ある気功師・220
次第に気づく事がある。
治す事の認識の違いだ。
私は病を消す事が治す事だと思っていた。
依頼者も同じ思いだ。
だが実際は症状の有無だ。
病は本人にとって、症状があるかどうかで判断する。
その症状が厳しければ、より病を治そうとする。
痛い、辛い、苦しいからだ。
治る過程で、症状が軽くなる、薄くなる。
やがて、症状は消えてくる。
だが、病が消えたわけではないのだ。
私の感覚では未だ病の塊を感じている。
だからキチンと治そうとする。
依頼者は症状が消えているので、困らない。
更なる治療の必要性を感じられないのだ。
そして、治療は終わりとしてしまう。
私と依頼者の認識はズレたまま・・・
(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
ブログだけなら楽天「水上陽平の独善世界」検索が読みやすい)