第五章(11)
色即是空 空即是色 受想行識亦復如是
ワシ的訳。
「この世ってのはよ~、常に変わっているんだぜ。
何とかなる、と思えば、それっぽく変わるのさ。
お前ぇ次第で、身体や心の苦しみだって無くなるんだぜ。
大丈夫だぁ。」
ブッちゃん(仏陀)の伝法口調が大元だった。
飾りがないから、一見無愛想な口調だが優しい。
後に粗暴な言い方や振る舞いが「伝法」と勘違いされるが、
本来はブッちゃんがホンモノの法を伝えた口調なのだ。
(信用しないでね。ワシのブッちゃんのイメージなんだ)
「色即是空」を哲学や理論物理学などに当てはめるからズレる。
日常の暮らしから離れたら、経の存在理由は無い。
毎日必死に生活するモノ達に、真理や法をかまっているヒマはない。
真理や法則など、死んでから考えればいい。
生きている間は、楽になりたいのだ。
心経は暮らしに役立つ道標グッズなのだぜ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)