第六章(1)
舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減
また「舎利子」と呼びかけている。
さっき言ったばかりなのにね。
だから同じく「シャリープトラよ」と訳したら変だろ。
ブッちゃんはボケちゃったのか、と心配になる。
書いたゲンちゃん(玄奘)もボケたのかと・・・。
これが区切りの呼びかけの言葉なら
後半の「是大神呪・・・」の前にもあっていいはずだ。
これは心経だぜ。
単純に二度目も直訳していいわけないだろ。
心経はブッちゃんの伝法の場に同調しながら訳そうぜ。
最初は「お前ぇよ~」と話し言葉に切り替えた。
ここから更に細かい説明を話していくのだ。
特に「いいかげん(空)」がイマイチ解り難い。
聴衆(ケモノ、妖怪含む)に少し集中してもらいたい。
だから二度目の「舎利子」は注意事項の言葉なのだ。
「よ~く耳かっぽじいて、聞けよな~」となる。
現代では
「携帯をマナーモードに」
「お隣とのお喋りはご遠慮を」
「バリバリとセンベイ食うな」
みたいなものかなぁ・・・
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)