埼玉県児玉郡上里町五明地内の道路端に『五明水辺公園』(五明水辺いこいの場)があります。
ここには四阿が設けられて、13基からなる石仏群がありますが、近隣に点在していたものを集めたもので
しょう。これら石仏は文化財指定されているわけでもありませんし、一部欠損したり、台座しか残ってい
ないものもありますが、歴史を物語るものに間違いはありません。
この付近は館跡、廃寺、延喜式内社、古墳等を訪ねて何度も行き来していますので、この石仏群も幾度と
なく目にしておりましたが、いつも素通りでした。
実は、この石仏群の中に双体道祖神があると最近知ったものですからあらためて訪ねてみました。
「五明堰用水路の歴史」説明版
石仏群と花壇 この地区「中五明」の方たちが花壇の手入れをしているようです
分かる範囲で
①馬頭観音
②馬頭観音
③双体道祖神
④庚申供養塔
⑤庚申供養塔 日月 二鶏三猿
⑥庚申 日月
⑦庚申塔 裏に文政八年(1825)
⑧庚申塔 裏に安政七年(1860)春三月
⑨猿田彦大神
双体道祖神 銚子を持った女神が、盃を持った男神に酒を注いでいる微笑ましい姿
石仏群の背後を五明堰用水路があります
散策日:令和6年(2024)2月17日(土)