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20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

東日本大震災45阪神大震災17日発生から17年

2011-03-20 05:33:04 | 東日本大震災
2011/1/18up全ページ目次
東日本大震災45阪神大震災17日発生から17年
作成日2012年1月18日

201201130303震災ボランティアピークから9割減被災3県
■東北の被災3県で活動するボランティアの人数が、ピーク時の10分の1まで減少
■今月1日までに3県で災害ボランティアセンターを介して活動した人は89万8700人。
ピークだった昨年の大型連休には1日1万人以上が活動
■夏休みにいったん増えたが、減少傾向は変わらず、12月18日以降は1千人を割った。
■1995年の阪神大震災では、10カ月間で134万人(兵庫県推計)が被災地で活動
1日当たりは直後の約2万人がピークで、10カ月後は約600人まで激減
■東日本大震災では発生直後、
被災地までのアクセスの悪さとボランティア自粛を求める動きで人数が伸びなかった。
その後の減り方が阪神大震災と比べれば相対的に緩やかなのは、
被災地が圧倒的に広いことと、継続的な支援をする人が増えたためとみられている。


201201131830東日本大震災の都道県別被害者数
     死者   行方不明者
北海道    1       0
青森     3       1
岩手  4667    1368
宮城  9506    1805
山形     2       0
福島  1605     217
東京     7       0
茨城    24       1
栃木    24       1
群馬     1       0
千葉    20       2
神奈川    4       0


201201131842昨年の原発稼働率38パーセント過去最低レベル原産協会調査
■2011年の国内の商業用原発54基の設備利用率(稼働率)は38・0%
■10年の68・3%から大きく低下
(HYOKO:でも日本人は生きている)


201201171221東日本大震災で1・17の意味が大きく変化
■6434人が犠牲になった阪神大震災は17日で、発生から17年を迎えた
■「東日本」では、「阪神」以後に国や阪神の被災地が培ってきた
防災力や被災地を支援する力が、途上であることを見せつけた。
大津波への備えは十分ではなく、被災地が広域になった際の支援の難しさも明らかになった。
■長男を亡くした神戸市灘区
堂内有香さん(52)
「昨年の東日本大震災では胸が詰まりました。壊れた心の傷は一生ふさがらない。
それでも頑張って生きることが長男への一番の供養になる」

201201171800阪神大震災17年東日本遺族へ届けた希望
■6434人が犠牲になった阪神大震災
17日、発生から17年の朝を迎えた。

地震が起きた午前5時46分の時報とともに鎮魂の祈り
■東日本大震災
死者・行方不明者は計1万9238人
今も33万人以上が避難生活

■神戸市中央区の東遊園地
「阪神淡路大震災1・17のつどい」があり、約5000人(午前7時現在)が訪れた。
■阪神大震災で長男健介さん(当時21歳)を亡くした
「1・17のつどい」実行委員長、白木利周(としひろ)さん(69)
昨年3月15日、仲間と東北の被災地を目指した。
「今、16年前の恩返しをしなければ、いつするのか」
救援物資を送り、震える足をたたきながら、被災地を10回以上訪れた。


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東日本大震災44買いだめ行動はどの程度あったか

2011-03-20 05:33:03 | 東日本大震災
2011/1/12up全ページ目次
東日本大震災44買いだめ行動はどの程度あったか
作成日2012年1月12日

201201071401震災時3から4割が買いだめ被災地除く東北・関東
■東日本大震災時、「買いだめ」行動はどの程度あったのか。
約6400人を調べた
■東北地方では
インスタント・レトルト食品の購入が
「やや増えた」「増えた」「とても増えた」で39.6%に達した。
■次いで増えたのが電池で、32.1%、水は20.8%だった。
■関東地方では「増えた」の割合が、
インスタント・レトルト食品で31.8%、水で27.3%、電池で23.9%。
■買いだめ行動にはしる理由
「停電や断水への備え」が最も多く48%、
「家族や知人への送付のため」も10%


201201080311帰還困難2万5千人避難の3割警戒区域再編
■帰還まで5年以上かかるとみられる「帰還困難区域」が、
福島県の関係11市町村のうち7市町村に設定される
■対象は避難者の約3割の約2万5000人に上る。
大熊町と双葉町はそれぞれ人口の約9割、約7割の住む地域


201201080800循環ホースに亀裂汚染水凍結の恐れ福島第1原発
■福島第1原発
■汚染水を浄化して原子炉冷却に使う「循環注水冷却システム」のトラブルが相次いでいる。
厳冬期を迎えホース内の汚染水の凍結が懸念されたり、
劣化したりといった新たな問題が生じている。
■昨年12月22日、循環注水冷却システムの
直径約8センチのホースの一部が異常に膨れあがり、
表面には亀裂が発生していた。
ホースは交換されたが、膨れた原因は不明のままだ。
■汚染水が凍結する懸念も高まっている。
原子炉への注水に使われているホースは
常に水が流れているため凍結の心配は少ないが、
非常時の給水ホースや汚染水浄化装置のホースは、
水が流れていないときもあり、凍結が心配されている。
■東電は
「対策を講じることで凍結は防げる」

(HYOKO:東電に任せておけばすべて、いつでも、危険はないし安全で防げるんだ。目出たい)

201201100301被災地人口6万5千人減45市町村8割は30代以下
■岩手、宮城、福島の3県の沿岸部と原発事故の避難が続く
計45市町村の人口減が6万5千人に達した
■45市町村の減少率は約2%。
このうち41市町村の減少幅を前年と比べると10倍強に達していた。


***************************************
(番外)
011020332011年の自殺3万人超14年連続前年比では減る
■昨年1年間に自殺した人が3万513人
■東京都が3100人で最も多く、
大阪(1899人)、神奈川(1824人)、埼玉(1645人)、愛知(1630人)の順。
■全体の68%が男性

世界で一番犯罪的な日本の社会保障制度
〜貧しい若者が金持ちの老人に搾取される不条理2012年01月06日 11:03

http://blogos.com/article/28497/
(データ出典)
世代別の受益と負担~社会保障制度を反映した世代会計モデルによる分析~
【本文】
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis220/e_dis217a.pdf
【図表】
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis220/e_dis217b.pdf
■表2:世代間不均衡の国際比較(1995年世代会計)
国名     世代間不均衡(%)
日本     521.9
イタリア   131.8
ドイツ    92.0
(出典) Auerbach, Kotlikoff and Leibfritz Generational accounting around the world 1999 The University of Chicago Press
http://homepage3.nifty.com/~~shimasawa/generationalaccounting.htm
 負担率の低いあるいはもらい過ぎている世代は、
社会保障費の支出に大ナタを振るい大幅に減額すべきです。
 いまの犯罪的な社会保障費支出にいっさい手を入れず、
所得の低い若年層に負荷が大きくなる消費税増税を行うならば、
現段階でも「犯罪的」領域の世代間格差がさらに広がることになるでしょう。
 日本の社会保障制度は世界で一番「犯罪的」であります。
 いつまでも貧しい若者が金持ちの老人に搾取される不条理を認めていてはいけません。

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東日本大震災43福島県スギ花極めて高濃度

2011-03-20 05:33:02 | 東日本大震災
2011/1/6up全ページ目次
東日本大震災43福島県スギ花極めて高濃度
作成日2012年1月6日

20120105震災原発事故宮城県職員のストレス深刻
■「眠れない」「飲酒が増えた」と訴える宮城県職員が増えている
■震災の影響が「非常にある」「大いにある」は60.5%で、
地域別では石巻で80.1%、気仙沼で73.8%
■原因は「職務内容の変化」が最も多く21.3%。
「勤務時間の増加」「家族の健康状態」がともに8.4%で続き、
「地震・余震」が6.7%、「原発事故」は3.7%
■「眠れない」「あまり眠れない」と答えた職員は17.0%。
震災2カ月後の前回調査から2.1ポイント増えた。
■飲酒量が「増えた」は13.7%で前回調査と比べ3.9ポイント多くなった。
「減った」は12.0%で4.9ポイント減少


201112272214スギ雄花から高濃度放射性セシウム
最高値は福島県双葉郡浪江町小丸で25万3000ベクレル/kg
http://savechild.net/archives/14314.html
■福島県内の87箇所のスギ雄花に含まれる
放射性セシウムの濃度の調査結果(中間報告)を発表
■最高値は福島県双葉郡浪江町小丸で1キロあたり25万3000ベクレルという極めて高い濃度
■セシウムなどの放射性物質を含む花粉を肺に吸い込むことによる
健康影響についてはわかりませんが、
花粉1キロを吸う人はいません。
NHKニュースより引用
林野庁は
「健康に大きな影響があるとは考えられない」
とする報告をまとめました。


201201021927大川小保護者ら正月も不明児童らを捜索
■東日本大震災の津波で児童の約7割にあたる74人が
死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校では
1日から、保護者たちが今も行方が分からない
児童4人と教師1人の捜索活動にあたった。
■1日は午前中から約30人の保護者らが集まり、
重機3台で学校付近の地面を掘り起こすなどして手がかりを捜した。
保護者らによる捜索は、正月期間中も休まず行われる。
■現場を訪れた狩野あけみさん(43)は、
当時6年生だった三女・愛さんの死亡が確認された今も捜索に加わっている。
■狩野さんは
「遺族に正月は関係ない。
震災が発生した日からまた1日が過ぎただけで、何も変わらない」

と胸中を語った。


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東日本大震災42悠然とした態度部下に見せること重要

2011-03-20 05:33:01 | 東日本大震災
2011/1/1up全ページ目次
東日本大震災42悠然とした態度部下に見せること重要
作成日20120101
12270700福島原発出稼ぎ作業員骨まで被曝体が急にだるうになるNEWSポストセブン
■作家の山藤章一郎氏報告
■55歳の佐賀県氏
社長に
「1日5万、どうね。原発やけん、ちぃとは危険もあるかもしれんばってん」
と頼まれた。
「ほんで、延々と車で九州から来たとよ。
着いて、ごく普通の健康診断やって〈放射線管理手帳〉=〈ホウカン〉渡されよった。
東電は、第一原発を〈1F〉と呼びよりますが、
わしらは、逆さに〈F1〉って。〈F1〉にゃ、大林、竹中以外の大手ゼネコンから中堅、
わしら下請け、孫請けまで、3000人ぐらい来とるけえ。
みんな、〈免震棟〉に着いたら、またつなぎの防護服〈タイベック〉に着替えるとよ。
これでん、暑いのなんのって」
■32歳の福岡県氏。
「建屋は超高温、湿度100%。たまらん暑さと湿度やもんねえ。
しかし、アゴ、アシ、ドヤ付きで、1か月30万円ちょこの出づら(日当)やけん、
文句はいえんが、
『そゲなもんの片づけして、あんたらせいぜい働いて死ね』
いうことかと、毎日思うとよ。
われわれジャンパーと呼ばれとりまして。
危険なとこでも飛び込んで行きよる、ジャンピングしよる〈ジャンパー〉。
アラーム鳴りっぱなし、体が急にだるうになるのは、しょっちゅう。
内部被曝も外部被曝もありゃせんで。骨まで全面被曝じゃもん。

しかしまあ、われわれ、地獄の釜這いずりまわる人間ですき、いたしかたなかよ。
メルトダウンを聞かされたのも後になってからやけねえ。
3号機の前通ると、線量計がひと桁上がる。死ぬくさと思うとです。
そんでも、カネと欲の道連れでこんな割のええ仕事やめられんとですよ」


12271337SPEEDI存在すら知らず避難住民ら憤る
■福島県浪江町田尻地区女性(69)
「どこに避難すればいいのか、全くわからなかった」
後日公表されたスピーディの予測で放射性物質が流れるとされたのは、
女性が避難したのと同じ方向だった。
■今は白河市に避難する女性は
「私たちはスピーディの存在すら知らされていなかった」


12281203本当に嫌・仕方ない・貯蔵施設設置表明に避難住民福島
■高野安菜さん(18)は「しばらく帰れないと覚悟はしているけど、施設建設は本当に嫌」

12301853震災死者1万5844人不明者3451人30日現在
■警察庁がまとめた東日本大震災(余震を含む)の
死者は30日現在、1万5844人。警察に届け出があった
行方不明者3451人となっている。


12302205被災地で働く看護師33%にPTSD懸念
■うつなどにつながりかねない「精神的不健康」度の高い人も約3分の2に及んだ。
調査した専門家は
「ほかの惨事後に実施されたストレス調査結果より特異に多い。
うつや離退職につながりかねない」
■岩手県・宮城県の沿岸部で勤務する看護師407人から回答
■33.7%にあたる137人がPTSDの疑いがある基準点を超えた。
阪神大震災で対応にあたった消防職員の結果は16.3%
■仕事を辞めようと思ったか、との問いでは、
「真剣に辞めようと考えた」9%、
「辞めるか考えた」10%、
「辞めたいと思った時が少しある」34%

(HYOKOコメ:公立中学校教員のPTSDは?
 僕の場合「真剣に辞めようと思った」というか「死んだほうがましかも」と思ったことが数えきれないが)


12301804元の学校に戻った子7パーセント福島県転校1万9千人
■東京電力福島第1原発事故の発生から12月までに、
福島県内外に転校・転園(休退園も含む)を経験した小中学生と幼稚園児は1万9386人で、
■うち地元の学校や園に戻ったのはわずか7%にすぎない1424人
■放射線に対する保護者の不安が収まっていない実態を浮き彫り


12311021福島原発事故日本は終わりかと考えた陸自前司令官
■陸上自衛隊中央即応集団の宮島俊信・前司令官(58)
■「最悪の事態を想定し、
避難区域を原発から100~200キロに広げるシミュレーションを重ねた。
状況によっては関東も汚染されるので、日本は終わりかと考えたこともあった」
■自衛隊が警察や消防などの関係機関を指揮下に置いて任務に当たったのは
自衛隊史上初めて。
■「ヘリコプターによる原発への放水は、
本格的な冷却装置ができるまでの時間稼ぎにすぎなかった。
高濃度の放射能などへの不安はあったが、
我々がここまでしなくてはいけなくなったというのは、かなり危険性があるという裏返しだった」
■「危険に立ち向かってでも事故を抑えるんだという
日本の本気度を示す一つの手段だったと思う。
あれが大きな転換点となり、米国を中心に各国の積極的な支援につながった。
自国が命を賭してやろうとしなければ、他国は助けてくれない」
■■一問一答■■
■--これまで原発事故対応の訓練は
まったくしていなかった。
■--ヘリによる放水を命じられた時は
本当にやるのかと不安はあった。
高濃度の放射能に加え、5トンの水を上空から落とせば
衝撃で第2の爆発を起こすのではとの懸念もあった。
■--最悪の事態を考えたことは
部下に知られないよう1人で司令官室の地図に模型を配置しながら、
避難区域を100~200キロに広げるシミュレーションを重ね、
日本は終わりかと愕然としたこともあった。
我々は「想定外」という言葉を使わない。
すべて最悪の事態を考え、想定内に納めておかないと対処できませんから。

■--かなりの重圧だったのでは
自衛官になって35年間、
孤独に耐え、心中は相当に焦っていても
悠然とした態度を部下に見せることが非常に重要
だと思っている。


●●番外●●
12240557うつ病などで休職の教員過去最多
■休職した学校の教職員は、昨年度8660人とこれまでで最も多くなっている
■昨年度、全国の公立小学校から高校までの教職員のうち病気によって休職した人は8660人
前の年度と比べて33人増加
■うつ病などの精神疾患の占める割合は62.4%
年代別にみますと
50代以上が39.8%、
次いで40代が33.8%、
30代が19.7%


12272224教諭の過労死を認定公務員補償基金京都府支部
■過労死した元教諭大西春美さん=京都市立御所南小=
2009年11月に京都府亀岡市の自宅で倒れ、脳幹出血で死亡=当時(53)=
■地方公務員災害補償基金京都府支部は27日までに、
過労が原因として「公務上の災害」と認定
■退勤時の施錠記録などから、死亡前2カ月間の時間外勤務を月90~96時間と認めた。
死亡前の1週間は職場での残業だけでなく、
仕事を自宅に持ち帰り午前3時ごろの就寝が続いた。


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東日本大震災411/3以上保護者が学校から引き取った後犠牲に

2011-03-20 05:33:00 | 東日本大震災
2011/12/24up全ページ目次
東日本大震災411/3以上保護者が学校から引き取った後犠牲に
作成日20111224
12141434被災地で求人増でも少ない応募大半が期間雇用
■求人はパートや期間雇用が多いが、
失業手当を受給する被災者らは正社員での待遇を求めたり、
以前の勤務先の再開を待ったりしている。
建設業や水産業の現場は人手不足に頭を悩ませており、復興は難しい局面を迎えている。
■ハローワーク釜石でも求人は増えているが、7割近くは期間雇用で応募の動きは鈍い。
失業手当でかつての給料の5~8割が受け取れるため、担当者は
「同じ程度の収入なら、働かずに良い条件を探したり、
前の会社の再開を待ったりしているのだろう」

とみる。


12162046原発停止なら電気料金値上げ検討も電事連会長

12210700原発作業員日当1万5000円で毎時0・6ミリシーベルト被曝もNEWSポストセブン
■フリーライターの鈴木智彦氏
「タイベック(防護服)に全面マスクは本当にしんどい。
私は作業1日目にトイレを我慢しすぎて小便を漏らし、
2日目には暑さに耐えきれず熱中症で倒れました。
幸い、失禁は靴まで垂れなかったので誰にもばれなかったし、
熱中症の際は同僚が私を抱えて運び出してくれました。
そのとき録音していたICレコーダーを聞き直すと、
『死ぬ。死ぬ。マジで死ぬ』と呪文のように繰り返していた(苦笑)。
私のいた業者は日当1万5000円で、日によっては0.6ミリシーベルト/時も被曝していたので、
割のいい仕事とはいえない。
それでも、すぐに収束するわけがないんだから、誰かがやるしかないんです」
鈴木氏はその後、ICレコーダーを回していたことが現場監督に知られ、
1Fを離れることになった。

2211653第一原発廃炉は30・40年後工程表を決定
■政府と東京電力
廃炉完了を30~40年後
■原子炉の下に溶け落ちた核燃料を取り出すと
いう過去に例のない難題に取り組むため、
全工程を3段階に区分
■第1期(今月~2013年度)
使用済み燃料プールからの燃料取り出し
■第2期(13~21年度)
全号機のプールからの燃料取り出しを終え
■第3期(21~最長51年度)
溶融燃料の取り出しを完了
現場を更地に戻す。


12231738保護者引き渡し後120人犠牲震災被災3県の小中生
■東日本大震災で、死亡・行方不明になった
岩手、宮城、福島3県の公立小・中学生342人のうち、
3分の1以上の120人
は地震発生後に
保護者が学校から引き取った後で犠牲になったことが
23日、共同通信の集計で分かった。
■被災地では在校中の児童生徒は全員無事だった学校が多く、
引き渡しや学校不在時の対応が新たな課題に。
震災後、津波警報などの発令中は引き渡しを原則禁止とする動きが出てきた。


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東日本大震災40冷温停止宣言はごまかしに等しい

2011-03-20 05:32:59 | 東日本大震災
2011/12/17up全ページ目次
東日本大震災40冷温停止宣言はごまかしに等しい
作成日20111217

12140148福島被曝線量を早く知っていれば調査結果に憤り
■福島県は、13日に公表した全県民対象の健康管理調査の中間結果で、
東京電力福島第一原発事故から4か月間の外部被曝線量(推計)について、
居住地や避難経緯などに分け18のモデルケースを示した。
■分析に使った放射性物質の拡散予測「SPEEDI(スピーディ)」の情報を
政府は当初、公表せず
、住民は
「線量が高いと分かっていれば、別の場所に避難した」


12140152原発の発電コスト5割増事故費用加算で上昇
■原子力発電の発電コストは、
これまで加算されていなかった事故費用などが上乗せされたため、
1キロ・ワット時あたり最低8・9円となり、
2004年の試算(5・9円)から約5割上昇した。
■東京電力福島第一原子力発電所事故を踏まえた原発コストは、
福島第一原発事故の事故費用を最低約5・8兆円と計算。
さらに立地対策費や研究開発費などを加算すると、
発電コストは04年の試算から3円上昇すると見積もった。
この数字は「下限」であり、費用が1兆円増えるごとにコストも0・1円増加するとした。
■HYOKOコメ:誰が信用する?


12161604首相原発事故は収束と表明ステップ2終了を確認
■野田政権は16日の原子力災害対策本部で、
東京電力福島第一原発事故の収束に向けた工程表
ステップ2(冷温停止状態の達成)終了を確認した。
■発電所の事故そのものは収束に至ったと判断される。


12162350収束宣言に懐疑的脱原発の独メディア
■ドイツのメディアは16日、日本政府による事故収束宣言を懐疑的に報じた。
公共放送ZDFは
「危機が存在しないというような言い方は間違いだ」
とする専門家の話を紹介。
■DPA通信は、別の専門家が原子炉の温度は今後も上がる可能性があるとし
「冷温停止を宣言するのはごまかしに等しい」
と批判したと報じた。


12170000収束宣言に現実は違う各国から懐疑的反応
■各国のメディア
■「日本政府は画期的な出来事としようとしているが、現実は違う。
過去、約半年間の原発の安全性に関する状況は基本的に変わっていない」

(米CNNテレビ電子版)
■ドイツの公共放送ZDFは
「危機が存在しないというような言い方は間違いだ」
DPA通信は、別の専門家が
「冷温停止を宣言するのはごまかしに等しい」
と批判したと報じた。

■中国国営通信新華社
「広範囲の除染や被災者の帰宅など多くの課題を抱え、
(日本政府は)社会の批判にさらされるだろう」
■HYOKOコメ:おたく様に言われても、というのもあるけど

12170800原発事故収束住民なお不安安全な帰宅いつ実現
■「事故そのものは収束に至った」と野田佳彦首相。だが地元は
「関係ない」
と冷ややかだ。
■菊地さんは
「原発がどうなったって関係ない。帰りたいけど、どうせ帰れない」
楢葉町出身の無職、佐竹和夫さん(73)
「除染が終わるのはいつのことになるのか。3年くらいしたら帰れるのかな」
「宣言は嘘で、放射能はまだ漏れてるんじゃないか?」
■地元行政側
浪江町の馬場有町長
「本当に収束したのか。大気に放射性物質は出ていないのか。
余震や津波が来たときの構えはどうなっているのか」
■大熊町の渡辺利綱町長

「放射性物質の放出も抑制されて安定が続いている」
と事態が落ち着いてきたことに安堵


12170815再生実感程遠く住民帰郷半ば諦め福島第1冷温停止
■仮設住宅で暮らす双葉町の無職山下忠宏さん(82)
「放射線量が高すぎる。政府は帰れるかどうかを判断できないあいまいな表現をやめて、
土地を買い上げて最終処分場にすると決断すべきだ」
■志賀美代子さん(51)
「原子炉が安定状態になったと聞かされても信じられない。
こんなに早く完了宣言して大丈夫なのか」
■農業草野邦応さん(53)
「子どもを連れては帰れない。自分が避難先のいわき市と地元を行き来することになるだろう」
■富岡町の自営業安類聖子さん(66)
「除染作業はパフォーマンスだと思う。『やったけど駄目でした』と言うためではないか。
いつまでも生殺しのように待たされるのは耐えられない」
■浪江町の会社員今野悦男さん(60)
「たくさんの放射性物質がまき散らされた。
地区の約8割を占める山林の除染は不可能で、無駄金を使うことになる。
何十年後かに帰れても、その時は復興の気力はないだろう」


12170852なぜ収束課題山積除染手つかず住民ため息
■浪江町の無職信田富貴子さん(81)
「工程表が進んだといっても、いつ帰れるのか。生きているうちに戻れるの?」
■福島クニイさん(82)
「すぐに戻れるわけではないことは分かっている。
でも、除染が進むのは一体何年後になるの…」
■大熊町の主婦(37)
中間貯蔵施設は大熊町に建設するしかないと思っている。
「一時帰宅の際、空間線量が毎時50マイクロシーベルトもあり、帰郷は諦めた。
建設する代わりに集団移転先を確保してほしい」


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東日本大震災39私HYOKOは年賀状を出しません

2011-03-20 05:32:58 | 東日本大震災
2011/12/10up全ページ目次
東日本大震災39私HYOKOは年賀状を出しません
作成日20111210
1201原発立地町に戸惑い福島県廃炉宣言
福島県の佐藤雄平知事が30日、県内の原発全10基の廃炉を宣言したことに、
立地町の首長は戸惑いの表情を見せた。
■地元では廃炉は既定路線とされながら、町を支えた原子力に代わる産業の見通しが立たず、
危機感が募る。
■福島第2原発を抱える富岡町の遠藤勝也町長は
「非常に戸惑っている。双葉郡はまだ意見集約しておらず、立地町でも違う意見がある」
■遠藤町長は
「現状では再稼働はあり得ない話。中長期的には国の状況を見極め、
原発に依存しない街づくりを目指す」
青森県大間町。金沢満春町長
「原発をめぐってはいろいろな考え方があるとは思うが、
大間町としては建設再開を求めていく姿勢に変わりはない


1201東日本大震災喪中はがき低調何をどう書けば戸惑い1割犠牲の岩手・陸前高田
人口の1割近くが犠牲になった岩手県陸前高田市でも
「喪中はがきの印刷承ります」
と書かれた張り紙が目立つようになった。
■津波で妻を失った佐々木さん
「震災直後に世話になった親類に礼状1枚出す気になれずにきた。
礼状を兼ねて、住所が分かる範囲で、出さなきゃいけないんでしょうけどね」
■市内の仮設住宅で1人暮らしの下重ヨシ子さん(78)
夫秀一さん(当時77歳)は津波にのまれ、見つからないまま。
「塩水ばかり飲んで苦しんだんだべな」
■姉の菅野マサミさん(当時79歳)も亡くなった。
「喪中はがきも何も……。何を書いていいか分からないし、そんな気にもならないもの」


12022132城南信金東電から電力買わない別事業者から購入へ
■「脱原発」を掲げている城南信用金庫(東京)が2日、
本店など大半の店舗で来年1月以降、東京電力から電力を買うのをやめると発表した。
■85店舗のうち、自前で保有する店舗を中心に77店舗で切り替える。
昨年度と同じ量の電力を使った場合、切り替える電力量は一般家庭の約2千軒分にあたる。
電気料金は従来より5.5%安くなるという。
■コスト削減のために電力購入をPPSに切り替える企業や自治体は増えつつあるが、
「脱原発」目的の切り替えは珍しい。
■吉原毅理事長は
多くの企業がPPSに切り替えれば、東電は原発を止めても電力を供給できる。
取引先などに呼びかけてPPSの利用を広げたい」
■城南信金は東日本大震災後の4月に「脱原発」を表明し、
全店舗で9月までに前年比3割超の節電を行ったほか、
太陽光発電を導入した顧客の預金やローンの金利を優遇するなど
独自のサービスを提供している。


12042037福島第一汚染水45トン漏れる海に流出恐れも
■東京電力は4日、福島第一原子力発電所の汚染水処理施設で約45トンの汚染水が漏れ、
一部は施設の外に漏出したと発表した


1206汚染水海へ150リットル260億ベクレル
■福島第一原子力発電所の汚染水処理施設から汚染水が漏れた問題で、
東京電力は6日、約150リットルの汚染水が海に流出したと発表した。


12091250福島第一原発・吉田前所長の病状は食道がん東電が発表
■東京電力は9日、体調不良を理由に東京電力福島第一原子力発電所長を1日付で退いた
吉田昌郎氏(56)が食道がんであると発表
■事故後の放射線の被曝(ひばく)線量は約70ミリシーベルトだった。
東電は改めて、病気と事故の復旧作業で浴びた放射線との因果関係はないとの見解を示した。


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東日本大震災38支援金が暴力団に渡っている

2011-03-20 05:32:57 | 東日本大震災
2011/11/30up全ページ目次
東日本大震災38支援金が暴力団に渡っている
作成日20111130
11290231組員に被災者支援金260人に3500万円
宮城、福島両県東日本大震災の被災者向けの支援金が暴力団に渡っている。
少なくとも約260人の組員が計約3500万円を受給していた
両県の社会福祉協議会は返還を求めている。


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東日本大震災37週後原発なくても最大供給力確保できるby東電

2011-03-20 05:32:56 | 東日本大震災
2011/11/24up全ページ目次
東日本大震災37週後原発なくても最大供給力確保できるby東電
作成日20111124

11200800私立中受験10減へ震災・不景気教育費ずしり
■首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)の私立中学校の受験者数が減少しそうだ。
■10月に行われた模擬試験「3大テスト会」
(四谷大塚、日能研、首都圏中学模試センターのテスト)
の小6の参加者は計4万1862人で、前年同期より2484人(5・6%)少ない。
公立の中高一貫校が増えていることもあり、ある塾関係者は
「来春の私立中の受験者は10%程度減る」
と予測
■日能研によると、今春の首都圏の
中学受験をした子供の数を小学校の卒業生の数で割った「受験率」は19・7%。
■平成13年は13・7%だったが、
14年に「ゆとり教育」が完全実施されると公立が敬遠され受験率が上昇。
ここ数年は20%前後で安定していた。


中高一貫教育校の設置状況
http://chuko.kounavi.net/2009/11/post_225.html#more
■文部科学省によれば、公立中高一貫校の設置状況は平成18年度132校、
平成19年度が149校となっています。
平成20年度は21校が開設予定でこれが予定通り実現すれば、
公立中高一貫校は170校になります。
公立の中高一貫教育校が設置されている県は43都道府県であり、
そのうちの36都道府県においては、複数校が設置されています。
以下、各年度の公立中高一貫校の設置状況です。


平成22年度進学型公立中高一貫校の大学合格者実績
http://homepage3.nifty.com/katu-kobayashi/hiroshima/ikkannkou.htm

11202103福島第1原発3号機建屋で毎時1600ミリ14日にも高線量
■福島第1原発3号機の原子炉建屋1階の
床に設置されているレール付近を19日に調べた結果、
同建屋では過去最高となる毎時約1600ミリシーベルトの線量が測定された


11221738東電が原発抜きの夏を試算今年上回る供給力
■東京電力が来年の夏に向け、
保有する全ての原発が東日本大震災の影響や定期検査で停止しても、
火力発電や揚水式発電の増強により、
今夏の最大供給力を上回る約5700万キロワットを確保できる

との試算をまとめたことが22日、東電関係者への取材で分かった。
■実際には原発がなくても計画停電などの影響が出ない
■国内の商業用原子炉54基のうち、東電は電力会社トップの17基を保有している。


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東日本大震災36週後原子炉に近づくと何もかも破壊されている

2011-03-20 05:32:55 | 東日本大震災
2011/11/20up全ページ目次
東日本大震災36週後原子炉に近づくと何もかも破壊されている
作成日20111120

14 November 2014
Fukushima Daiichi Nuclear Power Station, 12 November 2011

1117東日本大震災福島市コメ高線量国の検査何だった農家に動揺広がる
■「国の検査は一体何だったのか」
■暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超えるコメの放射性セシウム汚染が初めて福島市で判明した16日、産地に動揺が広がった。
農林水産省は収穫前後のダブルチェックで「汚染米は出さない」と自信を見せてきた
■70代の農業の女性
「コメが売れなくなって本当に困る。何度もサンプル調査に協力してきたのに」
と、農水省への不信感をあらわにした。
■兼業農家の女性(54)
「春先に大丈夫と言われて作付けし、検査でも出荷していいと言われて安心していた。
来年に影響するし、もし出荷できないとなると生活にも大きく響く」


11120904東日本大震災防げアルコール依存仮設住宅への巡回進む
■仮設住宅での慣れない生活、仕事を失ったストレスなどで
アルコール依存症に陥る人が増加傾向
今月4日、岩手県大船渡市の仮設住宅を
久里浜アルコール症センター(神奈川県横須賀市)の医療チームが訪問
同センターの研究で、災害があった地域では飲酒量が全体的に増加することが判明


11122304冬が来る慣れぬ土地雪凍結の不安
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111112/dst11111223050011-n1.htm
■東北でも雪が少なく、比較的暖かい沿岸部で被災し、
内陸や山間部、高台の仮設住宅へ移った被災者にとっては、
不自由なだけでなく、慣れない環境で迎える初めての冬となる。
■寒冷地では豪雪と、寒さによる結露が仮設住宅の大敵だ。


11130105福島第一原発事故後初公開レベル7の爪痕
■12日、東京電力福島第一原子力発電所の事故後
初めて報道陣に公開された原発敷地内は、
8か月が経過した今も生々しい爪痕をさらけだしていた。
全面マスクと防護服の完全防備で、変貌した姿の原発に近づくと緊張感が体を覆った。
■原発へは、南に約20キロ・メートル離れた事故復旧拠点「Jヴィレッジ」からバスで向かった。
着用していたゴムと綿の2重手袋、つなぎの防護服の中で、汗が噴き出す。
■手前3キロ・メートルのところで全面マスクの装着を求められた。
内部被曝を防ぐためだが、息を吸うたびにマスクが顔を圧迫し、息が詰まる。
これで作業するのは大変と痛感する。
■バスに同乗する放射線管理要員が
「現在、毎時20マイクロ・シーベルト」と刻々と放射線量をアナウンス。
■タービン建屋脇には、車輪が12個も付いた大型トレーラーが数台、
前部が地面に突き刺さっていた。
食堂などが入る「厚生棟」は、1階部分が根こそぎなくなっていた。
■原発施設内の移動はすべてバスで、滞在したのは約3時間。
携帯した線量計の積算値は75マイクロ・シーベルトを表示。
胸のレントゲン撮影の1・25倍を被曝した。
Jヴィレッジに戻った時は、暑さと疲れから気分が悪くなった。


11161400福島第一を訪れた英語メディアが見たものそして米報告書が注目するベント
(gooニュース 加藤祐子)
■「福島第一原子力発電所にて」
で始まるこの記事でファクラー記者は、何より印象的だったのは
「爆発で破壊された原子炉の建物やにわか作りの防波堤ではなく、
ぐちゃぐちゃな混乱状態だった」
と書きます。巨大な原子炉建屋の周りの敷地には、
大破したトラックやねじ曲がった鉄柱、壊れた建物の枠組みなどが散乱しているため、
「日本ほど整然とした国において、
8カ月前の大災害直後からこの光景がほとんど変わっていない、
そのこと自体」が、収束作業に取り組む作業員たちの仕事の大変さを如実に物語っていると。
作業員たちが一度使うごとに脱ぎ捨てる使用済みの防護服が、
実に48万着もたまっている
ことにも触れています。
■報道陣を初めて迎え入れることで東京電力は
「原発安定化に近づいているという自信の程を宣言しているようだった」
けれども、わずか2週間前に2号機内部で核分裂が起きたのは
「東電が言うほど安定停止には近づいていないのではないかと思わせられる、怖い兆候だった」
とも書いています。
■報道陣を乗せたバスが線量の高い箇所に近づくと、
バス内の線量計は300マイクロシーベルト毎時に達したと記者は書きます。
つまり民間人の年間被爆許容量に届く水準に、わずか3時間で達してしまったと。
■「地震の瓦礫が未だに積んである。自販機がただ虚しく立っている。
正面の壁が崩れ落ちたパチンコ店を見た。
生い茂る雑草や芝がひとけのない駐車場や歩道を覆い、飲み込み始めている。
野良となった牛や犬や猫が今でもあたりをさまよい、カラスがごみを漁っていた。
線量計の数値はここでは1~7ミリシーベルトだった」
と記者は書きます。
■原子炉に近づくと
「何もかも破壊されている。壁はなぎ倒され、
地震による巨大な穴の中で自動車がひっくり返り、ねじ曲がった鉄柱が逆さまに倒れていた。

初期段階の冷却作業に使われたポンプ車が放置されている。
何十本というホースが蛇のように地面を這い回り、開いたドアや壁の穴を縫っている。
あちこちに水たまりがある。
敷地内のほかの場所には何十人もの作業員が忙しくしていたが、
原子炉の隣には、生き物の影も形もない。
バスの中でさえ、線量計は300マイクロシーベルトを示した」
■政府の一次報告書は、
「この施設を安全に廃炉するには30年以上かかるだろうと予測しているし、
付近から避難を余儀なくされた住民たちが戻れるようになるまでには
何十年もかかるかもしれない」
と説明しています。
■同じ12日の『ニューヨーク・タイムズ』には、福島第一の事故について、
米団体による報告書についての記事も載っていました。
(ちなみにこの報告書は主に、東電の資料や東電関係者の証言をもとにしているため、
ベントのタイミングについて東電と政府との間で
あつれきがあったと報道されている内容については言及がありません)
■ウォルド記者はさらに自身の記者ブログで、
アメリカだったらすぐにベントしたはずなのに、
東電が住民避難を意識してベントを遅らせたのは、日本が唯一の被爆国で、
国民感情はアメリカ以上に放射能に敏感だからではないかと指摘。
アメリカだったら、住民に風向きと避難すべき方向を知らせた上で
ただちにベントしただろうと書いています。
■ディッキー記者は、
「どの線量計もデータも、私たちが実際にどれだけ心配したらいいのかは教えてくれない。
放射能リスクについては、科学者の間にも社会全般にも合意が成立していない。
そのことが原発事故で露呈されてしまったからだ。
政府の対応はバラバラで、官僚組織は対応が遅れがち。
そのせいでただでさえ力に欠ける復興対策は、
放射線リスクに関する合意の不在によって、ますます足を引っ張られている」、
「本当の意味で効果的な原発事故対策には、
放射線リスクについてもっと知識を高め、
人々が日常で直面する放射能以外のリスクと比較できるようにする必要がある」
と書きます。
■ディッキー記者が書くように、あまりに分からないことだらけで、
しかも科学的な定説も得られていない。
その科学的な定説、知見を得るための実験台に日本はなったのだ、
私たちはみんなモルモットなのだと開き直るのはあまりに辛いことですが、
もしかしたらそれが現実なのかもしれません。


11162146放射能漏れコメで初の基準値超福島産市場には流通せず
■福島市内の農家1戸が生産したコシヒカリの玄米から、
国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を
初めて超える630ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが分かった。


11170054放射能漏れ地元農家なぜ今さら廃業も現実味
■福島市内の農家が生産したコシヒカリの玄米から、
国の暫定基準値を超える放射性セシウムの検出が判明した16日、
同市内の農家や米穀店には戸惑いや失望、動揺が広がった。
■「安全宣言を出したのに、なぜ今さらこんなことになるのか。
ただでさえ風評被害でコメが値下がりしているのに」。
福島市内のコメ農家の男性(50)


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