第六章(8)
舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減
「汚れと清浄」の例えは他を含む。
「正と誤」「光と闇」「真と偽」などだ。
どれも勝手に主張するモノだ。
自分は正義(そっちは間違いだ)
私は光(相手は闇)
俺こそ、本物(あとは偽物)
「生と滅」「増と減」は客観的に認められる。
「正誤」や「真偽」などは主張方向の違いだ。
自分(達)の主張を相手に押し付ける。
それが・・・争いの元となる。
個人的には言い争いになる。
組織や国家的になると、争いは大規模になる。
戦争はいつでも、双方が「正義の戦い」をする。
だから戦争を肯定する。
しかも、生真面目だと攻撃も過激になる。
正しいのは自分だから、相手に容赦しない。
今も世界中で戦争がある・・・酷ぇなぁ・・・
だから宗教組織もゴマンと出来る・・・。
「我が宗教こそ、唯一、真なり~」
真が、ゴマンと増える。
宗教組織は独善組織なんだぜ。
(ワシの独善なんて可愛いもんだ)
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