市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

ヤマイモドロボー

2016-02-18 16:39:53 | 山菜
 昨日、ホヲキノタ山を散策していたら、クサギの林の中で、人の気配があり、行って見たら、年寄り3人組がいた。何しているのか聞くと、山芋掘りだと。ここは私有地だけど知っているかと聞くと、返答無し。一人が、掘った穴は埋めておいたと言う。そういう問題じゃないというと、リーダーっぽい一人が、申し訳なかった。ごめんなさい。みんなも謝ろうと言い、頭を下げた。今後は止めるようにと言って、別れた。
 道具はツルハシなど、それなりの手慣れた道具を持参で、服装もカッパで、土だらけ。長いバッグにはいいサイズのヤマノイモが2本入っていた。
 問い詰めながら、この人たちも、山菜採りを楽しみにしているんだろうなと、思い、ヤマノイモを置いて行けとまでは言えなかった。

 別の場所を点検してみた。すると、2カ所、目印を見つけた。今の3人組の目印なのかは不明だけれど。
 

 一つ参考になったことがあった。目印の2カ所と、3人組が掘ったところ、いずれも、種付きのツルではないのだ。種が絡まっていると、わかりやすいので、ついその蔓を掘りたくなるけど、そうではなくて、種を付けない、太い蔓を秋に見つけて、目印をつけておくのだ。種を付けない方が、種に栄養を奪われないので、イモが大きく育つということを聞いたことがある。

 これから春になり、タラの芽、コゴミ、クサギ、ワラビ、と山菜シーズンに入る。盗人対策を考えねばまらない。

 
コメント
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