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20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

中学国語指導案・主張発表「書く力」「発表する力」評価項目

2015-09-29 22:14:12 | 中高国語など指導案
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2015-09-29up
中学国語指導案・主張発表「作文」「発表」評価項目
主張作文提出日と評価項目
[提出日] 2015年9月1日(火)・朝8:30・国語係などが・出席番号順に集める 
     → 放課後職員室国語の先生(   )へ
※1日遅れるごとに1点減点。
  最大マイナス4点。
※9月4日(金曜日)に完成していない人は、4日の放課後、教室に残して書かせ(写させ)ます。

<書 く 力>[評価25点満点] 
★3枚以内(1行もはみださない・収めるのも作文の力)

[禁止内容] 
下ネタ・残酷・法に触れる内容・誰かが嫌な思いをする内容(悪口など)=書き直しをさせます

E  =書かない・提出しない(0点)
D  =1行以上20行まで書いた(3点)
C  =21行以上39行まで書いた(5点)
    ★見本をそのまま視写する(写すのも大事な勉強)(5点)
B  =40行以上120行以下まで書いた(10点)
A  =B+優れた説得力・文章力がある(15点)
AA =A+特に優れた説得力・文章力(20点)
AAA=AA+心を打つほどの内容や文章力(25点)

<発表する力>[評価50点満点] 
★A=10点・B=5点・C=2点の予定:発表の様子を見て考慮する

1 声の大きさ A・B・C      
   [教室の後ろまではっきり聞こえる]

2 読む早さとなめらかさ A・B・C 
   [適切な速さでなめらかに読む] 

3 態度 A・B・C         
   [堂々として恥ずかしがらない] 

4 視線 A・B・C 
   [スミを押さえ全体に向かい話す]             
   [原稿だけ見ず聞く人に向かい話す]

5 説得力 A・B・C        
   [間(ま)の取り方・強弱のつけ方]             
   [テンポの変化せりふがある場合の言い方などの工夫]
以上<書く力><発表する力>評価項目2011年7月作成
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一番出来ない子をできるようにさせる授業スタンダード

2015-09-29 21:05:03 | 2015年度雑記
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2015-09-29up
先日2年生の学年主張発表会が済んだ。
学年で10人発表した。
その後、全校発表のために4人選ぶシステムだ。
2人はすぐ選べた。
あとがわからない。
同じ学年の新採用教諭にまかせようと思ったが、そのかたも誰でも同じレベルだと言う。
声の力、立ち方、全員を見てスミを押さえる視線。

どれも、普通の教員の「授業」を上回っている。
なぜか。
教員は習わないし覚えないからだ。

その2年生が去年はずっと下手だった。
学年発表者も、10人ではなくて6人だった。
10人も代表を選べる状態ではなかったからだ。
僕の指導も悪かったし、他に原因もあった。

でも、持ち上がって指導すれば生徒の力は上達する。
それが、改めてわかった。
今の会社で、中学生を持ち上がるのは初めてだからなおさらだ。

過日、大金を払って授業研修会に行った。
講師のK教諭は言った。
「クラスで一番出来ない子が
 どうやったらできるようになるか。
 常に考えながら授業している」
「できる子は、
 何もしないでもできる」

心がスッとして帰ってきた。
俺は間違っていない。俺は間違っていない。
生徒にとって価値ある教師は、皆、そうやって授業をしている。

中学2年の主張発表も同じだ。
毎日毎時間、一番苦手な生徒がどうしたらできるようになるかを考え続けた。
そして、2年生全員の「発表する力」が上がった。

塾のようにトップの一人だけを有名校に合格させるお勉強とは志が違う。

30分後追記)
塾は塾でやればよい。
世界にない塾・予備校も日本には必要だ。
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塾講師は義務教育を担えるのか

2015-09-28 22:04:37 | 2015年度雑記
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2015-09-28

仮に戦争が終わったとする。
また仮に大震災が収まったとする。
学校が始まるとする。
「子供」を集めることができるようになった。
「教師」は、何をするのか。
部活をするのか。
文化祭をするのか。
遠足に行くのか。
そんなはずはない。
「授業」をするのだ。

授業とは何かということだ。
シリーズ2があるかどうかはわからない。
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『天国の奴隷よりも、地獄の自由を選ぶ』記事拡散

2015-09-24 21:13:12 | 2015年度雑記
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2015-09-24up
『天国の奴隷よりも、地獄の自由を選ぶ』2015年09月23日
by 公立中学校 部活動の顧問制度は絶対に違法だ!!


僕の頭のメモには、こんな言葉がある。
「臆病者には自由の空気は耐えられない」
  自分の頭で考えられない人間にとって、自由は恐ろしい。

「奴隷状態の幸福(『O嬢の物語』より)」
  という幸せのかたちもある。
  意外と多い。
  公私教員にはきっと多い。

「日本人の7割は、同調圧力に屈する」
  明らかに長さの違う線分A・B・Cがある。
  Bと同じ長さの線分Dを示す。
  「Dと同じ長さはどれ?」
  6人のサクラに「Aです」と答えさせると、7人目は「私もAです」と答える。
  日本人の10人に7人が「私もAです」と言う実験結果があるそうだ。
  世界で異常に高い同調率なのである。
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自分自身の指導スタンダードが変わるということ

2015-09-23 20:49:22 | 2015年度雑記
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2015-09-23
「2015-09-20再up 中学生主張発表どう評価するか」記事を自分で眺めてみる。
あのとき僕は、こういうことが新しいと思っていたのか、と思う。
ずいぶん大げさに書いているな、と感じる。

今では当たり前の指導方法、当たり前に生徒が到達する能力ばかりだからだ。

初めて挑戦して、できるようになると自分自身の指導基準が変わる。
「当たり前」の水準が上がる。

当時は「こんな主張指導はもうできないだろう」と思った。
しかし、冷静に「発表評価メモ」を比べると今年の発表のほうが上のようだ。
生徒の姿を思い浮かべても、全員のレベルが上がっている気がする。
中学1、2年とも「底上げ」されているし「上位生徒のレベル」も上がった。

漢字指導も、作文指導も、討論も同じことだ。
生徒が到達するレベルを、高くイメージすることができれば指導も変わる。
だから、まず、始めなければ。

できるようになって嬉しいのは、教員も生徒も同じだ。
(今年の様子・感想などはいつかupする予定です)

追記)しかしですね。
   「作文」を宿題に出すのは、本当にダメです。
   特に夏休みはダメ。
   なにしろ、自分で書いたかどうか誰にも証明できないのですから。
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中学国語指導案・中学生主張発表どう評価するか2011

2015-09-20 19:14:18 | 中高国語など指導案
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2015-09-20再up
中学国語指導案・中学生主張発表どう評価するか2011
作成日20111013:
国語サークル提案で、どのような指導で主張が上達したのか、
という感想・質問が複数あった。
提案記事1回目に、指導内容が載っているが、少し付け足して一記事とする。

中学1・3年生共通・7月夏休み前
▲1▲評価項目「書く力」25点「発表する力」50点内容を読み聞かせた。

▲2▲見本作文、各学年3点ずつ読み聞かせた。

▲3▲作文枚数を限定した。
(400字詰め2枚以上、3枚以内。去年までは自由。
作文は短いほど難しい。字数を限定するほど作文力は身につくからだ)

▲4▲発表の見本を見せた。
 (「スミを押さえる」とはどういうことかを強調した。
  原稿だけを見ていては、相手に言いたいことが伝わらない。
  聴衆全員が「自分に向かって話してくれている」と感じるためのコツが、
  「スミを押さえる」
  ことだ。
  教室、集会室、体育館など会場や人数がどう違っても同じだ。
  自分から見て聴衆の、
  右後ろ、左後ろ、左前、右前の四人に順に
  「目を合わせながら」
  読む。
  プロなら、聴衆全員に100人でも500人でも一人0.2秒ずつ目を合わせながら話すという。
  だが、事実上初めて
  「聴かせるとはどういうことか」
  指導を受ける生徒にそこまで求めるのは無理だ。
  たとえ、機械的であってもやってみればわかる。
  スミを押さえて、原稿3枚を読むだけでも大変なことだ)
 
 (「聴かせる気持ちを伝える」声と表情を見せた。
  説得する、聴かせる、印象に残す、心を動かすためには「力強さ」が必要だ。
  声の強さ、視線の強さ、態度が毅然としていること、言葉に迷いがないことだ)

 (「スミを押さえる」
  「聴かせる気持ちを伝える」
  ことのどちらも、いくら方法を説明しても理解はできない。見本を見せるしかない。
  僕は見本作文「試練」を読み聞かせた。暗記はしていなかった。
  特に中学3年生は5人ほどが、手元の見本作文は一切見ずに、僕の顔と態度を見つめた。
  見つめたと言うより、僕の腹の中に食い込んでくる感覚だった。
  2分少しの原稿を読み終わって、僕はヘトヘトになった。
  「こんなに真剣に聞いてくれるとは思わなかった。
  二つ目の見本作文を同じ調子で読むことは、もうできない。勘弁してほしい」
  そう言って、残り二つの見本作文を読み聞かせた)
 
 (ブログの作文指導記事で度々書くが、「作文には必ず見本が必要」だ。
  優れた見本、目ざす高さを知らずに、良い作文を書けるはずがない。
  主張や発表も同じだ。
  教員が見本を見せなければ、世の中で他に見せられる人は誰もいない。
  アナウンサーはひどい。
  政治家はもっとひどい。
  教員の集会の話や、説明会での話、指導主事の講評などは残念だが見本にならない。
  たいてい、「えー、あー、うー」を二十回から百回くらい繰り返す。
  情熱も、間の工夫も、スミを押さえる技術も見ることはできない。
  講義や講習で、野口芳宏氏、大森修氏、大村はま氏の話を聞くなら良い。
  聞いていて体が震える講義だった。
  大村はま氏など、三十年近くたってもその立つ姿を忘れない。
  こういう話を、生徒に見本を見せる立場なら、年に一度は聞かなければならない。
  年に一度、野口先生のような話に出会う確率は非常に低い。
  だから、探し求めて通わなければならない。
  今の僕はしていない。反省している……でも、もう通うお金がないのです)

▲5▲「見本作文を視写して提出しても良い」こととした。
 「写すのも大事な勉強」と評価項目に強調して記入。
 (宿題代行業者についても、ブログの記事で強調した。
  ひどい話だが、ビジョンのない宿題が多量に出される現状を見ると、
  つけこまれるのもやむを得ない と思う瞬間もある。
  代行業者に400字一枚5000円も払って書いてもらい、1ミリも学力がつかないのに比べたら、
  「視写すること」
  は千倍価値がある。
  「写すのは大事な勉強」
  だと、写さなければできない生徒だけに伝えてはならない。
  クラス全体の前で力強く宣言しなければならない。
  写してきた生徒を、少しでもからかったり馬鹿にしたりしたら、僕が許さない。
  そうはっきり伝えることだ。
  それによって、本当に苦手な生徒は安心する。
  きちんと写して、締め切りの日時にちゃんと提出する。
  読む練習をたくさんして、クラス主張の日には、50点満点で40点前後取る生徒もいた。
  「書く力」と「発表する力」は全く異なる能力だ。
  書ける生徒は全力で、あるいはギリギリにやっと書く。
  どうしても書けない生徒は、丁寧に視写して提出する。
  それでよい。
  三年間、視写だけ続けても、原稿3枚以上の卒業文集を一発合格できるようになる)

▲6▲提出日・提出時刻・提出方法を具体的に記述・指示した。

▲7▲「評価項目」「提出日」「減点方法」を提出用作文用紙に印刷した。
 (書かない・提出しないのは「評価E」で0点、とはっきり明記する。
  「聞いてねえよ~」と決して言わせない。
  書かせる前に、評価項目と点数を伝えなければならない。
  これは、十年くらい前から始めた。
  指導は常に先手を打つ。
  今、僕が教えている生徒に、無視して書かない生徒も、暴言を吐く生徒もいない。
  だが、平常時、平和な時に、きちんと危機管理をしておくことだ。
  荒れ始めてから急に、「出さなかったら0点にするからな」と言い始めても遅い。
  そんなことを言い始めても提出はしないし、「ふっざけんなっ!」と罵られる。
  また、今回もいつも通り「一日遅れるごとに1点減点」とした。
  提出物はすべてそうしている。
  だが、主張は発表会に間に合わせなければならない。
  また、ズルズルと未提出の夏休み宿題を放置するのは、生徒になめられる。
  「この先生は、言ってもどうせ、やらせないのだ。平気じゃん」
  と思われる。
  これを続ける人は、授業でどんどん生徒の態度がダレていく。
  一時が万事だ。
  もとい。そこで、今年は初めてこう書いた。
  「一週間後に出さない人は、教室に残して書き終わるまで帰さない」
  中学1年生が一人、一週間後にギリギリ中途半端だが書き終わって出した。
  中学3年生が二人、一週間後に教室に残って書き、あるいは視写した。
  クラス全員が一週間後には提出を済ませた。
  その間の授業中の発表練習は、僕の見本作文を貸して使わせた)

▲8▲作文テーマを予想させた。
 (これは僕は軽く。どうせほとんどの生徒は夏休みにギリギリ考えるものだ。
  また、良く出来る生徒はすでに決めている。
  中学3年で組んでいる国語科教諭は、素晴らしいテーマ指導をなさった。
  図書室で十分に時間を使い調べさせた。僕には真似できない)

中学1年生・9月に計6回
■1回目・6日(火)
 1座席で2分間読み練習
 2コンビで一度ずつ交代読み・アドバイス
 3主張評価項目読み聞かせ
■2回目・7日(水)3校時
 1座席で1回読み練習
 2班内発表会
  ①一人立ち班員に1分間読み聞かせ・4班同時
  ②付箋にアドバイスを書き発表者に渡す
■3回目・7日(水)4校時
 1班内発表会・付箋にアドバイスを書き発表者に渡す40分間
■4回目・9日(金)
 1模擬発表会(全員)
  ①教卓前で一人30秒間だけ読む
  ②教師が[大きさ][早さ]だけそれぞれA・B・C即評・助言なし
  ③他の生徒全員は、花◎・◎・○・△・×記号と「ひことこアドバイス」記入
■5回目・12日(月)
 1班内発表会・付箋にアドバイスを書き発表者に渡す(一人2分間×6人)
■6回目・13日(火)
 1全員壁に向かいぐるりと立ち2分間壁に読む
 2教室真ん中の教師に向い3分間読む
 3座席でコンビ30秒ずつ交代読み・二つ褒める
 ★1年クラス主張発表会14日(水)3・4校時・24人全員(欠席1)

中学3年生・9月に計5回
■1回目・6日(火)3校時
 1主張評価項目読み聞かせ
 2座席で1回読み練習
 3コンビで一分間ずつ読み合いアドバイス
 4班内発表会(2人だけで終了)
  ①一人立ち班員に2分間読み聞かせ・4班同時
  ②付箋にアドバイスを書き発表者に渡す
■2回目・6日(火)4校時
 1班内発表会(3人目から6人全員まで・25分間)
  ①一人だけ立ち班員に1分間読み聞かせ・4班同時
  ②付箋にアドバイスを書き発表者に渡す
■3回目・7日(水)
 1模擬発表会①(14人まで)
  ①教卓前で一人30秒間だけ読む
  ②教師が[大きさ][早さ]だけそれぞれA・B・C即評・助言なし
  ③他の生徒全員は、花◎・◎・○・△・×記号と「ひとことアドバイス」記入
■4回目・9日(金)
 1模擬発表会②(残り9人)
  ①教卓前で一人30秒間だけ読む
  ②教師が[大きさ][早さ]だけそれぞれA・B・C即評・助言なし
  ③他の生徒全員は、花◎・◎・○・△・×記号と「ひとことアドバイス」記入
 2コンビ2分30秒間交代読み・アドバイス
■5回目・12日(月)
 1班内発表会(一人全文)
  ①一人だけ立ち班員に2分間読み聞かせ・4班同時
  ②付箋にアドバイスを書き発表者に渡す
 2クラス主張発表の順番決定(ジャンケン)
 3発声練習
 (かっきっくっけっこっこっこっ ぱっぴっぷっぺっぷっぷっぷっ)
 ★3年クラス主張発表会13日(火)3・4校時・21人
           14日(水)残り3人(欠席1)

以上が授業中の指導。
学年発表に選ばれた生徒は更に家で50回から80回程度練習している。
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おかしいだろ、これ。新潟県弁護士会会長コメント

2015-09-19 23:46:41 | 2015年度雑記
カテゴリー別目次 
2015-09-19
新潟県弁護士会 - 声明・意見書 2015(平成27)年9月19日

•新潟県弁護士会会長コメント.pdf(上の意見書同ページ)
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「そもそも国民に主権があることがおかしい」

2015-09-19 23:29:35 | 2015年度雑記
カテゴリー別目次 
2015-09-19
西田昌司・自民党副幹事長
「そもそも国民に主権があることがおかしい」

2015年9月17日
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あんたは俺の言うとおりに

2015-09-19 00:25:23 | 2015年度雑記
カテゴリー別目次 2015-09-18up
ふた昔以上前、三代続けて校長になったのを誇る一族がいた。
名を赤海(仮名)という。
たかが校長と名がついたとたん、自分の実力まで十倍になったと勘違いする種族だ。
学歴、虚名を誇るものにはこんなのが多い。
教員は親が教員というのがざらだから、赤海のような勘違い一族がいくつもいる。

ある年、僕の右隣のデスクに十歳上の社会科教諭K氏が座った。
ある日、赤池がK氏に何か言いに来た。
K氏は静かにひと言答えた。
赤海は血相を変えて、怒鳴った。
「あんたは、俺の、言うとおりに、してればいいんだよっ!!!!」

あんたはおれのいうとおりにしてればいいんだよ。

僕のとなりで、五十代後半の男が、四十代後半の男に、職員室で怒鳴りつけたのだ。
低能とはこのとことか。
しつけられていない中学1年生並みだった。
こんな下らない年寄りもいるのだなと思った。

残念なことだが、その後両手の指で足りないほど、赤海以下の名ばかり校長を見た。

気づかずに偉くなったと勘違うあまりに多くのジジの憐れさ

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原稿が持てないほどに震える手

2015-09-17 20:25:55 | 2015年度雑記
カテゴリー別目次 
2015-09-17up
「連休に、たっ、ぷり、と、練習してきました」
廊下で会って僕が訊くと、1年生の生徒が答えた。
主張が苦手だとメモし続けた生徒だ。
天使の笑顔だった。
そうか。良かった。
だが本番で、その生徒の両手は、教卓の上でブルブル震えた。
両手で持つ原稿用紙を、震える手で何度も何度も持ち替える。
持ち替えても止まらないまま主張は終わった。

「足が震えちゃいました」
授業が終わると、2年生の一人が言いに来た。
「わかってたよ。途中で両足を肩幅に広げて、立ち方変えたじゃん」
たった三十人以下の教室でも、発表する生徒の足は震えている。

下らない大人の支配する国で生徒はちゃんと育っているよ
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