四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

講座「板碑の出現と展開」

2023年03月20日 | 講演会・講座


「下里・青山板碑製作遺跡」普及・啓発講座
演 題「板碑の出現と展開」
講 師:磯野 治司 氏 (下里・青山板碑製作遺跡調査指導委員会委員) 
日 時:令和5年(2023)3月19日(日) 13:30~15:30 
場 所:小川町立図書館 視聴覚ホール
主 催:小川町教育委員会

を聴講してきました。

国指定史跡「下里・青山板碑製作遺跡」の普及・啓発事業の一環として、板碑製作遺跡や板碑に関
連した講座で、今回は、
 1 はじめに 
 2 板碑は何から生まれたか
 3 日本最古の板碑を探る
 4 初期の板碑はどのようにつくられたか
 5 板碑はどのように立っていたか
 6 板碑はどのように造られ、流通したのか
について、多数の写真を交えて説明をしていただきました。




国指定史跡「下里・青山板碑製作遺跡」(埼玉県小川町)と講座資料

聴講日:令和5年(2023)3月19日(日)

西光寺の「枝垂桜」と「カタクリの花」 そして・・・

2023年03月19日 | 花・鳥・風景


枝垂桜とカタクリの花で知られる西光寺【通称:大寺】(埼玉県小川町小川)
その枝垂桜とカタクリの花が咲いたようでしたので行ってきました。

この鐘楼門は元々このお寺にあったものではなく、町中の六斎市の入り口にあったもののようで、
いつの事かはわかりませんがここに移築されたとのことです。












以前はもっと大きな(高い)木でしたが、上の方が切られてしまい今はこの大きさになってしまい
ました。








本堂脇の枝垂桜です




「花手水」 いつから始めたのでしょうか?
あちらこちらで「花手水」を始めていますが、ついにここにまで波及したようです。








椿の木があちらこちらに植えられています。










カタクリの群生地














本堂とカタクリ群生地との間にある沼です




沼畔の桜も咲いています




マンサク




最後はお寺らしく「ザゼンソウ」の写真で・・・

散策日:令和5年(2023)3月16日(木)

寄居町・天沼公園の桜

2023年03月16日 | 花・鳥・風景


桜の名所というわけでありませんが「寄居駅」の近くにある『天沼公園』が咲いたとの情報が
寄居町のホームページにありましたので行ってきました。




公園と言っても天沼陸橋の下にある小さな公園ですが、遊具やトイレがあり、よく整備されたてい
ます。




桜の木の数は10数本でしょうか。写真右側を走っている線路は【東武東上線】




こちらの左側にある線路は【JR八高線】と【秩父鉄道】




『大漁桜』の表示がありました
大漁桜(たいりょうざくら)。サクラの園芸品種。花は淡紅紫色の一重咲きです。早咲です。










大漁桜の隣にあるのは『マメザクラ』
豆桜(マメザクラ)。富士箱根地方に多い落葉樹。花は下向きにつき、白色-淡紅色の5弁花です。






表示がありませんでしたので何という桜かは?








東武東上線の線路際にあるこの桜は『サクラ 仁科乙女』
仁科乙女(にしなおとめ)。サクラの園芸品種。花は淡紅紫色の一重咲きです。春と秋に開花し、温室
栽培で四季咲です。










散策日:令和5年(2023)3月15日(水)

テーマ展 埼玉の遺跡「東松山市反町遺跡 ー時代を彩る職人のムラー 」

2023年03月14日 | 企画展・見学会


令和4年度テーマ展 埼玉の遺跡
  東松山市反町遺跡 ー時代を彩る職人のムラー

会期:令和5年2月25日(土)~5月28日(日)
会場:埼玉県立さきたま史跡の博物館 企画展示室(行田市埼玉4834)
主催:埼玉県立さきたま史跡の博物館
共催:東松山市教育委員会

を観覧してきました。




会場の企画展示室




プロローグ「先史時代の反町遺跡」

※反町遺跡の所在地は 埼玉県東松山市大字高坂257番地他・・・現・あずま町4-3他
 東松山市の南部、高坂台地と東松山台地の間の低地、都幾川右岸に立地





遺跡位置図  遺構配置図

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展示構成は
 Ⅰ 弥生時代の反町遺跡
 Ⅱ 古墳時代の反町遺跡① ー県内最大規模の集落ー
 Ⅲ 古墳時代の反町遺跡② ー集落から墓域へー
 Ⅳ 古代の河川祭祀
 Ⅴ 古代・中世の反町遺跡
となっています。これらの中から何点か載せておきます。
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【 Ⅰ 弥生時代の反町遺跡】 弥生時代の土器




【 Ⅱ 古墳時代の反町遺跡① ー県内最大規模の集落ー】 古墳時代前期の土器のうちの
  『外来系土器』




『外来系土器』のうちの「装飾器台(北陸系)」




『玉作りの工房』




反町遺跡出土の玉類




『木製品』




「臼」 古墳時代前期




【 Ⅲ 古墳時代の反町遺跡② ー集落から墓域へー】 古墳時代中期の土器




「円筒埴輪」・「人物埴輪」




「壺」




【 Ⅳ 古代の河川祭祀】 出土品




『第1号祭祀跡の出土状況』
※ここに説明されている「神矢」及び「弓」と墨書されている須恵器の碗、更に「雁俣鏃(かり
またぞく)」のことについては、平成31年(2019)1月に開催された【ほるたま考古学セミナー
「スポーツと考古学」】(主催:公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団)の講座で知り。写
真では見ておりましたが実物をみることができたことは有意義でした。





須恵器 碗  「神矢」と墨書されている




須恵器 坏  「弓」と墨書されている




「雁俣鏃(かりまたぞく)」




【 Ⅴ 古代・中世の反町遺跡】
 中世 第36号溝跡出土「金銅製花瓶」




中世 第36号溝跡出土「籠」(写真)




展示室の状況の一部




エピローグ「現在の反町遺跡」




反町遺跡の現在は『ピオニウォーク東松山』(アピタ)という大型モール型ショッピングセンター
を中心にして周囲は電機店、本屋、ホームセンター等が並ぶ商業地域となっています。
この写真は、アピタと電機店を結ぶ連絡橋から撮ったものですが、この下に反町遺跡があるのだと
思うと感慨深いものがあります。

見学日:令和5年(2023)3月11日(土)

埼玉古墳群と梅の花

2023年03月13日 | 花・鳥・風景




シンポジウム「特別史跡埼玉古墳群のこれから」聴講のための会場入り前のわずかな時間を利用
して埼玉古墳群をほんの少しだけ歩いてみました。
丸墓山古墳を入れて梅の花を・・・桜の開花まではまだ日があるようで




埼玉県立さきたま史跡の博物館前の移築民家の庭から梅の花越しに瓦塚古墳を・・・




移築民家の庭の池の端の梅の花

撮影日:令和5年(2023)3月11日(土)

シンポジウム「 特別史跡 埼玉古墳群のこれから」

2023年03月11日 | 講演会・講座


令和4年度シンポジウム
  「特別史跡 埼玉古墳群のこれから」
日時:令和5年(2023)3月11日(土)13:00~17:100 (開場 12:00)
会場:行田市教育文化センター 「みらい」文化ホール (埼玉県行田市佐間)
主催:埼玉県立さきたま史跡の博物館
共催:行田市教育委員会

を聴講してきました。

【内容】
 ◇主催者あいさつ
     栗岡眞理子 氏(埼玉県立さきたま史跡の博物館長)
 ◇「特別史跡埼玉古墳群-最新の発掘調査と史蹟整備ー」
     宮原 正樹 氏(埼玉県立さきたま史跡の博物館学芸員)
 ◇「古代史研究と埼玉古墳群」
     佐藤 信 氏(東京大学名誉教授)
 ◇「埼玉村古墳群から埼玉古墳群へ」
     関 義則 氏 (元埼玉県立さきたま史跡の博物館長)
 ◇「国指定史跡から特別史跡へ 
        持続可能な特別史跡埼玉古墳群について考える」
     禰宜田佳男 氏(大阪府立弥生文化博物館長)
  ◇総合討議「 特別史跡埼玉古墳群のこれから」
     司会:栗岡眞理子 氏
  パネリスト:関 義則 氏
        佐藤 信 氏
        禰宜田佳男 氏
        中島 洋一 氏(行田市文化財保護課長)
 ◇閉会の辞
     小池 義憲 氏(行田市教育委員会教育部長)
    
史趾埼玉古墳群は、令和2年(2020)3月10日に令和になって最初、埼玉県にあって初めての特別
史跡に指定されました。
昭和13年(1938)に「埼玉村古墳群」(北埼玉郡埼玉村)の名称で国史跡となりましたが、その
後の昭和29年行田市との合併で行田市埼玉になったことから昭和32年(1957)に「埼玉村古墳群」
から「埼玉古墳群」と名称が変更になり現在に至っております。
上記の通り特別史跡となったこの埼玉古墳群が現在に至るまでの経緯、更に埼玉古墳群のこれから
を考えるという大変勉強になる講師の先生方のお話でした。




丸墓山古墳手前の石田堤趾脇に建立されている『史蹟 埼玉村古墳群】標柱(昭和14年)




鉄砲山古墳の後円部に建立されている『史蹟埼玉村古墳群】標柱(昭和26年)
側面に「鉄砲山古墳」と刻まれています




左:本シンポジウムのチラシ  右:資料集(頒布価格500円)

聴講日:令和5年(2023)3月11日(土)

侘助

2023年03月09日 | 花・鳥・風景


我が家の『侘助』がやっと一輪だけ咲きました。
40年以上も前になるでしょうか。近隣の園芸センターに寄ったところ、前々から気に入っていた
名である『侘助』の苗木を目にしたものですから買ってきて植えたものです。




まだ蕾のものが幾つかありますので、これらもそのうち咲いてくれるでしょう。




撮影日:令和5年(2023)3月9日(木)

早春の散歩道

2023年03月05日 | 花・鳥・風景


『早春の散歩道』などと付けたものの、今日あたりは「早春」と呼べるギリギリかもしれませんね。

時季ごとに行く特定の場所があります。春ですと梅の花の咲くところ。夏なら向日葵が咲いている
場所。秋は曼珠沙華の群生地といった具合にです。
しかし、いつの間にか伐採されていたり、太陽光発電のパネルが並んだ畑に変わっていたりなどと
毎年同じというわけにはいきません。
高台に咲く紅と白の梅の花。今年もやっと咲きました。




通りがかりなのか、この梅の花のことを知っていてわざわざ訪れたのかは分りませんが、写真を
撮っている人を良く見かけます。




ジョウビタキですね






なんという桜かはわかりませんが、毎年メジロが花びらを啄みに来ています。




満開にまだ至っておりませんでしたのでひと枝だけを




紅梅なのか白梅なのか微妙ですが、下の白梅と同じ畑に咲いています




ここの梅の花も毎年写真に収めています。

撮影日:令和5年(2023)3月5日(日)