2013-05-16up
咳をする 母を見上げて ゐる子かな 中村汀女
1「ついて読みなさい」
2「視写しなさい」
3「季語は。季節は。定型か破調か」
4「話者は誰ですか」
5「母はどこにいて何をしていますか」
(充分考えさせ、出来る限り発表させる)
6「子はどこにいて何をしていますか」
(結果これはすぐわかる)
7「母の気持ち・感情を書きなさい」
8「子の気持ち・感情を書きなさい」
まず、4番が分かれる。
5番を数人発表させると、咳をするのがどちらか二つに別れる。
確定できることと、想像させることを発問する。
想像させる答えを、二分し、全員にどちらか問う。
同じ形式で十句ほどの俳句を授業した。
今日すべて終わった。試験は来週だ。
中村汀女に次の句もある。
僕が大好きな句で、教科書にはないがワークシートに書いておいた。
咳の子の なぞなぞあそび きりもなや
「なぜ、子供はいつまでもなぞなぞして、と言うんですか」
文学で親の気持ちを問えばたいていは、愛情、ということになる。
ただ、ときには新しい表現を教える。
「ララララと~切なさと~心強さと~なんとかかーんとか・・・
おい、早く止めろよ!」
「いとしさ」
「愛しさ、だね。こういう言葉も覚えましょう。
僕は、去年中学の授業がなくなったとき、絶望しました。
でも、去年の後半と今年。
高校3年生も、こんなに可愛いものかと分かりました。
今は、あなたたちが愛しくてたまりません」
女子が絶妙のタイミングで言った。
「愛しいの?」
「愛しいーよぉ!
僕くらい歳を取ると、本当に可愛くてたまらないよ。
みんなには、まだわからない気持ちだと思うけどね。
不思議なことに、あなたたちがまるで中学3年生のように思えるよ」
「それって、私たちが子供っぽいってことじゃない!」
「いや、違う。
俺が、ひと回り成長したってことなんだよ。
人生というのは、わからないものです。
死ぬ前に、高校3年生を教えるとは思わかなかったし、
こんなに可愛らしいと思えるなんて想像しなかった。」
3Xの生徒はみんな黙って聞いていた。
咳をする 母を見上げて ゐる子かな 中村汀女
1「ついて読みなさい」
2「視写しなさい」
3「季語は。季節は。定型か破調か」
4「話者は誰ですか」
5「母はどこにいて何をしていますか」
(充分考えさせ、出来る限り発表させる)
6「子はどこにいて何をしていますか」
(結果これはすぐわかる)
7「母の気持ち・感情を書きなさい」
8「子の気持ち・感情を書きなさい」
まず、4番が分かれる。
5番を数人発表させると、咳をするのがどちらか二つに別れる。
確定できることと、想像させることを発問する。
想像させる答えを、二分し、全員にどちらか問う。
同じ形式で十句ほどの俳句を授業した。
今日すべて終わった。試験は来週だ。
中村汀女に次の句もある。
僕が大好きな句で、教科書にはないがワークシートに書いておいた。
咳の子の なぞなぞあそび きりもなや
「なぜ、子供はいつまでもなぞなぞして、と言うんですか」
文学で親の気持ちを問えばたいていは、愛情、ということになる。
ただ、ときには新しい表現を教える。
「ララララと~切なさと~心強さと~なんとかかーんとか・・・
おい、早く止めろよ!」
「いとしさ」
「愛しさ、だね。こういう言葉も覚えましょう。
僕は、去年中学の授業がなくなったとき、絶望しました。
でも、去年の後半と今年。
高校3年生も、こんなに可愛いものかと分かりました。
今は、あなたたちが愛しくてたまりません」
女子が絶妙のタイミングで言った。
「愛しいの?」
「愛しいーよぉ!
僕くらい歳を取ると、本当に可愛くてたまらないよ。
みんなには、まだわからない気持ちだと思うけどね。
不思議なことに、あなたたちがまるで中学3年生のように思えるよ」
「それって、私たちが子供っぽいってことじゃない!」
「いや、違う。
俺が、ひと回り成長したってことなんだよ。
人生というのは、わからないものです。
死ぬ前に、高校3年生を教えるとは思わかなかったし、
こんなに可愛らしいと思えるなんて想像しなかった。」
3Xの生徒はみんな黙って聞いていた。