句 : もの言は 唇さむし 秋の風
(ものいえば くちびるさむし あきのかぜ)
出 典: 『芭蕉庵小文庫』 貞亨元年から元禄年間ではあるが作句年詳細が不明
所在地:埼玉県本庄市中央3丁目 安養院小倉家墓地
建立日:不詳
建立者:小倉紅於(本庄宿の旅籠「小倉屋」の主人)
※ 句碑には「もの言は・・・」の もの(物)の文字が見当たりません
「言は」は上部に刻まれていることから「もの」は初めから刻まれなかったのかも知れません?
句碑下部の「芭蕉坐像線刻」
小倉家墓地には、この芭蕉句碑を含め江戸時代の有名な文人墨客達の遺墨を刻んだ墓石が多く
所在し、「安養院小倉家の墓碑群」の名称で、本庄市の有形文化財(記念物)に指定されてい
ます。
安養寺の総門 奥に山門 その先に本堂
これらは「安養院本堂・山門及び総門」の名称で、本庄市の有形文化財(建築物)に指定され
ています。
散策日:令和3年(2021)10月16日(土)