第七章(3)
是故空中無色 無受想行識
「不」を否定語にしない。
「~もあるよ」という訳し方。
「不良」という言葉。
「悪いヤツ」と否定するよりも、
「良い事もあるよ」「良い子でもあるよ」
という理解の方法だ。
可能性はいつでもある。
決めつけない観方。
この方が深く観ていることがわかる。
否定より肯定の方が深いのだ。
肯定の意味での「不」の使い方もあるのだ。
そのまま「~にあらず」では、そこでストップする。
「無」も単純に「無い」と訳したら心経が薄くなる。
否定しない訳にするのがポイントだ。
同時にブッちゃんやゲンちゃんの深い教えでもある。
「いろいろな事があるけど、否定すんなよなぁ。
否定すれば、ツマラン人生になるぞ」
心経って・・・優しいから深いのだ。
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