円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

ひと月4キロ減量して授業が

2015-04-18 20:30:13 | 2015年度雑記
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2015-04-18up
現在の会社に就職したのは4年前の2011年4月。
最初の一年間、付き合い以外の酒は飲まなかった。
面倒なので説明省略。
東日本大震災の約半年前に、偶然テレビを捨てラジオ生活に入った。
東日本大震災の数日後に、就職面接があった。
酒もテレビもない授業は、キレキレに切れまくった。
明らかに授業の質が上がった。

その後高校生の授業だけになり、まあいいやとダラダラ飲んだ。
変わらず授業研究はした。
まあ、なんとかなっている気がした。

ちょうど1か月前に酒をやめた。
余りに太ったのと他の理由もあるが、面倒なので省略。
食事の工夫もして、4キロ体重を減らした。

授業の覚悟も改めた。

意識を変え、酒を飲まない授業は全く違う。
先週6日間の授業は、4年前に少し近づいた。
私の意識も態度も努力も授業の迫力も、去年と明らかに違うのがわかる。
生徒の態度も授業感想も明らかに変わった。

浅井慎平氏が、
「たとえ明日死ぬと決まっていたって、今日新しいことを始めちゃいけないなんてことはない」
と言ったらしい。
昔の聡明な人が、
「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」
と言ったらしい。

……あ、ただ、週末と翌日授業がない日は飲むつもりです。
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34年前と・・・

2015-04-18 19:31:18 | 2015年度雑記
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・・・全く変わらない。応援しているけれど、

悲観もしないし、楽観もしない。

中学の部活動は「素人指導」のままでいいのか
2015年04月19日東洋経済オンライン
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「追い読み」指導は大切

2015-04-18 01:06:22 | 中高国語など指導案
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2015-04-18
「追い読み」指導は大切
[追い読み指導方法]
1 音読の姿勢
    ①「両足の裏を、床につけなさい」
    ②「教科書を、両手でもちなさい」
    ③「首筋を立てて」


2 「追い読み、というのをします」
  「先生が読むのと、同じ大きさ・速さ・イントネーションで読みなさい」

3 30秒ほどの指導の実際

  T「にじの見える橋」
  C「にじの見える橋」
  T「声の大きさが足りません。にじの見える橋」
  C「にじの見える橋」
  T「よし。杉みき子」
  C「杉みき子」
  T「そうだ。雨がやんだ」
  C「雨がやんだ」
  T「声をそろえなさい。頭上の雲が切れて」
  C「頭上の雲が切れて」
  T「他の人の声を聞くとそろう。わずかな青空がのぞく」
  C「わずかな青空がのぞく」
  T「うまいっ。手さげかばんを平たくして頭にのせ」
  C「手さげかばんを平たくして頭にのせ」
  T「きれいになった。学生服の……」

[効果]
1 教室の端まで届く声で、と説明するより、真似させればわかる。
2 適切な読む速さがわかる。
3 言葉のイントネーションがわかる。
4 数えきれないほど、褒めてあげられる。
5 音読が上手になる。
  上手になるのを、生徒自身が実感する。

[生徒の授業感想]
※「たんぽぼ」と「かまきり」の詩二編を、ノートに視写させた。
※時間最後に滑りこみで『にじの見える橋』を読み聞かせた。
※直後に30秒だけ「追い読み」指導をした。
 
1 「にじの見える橋」を先生に連れて読んでみたら
  なんだか上手になったようなかんじがしました。
2 今日は、最後にやったにじのよむ方法みたいなので、
  先生の後によむのがおもしろかった!
3 今日は初めて詩の書き方を教わったので勉強になりました。
  音読のやり方も教わったので、
  これから自分が読む時は、今日いわれた事をやっていきたいです。


4 ノートの書き方や色々なことをおそわりすごくいい経験になりました。
5 ノートのとりかたを なやんでいたので おしえてもらえてよかったです。
  いろいろためしてみます!
6 ノートのうまく書ける書き方をおしえてもらえたから、
  ノートの書き方がうまくなった気がしました。

7 今日もとても楽しい授業でした。
  週の最後の金曜日だったけど、先生のおかげでつかれが取れたような気がします。
  また来週もよろしくお願いします。
8 今回は にじの見える橋をよんでくれて
  「5分でおわる」といって本当におわったからすごい
9 先生の本を読むスピードや声の大きさがすごかった。上手かった。
  今日もいつもどおり、先生は優しかった。
   (傭兵:どり、と書いているから優秀だ)
10 何回やってもあきない授業だと思いました!
11 ぼくのきぶんは わくわくするほど きまってるぜ
12 ちょっとねむかったけど
  先生の音読がうまかったので目がさめた。
13 先生の話し方がききやすくて
  自分も先生みたいな話し方ができるといいです。
   (傭兵:読み聞かせのことかも?)
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中学国語授業記録・握手・井上ひさし2011

2015-04-16 22:44:27 | 中高国語など指導案
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2015-04-16up 2015-04-18添削編集
中学国語授業記録・握手・井上ひさし2011
※ 三年前なので細部を忘れている。例えば一時間目の前に、読み聞かせをしている。

■4月22日握手1・話者
(1)部首フラッシュカード。
(2)指書きなぞり写し
(3)本文段落番号。
(4)第1段落、追い読み。
(5)第2段落、各自音読。
(6)第3段落から、一人一文ずつ読ませて褒める、アドバイス。
(7)第7段落から、丸つけコンビで「一文」交替読み。
(8)「話者は誰ですか」
    話者とは何か教える。
(9)授業評価票。

■4月25日握手2・主役・指名なし発表
(1)部首フラッシュカード。構え。
(2)指なぞりプリント5問。
(3)「握手」丸つけコンビ「一分間」交替読み。第16段落から。
(4)「登場人物を書きなさい」
   「一人だけ消したほうがいい人がいます。どれですか」

(5)「主役は、わたし・ルロイ、どちらか丸で囲みなさい」
   わたし17人・ルロイ3人
(6)「理由を書きなさい」
(7)「指名しないので、言う人は立ち上がって発表しなさい」
    「はい、どんどん間をあけずに。よし、**くん。次、**さん」

   最初なので立った生徒の名を呼ぶ。

■4月26日握手3・主役とは・対役とは・あらすじと主題
(1)「握手」丸つけコンビ「一分間」交替読み。2回ずつ。
(2)「主役とはどういうものか説明しなさい」
   ・たくさん出てくる。
   ・セリフがたくさんある。
   ・中心になる人物。
(3)「何が中心になるかということです」
   「握手は、わたしの話ですか。ルロイの話ですか」

 (ルロイ)
   「主役とは、その人の心の動きを中心に話が進む人物」
 視写させる。
(4)「対役、というのは主役の次に大事な人物です。誰ですか」 
 (わたし)
   「対役とは、主役に最も大きな影響を与える人物」
 視写させる。
(5)「他の人は、わき役です」

(6)あらすじと主題
 <あらすじ・ドラえもんで>
「ドラえもんは毎回同じあらすじです。どんなあらすじですか」 
 (色々言う)
「ドラえもんがのび太を助ける話(14字)」
「必ず最後に字数を書きます」
「もう少しつけ足しましょう」 (道具で)・・・「どこに入れる?」
「ドラえもんが道具でのび太を助ける話(18字)」

<主題・ドラえもんで>
「では、ドラえもんの主題は何ですか」
 (色々言う。だがすべてあらすじの言い直し)
「作者が、あらすじを通して、僕たちに言いたいことは何かです」
「人生は~、とか、人間は~、で始めて書いてごらんなさい」

 (書けていそうな男子指名)
(男子1)「人間は他人の力を借りないと生きられない」
  ・・・「よし!写しなさい」
(男子2)「人生は甘くない」
  ・・・「よし!写しなさい」
「二つの主題はだいぶ違いますね。
 でも主題は一つではありません。その時の話によっても違います」


<桃太郎の例で>
「桃太郎の話をします。あらすじをまとめてください」
 (いんちき桃太郎バージョン。三話連続。二十年間ウケ続けた。詳細は内緒)

<あらすじ・桃太郎で>
「誰が?」
 「桃太郎が」
「何をする話?」
 「鬼退治」
「桃太郎が鬼退治をする話(11字)」
「つけ足しましょう」
 「仲間と共に」
「桃太郎が仲間と共に鬼退治をする話(11字 16字)」
「国語の時間は、消しゴムを使いません。線で消して書き直します」
「消しゴムで消すと、それまでの思考が消えてしまいます。残したほうが学力がつきます」


(7)授業評価票。

■5月6日握手4・あらすじ
(1)部首フラッシュ
(2)指なぞり写し書き
(3)教科書音読
 1 追い読み一段落
 2 丸つけコンビ1分交代読み二回・4分間

(4)『握手』の「あらすじ」を書く
1 「『握手』のあらすじを書きます。20字から25字で書きなさい」
  「句読点は使いません」
  「ルロイ、で始めて、話、で終わる。下にカッコで字数を書きなさい」


2 書けた生徒が持ってくる。
  教卓は廊下ドア側に常に置いてある。
  休み時間に毎時間動かす。
  生徒が並ぶ場所はどの授業でも同じ。
  廊下側の列と隣の列の間。

3 黒板には生徒の板書用に、番号を振っておく。
  左端から黒板左右いっぱいに25341、と書く。
  こうすると、次に書く生徒と隣で邪魔になることがない。

4 最初の生徒が見せに来る。正解かどうかは問わず、①と書く。
  「黒板の1の下に書きなさい。書いた下に名前磁石を貼りなさい」
  二番目の生徒が来る。②と書く。

  「黒板の2の下に書きなさい。書いた下に名前磁石を貼りなさい」
  繰り返しで、5人まで板書させる。

5 「わからない人は、黒板の真似をしなさい」

6 4人が板書し終わるまで、ノートを持ってこさせて、グルグル丸をつける。
  「周りの人と見せっこして、相談してなさい」

7 4人が板書し終わったら、1番の生徒に自分の板書を読ませる。
  5人目はまだ板書している。
  本当は、ここで「7点!」とサッと採点して点数を書くといい。
  でも、久しぶりにやるし、修行が足りなくてできない。

8 2番から4番の生徒まで次々板書を読ませる。ほぼ同時に5番目の生徒が板書し終わる。

9 「5番、**君、読みなさい」
  黒板の前でそのまま読ませる。

10 端から順に10点満点で点数を書いていく。
  「8点」「9点」「6点」と言いながら。
  理由はいちいち言わない。

11「**君、**君、**君に共通して入っている言葉は何ですか」
 「ルロイ。わたし」

  また、最も点数が低い板書の理由を簡単に言う。
  日本語としておかしいとか、この言葉は無駄とか、字数が多すぎるとか。
  多すぎるときはどこを削ればいいか聞き、板書を直して見せる。

12 「では、ルロイ、わたし、を入れてもう一度。20字以内で行きましょう。どうぞ」

13 板書はそのまま残しておく。
  わからない生徒が真似して作り直すためだ。

14 一度目と同様に、一番目には1の下に書かせ、名前磁石を貼らせる。
  「1番を消して書きなさい。磁石を貼りなさい」
  という具合だ。
  この授業では、二度目の5人のうち、2人は一度目に書けなかった生徒が書いた。

15 同様に、どんどん読ませる。5人目を黒板前で読ませて採点。
 (正解実例=少し変だが時間が来た。全員に視写させた)
   ルロイがわたしと昔の天使園の様子を話す話(20字)  
 (困った実例)
   ルロイが天使園ですごした日々はわたしの話(20字)

■5月6日握手5・あらすじ
(1)『握手』の「あらすじ」を書く
困った例が出る時ほどおもしろい。どう直すか全員で検討すればよい。
だが、ちょうど時間が来たので「困ったね」で終わり。

※キーワード1個を3点とし、3個入っていれば、9点。
 さらに、字数が収まり言葉がおかしくなければ1点追加して10点。
 キーワードが2個のあらすじなら、3×2=6と、字数1点と、言葉2点。
 のように、事前にはっきり決めておき、サッと採点する。

※ためらわないことが大事だ。
 「採点は間違ってもよい。どんどん点数をつければよい」
 「採点の仕方は、数をこなすうち、正確で早くなる。ためらわないことだ」

 と習った。
 そのとおりだと思う。
 教師がもたもた自信なさそうに迷うと、生徒が混乱する。
 「授業中の個別評価は、生徒に考える暇を与えず、どんどん行なう」
 「誰は」で始めて「話」で終わり、下に「字数」を書かせる。
 一年間、一貫してこのやり方で通す。

★本当は、正解例のあらすじは正解ではないと思う。
 「思い出話をする話」か「ルロイが別れを伝えに来る話か」か。
 後者だと思う。生徒に話し合わせたかった。

 だが、中学入学以来、あらすじを書く最初の授業であった。
 2度繰り返して、5人ずつ板書させ、採点してみせた。
 時間が来た。
 今回はこれでよしとした。

(2)授業評価票

■5月10日握手6・わたし・上野
(1)教科書音読
   丸つけコンビ交代読み。
(2)発問
 1 「わたし、についてわかることを三つ書きなさい」
 2 「一段落。上野で会ったとありますが、なぜ他の町でなく上野なのですか。
   理由を20字以内で書いて持ってきなさい」


■5月11日握手7・見せしめ
(1)教科書音読
  全員一斉1分間音読。その後、丸つけコンビでほめたたえ合わせる。

(2)発問
  発問の前には必ずその部分か段落を、ひとりに音読させる。
  該当する語句に線を引かせる。

1 「ルロイはどこの国の人ですか」
  カナダ。

2 「六段落。こんなうわさ、とあります。
   そのあとに色々と書いてありますが、
   うわさの中で最も重要なことを一つ探しなさい。20字以内です」

 心の底では日本人を憎んでいる

「本当に憎んでいるのですか?」
「いない」

 そうでなければ、孤児院で日本人の子どもを育てたりはしない。

3 「六段落。見せしめ、とありますが「誰へ」の「何のため」の見せしめですか。
   書いて持ってきなさい」


 これは意外なことに、おもしろかった。
 ただし、教科書に明記されていない。推測である。
 文意からの推測も大事だと、野口芳宏先生は言っている。
 「見当をつけるのだ」
 とDVDで確かおっしゃっていた。
 ノートの答えは、ルロイ自身に対する「見せしめ」だというのが多い。
 答えは言わず、見た印の丸をつけてどんどん返す。戻って相談させる。

4「見せしめとは、どういうことですか」
 「たとえば、Hyokoが漢字テストでミスをしました。
  Cさんが怒って僕を廊下に連れ出し、見えない所でぶっとばしました。(笑)
  見せしめになりますか?」
 「ならない」
 「ルロイは何をしたのですか」

 (生徒数人答える)

 「そうです。だから監督官はルロイの指をつぶしたのです。誰に対する見せしめですか」
 (生徒答える)
 「そうです。では、何のための見せしめですか。もう一度書いて持ってきなさい」

これで解決した。

■5月13日握手8・戦勝国など
(1)発問
「六段落。書いてありませんが、戦勝国とある戦争は何のことですか」
 「戦勝国と敗戦国とはどこの国ですか」


 どこが勝ち、敗けたか意外と知らない。
 ルロイはカナダ人で敗戦国の人間だと書いてある。
 これくらい中学三年で知らないのはかなりまずいよ、と言う。
 ついでに、ドイツとイタリアの独裁者の名を訊き教える。けっこう知らない。
 関連して『夜と霧』のことを少し話したら、ものすごく興味を示す。
 必ず買うという生徒が数名いた。

「十六段落。何だか変だった、とありますが最初に変だと思ったのは何段落ですか」

 ルロイは自分の寿命を知っていたと思うか、と聞くと、知っていたと思う、と言う。
 理由も尋ねた。

「八段落。日本人を代表してものを言う、とありますが、
  わたしのどのセリフのことを指していますか。線を引きなさい」


4 「十六段落。なんだか変だった、とありますが、
   それより前に最初に変だと思ったのは、何段落ですか」


5 「ルロイは自分の寿命を知っていたと思いますか」
 知っていた、と言う。
 理由も尋ねた。

(2)テスト範囲漢字少し
(3)授業評価票
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中学国語授業記録・にじの見える橋2011

2015-04-16 22:37:37 | 中高国語など指導案
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2015-04-16up
中学国語授業記録・にじの見える橋2011

●4月25日「にじの見える橋」・1時
(1)第一週目の授業感想をまとめたプリントを配る。
(2)指なぞりプリント2回目。5問。
(3)教科書「にじの見える橋」読み聞かせ。
(4)文章評価 1うまさ 2興味 3知識 Aランクだけ挙手させて確認。
(5)段落番号を振らせる。
(6)始めから「追い読み」。
(7)丸つけコンビ一文交替読み。
(8)各自スーパー速読み。
(9)授業評価票。

●5月6日「にじの見える橋」・2時
(1)教科書音読
1 追い読み。

2 続きを、丸つけコンビ1分交代読み。2回。4分間。

3 一人一文読み。全員回るまで。

(2)話者とは
いつも通り「吾輩は猫である」でサッと説明。
「『にじの見える橋』の話者は誰ですか?」

(3)登場人物
「登場人物をノートに書きなさい」
誰々は?などと聞くが「それを自分で考えなさい」と答える。
サッと発表させて板書。間違いを消させてまとめる。3人(ここには書かない)

(4)主役と対役
「主役は誰ですか」
ノートに書かせる。
「主役の次に大事な人は誰ですか」
子ども、多数。友達、三人挙手。
「もう一度訊きます。主役の心に最も大きな影響を与えるのは誰ですか」
それでも割れる。
「友達、です」
サッと書いて終える。

(5)授業評価票

●5月9日「にじの見える橋」・3時
(1)熟字訓フラッシュ

(2)指なぞり写し書き

(3)丸つけコンビ1分交代読み
1回。2分間。

(4)あらすじとは
1 「ドラえもんはすべて同じあらすじです。どんな話ですか」
・ドラえもんがのび太を助ける話(14字)
・ドラえもんが道具を使いのび太を助ける話(19字)
※初めわざと短く言わせて「足りないからつけ足しなさい」と言う。
※「なん文字以内で書きなさい、という問題のときこうやって作るのです」

2 桃太郎の作り話を聞かせてお腹が痛くなるまで大笑い。

3 桃太郎のあらすじをサッと作る。
・桃太郎が鬼退治をする話(11字)
※同様に6字つけ足しさせる。ここには書かない。


●5月9日「にじの見える橋」・4時
(1)あらすじとは・続き
※「消しゴムを使ってはいけません。線で上から消して横に書き直しなさい」
 「消しゴムで消すと、一度考えた思考が消えてしまいます」
 「国語の時間だけ。消しゴムを使うと頭が良くなりません」

※あらすじはサッサと終わる。今年の1年生はわかりが早いか、僕の説明が簡潔になったか。

(2)授業評価票


●5月10日「にじの見える橋」・5時
(1)漢字テスト

(2)教科書音読
「起立。前向いて読んで、チェンジ!で廊下、チェンジでうしろ、チェンジで窓、
 チェンジで前向いて読む。途中で最後まで読めたら座りなさい。ヨーイ始め!」
 20秒ごとに「チェンジ!」

一人が最後まで読んだ。周りはびっくり。
一人が育つと、周りが引っぱられる。

(次の授業では10人以上終わった。でも、チェンジを25秒くらいかけた)
(できるようになった気にさせるのも手)


●5月11日「にじの見える橋」・6時
(1)熟字訓フラッシュ

(2)指なぞり写し書き

(3)発問
1「雨は自分の上にばかり…気がする。これは比喩です。どんなことを言っていますか」
「ノートに書いて持ってきなさい」
※発問の前には、その部分の、何文か一段落かを一人に音読させる。
※教科書の該当部分に線を引かせる。それから発問。
※いいこと? 嫌なこと? とヒント。
※ノートに丸つけて返す。何人か発表させて板書を視写。

2「もっとずぶぬれに。これも比喩です。どんなことを言っていますか」
同様に。

3「思いがけない衝動とは何ですか」
衝動の意味を確認。自分でも思いがけず何かをしてしまうこと。
「この場合、少年が思わずしてしまおうとしたことは何ですか」
ノートに書いて持ってこさせる。
これはけっこう難問で、色々な答えが出て面白かった。
今年の1年生は難問を出すと喜ぶ。できなくいとくやしがる。楽しい。

4「少年の意図、とはどんなことですか」
※「どんなこと、と訊かれたら?」「こと、と答える」と教える。

(4)授業評価票
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「明日・谷川俊太郎」24行暗記指導のコツ

2015-04-15 22:49:12 | 中高国語など指導案
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2015-04-15
「明日・谷川俊太郎」24行暗記指導のコツ

■覚えさせ方・一行だけチェック■
0 音読練習は様々に十回近く済んでいる。

1 行の上に番号を書かせる。(六連、24行ある)

2 「題名と、1行目だけテストします。
   明日 谷川俊太郎 ひとつの小さな約束があるといい
   言えたら合格、座る。
   全員回ったら、二回目は、題名・1行目・2行目だけテスト」


3 「一列目、起立、はい(と一人目を手で指す)(言う)」
  「合格。座る。次、はい(以下同じ)(二列目を起立させる)」

4 名前も呼ばない。間を開けずどんどん座らせていく。
  他の生徒には、コソコソ声出して覚えていなさい、と指示する。

5 二巡目は、2行目まででなく、3行から10行位まで暗唱する生徒が出る。
  周りは聞いていて、どんどん先まで覚えていく。

6 「一行ずつ増やすだけでいいんですよ」
  と言いながら、8行言えたら「8行まで合格です」と大きく言う。

7 二巡だけして、コンビで一度ずつできるところまで言わせて練習終わり。

8 翌日もう一度練習させて、発問授業をして、翌々日にテスト本番。

9 このあとで詩を、ノートに全文視写。
  (最後まで写せたのは数人。持ってこさせて花丸。
   何人も、休み時間になっても写していた)

■授業感想■
[一行だけチェック前日]
1 詩の暗記できないかも・・・頑張って覚えます。
2 覚えられるか不安だけど、しっかり覚えて24行を完ペキにしたいです。

[一行だけチェックの日]
1 覚える方法がスゴイ良かった!!
2 ノートに書くのは大変だったけれど、練習の時間をたくさんとってくれたのでよかった。
3 暗記するときのやり方がよくておぼえやすい!
  テスト勉強でも、このやり方をためしたいです。
4 頑張れば、24番まで覚えれそう!
  よく詩を見れば、意外と決まりがあって、覚えやすい!
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全員かまきりになった音読テスト

2015-04-15 22:18:38 | 中高国語など指導案
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2015-04-15
「おれはかまきり」音読テストと感想
■音読テスト方法■
1 読み方の見本を聞かせる。
  文章再現不能だが、とにかく男の超強くて悪そうなかまきりになり切る。

2 何度か練習させる。

3 テスト予告と評価段階提示。Cもう一歩BふつうAとてもうまい
  「AAは、他と違う何か工夫をしたとき出るかも」

4 コンビで交代に模擬テスト二回ずつ。

5 本番=起立・「よーい。はいっ」・読む・即評価「A!拍手!次起立」

6 「さあ、最後の一人。プレッシャーかかるから最初の人と同じくらい大きい拍手」
  「え、最後先生読んで」
  「そうか。そうだな。じゃあ、Cさん最後じゃないから気楽にどうぞ」


7 終わった瞬間、私がカマを振りかざし「シャーッ!」と何度か風を切り、
  何度かカマを振り回し、最後はくるりと回ってポーズする。

8 「じゃあ、最後にテストよりもっとうまくなるようにもう一回。
   コンビニ向かって、全員同時に思い切り読む。スタート」

  爆発的な大音量に、シャーッ、シャーッと風をきる音が混じる。
  (音読や暗唱テストのあとはこれが大事。生徒は気持ちがスーッとして落ち着く)

■授業感想■
1 今日の授業は人生にない国語でした。
  先生の音読すごくおもしろかったです サイコー
2 先生の音読メチャクチャおもしろかったです!
3 かまきりの詩、めっちゃたのしかったです!
  さいしょはきんちょうしたけど、みんなのを聞いて、きんちょうがとけました。
4 本当にすごく楽しかった。
  みんなの声や名前も分かった。 みんなよかった。
5 最初は読むのをきんちょうしました。
  そして、前の子がトリプルAだったので、もっときんちょうしましたが、
  いい点だったのでうれしかったです。

6 先生がかまきりの詩を読んだとき、すごくおもしろくて
  笑い泣きしてしまいそうでした。
7 発表ははずかしかったけど楽しかったです。
  先生の最後のしめは すごーーーくおもしろかったです。
8 先生の「シャー」が最強におもしろかったです。
  おかげで国語が好きになりました。
9 すっごくきんちょうしました!!
  でも楽しかったです❤
10 ドキドキしたけど、やってる時はきんちょうしなかった。

11 緊張した!!
12 たのしかったです。本当にきんちょうしました。
  先生がさいごにたのしくやってくれましたが
  でも本当にきんちょうしました。
  だけどなんかきもちいいです。
13 一人ずつテストをやった!
  すごくはずかしかったけど上手にできたのでよかったです。
14 今日だけは(授業評価票を)「✕やっと終わった」にしました。
  でもじゅぎょうがつまらないと言うことではなく、
  テストできんちょうしたからです。
15 楽しかったけどきんちょうしたので「✕」にしました。
  楽しさ的には「○」です!


4番「みんなの声や名前も分かった」ということは……
もう十日間もたったのに……(授業は三日目)
分かっていたが、もし同じ状況のかたがいたら大至急ばん回を。

たぶん一人ずつ、全員に聞かれるテストを受けたことがないのだ。
小学校で。
緊張は、息づかいに表れて、生徒全員の心を打った。
緊張が、力を伸ばす。

トリプルAが三人出た。すごかった。
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良かったですね、と生徒が

2015-04-14 21:18:19 | 2015年度雑記
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2015-04-14
中学二年生が静かに訊いた。
「先生、今年一年生持てたんですか」

「え。何で?感想用紙に書いてあるけど。何で?」

生徒はもっと静かにもう一度訊いた。
「持てたんですか?」

「持てたよ」

「良かったですね」

「え。あぁ……。ありがとう」

一晩考えて何となく意味がわかったような気がして少し涙が出た。
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四月最初の授業を制した

2015-04-13 22:25:45 | 中高国語など指導案
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2015-04-13up
四月最初の授業を制した

[中学1年生]初対面『うとてとこ』
(1)生徒が座る。挨拶はさせない。黙って全員を見続ける。
(2)氏名を言い、板書する。
(3)二つの話をする。
   ①クラスはチームだ。プラス発言をしろ。
   ②耳で覚えろ。ほとんどの動物は耳のほうが発達している。
(4)教科書記名全員確認。ノート用意説明・ファイル用意説明。
(5)『うとてとこ』授業。
(6)授業感想票記入。
■中学1年生感想抄■
1 いままでやってきた国語の授業よりも数倍楽しかった。
  傭兵先生の授業がわかりやすかった。
2 今までにないすごく楽しい授業です。
3 すごく楽しい国語の授業でした。
4 変顔が面白かったのでまたやってください。
5 とても楽しかった!あっちむいてホイをやっていいチームに近づけた気がする。
  次の授業が楽しみです。
6 先生の話がおもしろく楽しかったです。
7 時間を忘れて、あれ?もう終わり?って感じでした。
8 すごく楽しかった。
  うとうとうとうと、など言い方の違いで意味がかわる。面白かったです。
  これからも、チームワークを大切にしたいです。
9 とても授業が楽しかったです。詩もおもしろかったです。
10 すごく楽しかったです!!
  あっというまに時間がすぎちゃいました。
11 最初は怖い先生だと思っていたけどけっこう楽しかったです。

[中学2年生]持ち上がり・クラス替え有り『早口言葉テスト』
(0)廊下で去年の2年生、1年生がワイワイ話しかけてくれる。
(1)生徒が座る。挨拶はさせない。黙って全員を見続ける。
(2)氏名を言い、板書する。
(3)三つの話をする。
   ①すべては今日から始まる。去年の失敗のことは全部忘れろ。
   ②クラスはチームだ。プラス発言をしろ。
   ③耳で覚えろ。ほとんどの動物は耳のほうが発達している。
(4)『早口言葉テスト』の授業。
   ブログ記事・四月最初の授業の始め方2015、と全く同じ方法。
   全員終了。
(5)教科書記名確認。ノートはほぼそろっている。ファイル用意の予告。
(6)授業感想票記入。
■中学2年生感想抄■
1 ぼくは初めて傭兵先生なのでしらないことがたくさんあります。
  先生のことをもっとしりたいと思いました。
2 また傭兵先生の授業を受けられうようになってよかったです。
3 傭兵先生になったのは初めてで 楽しくてビックリしました!
4 初めての授業だったけど 楽しくて分かりやすかった。
5 私は傭兵先生で逆に全然良かったです!!
6 今年も担当が先生でよかったと思っています。
7 おもしろいという話は聞いたのですが、想像通りおもしろかったです。

※4番・逆に、について
 授業の最後に、今年も傭兵で嫌だなという人もどうぞ乗り越えて下さい、と言ったから。
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職員会議で君だけ発言禁止と校長が言う公立が…

2015-04-13 21:43:34 | 2015年度雑記
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2015-04-13up
…あるらしい。
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