか教えないのだ。
   好きなようにやってできるなら教師など必要ない。

(5) 中学3年間の基本は1学年の最初で決まる。
   したがって、以下中学校第1学年の実践記録を残す。

2 四月五日から一週間の仕事
★(02年度から06年度まで毎年繰り返した実例)
(1) 一日目
 ① 朝。
   学級経営案の一日目のページを読み直す。
   生徒の名前を覚えなおす。

 ② 担任発表後。
   クラスに誘導する。
   経営案どおりに進める。

 ③ 経営案は常に手に持つ。
   黒ペンを持つ。
  →「実際の開始時刻を記入する」 翌年の参考になる。
  →「終わった事項の番号を丸で塗る」
  →「指導事項の成功の度合いを花丸、△、など記号で書き込む」
    あとで参考になる。

 ④ 一日目の予定が終わる。
   生徒が帰る。

 ⑤ いろいろ雑務がある。

 ⑥ 落ち着いたら、一日目の経営案を読み直す。

 ⑦ 一日目にできなかった事項を、二日目に書き加える。

 ⑧ 毎日反省会。午後六時ごろ。 
   付きあってくれる相手が学年にいる場合は、
   一日目にできたことを説明しあう。
  「自分の話の内容は何点?」
  「雰囲気は?」
  「生徒の動きは?」
  「○○をし忘れてるんじゃない?」

   という調子で。気づいたことはどんどんメモする。
   二日目にすべきことを確認する。
   これもどっちかが説明するか、説明しあうかする。
   抜けている点、順番を変えたほうがいい点などをどんどん指摘する。
   経営案にメモする。
   1時間か1時間半。
   相手がいないときは、一人で反省する。 

 ⑨ 二日目の準備をする。
  (物をそろえる。プリント類をそろえる。アンケートの集計など)

 ⑩ たいていは、学級通信を書いて終り。午後八時か九時に退勤。

(2) 二日目~三日目
 ① 朝。
   生徒が来る前に、教室を見に行く。

 ② 以下、③~⑩まで一日目に同じ。
   午後八時か九時に退勤。

 ③上に同じ。
   反省会の時間が短くなる。
   六日目あたりに反省会が必要なくなる。
   授業中心になる。

1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
4春休みの準備
5中学1年経営案
6中学校班の組織と役割
7班内仕事分担一覧表
8班の組織と役割
9年間通して行うこと
10年間班組織計画表
11最初の一週間計画
12第1日目
13第2日目
14第3日目
15第4日目
16第5日目
17掃除点検票と使い方(画像あり)
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中学1年学級経営案3 学級経営成功の軸

2011-03-23 07:12:58 | 中学1年学級経営案
全ページ目次
3 中学1年学級経営案・学級経営成功の軸
黄金の三日間中学校/06年7月末記

(1) 最初の三日間で決まる

 ① 学級経営は、四月五日からの三日間で一年間の勝負が決まる。

 ② 三日間ですべき二つのことは「組織を決め」「動き方を教える」ことである。

 ③ 三日間でできないことは、その後取り返すことはできない。
  (ゆるく考えて最初の五日間ですべて決まる。
  三日間で済ませられなかった事柄を、残り二日間で拾うということだ。)

(2) 三日間の指導事項

 ① 「担任が生徒の名前を覚える」以上に重要なことはない。

 ② 「班のメンバーの名前」
  と
  「班の仕事内容」

  を覚えさせることが第二である。
   何も知らなかった私の初任の年、
   クラス解散のとき
   「氏はわかるが名を知らん」
   「誰々さんとは話したことがない」
   状態だった。
   担任が仕組まないとこうなる。
   年度末に調査してみるとよい。


 ③ 「生徒同士のコミュニケーション」を深めることが第三に重要である。

 ④ 「クラスの決まりごと」を示し、納得させることが第四である。

 ⑤ 以上の①~④の指導の中で、担任が指示を出し、激励し、
  生徒の信頼を得ることができれば学級経営は成功である。
  クラス全体を担任が「統括」するのである。  

(3) 四月いっぱいで習熟させる

 ① 最初の三日間でなぞらせた、クラスの決まりごとを、四月中に習熟させる。

 ② そのため、四月は担任だけでなく
   教員すべてがただ二つのことに専念する。
   「時間を守らせる」
   「黙って話を聞かせる」

   ことの二つである。

 ③ 生徒に徹底させるということは、教員がして見せるということだ。 
   「授業開始チャイムの前に教室に入り」
   「決して一秒も(一分ではない。一秒である)授業は延ばさず」
   「黙って聞くに堪えるだけのいい話・いい授業を行う」


(4) 班替えの見通しを持つ

 ① 班替えは、年間の計画に従って行なう。
   班替えの計画がないのは、
   クラスをどう育てるかというビジョンがないということだ。
   「班替え」と「席替え」は全く思想が異なる。
   「席替え」は担任が、生徒の前後左右の人間関係しか考えていない。
   「班替え」は<意図的に><その班の人間関係を深める>ことだ。



 ② 班には、その期ごとに「目標」を示す。
  示す、のであって、考えさせる、のではない。
    それが「教育のための経営」だ。
    「みんなで考えましょう」
    …これはTOYOTAが車の値段を消費者に決めさせるのと同じだ。

   例えば
   「クラスの仕事を覚える」
   「修学旅行の成功」

   などである。
   「目標」は学級経営案に書いておく。

 ③ 班替えにより
  「班長が育ち」
  「班員は仕事を覚える」。
   つまり担任が班長を育て、班員に学級内の所属意識を育てる意識を持ち
   「班替え」を仕組むということだ。


 ④ したがって、効果的な時期にタイミングを逃がさず班を替える。
   学校の年間計画を予想しないと難しい。
    生徒に
    「もう飽きたから席替えしてよ~」
    と言われるたび答えられず、押されて「席替え」する。
    「やっぱり気に入らないからまた替えて~」
    で、おろおろする。ビジョンがないからだ。
    それで、生徒に振り回されてグチャグチャになる。
    4月に「年間班替え計画一覧表」を生徒に示し、
    班替えのたびに、
    「この班の目標は体育祭の成功と中間テスト対策です」
    「解散日は10月25日です」
    といちいち宣言して文書に(学級通信とか掲示物とか)残せばよい。


(5) 三年先を見通す

 ① 学級経営の指導事項は、一年生の四月から常に三年先を見通す。
   一年生の4月5日に担任が、学年教員が、
   三年後の卒業式の日に
   どんな態度で、
   どんな言葉を言い、
   どんな歌をうたって
   中学校を出て行くか
   映像としてくっきりとイメージを持つ。


 ② たとえば
  「行事の決まりは生徒の話し合いで決めさせる」
   ことである。
   そして、
  「自分で決めた以上守らざるをえない状況を作る」。
   話し合いの内容は、その学年その時期にふさわしいものを
   教員が企画する。

 ③ たとえば
  「決まりは徐々にゆるめる」
  ことである。
   一年生の5月の校外行事でいきなりジュースを自由に買わせていたら、
   三年生になったらたまらない。最初は厳しく。
   守れたら信用するスタンスで、徐々に決めさせる壁を高くする。

 ④ 肝に銘じるべきは
   「一年生でできなかった指導は二年生ではできない」

   ということだ。
   一年生で無計画に許した指導、手をつけなかった指導は、
   二年生でやり直すことはできない。
    最もわかりやすく、この三十年間絶えないのは、
    一年生のとき、言うことを聞かなかったらぶっとばし、
    三年生になり、力で越えられて殴り返される崩れ方だ。


(6) システムは学年でそろえる

   どのクラスでも行なうべき指導のシステムは、
   学年の全クラスでそろえるべきである。
   一年生の四月にそろえたシステムは、クラス替えがあっても継続しやすい。
   また、崩れにくい。そして、崩れそうな時にフォローしやすい。

   ①一つ。
    「班隊形の作り方と班の番号」

   ②二つ。
    「班の仕事の作り方」
    班別に一つずつの専門職形式か、
    班内で一人か二人に一つずつのどの班も分業している形式か。

   ③三つ。
    「班の仕事の内容」
    たとえば、班長・副班長・美化・学習など。

   ④四つ。
    「授業評価表」

中学授業指導案かな?教科日誌と使い方    
     単純で分かりやすいものがよい。
     授業が終わるたび、教科係が教壇へ走り訊く。
     教科係「今の授業評価をお願いします。集中度は? 発言は? 私語は?」
     教 員「(集中度は?)Bビー、(発言は?)Aエー、(私語は?)Aエー」  
     一つ一つどんどん聞く。
     教員は「エー。ビー。シー」と言うだけ。
     係は教科日誌に記入する。
     単純なのが良い。
     教科担任に「文で」書いてもらうのはダメ。
     急いでいるしひと言で言うのは難しいから。


   ⑤五つ。
    「掃除点検表」

    過去作ったものの中では最も効率がよい。

   ⑥六つ。
    「HRファイル」
    二穴ファイルと印刷プリントがよい。
    ノートに糊付けするのは時間の無駄。
    手元に保存すべきプリントをファイルさせることもできる。

   ⑦七つ。
    「持ち帰り用クリアファイル」
    学校の配布物をはさみこませる。翌日にはカラになって持ってくる。
    担任はじめ学年教員は、保存プリントは穴を開けて配る習慣をつける。
    生徒は穴の開いていないプリントは
    自然に「クリアファイル」にはさむようになる。
    これは、三年の進路指導の時期に役に立つ。
    進路指導に関する書類の受け渡しの確率が上がるからである。
     これはものすごく良い。
     ただし「翌日カラにして、持ってくる」のは
     デキル生徒だけ。
     できない生徒はクリアファイルがゴミ貯めになる。
     整理できない大人と同じこと。
     だから、週か月に一度担任が整理してあげる。


(7)学級が崩れ始める指導事項

 ①そうじ(略)
 ②SHR(略)
 ③食事(経営案にあり)

 クラスは目の届かないところから崩れ始める。
 だから、四月最初のそうじの日には、細心の注意を払い計画を立てる。
 やり方を教え、それが当然の状態にする。

(8)学級を伸ばすための指導事項

 ①班長選挙(略) 
 ②委員選挙(略) 
 ③学級通信(保護者の信頼・クラスの世論を作る) 
 ④班員通知票(略)
 ⑤合同班長会 ◆年間通して計画的にプラスの指導を行なう。
        ◆生徒の思考力・行動力を育てる。

カテゴリー別目次 ・ 記事一覧

1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
4春休みの準備
5中学1年経営案
6中学校班の組織と役割
7班内仕事分担一覧表
8班の組織と役割
9年間通して行うこと
10年間班組織計画表
11最初の一週間計画
12第1日目
13第2日目
14第3日目
15第4日目
16第5日目
17そうじ点検表と使い方(画像あり)
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中学1年学級経営案4 春休みの準備

2011-03-23 07:12:43 | 中学1年学級経営案
全ページ目次
4 中学1年学級経営案・春休みの準備
黄金の三日間中学校/06年7月末記

(実際は罫線の表にすると便利)

(1)示すのは20**年度一年生の例。
(2)できたものに丸をつけていく。
(3)毎年学校の実態に合わせて書きかえる。

●すでにあるもの
■クラス独自■
・班長黒板チェック丸磁石
・教卓用座席表画用紙
・物置机
・雑巾入れダンボール
・板磁石
・ほうきに貼るシール
・ホワイトボード
・評価用スタンプ
・個人ノート25冊
・カレンダー
■学年共通■
・HRノート記入枠
・HRノートファイル
・教科日誌(ファイルで一冊に)
・パン注用紙
・ラベル(机・椅子・ロッカー・下駄箱)
・出席番号氏名画用紙
・委員ノートとファイル
・朝学習点数記入表
・専門委員の仕事内容
・班別清掃チェック表
■校内で調達■
・掲示物用模造紙
・スティックのり(6)

●購入するもの
・マーカー、マジック
・はさみ(6)
・ホチキス(6)

●作るもの・主にパソコンで
・学級経営案
・学級通信1号
・自己PR名詞カード25枚
・委員やってほしい人記入用紙
・班内仕事分担わく
・一日の生活の流れ
・班(日常・日直)の仕事一覧表
・司会用SHRプログラム
・レク計画と内容
・掃除方法(場所別)
・そうじ個別評価表
・時間を守る表(週毎)
・集合点検認定証
・日課時間表
・授業時間割表
・HRノートまとめ表紙
・班内掃除分担冊子(四冊)
・掃除場所磁石四種類
・会話チェック冊子
・名札かけ厚紙
・提出物チェック名簿
・掲示物計画
・欠席連絡相手名簿
・欠席連絡カード

●作業
・机の位置マーク
・ほうきに場所貼り付け
・学級委員会活動計画
・選択授業年間計画
・授業計画
・四月の指導一覧表
・四月一週目指導確認

1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
4春休みの準備
5中学1年経営案
6中学校班の組織と役割
7班内仕事分担一覧表
8班の組織と役割
9年間通して行うこと
10年間班組織計画表
11最初の一週間計画
12第1日目
13第2日目
14第3日目
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中学1年学級経営案5 中学1年経営案

2011-03-23 07:12:30 | 中学1年学級経営案
全ページ目次
5 中学1年学級経営案・中学1年経営案
黄金の三日間中学校/06年7月末記

20**年4月4日
●期間
20**年4月5日~20**年3月25日(約200日間)

●生徒<1年*組第1期座席表>
( )人(男  人、女  人)

●方針
*基本として、その期ごとの目標を決め、指導のポイントを絞る*

●生徒に提示する学級方針

 ①自分たちの生活を自分たちの力で行なう。(自分のことは自分でする)
 ②授業に真剣に取り組む 。
 ③他人を思いやる。

(1)安全と安心を守る。
   …危険といじめがなく、安心して生活できる。

(2)中学生として最低限の生活態度を身に付けさせる。
 ①「時間を守る」
 ②「黙って話を聞く」
 ③「授業を集中して受ける」

(3)発展的な活動を行う力を身につけさせる。
 ①「SHRを自分で進められる」
 ②「掃除をサボらず、時間内である程度きれいにできる」
 ③「班の係りの仕事がきちんとできる」
 ④「行事でベストを尽くしクラスの一体感を味わう」

(4)授業をきちんと行う。

(5)言ったことはする。できないことは言わない。

(6)先手を打ち、方針と予定は明確にしておく。
   ・・・つけいらせる隙を作らない。
   悪い情報は早く予告する。いいことはぎりぎりに言う。

(7)「班長」と「学級委員」の力をつける。

(8)その他心構えとして
 ①一人一人が自分の成長を意識できるように心がける。
 ②いつも前向きで挑戦する意識を育てる。
 ③なんでも一生懸命行う態度を育てる。
 ④結果より過程を重視させる。
 ⑤班の期ごとに目標設定をはっきりさせて、
  全体の向かう方向をいつも明らかにする。
 ⑥家庭との連絡を十分に取る。
 ⑦見返りは期待しない。しかし、寄り添う気持ちも持つ。
 ⑧提出物、忘れ物指導には細かくあたる。

1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
4春休みの準備
5中学1年経営案
6中学校班の組織と役割
7班内仕事分担一覧表
8班の組織と役割
9年間通して行うこと
10年間班組織計画表
11最初の一週間計画
12第1日目
13第2日目
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中学1年学級経営案6 中学校班の組織と役割

2011-03-23 07:12:15 | 中学1年学級経営案
全ページ目次
6 中学1年学級経営案・中学校班の組織と役割
黄金の三日間中学校/06年7月末記

(1)班の組織と役割(組織は生徒数と学年の方針により変える)

①班組織

 (ア)四班編成(7人×2班。6人×2班)
 (イ)男女混合
 (ウ)第一教室(男子1人。女子1人。それぞれ七人班に編入)

②班で行うこと
 
 (ア)掃除をする。
 (イ)弁当を班隊形で食べる。
 (ウ)係りの仕事をする。…「教科別学習係」「班内の四種類の仕事」

③班内の仕事分担

(ア)班長
 1(日直)SHR司会。
 2(日直)「授業始めと終わり」「食事」の号令。
 3 班ごとにいただきますをする。
 4(日直)「朝:今日の目標」「帰り:目標の反省」を発表する。
 5そうじの指示。
 6班会議司会。

(イ)副班長
 1(日直)朝、出席簿と学級日誌を受け取る。
 2(日直)学級ポストのプリントなど配付。
 3 提出物回収。
 4(日直)欠席、遅刻、早退の板書。
 5(日直)授業評価を帰りSHRで読みあげる。
 6(日直)黒板日付の書き換え。
 7(日直)学級日誌記入と提出。

(ウ)食事係
 1(日直)朝SHR前に、パン注文を取る。
 2(日直)パン牛乳をパンコーナーにとりに行く。
 3パンと牛乳とストローを班員に配る。
 4牛乳パックの回収・洗浄してかごに入れる。
 5(日直)牛乳パックとかごを返しに行く。

(エ)美化係
 1(日直)各授業の黒板消し。
 2そうじの始めのメンバー確認。
 3そうじ反省会司会。
 4「清掃ノート」記入。提出。
 5(日直)週末、黒板クリーナー洗い。

(オ)学習係
 1授業の先生を授業の前に呼びに行く。
 2授業が終わったらすぐに「授業評価」を聞く。教科日誌記入。
 3授業が終わったらすぐに「次回の授業の持ち物」を聞く。教科日誌記入。
 4そうじのあとに、サイド黒板に明日の授業の持ち物を書く。
 5(日直)帰りSHRで授業の持ち物発表。

1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
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中学1年学級経営案7 班内仕事分担一覧表

2011-03-23 07:12:02 | 中学1年学級経営案
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7 中学1年学級経営案・班内仕事分担一覧表
黄金の三日間中学校/06年7月末記

(実際は罫線表)
  ○は毎日すること。
  ●は日直又は担当の日にすること。

■班長
 ○班ごとにいただきます
 ○そうじ指示
 ●SHR司会
 ●授業と食事の号令
 ●今日の目標と反省発表

■副班長
 ○提出物回収
 ●出席簿・学級日誌受け取る
 ●学級ポストの物を取り配布
 ●欠席遅刻早退の名前板書
 ●授業評価を読む
 ●黒板日付書き換え
 ●学級日誌記入提出

■食事係
 ○パン牛乳ストロー配る
 ○牛乳パック回収と洗浄
 ●朝SHR前パン注取る
 ●パン牛乳を運ぶ
 ●牛乳パックとかご返却

■美化係
 ○そうじ始めメンバー確認
 ○掃除反省会司会
 ○清掃ノート記入提出
 ●週末黒板クリーナー洗い

■学習係
 ○授業前先生を呼びに行く
 ○授業後評価聞く
 ○次回持ち物聞く
 ○サイド黒板に持ち物書く
 ●担当授業後黒板消し
 ●帰SHRで授業持ち物発表

1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
4春休みの準備
5中学1年経営案
6中学校班の組織と役割
7班内仕事分担一覧表
8班の組織と役割
9年間通して行うこと
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中学1年学級経営案8 班の組織と役割

2011-03-23 07:11:47 | 中学1年学級経営案
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8 中学1年学級経営案・班の組織と役割
黄金の三日間中学校/06年7月末記

(ア)仕事のやり方は、一つ一つていねいに教える。

(イ)日直班の仕事チェックは、必ず毎日行なう。
   (さよらなら後、教卓前で)

(ウ)班の期ごとの目標と、解散日時を明らかにする。
   (掲示物にする)

(エ)総括をこまめに行う。
   (最低でも、班替えごとに。何を目指すか。
    できなかったことと、できたことを明らかにする)

(オ)班替えは予定の日を持って行う。ただし、問題が重くなった場合は考慮する。

⑤班長選
(ア)班長選は立候補を取る。

(イ)八人以上立候補。班長四人・副班長四人を分担する。
   人数が多い場合「選挙」か「ジャンケン」で決定する。
   決め方はクラス全体の話し合いで決定。

(ウ)演説は必ずさせる。

⑥班長の権限
(ア)班のメンバー決定をできる。

(イ)班員の座席を決定できる。

(ウ)班の場所を決定できる。

(ウ)ただし、クラス全体のバランスと、班員の気持ちを考える。
   (授業態度。そうじ。班の仕事。雰囲気)

(エ)毎週のそうじ場所を、班員の意見を聞きながら決定する。
   (じゃんけんなどで)

(オ)班で話し合ったり、決めたりする時の中心になる。

(カ)そうじの指示ができる。
   (班員は従わなくてはならない)

(キ)SHRの司会ができる。
   (班員は従わなくてはならない)

⑦班長会
(ア)クラスの期目標の提示。
   (指示と評価を与える。班長に担任がどこまで望んでいるかを伝える。
    目ざすものを擦りあわせていく)

(イ)班員個別の様子を見させ評価させる。
   (「一分間班長会」をこまめに行う。班長のクラスに対する見方と考え方を育てる)

(ウ)企画したいことの事前相談。

⑧合同班長会
(ア)学年の合同班長会を、行なう。

(イ)新しい班を編成した時、行事の前(できれば後も)に行なうのを原則とする。

(ウ)班長としての考え方、班の役割を教え、行事の目標と成果を明らかにする。

1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
4春休みの準備
5中学1年経営案
6中学校班の組織と役割
7班内仕事分担一覧表
8班の組織と役割
9年間通して行うこと
10年間班組織計画表
11最初の一週間計画
12第1日目
13第2日目
14第3日目
15第4日目
16第5日目
17そうじ点検表と使い方(画像あり)
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中学1年学級経営案9 年間通して行うこと

2011-03-23 07:11:33 | 中学1年学級経営案
全ページ目次
9 中学1年学級経営案・年間通して行うこと
黄金の三日間中学校/06年7月末記

(2)年間通して行うこと
 ① 班員通知票
 ② 今期班の自己評価
 ③ 学級通信(家庭に確実に渡させる。)
 ④ 個人ノート
 ⑤ 点検による、そうじ場所決定。(ベル席。そうじ点検。忘れ物。)
 ⑥ 朝の読書(学年で統一して。朝のSHRが終わり次第読み始める。
   読書記録をつけさせる。そのたびに回収)
 ⑦ テスト前朝学習。(朝の読書と入れかえで)
 ⑧ HRノートチェック。
  (定期テストごとに、まとめさせて保護者の認印をもらう。)
 ⑨ (五色百人一首)

(3)クラスの達成目標
 ① 期ごと、週ごと、日ごとの小さな目標を常に意識させる。
 ② 期ごと、班替ごとに総括してできたこと、
  できなかったことを明らかにする。

(4)SHR
 ① 担任が着く。
 ② 班長に司会のやり方を教え、放課後などに練習させる。
 ③ 取り組みは「自己評価」「見学」などを、一学期後半と中盤に企画したい。

(5)そうじ
 ① 週ごとに場所を替える。ただし四月は半週でかえて一巡させる。
 ② そうじ場所は、「ベル席」「忘れ物」の数によって選ばせる。
 ③ 一緒に行う。
 ④ 着替えのあと、メンバー点呼を行なう。
 ⑤ 仕事分担をはっきりさせる。
 ⑥ 反省会では「今日やった仕事」「その自己評価」を全員が言い、
  班長は最後に「班員全体の評価」も言う。
 ⑦ 監督教師が「個別評価」を記録していく。
 ⑧ 三者面談、通知表の中で、そうじについての具体的な評価を
  本人と家族に伝える。

(6)そうじ個別評価表様式(別紙)


(7)昼食
 ① 食べ始めをそろえさせる。
 ② 一人でも着席していなければ号令をかけない。号令の前に食べはじめない。
 ③ 日直班長が「全員そろったので、班長は食事を始めてください」と言う。
  各班長は班ごとに号令をかけて「いただきます」をする。
 ④ ごちそうさまは、クラス全体でそろってする。
 ⑤ 終了チャイム(通常1:00)が鳴る前にはごちそうさまはしない。
 ⑥ ごちそうさまの前には、立ち歩かない。
  (手洗い・ごみ捨て・牛乳パック片付け・ストロー片付け)
  体調が悪い時だけは先生に言う。

(8)忘れ物と提出物
 ① 提出物は締め切りの日を明示する。(板書。掲示。通信など)
 ② 〆切の日の翌日にも忘れたら、再登校。
 ③ 度重なる忘れ物、未提出については、家庭に連絡し、協力を求める。
 ④ 提出物は名前順に集める。すべての授業で同じ。
  上に丸ばつをつけた名簿を置く。

(9)遅刻と欠席と欠課
 ① 欠席の連絡は8:20までに、保護者が学校に電話する。
  (本人の電話は受け付けない)
  又は、生徒手帳に保護者の欠席連絡を書いてもらい友達に渡す。
 ② 8:25分に、教室で着席していない場合は、遅刻とする。
  (朝の体操服の着替えはSHRのあと・更衣室、保健室にいても遅刻)

(10)集合点検(学年)
 ① 「朝礼」「集会」は、すべて集合点検を行なう。
 ② 班ごとに順位を発表し、退出順を決める。

(11)学級通信
 ① 気楽に出す。無理しない。
 ② 「世論形成」「家庭とのつながり」「担任を理解してもらう」
 ③ 通信と配付物が家庭に届いているかどうかの確認を、時々行なう。
  (プリント類全般についてのアンケートを回収する)

1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
4春休みの準備
5中学1年経営案
6中学校班の組織と役割
7班内仕事分担一覧表
8班の組織と役割
9年間通して行うこと
10年間班組織計画表
11最初の一週間計画
12第1日目
13第2日目
14第3日目
15第4日目
16第5日目
17そうじ点検表と使い方(画像あり)
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中学1年学級経営案10 年間班組織計画表

2011-03-23 07:11:19 | 中学1年学級経営案
全ページ目次
10 中学1年学級経営案・年間班組織計画表
黄金の三日間中学校/06年7月末記
(1)第一期班目標<4月>期限5月7日
  ★組織する
  「時間を守る」
  「話を黙って聞く」
  「生活の流れを覚える」
  「仕事を覚える」
  *クラスに広めたい言葉・なくしたい言葉アンケートと掲示
(2)第二期目標<5・6月>
  ★定期テストと学年行事
  「中間テスト」(初めての定期テスト。規律を徹底させる)
  「SHRを進められる」
  「十分間読書スタート」
  「社会見学の成功」…第一教室の参加の仕方
  「期末テスト」
(3)第三期目標<7・9・10月>
  ★体育祭
  「学年集会の成功」
  「体育祭の成功」
  「中間テスト」(授業評価の見直し)
   →体育祭後、卒業式合唱練習の取り組み
(4)第四期班目標<11・12月>
  ★学級活動の充実
  「授業評価の向上」
  「SHRの取り組み」
  「忘れ物の取り組み」
  「期末テスト」
  「学年集会の成功」…合唱発表会
  *安全点検アンケート実施
(5)第五期班目標<1・2・3月>
  ★自治力とまとめ
  「日常生活」
  「社会見学の成功」…二年次キャンプの有無も検討
  「学年集会の成功」…進級集会としての位置付け
  「クラス解散会」


1試す価値
2四月五日から一週間の仕事
3学級経営成功の軸
4春休みの準備
5中学1年経営案
6中学校班の組織と役割
7班内仕事分担一覧表
8班の組織と役割
9年間通して行うこと
10年間班組織計画表
11最初の一週間計画
12第1日目
13第2日目
14第3日目
15第4日目
16第5日目
17そうじ点検表と使い方(画像あり)
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